【公開録音】ヒストリカル・シリーズ ピアノ・エチュード大観 -1830年代のパリ・エチュード出版史 Vol.4

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2019/05/17
公開録音コンサート
   ヒストリカル・シリーズ
ピアノ・エチュード大観── パリ、1830年代のパリ・エチュード出版史 Vol.4
<第5景>
アロイス・シュミット
8つのエチュード
F.A.Schmitt
<第6景>
ヨハン・ネポムク・フンメル
24のエチュード Op.125
J.N.Hummel
2019.918日(水) 19:00開演(18:30開場)
金澤 攝 Piano:Osamu N.Kanazawa
東音ホール(東京・巣鴨/アクセス
入場料:後払い方式
Message

ショパンのエチュードOp.10(1833)に次いで上梓されるのは、同年に刊行されたシュミット(10月)とフンメル(11月)のエチュード集である。既にピアノ界の重鎮となっていた彼らの作品は、厳格な古典様式を踏まえつつ、その中に未来への展望を伺わせる。とりわけフンメルは全調を網羅する晩年の力作で、周到な知的配慮がみられる。そこには青年たちの覇気とは対照的な、熟練と思索が結実している。

2019.5.14 金澤攝
Program
アロイス・シュミット
  • 8つのエチュード
ヨハン・ネポムク・フンメル
  • 24のエチュード Op.125
Profile
金澤攝 [Pf.]Osamu N. KANAZAWA /Pf.

作曲家、ピアニスト、研究家。1959年、石川県金沢生まれ。70年から74年までピアノを宮沢明子氏に師事。15歳で渡仏、パリに学ぶ。作曲を独学で学び、ピアノのレッスンに並行して広範囲にわたる作曲家の研究に取り組む。78年、知られざる名作を日本に紹介すべく帰国、研鑽を重ね、現在約一千程の音楽家を対象として研究、演奏を行っている。第7回ラ・ロシェル(メシアン)国際コンクール第2位(1位なし)、第1回現代音楽コンクール審査委員長(故・園田高弘)奨励賞、第3回村松賞大賞、金沢市文化活動賞、石川テレビ賞ほかを受賞。ピティナ公式Webサイトにて、著作「ピアノ・ブロッサム」「音楽における九星」を掲載。 

◆入場料:後払い方式

コンサート後に、好きな額を当日お配りする封筒にいれて頂きます。そのお金は演奏者ならびにピティナ・ピアノ曲事典への寄付金として大切に使わせて頂きます。規定の計算方法により過半(60%~場合によって全額)を演奏家にお渡しし、残りは本企画の調律費等に充てます。


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