出演者インタビュー:谷 昂登さん(特級[銅賞])

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2021/03/17
◆ 第1部・第2部
谷 昂登
特級[銅賞]
顔写真
この1年はどのような1年でしたか。

コロナウィルス感染拡大によって今までの生活とは一変しましたが、その中で自分が成長するためにできることをしっかりやっていこうということで、自粛などによってできた時間を有効に活用するようにし今まで以上に音楽と向き合い、深く勉強することのできた一年となりました。

演奏曲について(第1部)

今回、スクリャービンの作品を演奏するのは僕にとって初めてです。スクリャービンを聴いていくうちに独特の色彩感の変化にすごく興味をもちました。「幻想曲」は技術的にもとても難しい曲ですが、その中で細部に渡って変化していく色合いが表現できたらと思います。そして魅力的なメロディーにも注目していただければと思います。

演奏曲について(第2部)

ラフマニノフの重厚な和音の連なり、深みのある音楽を二台ピアノでソロの時よりも拡大し、より複雑で大きな音楽を楽しんで聴いていただきたいです。その中でもお互いの違った歌心が交錯していく場面にも注目していただければと思います。

コンサートへの意気ごみ・お聴きになる方へのメッセージ(第1部)

今回、このような素晴らしい舞台で演奏する機会をいただくことができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。色彩感豊かで幻想的なものを表現したいと思います。ぜひお聴きください。

コンサートへの意気ごみ・お聴きになる方へのメッセージ(第2部)

特級ファイナリスト4人が第2部で二台ピアノを演奏する素敵な企画、そして同年代の森本君と一緒にラフマニノフの曲を演奏できる機会ができたことを本当に嬉しく思っています。二台ピアノを通して、森本君の音楽からも力をもらい吸収しながら音楽を創り上げていきたいと思います。

この舞台を経て、10年後、あなたはどんな人になっていると思いますか。また、どんな人になっていたいと思いますか。

色々な音楽を聞き、本を読み、建築物、自然に触れながら、多方面から吸収し、人間的にも深みのある演奏家になっていたいと思っています。

コンペティションついて
初めてのコンペティション(または舞台)はいつどこで?きっかけ、思い出は?

僕が初めてコンクールに出たのは年少の頃で「中津アンディムジークコンクール」でした。年中の時には50cm近く身長差のある兄と連弾で出場したのが思い出深いです。

コンペティションにまつわる、一番印象に残っている場面・思い出は?

小学校5年生の時にJr.G級を受けた際の思い出です。
その時の全国決勝大会で弾いた曲が「プロコフィエフ:束の間の幻影」でした。1番の冒頭の和音のバランスを考えるのに一日中こだわったこともありました。その時から、すごく音楽の奥深さに気付かされました。

ピティナ・ピアノコンペティションでの思い出の課題曲は?

B級課題曲「あきらめ」という曲です。その頃から悲しい曲、歌う曲が好きでした。

練習の際に心がけていることは?

自分の音をよく聴き、歌っていくこと。

一問一答コーナー
マイブームは?

野球観戦

好きな食べ物・料理は?

ぶどう

好きな動物は?

ペンギン

好きな季節は?

無人島に持っていく音楽・楽譜

バッハ:平均律全曲

コンサート詳細
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