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    <title>ピアノステージ</title>
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    <title>Vol.13-3　ピアノのある生活（７）　中村香織さん</title>
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    <published>2010-10-07T06:13:00Z</published>
    <updated>2010-10-07T06:14:14Z</updated>

    <summary>前人未到の「ステージ100回継続表彰」を受賞し、ピアノの「継続は力なり」を見事に体現された中村さんに、100回の過程と飛躍を伺った。</summary>
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<div class="tb1"><div class="tb2">

<div class="right" style="width:206px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="中村香織さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-001.jpg" width="200" height="341" class="mt-image-none img" style="" /></span><br />100回表彰を受賞した中村香織さん。チーフアドバイザーの林苑子先生より、記念品と継続表彰賞状が贈られた。（2010年5月30日目白バロックステップ＠雑司ヶ谷音楽堂）<br /><br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-002.jpg" width="200" height="137" class="mt-image-none img" style="" /></span>
</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアノのある生活（７）　中村香織さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-title.png" width="406" height="57" class="mt-image-none" style="margin-bottom:15px;margin-top:10px;" /></span><br />


<p style="font-size:11pt;color:#666;">　2010年5月30日、目白バロック地区のステップの会場で、前人未到の「ステージ100回継続表彰」を受賞した中村香織さん。そして3ヶ月後、ピティナ・ピアノコンペティション グランミューズ部門A1カテゴリーにて、全国決勝大会第2位の快挙となった。<br />
　医師というハードな仕事をこなす中で、ピアノの「継続は力なり」を見事に体現された中村さんに、100回の過程と飛躍を伺った。</p>


</div>

<div class="tb3">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="「どこまで這い上がれるか」という挑戦" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-txt1.png" width="384" height="24" class="mt-image-none" style="margin:10px 0 20px;" /></span>

<p>　ステップ初参加は、3年間のブランクを経てピアノを再開した、2004年。緊張のあまり、本番での演奏は止まりまくり、同年のグランミューズ部門B1カテゴリーでは、2地区ともにあっけなく予選落ちだった。<br />
　「この3年間は、鬼のように仕事が忙しく、家にもろくに帰宅できない状態だったので、ピアノからまったく遠ざかっていたんです。その間に、自分はここまで落ちたのか、ここまで弾けなくなったのか...と、痛感。そこで落ち込むのは簡単だったのですが...、もう1度、どこまで這い上がれるか、やってみるか？と自分に問うた記憶があります」と振り返る。<br />
　以降、年間10&#65374;20回ものハイペースで、ステージ数を積み重ねてきた。週末のステップ参加が「日常」と化し、「私は"ステップ中毒"かも...」と笑顔で語る中村さんのピアノ生活は、8月のコンペティション終了とともに、次の1年のサイクルがはじまる。その最初のアクションが、「新曲物色」だ。</p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="1年のサイクル" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-txt2.gif" width="617" height="183" class="mt-image-none" style="margin-bottom:20px;" /></span>



<div class="t1">「1年後に8.8に届く曲」をステージで探し出す</div>

<p>　「点数だけが全てではないとはいえ、やはりコンペに参加するとなると、全国大会に届く目標としては8.8程度の点数を取らなければなりません。1年かけて、地区本選で8.8が出せる可能性がある曲、というのが1つの選曲におけるラインにしています。現在の私の技術力は、E級ぐらいのところにあると思っていますので、F、G、特級で頻出するような作品は、あえて今は選んでいません。」<br />
　20代前半まで、「明けても暮れても、ロマン派ばっかり弾いていた」という中村さんに、バロック、古典、近現代のレパートリーが全くなかった。この偏りを何とかしようと、25歳ごろから、まず古典に力を入れ、35歳ごろからはバロックと近現代に力を入れてきた。<br />
　「40歳を目前とした今、バロックや古典、近現代は自分にとって、むしろロマン派よりも大きな強みとなることがわかってきました。これからはむしろ積極的に、"かつての苦手分野"であったこれらの選曲を、積極的に取り入れて行きたいと思っています。」</p>



<div class="t1">ライブ音源と講評用紙をもとにレッスンで検証</div>


<div class="right" style="width:206px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-003.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none img" style="" /></span><br />秋山徹也先生のピアノレッスンで、講評用紙をもとにディスカッション<br /><br /><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="目白バロックステップでは、J.S.バッハの「パルティータ第４番よりアルマンド、クーラント」を、チェンバロとピアノで演奏された。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-004.jpg" width="200" height="134" class="mt-image-none img" style="" /></span><br />目白バロックステップでは、J.S.バッハの「パルティータ第４番よりアルマンド、クーラント」を、チェンバロとピアノで演奏された。
</div>


<p>　毎回のステージ経験を、次のステージに、どう活かし目標立てをしていくのだろうか。<br />
　「ステップでは、ほぼ毎回、自分のmp3レコーダーを回しています。翌週のレッスンで、このライブの音源を先生に聴いてもらいながら、講評用紙をまじまじと検証する、という作業が、最近のパターンですね。」</p>



<div class="t1">チェンバロとの出会い</div>

<p>　100回の中には、その後のピアノ演奏に大きな影響を与えるような、ステージ体験にも出会うこともあるだろう。中村さんにとって、2008年11月の美浜ステップでのチェンバロ初体験が、重要な転機になったという。<br />
　「ほんの冗談のつもりで参加したのですが、あれがミイラ取りになり、そのまま杉並ステップ、目白バロックステップへつながり、結局チェンバロを習う羽目になっていきました。バロック作品に力を入れ始めた時期に、自分の中でチェンバロという楽器が大きくクローズアップされ、ピアノ演奏にも大きく生かされています。」</p>


<div class="t1">耳の成長、精神の成長</div>

<div class="right" style="width:206px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2010年度ピティナ・ピアノコンペティション(A1カテゴリー) 全国決勝大会の演奏の様子＠王子ホール" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-005.jpg" width="200" height="142" class="mt-image-none img" style="" /></span><br />
2010年度ピティナ・ピアノコンペティション(A1カテゴリー) 全国決勝大会の演奏の様子＠王子ホール</div>

<p>　100回のステージを通して、ご自身がもっとも成長したと感じる点は何だろうか？<br />
　「どの時代の作品であっても、常にいくつかの"層"として認識できようになったこと。つまり、横の"ライン"だけでなく、縦の"層"の響きとして、同時に認識できるようになったことです。もちろん、まだ完全ではありませんが、2004年以前の自分は、横のラインだけでしか認識できておらず、しかも"ソプラノだけ"といったような極めて少ないラインでしか認識できていませんでしたね。」
　"ステージ慣れ"も、今回のコンペティションの入賞結果につながっている。<br />
　「そういえば、この1年ぐらい、手が冷たくならないですね。それさえも懐かしい症状です。もう今後そういう経験も無いのかなあ。寂しいな、それはそれで...。」と苦笑する。本番直前の緊張からくる「手の冷たさ」が気にならなくなったのは、「手が冷たくなろうが、実は指は普段通りに動くということを、経験的に知ったから」という。<br />
　ステージの「緊張」との付き合い方は、中村さんにとっても大きな課題だった。何日も前から、ご飯が口に入らなくなることや、悪夢にうなされることは、ステップ初参加当時の中村さんにも、例外ではなかった。<br />
　「緊張の原因は、"他人の前で少しでもエエ格好したい自意識過剰な自分"が作り出した、"失敗する自分の幻に怯える自分"なんです。"自分とは、これほどまでにエエ格好したい自意識過剰で愚かな生き物である"と認識してしまったら、それらの症状が急に治ってきました。これは一種の"悟り"ですね（笑）。」</p>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アマチュアピアニストとしてのビジョンをもつ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-txt3.gif" width="454" height="22" class="mt-image-none" style="margin:20px 0;" /></span>



<div style="float:right;margin-left:15px;">
<div style="text-align: right;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ある日の1日" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-txt4.gif" width="101" height="17" class="mt-image-none" style="margin-bottom:2px" /></span></div>
<table class="simple" style="width:280px;">
<tr>
<td>6:40</td>
<td>起床</td>
</tr>
<tr>
<td>7:10</td>
<td>家を出る</td>
</tr>
<tr>
<td>7:30</td>
<td>貸しスタジオで朝練を1時間ほど<br />
→終わると徒歩で職場へ</td>
</tr>
<tr>
<td>9:00</td>
<td>午前中の外来業務</td>
</tr>
<tr>
<td>12:00</td>
<td>昼休み。自分の診察室に籠って、膨大な量の書類を片付ける→余った時間は、読譜タイム

<div class="curve-01" style="background:#ffeeee"><div class="curve-head"><div></div></div><div style="margin:0 10px;font-size:8pt;">
病院の職員たちが寛ぐこの時間帯の職員室には、あえて居らず。心電図読影から保険の意見書類作成まで、その日の依頼分はすべて片付けてしまうのが、私のポリシーです。
</div><div class="curve-bottom"><div></div></div></div>
</td>
</tr>
<tr>
<td>14:00</td>
<td>午後の外来または往診業務</td>
</tr>
<tr>
<td>17:00</td>
<td>月/水は帰宅（火/木は18:00&#65374;夜間外来業務）</td>
</tr>
<tr>
<td>18:00</td>
<td>帰宅後は、レッスンまたは家で自主練習
<div class="curve-01" style="background:#ffeeee"><div class="curve-head"><div></div></div><div style="margin:0 10px;font-size:8pt;">
コンペ前の1日のトータルの練習量は、３時間&#65374;3時間半、普段の時は、朝練はしていないので、実質１時間半&#65374;2時間程度かな？
</div><div class="curve-bottom"><div></div></div></div>
</td>
</tr>
<tr>
<td nowrap>1:00頃</td>
<td>就寝</td>
</tr>
</table></div>




