【公開録音】未開の音楽史~続・1817年生まれの才人たち~ Vol.3、Vo.4

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2018/11/09
公開録音コンサート
未開の音楽史~続・1817年生まれの才人たち~
【Vol.3】
イグナス・テデスコ(1817~1882)
2019.17日(月)
19:15開演(19:00開場)

チェコの名手・テデスコの華々しく陶酔的なピアニズム。激しさと儚さが交錯する夢幻の音世界。

【Vol.4】
レオン・クロイツェル(1817~1868)
2019.123日(水)
19:15開演(19:00開場)

パリの著名評論家、レオン・クロイツェルが描いた衒学的な奇想。古典様式に息づく驚嘆のモダニズム。

金澤 攝 Piano:Osamu N.Kanazawa
東音ホール(東京・巣鴨/アクセス
入場料:後払い方式
Message
クラシック音楽は、時代を超えて伝えられてきた至高の名作である、などというのは歴史を調べた経験のない人の思い込みにすぎない。とりわけ20世紀の音楽産業・教育関係者による特定の作曲家や作品への極端な権威化・ブランド化は、結果的に歴史の隠蔽を生じ、その真実を明かす上で大きな障害となってきたのだった。人類の価値ある音楽遺産の9割以上は、未だ知られていないというのが私の実感である。これらをどう受け止め、位置づけていくのか。新たな音楽史の地平を拓く営みである。
2018.10.31 金澤攝
Program
◆ Vol.3(1/7公演)
  • チェコの歌によるカブリス・ド・コンセール Op.24
  • 3つのマズルカ Op.32
  • 3つのエチュード Op.46
  • マイヤーベーアの「予言者」による大幻想曲 Op.50
  • カリヨン Op.65
  • カーニヴァルの情景 Op.82
  • 夏の夜―6つの性格的小品 Op.86
◆ Vol.4(1/23公演)
  • 10のワルツと2つのエコセーズ Op.3
  • コザック風メヌエット Op.11
  • ソナタ―古い様式による Op.12
  • 体操―6つのエチュード
Profile
金澤攝 [Pf.]Osamu N.KANAZAWA /Pf.

作曲家、ピアニスト、研究家。1959年、石川県金沢生まれ。15歳で渡仏、パリに学ぶ。78年帰国、以来研鑽を重ね、現在約一千名の音楽家を対象として研究、演奏を行っている。第7回ラ・ロシェル(メシアン)国際コンクール第2位(1位なし)、第1回現代音楽コンクール審査委員長(故・園田高弘氏)奨励賞、第3回村松賞大賞、金沢市文化活動賞、石川テレビ賞ほかを受賞。ピティナ公式Webサイトにて、著作「ピアノ・ブロッサム」「音楽における九星」「演奏とコンクール」を掲載。

◆入場料:後払い方式

コンサート後に、好きな額を当日お配りする封筒にいれて頂きます。そのお金は演奏者ならびにピティナ・ピアノ曲事典への寄付金として大切に使わせて頂きます。規定の計算方法により過半(60%~場合によって全額)を演奏家にお渡しし、残りは本企画の調律費等に充てます。


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