10月7日（土）、茨城の市民ホールくきざきにて「ピティナ継続表彰記念コンサートin茨城」が無事に開催された。前日に近辺を通過した台風の影響で暴風雨に見舞われたとは思えないほど、当日は晴天に恵まれた。
今回の継続表彰記念コンサートは、全国生涯学習フェスティバルまなびピアとしての実施。まなびピアは毎年、文部省と地方自治体の共催のかたちで全国持ち回りで開催され、今年は茨城県内各所で様々な生涯学習イベントがとり行われた。 総勢74名の出演者は、茨城県内に在住で過去にピティナ・ピアノステップで継続表彰を受けたことのある方を対象に公募。その結果、継続回数が5回から50回にまでおよぶ幅広い参加者が集まった。出演者の中にはわずか5歳にも関わらず、既に10回表彰を超えるほどである。

演奏が始まると、それぞれの出演者が思い思いの演奏を披露。長く継続することが、技術や表現力などピアノ演奏の音楽性そのものを向上させていることを実感させられた。

「ピアノのステージは自分を表現する大切な場」「沢山の拍手を浴びて、またステージに参加したくなる」「ステージ経験を積むことでますますピアノを続けたくなる」と、どの出演者もステージの参加機会があれば、積極的に参加をしていることがうかがえた。茎崎での昼下がり、生涯学習フェスティバルに相応しいコンサートとして素晴らしい時間を過ごした。

参加者の皆さんより

◆2部14番：勝田紗緒梨さん／佳捺絵さん

4歳違いの二人が連弾に挑戦。今回の演奏のために歌劇「フィガロの結婚」を見て、みんな声が高くてびっくり。ピアノは音が綺麗だし、たくさん素敵な曲があるから大好きです。今度はかわいい曲に挑戦してみたいな。

◆1部5番：前田悠花さん

5回継続表彰。ピティナのコンペティションには今年で3年連続参加しています。今日はギロックの曲2曲を8歳とは思えない程とても表情豊かに演奏してくれました。来年もコンぺに参加します！　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◆2部5番：佐藤文香さん

年4回のペースでステージに。今年は毎年参加しているコンサートがなかった代わりにこの継続表彰コンサートに参加できて、いい記念になったようです。吹奏楽部ではクラリネットを担当。今年はピアノと部活と両方のコンクールを頑張りました！　　　　　

◆1部15番：奥俊雄さん

最初は遊び感覚で始めたピアノももう5年。とにかくステップが大好きで近隣のステップには全参加！ステージポイントは全てステップで獲得。部活のホッケーと両立させつつ、ピアノはこれからもずっと趣味で続けていきたいです。

◆2部16番：渡辺奈帆さんと日吉明美先生

どの子も自分を表現し、音楽的な演奏でした。長く継続することが、音楽の中身の全てをも向上させていると感じました。ピティナっ子はすごいですね！（日吉明美先生）

　　　　　　　　　
◆3部9番：宮本英恵さん

ピアノの練習は1日1?2時間。水泳、習字、英語…ピアノだけではなく沢山のことを続けています。今日はお友達も参加するので楽しみです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

当日の演奏プログラムはこちらから。

第1部のみなさん

第2部のみなさん

第3部のみなさんと運営スタッフ

開催を終えて… 水戸支部　嶋田　章人さんより
「まなびピア茨城２００６ピティナ継続表彰記念コンサートの打合せを６月初旬にし、８月より出演者募集を致しましたが当初の予想を大きく上回り、７４組７７名の申込を頂きました。本番前日に一部の方にリハーサルをして頂きましたが、台風の影響で大荒れの天候でしたので、リハーサルを欠席される方が多いのではと思っていましたが、大荒れの風雨の中、欠席者は殆どなく、皆さん熱心にリハーサルをされました。本番当日は出演者全員素晴らしい演奏され感動の２日間でした。」

次回のまなびピアは2007年度に岡山県での開催が決定している。