<p>　「継続は力なり」｜理解はしていても、実行は難しいもの。継続のモチベーションを維持するために、中村さんが大切にしていることは？<br />
　「まず、コンクールで落ちても、妙に凹まないことです。たまにいますよね、"自分を全否定された"かのように凹んで、"もう二度と受けない！"とか言い出す人...（笑）。コンクールは、選曲を間違うと結果が180度変わりますし、その時の受験者や審査員の顔ぶれでも、結果は全然変わってしまいます。1つのコンクールの1会場の結果が、自分の音楽性やポテンシャルの全てを反映しているとは限りませんから。」<br />
　ひとたびの結果に流されないために、大切なのが、ビジョンだという。「10年後に自分は、どういうアマチュアピアニストでありたいのか、そのビジョンをまずしっかりもつこと。そのためには、自分に何が欠けていて、何を勉強し、何を経験しなければいけないのか、具体的な形で認識することでしょうか。」<br />
　そんな中村さんの10年後のビジョンは、ソロ・リサイタルを開くこと。<br />
　「アマチュアのピアノ弾きには、ソロのリサイタルをしてみたいという最終的な目標があります。私もその一人です。そのためにも、四期の作品を、バランスよくレパートリーとしていきたいと思っています。今後もステップのステージ経験を、その夢をかなえるための糧にしていきたいですね。アドバイザーの先生方からのメッセージは貴重なアドバイスです。どんどん厳しいコメントをいただけるとうれしいです。」</p>




<div style="padding:5px;border:solid 1px #ccc;">

<div style="float:left;margin-right:15px;width:126px;font-size:8pt;line-height:120%;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="白衣に聴診器を肩に下げた、医師姿の中村香織さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vo13-4-006.jpg" width="120" height="120" class="mt-image-none img" style="margin-top:5px;" /></span><br />白衣に聴診器を肩に下げた、医師姿の中村香織さん</div>

<strong style="font-size:11pt;line-height:130%;">中村香織</strong><br />
愛知県出身、東京都在住。徳島大学医学部卒業。在学中は「ピアノ同好会」に所属。卒業後は上京し、大学病院の内科医として勤務するが、ピアノを弾く余裕のない激務の日々が続き、退職。現在は、都内の診療所の内科・循環器科の医師として勤務している。1997年にピティナ・ピアノコンペティションに参加したことをきっかけに、コンペ、ステップに参加。2006年ピティナピアノコンペティション グランミューズ部門B1カテゴリーで全国大会進出。2010年5月30日目白バロックステップにて、ステージ100回継続表彰を受賞。同年ピティナピアノコンペティション グランミューズ部門A1カテゴリーで全国第2位受賞。現在、秋山徹也、金子一郎、田部京子、各氏に師事。当協会グランミューズ会員。
<div style="clear:both"></div></div>


<div style="text-align: right;margin-top:5px;">取材・文：霜鳥　美和</div>

</div></div>


<br />]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>Vol.13-3　ステージで再演！J.S.バッハ「インヴェンション第1番」</title>
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    <published>2010-09-28T01:52:10Z</published>
    <updated>2010-09-29T04:04:27Z</updated>

    <summary> 　一昔、レッスンで弾いた数々の教材の中には、思い出深い曲もある。しかし、そのま...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージで再演　JSバッハ「インヴェンション第1番」" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-title.jpg" width="650" height="250" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
<div class="tb1">

<p style="font-size:11pt;">　一昔、レッスンで弾いた数々の教材の中には、思い出深い曲もある。しかし、そのまま過去の曲として置き去られ、表舞台で演奏されることは、なかなかないもの。<br />
　たとえば、バッハのインヴェンション第1番（ハ長調 BWV772／応用4&#65374;7）。ピアノを学び始めて数年後に、必ず先生から与えられる耳馴染みの曲で、バッハとの最初の出会いの曲だったという人もいるのでは。そんな誰もが辿ってきた思い出のレッスン曲を、ステップのステージやリサイタルのアンコール等で、さまざまな形で"再演"されることをご提案したい。</p>



<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="さらに深く学びなおし、自己最高レベルでステージで披露してみる！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-t1.gif" width="545" height="24" class="mt-image-none" style="margin-bottom:5px;" /></span><br />

<div class="curve-01" style="background:#FADCE9;"><div class="curve-head"><div></div></div><div style="padding:0 10px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol.13-3-back1.png') no-repeat 370px 0">


<div style="float:right;margin-left:15px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-furei1.gif') 8px 20px no-repeat;width:235px;height:350px;">
<div style="text-align: right;font-size:8pt;line-height:120%;margin-top:300px;"><strong><a href="http://www.musse.jp/scores/detail/PTNA-010079">『中山靖子の勉強帳』</a></strong><br />
著者：中山靖子　編集：砂原　悟<br />
ピティナ・オンデマンドサービス「<a href="Vol.13-3　ステージで再演！J.S.バッハ「インヴェンション第1番」">ミュッセ</a>」より<br />
(社)全日本ピアノ指導者協会<br />
定価2100円（税込）</div>
</div>



<div style="margin-right:260px">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="中山靖子" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-nakayamayasuko.jpg" width="80" height="80" class="mt-image-none img" style="" /></span>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アナリーゼ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-t1-2.gif" width="150" height="40" class="mt-image-none" style="vertical-align:middle;margin-bottom:5px;" /></span> 

<div class="name">中山靖子</div>
<div style="clear:left"></div>
<div style="font-size:11pt;">　「中山靖子先生は、伝説のピアニストW.ギーゼキングに師事した唯一の日本人です。永年にわたり日本のピアノ教育の中心的な役割を果たしてこられました。主観だけでなく作曲家の意図をくみ、様式感に根ざした演奏こそ時代が変わっても残り続ける、というのが先生の持論。2002年に演奏会「伝統と様式シリーズ」を企画されたのを契機に靖子先生自身がお書きになったのが「勉強帳」です。これまでは靖子先生門下をはじめ、ピアノ指導者を中心に作曲家の様式研究の一助として用いられてまいりました。今回ミュッセにより楽譜と一体化したスタイルで出版され、さらに読みやすく、使いやすくなりました。たくさんの方に読んでいただけることを心から願っています。」（砂原 悟）</div></div>



<div style="clear:both"></div>

</div><div class="curve-bottom"><div></div></div></div>

<br />





<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="現代風のアレンジで、かっこよくステージで披露してみる！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-t2.gif" width="480" height="24" class="mt-image-none" style="margin-bottom:5px;" /></span><br />

<div class="curve-01" style="background:#D5EAD7;"><div class="curve-head"><div></div></div><div style="padding:0 10px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol.13-3-back2.png') no-repeat 370px 0">

<div style="float:right;margin-left:15px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-furei2.gif') 8px 10px no-repeat;width:235px;height:300px;">
<div style="text-align: right;font-size:8pt;line-height:120%;margin-top:240px;">
<strong><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%BD%E3%83%AD-%E5%A1%A9%E8%B0%B7%E5%93%B2-solo-piano-salt/dp/4636844416/ref=pd_sim_m_5" target="_blank">『solo piano＝solo salt』</a></strong><br />
塩谷哲（編曲）<br />
ヤマハミュージックメディア<br />
定価2,100円（税込）</div>
</div>


<div style="margin-right:260px">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="塩谷哲" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-shionoyasatoru.jpg" width="80" height="80" class="mt-image-none img" style="" /></span>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アレンジ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-t2-2.gif" width="150" height="40" class="mt-image-none" style="vertical-align:middle;margin-bottom:5px;" /></span> 

<div class="name">塩谷 哲</div>
<div style="clear:left"></div>
<div style="font-size:11pt;">　「20年ほど前、学生時代に書いた楽譜を焼き直したものです。このような対位法によってつくられた楽曲を、メロディだけを取ってハーモニーやリズムを組み替えてアレンジすることに私は興味がありません。なぜってそれでは対位法の美しさを全く無視することになりますからねぇ。で、どうせアレンジするなら、と、こんな風になりました。<br />
　演奏上の注意点は、内省を含め、メロディをよく感じること、そのメロディが極力濁らないようなペダリングを心掛けること、メロディとメロディが重なってできる、瞬間ごとの変化するハーモニーをよく味わうことです。」</div></div>



</div><div class="curve-bottom"><div></div></div></div>

<br />



<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアノ・アンサンブルで、仲間と楽しくステージで披露してみる！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-t3.gif" width="513" height="24" class="mt-image-none" style="margin-bottom:5px;" /></span><br />


<div class="curve-01" style="background:#FDEDE3;"><div class="curve-head"><div></div></div><div style="padding:0 10px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol.13-3-back3.png') no-repeat 370px 0">

<div style="float:right;margin-left:15px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-furei3.gif') 0px 10px no-repeat;width:240px;height:300px;">
<div style="text-align: right;font-size:8pt;line-height:120%;margin-top:205px;">
<strong><a href="http://www.to-on.com/bastien/shop/view/NS23" target="_blank">『ポップPianoアンサンブル』</a></strong><br />
ピアノ連弾（オプションパート付）<br />
デモ演奏＆カラオケ伴奏ＣＤ付<br />
監修：佐土原知子<br />
編曲：丹内真弓<br />
株式会社東音企画<br />
定価 2,100円（税込）</div>
</div>




