【公開録音】未開の音楽史─ アントン・ルビンシテイン生誕190年 1829-1894《バースデー・コンサート》

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2019/09/05
公開録音コンサート
未開の音楽史 ─ アントン・ルビンシテイン生誕190年 1829-1894《バースデー・コンサート》
A.Rubinstein
2019.1128日(木) 19:00開演(18:30開場)
金澤 攝 Piano:Osamu Kanazawa
東音ホール(東京・巣鴨/アクセス
入場料:後払い方式
Message
アントン・ルビンシテインがもたらした、19世紀ロシア音楽界・ピアノ界への寄与は計り知れない。チャイコフスキーもラフマニノフも、ルビンシテイン無くしては、あり得なかったのである。しかしながら、大ピアニストとしての録音が存在しないため、彼の演奏のインパクトがどれ程のものであったか、そのリアリティを実感できる人は今日殆ど存在しない。リストとは異なり、作曲家としてのルビンシテインの功績や価値が不当に一般化しなかった点も大きい。理由としては、余りに巨大なスケール感の再現が容易でなかったことが考えられる。今、改めてルビンシテイン後期の秀作2点を並べ、その創造的ピアニズムを偲ぶ。
2019.7.23 金澤攝
Program

アントン・ルビンシテイン:

  • 「6つのエチュード」Op.81
  • 「主題と変奏曲」Op.88
Profile
金澤攝 [Pf.]Osamu KANAZAWA /Pf.

作曲家、ピアニスト、音楽史研究家。15歳で渡仏、独学で作曲を修める傍ら、パリで多くの知られざる作曲家たちの作品に感銘を受ける。78年帰国。以来研鑽を重ね、現在約一千名ほどの音楽家を対象として調査、演奏を行っている。第7回ラ・ロシェル(メシアン)国際コンクール第2位(1位なし)、第1回現代音楽コンクール審査委員長(故・園田高弘)奨励賞、第3回村松賞大賞、金沢市文化活動賞、石川テレビ賞等を受賞。ピティナ公式Webサイトにて、著作「ピアノ・ブロッサム」「音楽における九星」「演奏とコンクール」を掲載。約140点の自作曲がある。著書に「失われた音楽」「表紙の音楽史・近代フランス編」

◆入場料:後払い方式

コンサート後に、好きな額を当日お配りする封筒にいれて頂きます。そのお金は演奏者ならびにピティナ・ピアノ曲事典への寄付金として大切に使わせて頂きます。規定の計算方法により過半(60%~場合によって全額)を演奏家にお渡しし、残りは本企画の調律費等に充てます。


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