課題曲で豊かな「音楽体験」を

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2010/03/05

100305top.jpg「参加者が課題曲CDそっくりの演奏をして困る」とお聞きすることがあります。ピアニストたるもの楽譜を読み解き、自分の解釈でアピールすべき、というお考えだと思います。

しかしピアノを習い始めの子は、アウトプットできるほどの音楽体験を積んでいません。ですから最初は積極的に模倣させて良いと思います。繰り返し練習するうちに個性が育ち、いずれ模倣から脱していきます。

いっぽう学習の早い時期から、曲に対するイマジネーションを広げることも大切です。そこで「オーケストラ伴奏CD」を作りました。1曲あたり2種類の編曲、3種類の速度から選べ、確実に「音楽体験」が増やせます。

CD制作には相当な労力がかかりましたが、A2級、A1級を中心に15曲収録できたのは、作曲家のご協力はもちろん、多くの方々がピティナにご参加されているからです。

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