<div style="margin-right:260px">

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-sadoharatomoko.jpg" class="img" style="margin-right:2px;">

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-tannaimayumi.jpg" class="img">

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol13-3-t3-2.gif" style="vertical-align:middle;margin-bottom:5px;">

<div class="name" style="font-size:16pt;">佐土原知子</div>
<div class="name" style="font-size:16pt;">丹内真弓</div>

<div style="font-size:11pt;">　「4手連弾にアレンジ。軽妙なスイング・ジャズ風アレンジで、<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol.13-3-note1.png" width="14" height="15" class="mt-image-none" style="vertical-align:middle;margin-right:2px;" /></span>は<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol.13-3-note2.png" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol.13-3-note2.png" width="27" height="23" class="mt-image-none" style="vertical-align:middle;margin-right:2px;" /></span>で演奏します。IIパートの左手は、ウッド・ベースを思い浮かべて弾くとよいでしょう。気持ちよく４ビートにノリつつ、テーマの受け渡しと、リズムのキメをしっかり合わせて、楽しく弾いてください。付属CDの模範演奏で、スイングのノリもよくわかり、アンサンブルとしてのサウンドを確認することができます。また、カラオケ伴奏と合わせて、バンドの一員になった気分で、ゴージャズなアンサンブルもぜひ体験してください。」</div></div>


</div><div class="curve-bottom"><div></div></div></div>



</div>
]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.13-2　親学講座（２）　小倉 郁子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/09/24_11360.html" />
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    <published>2010-09-24T06:42:00Z</published>
    <updated>2010-09-24T07:06:25Z</updated>

    <summary>感性と情緒を育むために。「技術習得」編</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
.txt h3{color:#EB8810;font-size:12pt;}
--></style>

<div style="border:solid 1px #ccc;padding:10px 15px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img1.jpg') 0 70px no-repeat" class="txt">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="親学講座（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-t1.png" width="148" height="72" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;" /></span>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="情緒と感性を育むために「技術習得」編　レクチャー：小倉郁子先生" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-t2.png" width="422" height="85" class="mt-image-none" style="margin-bottom:15px;" /></span><br />

<div style="float:left;margin-top:365px;font-size:8pt;">イラスト：ふじいみか</div>
<div style="margin-left:290px;">
<p style="font-size:11pt;color:#666;">　子育ては、人生最大の投資だと、私は思います。子どもという知的財産を、自分の手で育ててこの世に残すということは、私たち親に課せられた使命だと思います。20年近くかけて自分が育ててきた子どもという作品が、親である自分の元から離れ、巣立っていく時、どんな形で残せるか・・・、そう考えると、やはり失敗したくないし、させたくない。やはり"本気で"子どもを育てていくということが、親の責任だろうと思います。<br />
　ものすごい時間をかけて、親子が一体となって作り上げていくものであるという点で、ピアノの習得の過程は、子育ての過程と重なるものがあります。ピアノを利用して、子育てを学びましょう！、ということをご提案したいと思います。<br />
　（今回は）「テクニックを習得する」という点から、ピアノ学習で得られること、親としての留意点についてお話したいと思います。</p>
</div>

<div style="padding-top:15px;margin-top:15px;border-top:solid 1px #ccc;">
<h3>体の機能の成長</h3>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="親学講座（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img2.jpg" width="150" height="150" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　たとえば、よくある食卓を囲んでの一幕で、「サラダにドレッシングをかけて」と親に指示された子どもが、ドバーッとかけてしまったとします。すると、母親が「かけすぎじゃないの！」と、イライラして、叱る。すると、その子どもは、「お手伝いしたのに、なんで叱られるの？」ということになるわけです。なぜ、うまくドレッシングが掛けられなかったのかというと、手首の加減がうまくできないからなのです。ピアノも同じで、手首が固まっていたら、うまく弾けないのです。指が自由に動かせるようになるには、手首や肩をはじめ、全身脱力した状態が必要なのです。ピアノのレッスンでご理解いただいているでしょう。ですから、失敗しても、適量かけられるようになるまで、経験させてほしいのです。</p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="親学講座（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img3.jpg" width="130" height="130" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;" /></span>
<p>　もうひとつの例ですが、幼稚園に入園して初めにすることは、こいのぼりのウロコ描きです。年少さんの描いたウロコは、大きなウロコで、いびつな円になって、やっと始点に戻ってきたというような円を描きます。幼ければ幼いほど、円は丸く描けません。丸くきれいな円が描けるようになるには、手首が柔軟でなければいけないのです。そういう子どもたちの成長状況を、保育の先生方は見ているのです。<br />
　このような子どもの体の機能の成長を理解していると、子どもとの接し方も変わり、叱る回数も減るでしょう。
</p>
<br />

<h3>問題解決力</h3>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="親学講座（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img4.jpg" width="150" height="150" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　テクニックの習得は、子どもにとってはいちばん困難な問題があるところで、かなりの努力が必要です。親がかなり口を酸っぱくして「練習をしなさい」と言うところであり、子どもたちはどうやって逃げようかなと思うところですよね。習得には、膨大な時間がかかるのですが、実はいちばん多くのことを学べるところでもあります。ここで、どれだけ子どもたちを学ばせることができるかというのが、一つ大きな鍵となるところです。リズムが崩れていないか、粒が揃っているかなどを判断して、時間をかけてコツコツと、自分の意のままに動く指を作り上げていく。指の先だけでなく、手首の問題、体の問題、全てに関わってきます。子どもなりに、どうしてできないんだろう、どうして弾けないんだろうと考えます。先生からのアドバイスを色々受けながら、創意工夫が始まるわけです。自分で創意工夫をしながら、問題解決をしていくということを学び始めます。この過程で、反復力や判断力、思考力、応用力、集中力、忍耐力というものが養われていくわけです。</p>

<br />

<h3>反復力</h3>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="反復力" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img5.jpg" width="150" height="192" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　どんな分野でも、一つの事を身につける時に、必要な能力というのは、"反復力"です。漢字や英単語を覚える時、算数の問題をいかに速く解くかという時、水泳やパソコンの習得も、全てが反復練習なんです。これは、ピアノのテクニック習得も同様で、自分なりに創意工夫しながら、どうやったらスムーズに手が動くのかというのを、反復によって解釈しているわけです。<br />
　1回や2回の失敗や挫折に、くよくよするのではなく、次に向かって着々と歩んでいる子どもは、明るくのびのびと生活ができるはずです。そういう人の存在は、周りの人たちも影響を受け、私も頑張らなきゃ、僕も頑張らなきゃと、非常に活力のある環境に変えます。それは大人の世界でも全く同じですよね。影響をもらう側ではなく、影響を与えられる側に育てて行きたいなと私は思っています。<br />
　このことは、ピアノで学んだ反復力が大いに活きるのです。反復することに労を惜しまない人に育てることが、周りにパワーを発信する存在になり得るということですね。</p>
<br />


<h3>逆算能力</h3>
<p>　成長の過程で身につけさせたい能力に、「逆算能力」があります。逆算能力とは、到達点を定めて、現在の状況をまず冷静に把握し、今何をすべきかを、自ら考える力です。目標にむけて難題に立ち向かい、工夫をしながら軌道修正し、着々と上にのぼって行く成長過程を、一つ一つ認めてあげるという目で子どもを見れば、自然に余裕が出てくるものです。私は子どもを育てる時に、いつもそのように心掛けてきました。つまり、こういう子どもに育てたいということがあって、それをいついつまでにそうさせたい、そして今の自分の子どもはこの辺にいる、そのためにいつ頃に何が出来るようになれば良いかなと、親の中に物差しが出来ているということです。ある事柄が、今出来なくても、中学生の頃にできるようになっていればよい、と思えば、今できないからといって「何でできないのよ！」と怒ることも焦ることもないわけですよね。<br />
　ピアノ学習というのは、曲全体を見つめて、構成をたてて、どんな表現方法で弾いたら良いのかということを、毎日毎日理詰めで頑張っているんですね。そして、どこを改善すべきなのか、どんな方法でやったら良いのかという試行錯誤をしながら、自問自答しています。さらに、完成度の高い演奏へ自分で磨きをかけて行くということを目指しています。総合的な観点で音楽を作って行くということになるのです。このような経験を重ねることで、見通しの良い物の見極め方という目を養う事ができると思います。結果的に、逆算して物事を見つめ、軌道修正して目標に到達することは、ピアノ学習でもあり、人生の学習ではないかなと思います。具体的にはピアノで学び、それを人生の到達点に置き換えて考えて行けたら、非常に余裕のある子育てができるかなと思います。<br />
　たいへん大きな話になってきましたが、子育てとはそういうことだと思います。人生の方向性をきちんと見つめて、精神的にも余裕のある人生を送ってもらえたら、親としてこんな幸せな事はないわけですよね。</p>

<br />



<h3>目標づくり</h3>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="目標づくり" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img6.jpg" width="108" height="150" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　今自分がやっているテクニック習得の努力は、何のためのものなのか、子どもは見失いがちです。結果的に、「お母さんに叱られるから」とか「先生に言われたから」という次元の努力であるとすれば、それは意味がありません。目標を達成するための努力なのだということを、いつも認識させてあげてください。<br />
　それから、親と指導者も、子どもの情操教育の一環としてピアノ学習をさせていること、最終的には、人づくりをしているんだという共通認識をしていなければならないと思います。このようなスタンスでテクニック習得に臨むことが、理想ではないかと思います。<br />
　ところが、気づいたら、勝ち負けの世界にどっぷりと両足を突っ込んでいるという方もいらっしゃいます。しかし音楽というのは、勝ち負けの世界にあるべきものではないので、非常に危険な親子になってしまうのです。どちらかと言うと、親がリードで行っていることが多いので、子どもを苦しめるだけという風に私は思います。子どもには、素直で伸び伸びと、明るく成長してもらいたいわけですよね。そのために、親は大らかで、余裕を持って子育てができるようにならないと、お子さんは、ぎすぎすしてしまいます。親の気持ち一つで子どもは変わります。ですから親も自分を見つめてほしいなと思います。</p>

<br />

<h3>親子で学べる</h3>
<p>　ピアノ学習の特徴は、基本的に「家」でしか練習できませんので、親の目の前で、子どもが日々練習をすることになります。これは、子育てのメリットの１つと考えます。<br />
　国語や算数の勉強は、学校や塾へ行って、勉強してくるわけです。学校や塾では、子どもがどんな状況で勉強しているのか、どんな友達がいてどんな先生がいるのか、子どもの話からきくだけです。子どもは成長するにつれ、自分に都合の悪いことは言わず、良いことだけ言うものです。子どもの話だけを鵜呑みにしては、危険です。子供の状況がわからないのに、自分の目で確かめることができないわけです。<br />
　でもピアノの場合は、自分の目の前で練習しているので、子どもが今、どんな課題に立ち向かっていて、どう乗り越えようとしているのかということを、客観的に見ることができます。親がそこでどんな支えとなって、励ましをすることがいちばんよいのかということも、学ぶことができるのです。親子でともに学べるのが、ピアノの習得なのです。この経験は、受験の時に大いに役立ちます。</p>

<br />
<h3>親子の絆</h3>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="親子の絆" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-2-img7.jpg" width="180" height="193" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>
<p>　ピアノ学習は、非常に緻密な作業の積み重ねです。ただひたすら指を動かしていれば弾けるようになるということはありません。よく自分の耳で聴いて、判断して、長い時間をかけて自分のものにしていきます。ということは、幼い子どもがピアノを学ぶというのは、非常に酷なことであり、お母様の手助けが必要になるのです。レッスンの先生から教わったことを、お母様のフォローによって噛み砕いて子どもに学ばせるという、その親子の取り組みが必要であり、絆を深めていくと思います。お母様と手を取り合って、それを乗り越える。その経験をするということは、親子の絆を深める良い機会だと思うのです。<br />
　その時に、まず私は、お母さんに「本気でやってください」とお願いします。本気でやらないと、ここで学ぶべきこと、達成感も成功体験も根性も、そして親子の絆も、得られないのです。親が妥協すれば、妥協した結果しか出ないのです。結局子どもがなかなか言うことをきかないと、かっかかっかと血が上っていくのは、親の方ですよね。挙句の果てに叱ってしまう。結果的に、叱られるからやる、というサイクルに陥ってしまったら、おしまいです。子どもが気持ち良く練習してくれる環境を、親は作らなければならないんですが、それはとても忍耐を必要とすることで、結局逃げ出すのは、親の方なんです。「毎日口を開いたら、怒っているんです、私。その怒っている自分が嫌になっちゃいました。」と良くお母さん方が言います。「そうですよね」と私も言います。でもだからといって辞めたら、全て水の泡になってしまいます。やはり、自分の心にとめて、とにかく乗り越えるまで、子どもと頑張るというスタンスで行かなければなりません。そういうことで、とても大変な時なのですが、親子の絆を深める時であるということを認識していただければと思います。
</p>

</div>

<div style="text-align: right;margin-bottom:10px;">
<small>（<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/tieup/oyagaku/">親学レクチャー・コンサート</a>（ピティナ主催・日本財団助成事業／2009年11月16日メルパルク京都））</small></div>


<div style="padding:5px;border:solid 1px #ccc;"><img src="http://www.piano.or.jp/images/adviser/adv_c_ogura_ikuko.jpg" style="float:left;margin-right:15px;border:solid 1px #ccc;margin-bottom:10px;">
<div style="margin-bottom:5px;font-weight:bold;font-size:11pt;border-bottom:solid 1px #ccc;line-height:100%;padding-bottom:5px;"><strong>小倉郁子 （おぐらいくこ）</strong></div>
宇都宮短期大学ピアノ科卒業。同研究科修了。同短大および附属高校講師。コンぺティション全国決勝大会審査員。社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、ならびにステップ課題曲選定委員。PTNAピアノコンペティション指導者賞17回受賞。バスティンメッソード指導講師。数回の渡米においてバスティン女史に直接指導を受ける。宇都宮教材研究会代表・「ピアノ教育は人づくり」をモットーにしたグループ音学代表として活躍中。現在、研修医として病院に勤める長男と大学院の博士課程で研究に没頭する二男の２児の母。ピアノ学習に子育て経験を織り交ぜた講座も注目を得ている。 </div>



</div>
]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.13-1　Stage+人（１３）　舘野　泉さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/09/14_11320.html" />
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    <published>2010-09-14T02:13:00Z</published>
    <updated>2010-09-24T12:15:12Z</updated>

    <summary>音楽活動50周年を迎えた国際的ピアニスト「音楽人生」を語る。</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
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<div class="title">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="舘野　泉さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1tateno1.jpg" width="253" height="335" class="mt-image-none" style="float:right;border:solid 1px #40554E;" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Stage＋人（１３）　舘野泉　演奏活動50周年を迎えたピアニスト「音楽人生を語る」" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1title.png" width="386" height="187" class="mt-image-none" style="padding:5px 0px 5px 1px;;" /></span>

</div>
<div class="tb1">
<div style="color:#40554E;margin-bottom:15px;margin-right:263px;font-size:11pt;line-height:130%;">主に北欧フィンランドを拠点に演奏活動をされて、今年演奏活動50周年を迎えられる舘野泉さん。今から8年前、演奏会のステージの上で脳溢血で倒れられて、右半身不随に。しかしその後、左手のピアニストとして、奇跡的な復活を成し遂げ、音楽に新境地を開かれえた舘野さんに、「音楽人生」を語っていただいた。</div>

<div style="border-top:dashed 1px #40554E;margin:5px;padding-top:20px;">

<div style="margin-bottom:10px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2002年突然の出来事と新たな音楽の誕生" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1-t1.gif" width="357" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<div class="q1">─ まず、その2002年の出来事についてお伺いしたいと思います。リサイタルの最中に突然脳溢血の発作に襲われたということですが、どのような状況だったのでしょうか？</div>

<p>　2002年1月9日、フィンランドで2番目に大きい「タンペレ」という街で開いた演奏会でした。最後の曲を弾いていて、あと2分ほどで終わりになるというところかな、急に右手が遅れ出しておかしいなと思ったのです。そのまま右手はどんどん遅れ、最後には止まってしまって、左手だけ動いている状態。困ったなあと思いながら、左手だけでとにかく終わりまで弾きました。そのあと立ち上がってお辞儀をして4、5歩歩いたところでそのまま倒れてしまったんですね。15分後にくらいに救急車で病院に運ばれて行ったと聞きました。</p>

<div class="q1">─ まさに突然の出来事だったと思います。それからしばらく2ヶ月程でしょうか、入院をされてその間右手が動かないとわかった時というのは、どのような心境だったのでしょうか。</div>

<p>　「さぞ、つらかったでしょうね。右手が動かなくてショックだったでしょうね」とかいろんな事を言われましたが、本当はそんなことなかったんですよ。そうなってしまったものは仕方がないなと自分はあっけらかんとしていたんです。入院して最初の一ヶ月は、意識も朦朧としていたし、言葉も出なかったし、歩けなかった。ずっとベッドに寝たきり状態だったんですね。それで後の一ヶ月は回復患者のリハビリをやりながら病棟を移され、その頃から少しずつはっきりしていったんです。<br />
　「弾けなくなってしまった」というようなはっきりした認識も、もしかしたら無かったのかなと思いますが、それでも発病してから1年半ぐらい全くピアノを弾けない状態でしたから、弾きたいという気持ちが常にあったんでしょうね。2ヶ月後、退院して一番先に座ったのはピアノの前なんですよ。でも全然動かなかった。それでも半年も我慢すれば段々回復して元通りになるかなと楽天的に考えていた。ところが、全然ダメ。毎日1時間ぐらいはピアノに向かって、右手を何とか動かそうとしていました。でも、1年経っても1年半経っても何も変わらない。そのうちに疲れて、何もやらなくなりました。</p>

<div style="float:right;margin-left:15px;font-size:8pt;width:200px">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピティナ・ピアノ指導セミナーにて（2010年4月18日東邦音楽大学）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1tateno2.jpg" width="200" height="266" class="mt-image-none" style="" /></span><br />ピティナ・ピアノ指導セミナーにて（2010年4月18日東邦音楽大学）</div>

<div class="q1">─ そんな折に、転機のきっかけを作って下さったのが先生のご長男だそうですね。</div>
<p>　息子は4年間シカゴに留学してヴァイオリンを勉強していたのですが、その留学を終えてフィンランドに帰ってきたんですね。その時のおみやげで、フランク・ブリッジの「3つのインプロヴィゼーション」という左手の曲を持ってきてくれました。ブリッジの作品はいくつも弾いた事があって、興味ある作曲家だったので、誰もいない時にその曲を弾いてみたんですよ。その楽譜に触れた途端に、僕の中で何かが変わっていったのだと思います。これはつまり、音楽なのだから、何も手が2本無くたっていいんだと思った。だから1本だってちゃんと弾けている。音楽になっている。逆に言うと、手が3本あったっていいんですよ。やってる事は音楽なんだから。手の数というのは別に問題じゃないと思ったんですよ。その事に気がついて、これでやって行けるんだという思いにぱっと切り替わっていった。<br />
　その翌々日にヘルシンキから作曲家の間宮芳生先生にFAXを送ったんですよ。『1年後に復帰の演奏会をやりたいけれど、左手のための曲が無いから、何か曲を書いて下さい』と。2日後に間宮先生から快諾の返事がきまして、これは僕から舘野さんへの復帰のお祝いだって言って下さったのです。</p>
<div class="q1">─ 復帰のリサイタルをされたのは、倒れられてから2年半後ですよね。「奇跡の復帰」というニュースが世界中を駆け巡りました。改めてステージに立たれて聴衆の前で演奏した時は、どのような心境だったのでしょう？</div>
<p>　「やっと俺は自分のいるべき所に帰ってきたんだな」と、そう思っただけ。でもやっぱり弾けるようになって嬉しくてね、復帰の演奏会をしてから1年ぐらいっていうのは、ただもう弾けることが嬉しいだけだった。その喜びだけで弾いていた感じでしたね。</p>

<div class="marginbottom10"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアニスト舘野泉をかたちづくったもの" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1-t2.gif" width="347" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<div class="q1">─ 私たちの音楽生活においても、様々な形の障害が降りかかってきますが、このような障害を乗り越え、復活の源泉となったものは何なのか、先生のこれまでの生き方や人生観を糸口にして、お話を伺えればと思います。</div>
<p>　僕の両親は音楽家でした。2人とも演奏活動もしていましたが、戦後は生徒を教える事に専念していました。当時はピアノを習う子供たちが多くて、1週間に100人ぐらい来ていましたね。そのような環境で育ったためでしょうね、僕たち兄弟は4人とも皆音楽家になった。それは音楽を特に勉強しているとか、志を立てるとか、そういうことではなく、自然に普段生活している身の回りに音楽があったから、音楽をやるのは普通の事だったんですね。両親の学校の友達がうちに来て、よく室内楽もやっていました。時代も大らかだったのでしょう、遊びの中に音楽がある、音楽の中に遊びがあると、そのような感じでした。</p>
<div class="q1">─ 芸大を卒業された後、約40年に渡ってフィンランドを活動拠点にされましたが、北欧を選んだ理由は何でしょうか？</div>
<p>　僕の母親が北海道の室蘭の育ちということもあり、北国に惹かれるところがありました。中学生の時に読んだ岩波少年文庫のマリア・ハムスンというノルウェーの作家の童話や、高校生で出会った、スウェーデンのラゲル・ロフという作家の物語など、北欧の文学が好きでしたね。慎ましくて貧しい生活の中でも、人間がしっかりと誇りを持って生きているというのかな、そんな姿に心を惹かれたのでしょう。通っていた高校のペンパル紹介制度でフィンランドの子と文通もしました。<br />
　大学を出て2年後、半年間ヨーロッパに行く機会をいただき、ドイツ、フランス、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマークと周りました。その時にどういうわけか、フィンランドが一番気に入ったんですよ。一番心に合った。その2年後にしばらく日本を離れてみようと思った時には、フィンランドを目指していました。
　周りの先生方や先輩やら、音楽仲間からは『なぜ北欧なの?』と驚かれましたが、僕は全然そう思わなかった。音楽をやるために北欧に行くという考えはなかったし、先生に就くという考えもなかった。僕は大学を卒業した時点で、このあとは先生に就くのではなく、自分で実際に演奏して、武者修行で鍛えられて色んな経験を積んでいけばいいと思っていました。だから強いて言えば、自分が憧れている静かな空間に身を置いて、適当に孤独を感じながら生活をしたかった、ということでしょうか。</p>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1tateno3.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<div class="marginbottom10">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="「左手の文庫」活動" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1-t3.gif" width="153" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<div class="q1">─ 好きな環境で、好きなことをする、自然体で生きていらっしゃった舘野先生だからこそ、人生の岐路に立たされたとき、ご自身の本当の気持ちにしっかりと向き合え、お力を発揮されることができたのではないかと思いました。<br />
　さて、先生はデビュー当時から世界各地で日本人の作品を精力的に演奏されてきましたが、先生にとって邦人作品とはどのような存在でしょうか？</div>
<p>　大学を出た頃、僕は、『日本人は本当にヨーロッパのものが弾けるんだろうか?』なんてことを考えていました。今の時代ではそういう考え方はあまりないですが、当時としてはやはり異質な文化のものでしたから。卒業後2年目の自主リサイタルのとき、邦人作品だけの演奏会をしたことがあるんですよ。今同じ時代を生きている日本人の作曲家たちが作ってくれる作品を弾くのはとても面白いですし、身近に感じられます。僕は、フィンランドに行ってからも日本人の作品を出来るだけ弾くようしていました。現地のお客さんたちも喜んでくれましたしね。例えば三善晃先生のソナタなど随分弾いたんですよ。矢代秋雄先生のソナタも。</p>

<div class="q1">─ 今、日本人の作曲家が、先生のために数々の左手の作品を書いていらっしゃいますね。その素晴らしい数々の作品が先生の演奏活動を支えているのだと思います。両手のために書かれた作品と左手のために書かれた作品というのは、どんな違いがありますか？</div>
<p>　結局、手2本のために書こうが、1本のために書こうが、音楽としては同じ。その点何も変わりはないですよ。ただそれを実現する手段として、、左手だけで弾くといのはそれなりに難しいことがあるんだなということが演奏活動の中で徐々にわかってきました。とにかく広域にわたって片方の手だけを使うので、身体をねじったり、捻ったりが必要です。両手で弾くというのは、やはりバランスがとれているわけですよ。片方でそれを弾くことは、多少不自然、いや不安定と言えるかもしれません。常に体を移動させて、良いポジションを見つけ出すまでが大変です。</p>

<div class="q1">─ 『左手のピアニスト』として歴史的に名前があがる方はいらっしゃらないので、そういう意味でも、先生は大変画期的なことをされているなと思います。<br />
　もう一つ『舘野泉  左手の文庫』という活動をされていると伺ったのですが、具体的にはどのような活動ですか？</div>

<p>　僕は左手で弾き始めて、まず最初に怖いと思ったのは「左手の作品」がないということでした。外国の楽譜出版社に全部あたりましたが、出版されている「左手の作品」は80曲くらいで、そのうち実際手に入ったのは20曲くらい。その20曲の中から、自分が是非リサイタルで取り上げたいと思ったのは5曲程度。そんな状態ですから、まず自分が弾いていけるものを探して行くために、作曲家に書いてもらうことが大事だと思いました。色んな方にお願いして書いて頂きましたが、委嘱料を個人で支払っていくのは大変なことです。というわけで、つまり募金ですね。左手のための作品の充実を図ることを目的に、始めました。呼びかけに応じて下さる方達はたくさんいて、一回一回は小さい額ですが、今までで400万円ちかく集まりました。いろんな方にお願いするのも大分楽になり、委嘱した作品が弾けるようになりました。」</p>

<div class="q1">─ では最後に今後の活動の抱負についてお聞かせ頂けますか？</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1tateno4.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　今年は演奏生活50周年のコンサートのために日本初となる左手ピアノによる室内楽作品が2曲生まれます。「舘野泉  左手の文庫」の助成による委嘱作品で日本人の作曲家にお願いしました。そして、将来は左手の作品だけで7夜。つまり7回のリサイタルをやろうかなと思っています。左手だけで弾けるということは、両方の手でも弾けるんですよ。そういう立派な作品がたくさん生まれてきているということを皆さんに知って頂くためにも7夜のシリーズをやります。それが夢かな。</p>


<div style="text-align: right;margin-bottom:20px;">企画 ： ピティナ指導者検定委員会／インタビュー ： 霜鳥　美和</div>

<div style="border:solid 1px #40554E;padding:5px;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="舘野泉さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1tatenoprf.jpg" width="100" height="133" class="mt-image-none" style="float:left;border:solid 1px #40554E;margin-right:10px;" /></span>
<div style="background:#40554E;color:#fff;padding:3px 10px;font-size:12pt;line-height:100%;">舘野 泉　<small>Izumi Tateno （ピアノ/Piano）</small></div>
<div style="margin-left:110px;">
たてのいずみ◎1936年東京生まれ。60年東京芸術大学首席卒業。64年よりヘルシンキ在住。68年メシアンコンクール第２位。同年より、フィンランド国立音楽院シベリウス・アカデミーの教授を務める。81年よりフィンランド政府の終身芸術家給与を得て、90年以降は演奏活動に専念。06年「シベリウス・メダル」授与。演奏会は世界各地で3000回以上、リリースされたCDは100枚にのぼる。人間味溢れ、豊かな叙情性をたたえる演奏は、世界中の幅広い層の聴衆から熱い支持を得ている。この純度の高い透明なる抒情を紡ぎだす孤高の鍵盤詩人は、02年脳溢血（脳出血）により右半身不随となるが、04年「左手のピアニスト」として復帰。その左手のために間宮芳生、ノルドグレン、林光、末吉保雄、吉松隆、谷川賢作等第一線で活躍する作曲家より作品が献呈される。命の水脈をたどるように取り組んだ作品は、静かに燃える愛情に裏打ちされ、聴く人の心に忘れがたい刻印を残す。06年「舘野泉左手の文庫（募金）」を設立。08年長年の音楽活動の顕著な功績に対し、旭日小綬章受章、および文化庁長官表彰受賞。エッセイ集「ひまわりの海」（求龍堂刊）、左手のコンチェルト（佼成出版社刊）、左手によるCDは、エイベックス・クラシックスより「風のしるし」など6枚リリース。南相馬市民文化会館（福島県）名誉館長、日本シベリウス協会会長、日本セヴラック協会顧問。<br />
舘野泉公式HP　<a href="http://www.izumi-tateno.com" target="_blank">http://www.izumi-tateno.com</a></div>
</div>
<br />
<div style="border:solid 1px #40554E;padding:5px;">
<div style="background:#40554E;color:#fff;padding:3px 10px;font-size:12pt;line-height:100%;margin-bottom:5px;">コンサート情報</div>

<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1-chirashib.jpg">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="チラシ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol13-1-chirashim.jpg" width="150" height="212" class="mt-image-none" style="float:left;border:solid 1px #ccc;" /></span></a>


<div style="margin-left:160px;">
<span class="q1"><strong>◆ 舘野泉演奏生活50周年記念公演</strong></span><br />
<p style="font-size:10pt;">
・2010年9月17日（金）18:30&#65374;　妙高市文化ホール大ホール（新潟）<br />
・2010年9月19日（日）14:00&#65374;　びわ湖ホール 大ホール（兵庫）<br />
・2010年9月26日（日）14:00&#65374;　小海・ヤルヴィホール（長野）<br />
・2010年10月22日（金）　札幌コンサートホールリサイタルホール<br />
・2010年10月26日（火）　福岡銀行本店ホール<br />
・2010年11月03日（水・祝）　藤沢リラホール（神奈川）<br />
・2010年11月10日（水）　東京オペラシティコンサートホール　<br />
・2010年11月20日（土）　八ヶ岳高原音楽堂（長野）<br />
・2011年2月06日（日）　いずみホール（大阪）　ほか</p>

<span class="q1"><strong>◆ CD情報</strong></span><br />
<p style="font-size:10pt;padding-bottom:0px;">
・舘野泉：記憶樹　AVCl-25713  10月20日発売予定（エイベックス・クラシックス）<br />
　収録曲：coba／記憶樹、エスカンデ／ディヴェルティメントほか。<br />
　※2010年8月録音予定<br />
・舘野泉：EMI Recordings Complete BOX<br />
　※CD24枚組（2010年10月20日発売予定）<br />
・舘野泉：EMI Recordings Self Selection<br />
　※CD1枚（2010年10月20日発売予定）</p>

</div>


<div style="clear:both"></div>
</div>


</div></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Vol.12-4　ピアノのある生活（６）　２３ステップ全制覇</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/03_10364.html" />
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    <published>2010-03-03T04:15:00Z</published>
    <updated>2010-03-03T04:15:02Z</updated>

    <summary>グランミューズ　和田 由香さん</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
.t1{color:#F1729E;margin-bottom:10px;font-size:12pt;font-weight:bold;}

--></style>

<div style="border:solid 1px #86442B;padding:10px">


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="和田由香さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-4-001.jpg" width="150" height="180" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="23ステップ全制覇　和田由香さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-4-title.gif" width="474" height="96" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span>

<p style="font-size:11pt;color:#86442B">ピティナ・ピアノステップの２３ステップには、「継続と向上」という意味が込められています。ピアノステップが開始して12年、ついにその23ステップを全制覇された方が現れました。グランミューズの和田由香さん（茨城県）。継続の秘密はいつもステップアップではなく、たまにはステップダウン！？</p>


<hr size="1" noshade>
<br />

<div class="t1">パソコンが出来ればピアノも弾けるかも！！</div>

<p>　私はパソコンが苦手で、ずっと指1本でキーボードを打っていたのですが、どうしても必要に迫られ、3年ぐらいかかって、やっと10本の指で打てるようになりました。ある日、まわりのみんなに「うまくなったね&#65374;！結構、指が動くじゃない！」と言われた時に、『そうだ、もしかしたらピアノも弾けるかも！』と思い立ち、子どもたちが使っていたピアノの本で練習してみたら、意外と弾けたんです。これが、ピアノのある生活の始まりでした。</p>



<div class="t1">初めてのステップは、いきなり「発展３」</div>

<div class="thumb tright"><div class="thumbinner">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="「S」を目指して使い込まれた課題曲一覧表" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-4-002.gif" width="200" height="141" class="mt-image-none" style="" /></span>
<div class="thumbcaption">
「S」を目指して使い込まれた課題曲一覧表
</div></div></div>

<p>　初めてピティナ・ピアノステップに参加したのは、3年前で、はじめは1回しか参加しないつもりでした。今自分が弾ける一番難しい曲（モーツァルトのトルコ行進曲など）を選曲し、いきなり「発展3」にエントリーしましたので（！）。<br />
　その日のステップの講評の中で、アドバイザーの先生が、「ステップでは、普段の練習で弾かないような大曲や憧れの曲にチャレンジするのもいいです。でも機会があったら、ものすご&#65374;く簡単な曲をプロみたいに完璧に弾きこなす！というチャレンジも、是非してみてください。」とお話されました。それがとても印象的で、私もこのようなチャレンジをしてみたいと思うようになりました。</p>


<div class="t1">ものすごく簡単な曲を完璧に弾きこなす</div>

<p>　しかし、実際にやってみると、思った以上に難しいんです。大人だと、やさしい曲だと恥ずかしい、できるだけカッコイイ曲を披露したい、という気持ちもあります。私も小学生や、中学生と同じ曲を弾くことは、ちょっとかっこ悪いような気がしていました。でも実際には、その年代の人らしい表現があって、その人らしい演奏になることがわかってきました。<br />
　それに気づいてからは、「楽譜どおりに弾いて、『S』をもらう」から、「私はこういうふうに弾いてみたい」という目標に変わってきました。その頃から、アドバイザーの先生のコメントも、「素直な音ですね」とか「自然な感じがいいです」などのコメントをいただくことが多くなってきました。</p>


<div class="t1">家族ぐるみの参加</div>

<div class="thumb tright"><div class="thumbinner">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアニカで「サザエさん（沖縄風）」。明日香さん、凛太郎さんと" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-4-003.jpg" width="200" height="130" class="mt-image-none" style="" /></span>
<div class="thumbcaption">
ピアニカで「サザエさん（沖縄風）」。<br />明日香さん、凛太郎さんと
</div></div></div>

<p>　自分の子ども2人と一緒に、連弾でも参加しました。また、子どもが学校でピアニカを習い始めたら、3人でピアニカでも参加するようにもなりました。<br />
　はじめのころは、恥ずかしくて誰にも言わずに1人でステップに参加していましたが、こうして家族で参加するようになると、子どもが「見に来てね！」とまわりに話すようになり、いとこや友達も応援に来て、みんなで楽しみに参加するようになりました。今では、姪っ子や甥っ子もピアノを習い始めて、私の連弾のパートナーになっています。</p>


<div class="t1">ステップを始めて変わった私の生活</div>

<div class="thumb tright"><div class="thumbinner">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="昨年度開催された第23回国民文化祭マスコット、ハッスル黄門と連弾。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-4-004.jpg" width="200" height="148" class="mt-image-none" style="" /></span>
<div class="thumbcaption" style="width:200px;text-align:left;">
昨年度開催された第23回国民文化祭マスコット、ハッスル黄門と連弾。
</div></div></div>

<p>　仕事でたまに車を使うのですが、なにせ住んでいるところが田舎なので、ラジオが入りにくい地区がたくさんあってとても孤独だったのですが、ピアノのCDを聴くようになりました。<br />
　出張に出かける際も、以前は駅のキオスクで雑誌を買っていたのですが、今では楽譜を1冊持っていくようになりました。楽譜は高いというイメージがあったんですが、今考えると、「オトク」ですよね。あの1冊でCD何枚もの音楽が入ってるんですから。楽譜を読むというより、とりあえず眺めているという感じですが。自宅ではピアノがあってもテレビを見ていて弾かなかったりもするのですが、出張先では、練習室を借りてまで、ピアノを弾きたくなることもありますね。</p>


<div style="text-align: right;">（取材・文：毛涯達哉）</div>


</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Vol.12-3　ステージ探訪（３）東京六大学ピアノ連盟企画演奏会</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/02_10363.html" />
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    <published>2010-03-02T09:23:00Z</published>
    <updated>2010-03-02T09:27:36Z</updated>

    <summary>世界史・音楽史をテーマにした企画演奏会</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
.tb1{background:#53151A;color:#FFD0C0;margin:0;}
.tb2{border:solid 1px #53151A;padding:10px;}
.t1{font-size:12pt;font-weight:bold;color:#53151A;margin:10px 0}
.q{font-size:11pt;color:#826D23;margin-bottom:5px;}
--></style>


<div class="tb1">
<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_001.jpg') center bottom no-repeat;height:335px;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージ探訪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_title.png" width="106" height="36" class="mt-image-none" style="padding:10px 15px;float:right;" /></span>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="東京六大学ピアノ連盟　企画演奏会" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_title2.png" width="393" height="101" class="mt-image-none" style="padding:10px;" /></span>
</div>


<p style="padding:5px 15px;font-size:11pt;line-height:130%;">去る5月9日（土）三鷹市芸術文化センター風のホールにて　東京六大学ピアノ連盟 第４回企画演奏会「voyage」&#65374;音楽史を旅して&#65374; が開催されました。「世界史×音楽史」をテーマとした「映像×ピアノ演奏」という斬新な試み。毎年違う趣旨で行う「企画演奏会」について東京六大学ピアノ連盟理事の方々にお話を伺いました。</p>
</div>
<div class="tb2">

<div style="float:right;margin-left:15px;width:200px;padding:5px;border:solid 1px #ccc;"><strong style="font-size:11pt;color:#53151A">東京六大学ピアノ連盟とは</strong><br />
<span style="font-size:11pt;line-height:130%;">慶應義塾ピアノ・ソサィエティー、上智大学ピアノの会、東京大学ピアノの会、明治大学ピアノの会 KLAVIER、立教大学PIANOの会、早稲田大学ピアノの会、以上の大学ピアノサークルから構成される連盟。今年で結成15周年。</span>
<hr size="1" noshade>
<div style="margin-bottom:5px;"><div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="テンポのよい掛け合いが講評の生徒役と先生役のお二人" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_002.jpg" width="200" height="148" class="mt-image-none" style="margin-bottom:2px" /></span></div><span style="font-size:8pt;line-height:120%;">テンポのよい掛け合いが講評の生徒役と先生役のお二人</span></div>
　「世界史×音楽史」をテーマとした今回の演奏会は、世界史を勉強する学生と先生の演劇が全体の進行となっていて、バッハ・スカルラッティに始まり、武満徹・デュティユーに至るまで、時代を追ってクラシック界を代表する作曲家をプロジェクター映像とピアノ演奏で紹介するというスタイル。一般大とあっても演奏は音大生にも引けをとらないレベルで、演奏もさることながら、途中に復習クイズを挟むなど観客の集中度を高める工夫もされており、退屈な印象を残さない構成力は、当日の来場客にも大好評でした。

</div>



<div style="font:normal 25pt/100% times;color:#B4AE4E;padding:2px;border-bottom:solid 1px #B4AE4E;margin-right:215px;"><em>interview</em></div>

<div class="t1">毎年違う趣旨で企画するコンサート</div>

<div class="q">━「企画演奏会」というのはどのような位置づけの演奏会なのですか？</div>
<p>　そのままですが、「自分たちのやりたいスタイルの演奏会」というのが「企画演奏会」です。東京六大学ピアノ連盟（以下「六連」）は1年毎に理事が交代となります。１つの代で年間計５回の演奏会を企画運営するのですが、中でも「企画演奏会」はその代の色が濃く出る演奏会でもあります。過去の事例では、六連の歴史を振り返る趣旨のOB合同演奏会、チャリティコンサート、ピティナの<a href="/enc/pianist/0044.html">金子一朗さん</a>のように六連OBの社会人でピアノ演奏活動を続ける人をお招きしたコンサートがありました。今回は初めて映像を導入し、音楽史と世界史の側面からピアノ曲や作曲者について知ってもらうという趣旨のコンサートとなりました。</p>


<div class="t1">お客さんに伝わらなくては意味がない</div>

<div class="q">━ここまでまとまったものを制作するのは困難だったでしょうね。</div>
<p>　「世界史×音楽史」というところでは、まず世界史をまとめるところからスタートしたのですが、ずいぶんと時間がかかりましたね。その後、資料をもとに音楽史、作曲家をそれに当てはめていくような感じでしたが、さらに大変な作業でした。実際に調べて勉強した自分たちの理解度はもちろん高まったのですが、果たしてそれがお客さんに伝わるのかというところが課題だったので編集には四苦八苦しましたね。</p>



<div class="t1">音大でなくても音楽活動はできる</div>

<div style="font-size:8pt;line-height:120%;width:250px;float:right;margin-left:15px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="取材にご協力いただいた六連理事の（左から）三田啓之さん、門沢弘征さん、沼田理美さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_003.jpg" width="250" height="180" class="mt-image-none" style="margin-bottom:2px" /></span><br />取材にご協力いただいた六連理事の（左から）三田啓之さん、門沢弘征さん、沼田理美さん</div>

<div class="q">━どんな方々に聴いて欲しかったのですか？</div>
<p>　これから大学に進学する高校生に聞いて欲しいと思っていました。ピアノを弾く高校生の中には、音大に進むか一般大に進学するかを迷っている人が結構いると思うんです。<br />
そういう学生たちに一般大でもこれだけの音楽活動ができるんだっていうところを知って欲しいと強く思っていました。逆に音大では絶対やらないアプローチというのも結構ありますし。そういった意味でも今回は音楽団体からだけでなく予備校などからもご協賛いただきました。</p>



<div style="float:right;margin-left:15px;width:200px">
<a href="http://www.youtube.com/TheRokuren">六連の<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/youtube.gif" width="55" height="20" class="mt-image-none" style="vertical-align:middle;" /></span>チャンネル</a>で閲覧数の多かった二人です。
<br />
<object width="200" height="178"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/ql2n2uTAs_U&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/ql2n2uTAs_U&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="200" height="178"></embed></object><div style="font-size:8pt;line-height:120%;margin-bototm:3px;margin-top:2px;">村井肇さん　リスト：超絶技巧練習曲より「マゼッパ」</div>
<object width="200" height="178"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/ciWahEsFWSU&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/ciWahEsFWSU&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="200" height="178"></embed></object>
<div style="font-size:8pt;line-height:120%;margin-top:2px;">岐部琴美さん　シューマン：アレグロ　Op.8</div></div>





<div class="t1">各大学のサークルをより活性化させたい</div>

<div class="q">━みなさんにとって、六連はどのようなものですか？</div>
<p>　六連はEU（欧州連合）の結成に触発されて発足されたという逸話があります。複数のサークルが集まるということは演奏レベルの研鑽にもなりますが、「できることの幅が広がる」というのが大きな利益ですね。そこで得たものを自分の大学サークルにフィードバックする。六連の活動を通して各大学のサークルをより活性化させることが六連本来の役割だと考えています。</p>
<div class="q">━ご協力ありがとうございました。</div><br />

<p>　学業やアルバイトを両立しながらピアノを続け、なおかつ複数のコミュニティを束ねる活動まで行う六大学ピアノ連盟のメンバー。これから社会人になってからもピアノ活動を続けること、それは彼らにとってさほど難しくないことかもしれません。</p>

<div style="text-align: right;margin-bottom:10px;">（取材・文：毛涯達哉）</div>

<hr size="1" noshade>
<p style="font-size:11pt;">◆<a href="http://www.rokuren.com/" target="_blank"><strong>東京六大学ピアノ連盟 ウェブサイト</strong></a></p>

<p style="font-size:11pt;"><strong>【今後の活動予定】</strong><br />
・2010.05.08（土）第5回企画演奏会 横浜みなとみらいホール　小ホール</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Vol.12-2　親学講座（１）　小倉 郁子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/02_10362.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2010:/report/03edc/pianostage//41.10362</id>

    <published>2010-03-02T04:05:00Z</published>
    <updated>2010-07-01T01:34:43Z</updated>

    <summary>子育ての中に音楽を。情緒と感性を育むために~「楽譜」編~</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
.img{padding:2px;border:solid 1px #ccc;background:#fff;}
.t1{background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_t1.png');color:#666;margin:10px 0;font:bold 12pt/100% serif;padding:5px 10px;}
.t2{color:#2A7A99;font:bold 11pt/100% sans-serif;margin-bottom:10px;}
--></style>

<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_background.jpg') top center;padding:10px;border:solid 1px #8BC8E1;">

<div style="margin-left:10px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="情緒と感性を育むために?「読譜」編?" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_title.png" width="585" height="74" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span></div>

<div style="background:url('/concert/images/background_fff.png');padding:10px;">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-2_001.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_001.jpg" width="200" height="243" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>


<p style="font-size:11pt;padding-bottom:5px;">　「音楽の大好きな、音楽性豊かな子どもに育ってほしい」---そんな願いを込めて、音楽を学ぶ子どもたちの保護者、指導者の方々を対象に、各地で実施している「<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/tieup/oyagaku/">親学レクチャー・コンサート</a>」（日本財団助成事業）の中から、毎回すてきなお話をお届けしていきます。<br />
　まず、昨年11月に京都で講演された<a href="#prf">小倉郁子先生</a>のお話を、3回にわたってご紹介します。</p>

<div style="font-size:8pt;line-height:120%;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-2_002.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_002.jpg" width="120" height="75" class="mt-image-none img" style="" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-2_003.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_003.jpg" width="120" height="75" class="mt-image-none img" style="" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-2_004.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_004.jpg" width="120" height="75" class="mt-image-none img" style="" /></span><br />親学レクチャー・コンサート：ピアノに合わせて、教科書でも有名な『スイミー』の朗読をされる、小倉郁子先生（朗読）と松田紗依先生（作曲・ピアノ）/09/11/16メルパルク京都にて</div>


<div style="float:right;margin-left:15px;font-size:8pt;line-height:120%;width:200px;margin-bottom:5px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-2_009.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_009.jpg" width="200" height="114" class="mt-image-none img" style="" /></span><br />
小倉郁子先生とご長男の崇以さん,ご二男の由資さん。郁子先生より手ほどきを受け,ピアノをともに学んできた。現在、崇以さんは,研修医として病院勤務をされ,由資さんは大学院の博士課程で研究に励んでいる。</div>


<hr size="1" noshade>
<div class="txt">


<div class="t1" style="margin-right:215px;">&#65374;子育てとピアノ&#65374;</div>
<div style="font-size:12pt;margin-bottom:15px;">　今、<a href="#01">『スイミー』（※）</a>の朗読とピアノを聴いていただいて、みなさんも、広い海の中の様子が思い浮かべられたのではないでしょうか。言葉と音楽の導きにより、イマジネーションを豊かにして行きますね。皆さんも自分のお子様に朗読をしてあげる、本を読んであげるという経験は100％なさっていると思うのですが、今のような音楽があったら、<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-2_008.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_008.jpg" width="120" height="181" class="mt-image-none img" style="float:right;margin-left:15px;margin-top:5px;" /></span>感情移入がたっぷりできるでしょうね。上手い下手は別として、読んでいる私も感動し、聞いてくださった方もそれなりに何か感じてくださったように思います。それが、音楽のパワーではないかなと思います。</div>



<div class="t2">子どもは「表現」をしている</div>

<p>　このようなことは、表現の一つなんです。そして子供たちも、知らず知らずのうちに表現しています。たとえば、子供たちの遊びの中で、ままごとであるとか、何かのキャラクターに自分がなりきって遊ぶということは、必ず子供さんは経験していますよね、夢中で本当に楽しそうですね。あれそのものが表現です。自分が楽しく遊ぶために、状況、イメージを作り上げてなりきっていく。それを見て親の方も面白くなっちゃって、一緒に楽しんだという記憶があります。そのように、無意識のうちに、子供たちは自分でドラマを作って表現しているという事をやっているんですね。<br />
　そして、年齢が高くなっていくと、だんだん表現する世界を自分が見つけて行く。それが音楽であったり、美術であったり演劇であったり、文学であったり。バレリーナになりたいわとバレエのお稽古をしたり。それぞれのお子さんが自分の表現する世界を見つけて行きます。表現するというのは、持って生れてきたもので、無理やりに方向をつけて行くものではないかなという気がします。しかし、表現手段は、学ばなければできないことも多いという事だと思います。</p>




<div class="t2">子育ては、「親元を離れる時まで」</div>

<p>　私の考えている子育てというのは、「親元を離れる時まで」が子育て。うちの子供は、高校を卒業すると同時に家を出ましたので、高校卒業までが子育てというスタンスで考えております。、皆様の中にも大きいお子様を育てていらっしゃる方もいると思いますが、子供の成長と共に親の関わり方というのは全然変わっていくもので、小さい時よりも大きい時のほうが、大変になって行くんですね。手がかかるのは、小さい時かもしれませんが、非常に難しい時期を通り過ぎて行かなければならないので、親の関わりは非常に難しくなっていくという事を、経験されている方もたくさんいらっしゃるかと思います。親元を離れる時までが子育てというスタンスで話を聞いていただければと思います。</p>

<div class="t2">情操教育としてのピアノ学習</div>

<p>　では、ピアノ学習の目的とはどんなものでしょうか。一般的には、ピアノの演奏技術を身につけて、そして情緒豊かな人間性を育むと言われているかと思うんです。つまりそれは「情操教育」であり、理性と共に豊かな感情を育てること、という事だと思うんですね。情操教育というのは、幼いころからしなくてはいけないものであると思うんです。やはり大きくなってから何とかしようとしても、そう簡単には身につかない。それなら、子育てとピアノ学習をリンクすることが理想なのではないかなということに気がついたわけです。それに気づいたのが、子育てを始める前ではなく、ずーっと後になってからなんですけれど。<br />
　それでは、ピアノ学習が、子供の成長にどのように関わって行くのだろうかということを、ピアノを1曲の作品を仕上げていく過程に沿って、お話させていただこうと思います。</p>


<div class="t1">&#65374;「読譜」で育てる様々な力&#65374;</div>

<div class="t2">読譜と国語的分析力</div>

<p>　まず、「読譜」ということ。読譜とは、ただ楽譜を読むという事なんですが、その中にはものすごく色んなことが含まれております。まず記号で書かれた楽譜を、音楽理論を手掛かりにして、楽曲を分析する、もっと平たく言えば、音楽の作りを知るということから始まります。<br />
　その音楽の作りを知るという過程でやらなければならないことは、段落分けをすること。つまり、1曲の曲がどんな形で出来ているか、「形式」を見るということですね。ピアノの世界ですと、ロンド形式とかソナタ形式とか2部形式、3部形式とか形式というのがあって、それがどれに当てはまるのかということを、楽譜から読み取らなければならない。この作業というのは、国語の段落分けと同じなんですね。国語のテストには、この文章はいくつの段落に分かれているでしょうかという問題が、必ず出てきますね。その次は、ひとつの段落の中にどんな事が書いてあるかという主旨を見つけなさい、という問題が出ますよね。それと全く同じことなんですね。</p>


<div class="t2">読譜と図形的認識</div>

<p>　国語は日本語で書いてありますが、楽譜は言葉が何にもないので、今度は図形的なものの見方ができなければいけない。音符というのは点なんです。それを線で結んで行ったら、楽譜は形になるわけです。その音型を見極められなければいけない。同じ形がどこにあるのか、見つけるわけです。このように、図形的にものを見て解釈をしていこうというのが、楽譜を読むということなんです。</p>

<div class="t2">読譜と理科的観察力</div>

<p>　そして、その時に、ここの形と次の形は全く同じだろうか、それともちょっと違うんだろうか、全く違うのだろうか。全く違うのを見つけるのは簡単ですが、たった1音だけ違う事があるんです。そういう違いを見つける。これは理科の観察力です。小学校では、朝顔などの種を撒いて、芽が出て花が咲くまでずーっと観察して、記録にとって行くということをさせられますね。これは植物を育てるということと、観察をするということ、色んな意味で理科の教材としてやるわけですけれど、昨日と今日どこが違うかという、ほんのちょっとの成長の違いを見られるかどうか。そういう細やかな観察心というのを、必要としているんですね。この違いを比較して物事を解釈するという事が、非常に大きく影響してくるのです。ですから、音楽も図形的な目で見て、その違いを観察するということなのです。小学校に入学する時に知能テストを受けますよね。必ず知能テストの中には、左側に書いてある図と全く同じものを見つけなさい、という問題が必ずあります。反対になったり逆さになったりした色んな形があって、その中で同じものを見つけるわけですね。それと全く同じ事なんです。</p>

<div class="t2">読譜と多角的知識</div>

<p>　読譜というのは、多方面から、楽譜を解読して行くということです。さらに実はそこから、その解釈したものがどんな風に仕上げていくのか、イメージして行かなければならないんですね。それも読譜の一つです。そのために、楽譜には、速度記号やタイトル、イラストや、表示記号のヒントがあります、そこから自由に発想していくわけです。お子さんの場合は、それだけでも良いかもしれません。もう少し大きな曲になってくると、イラストはありませんし、○○曲集の何番というのみで、タイトルもありません。そこからイメージをとるというのはとても難しい事なんですが、そこで何をするかというと、その作曲家の伝記を読むとか、時代背景、その作曲家がどんな時代に生きたのかというところから、いろいろひも解いていきます。建築物や絵画とか、その時代の美術的なものから、少しヒントをもらったりして。それに、ピアノという楽器が、すべての楽器の中で、完成されたのが一番遅いという条件があります。今のピアノになるまでの過程に、時代によって演奏法が違ってしまうわけですよね。</p>

<p style="text-align: center;">＊</p>

<p>　このように、楽譜を読むということによって、それだけの色んな知識や経験が必要なんですね。ですから、音符がドだとかレだとか、これが4分音符だとか8分音符ということを知っているから、楽譜が読めたかと言えば、これは全く読めたと言えないんですね。楽譜を見たというだけで。そして、イメージをとっていくために、本当に総合的な視野を持って、対処しなければいけない。ですから、一言で読譜といっても、非常に幅広く大切なことなんだということを、まず認識していただければと思います。</p>


</div>


<a name="01"></a>
<div style="background:#fff;padding:10px;margin-bottom:10px">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="スイミー" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_010.jpg" width="262" height="106" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>
<div style="color:#2A7A99;font-size:12pt;margin-bottom:5px;">『スイミー』の絵本</div>
タイトル：ちいさなかしこいさかなのはなし（おはなしと音楽）<br />
著者：レオ・レオニ (著), 谷川 俊太郎 (翻訳)<br />
価格(税込)￥1,530／ISBN-10: 4769020015<br />
出版社: 好学社 (1969/4/1)<br />
内容： 小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんながおおきな魚にのまれ、ひとりぼっちに。海を旅するうちに、さまざまなすばらしいものを見ます。そして、再び、大きな魚に出会いますが...。世界中で翻訳され、日本でもロングセラーを記録しているレオ=レオニの代表作です。

<div style="text-align: center;color:#2A7A99;margin:5px">*　*　*　*　*　*　*　*　*　*</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="楽譜" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-2_011.gif" width="195" height="145" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>
<div style="color:#2A7A99;font-size:12pt;margin-bottom:5px;">『スイミー』に合わせて演奏できるピアノ譜</div>
・タイトル：ちいさなかしこいさかなのはなし<br />
（おはなしと音楽）<br />
著者：松田　紗依／価格(税込)￥630（12ページ）／<a href="http://www.piano.or.jp/enc/musse/">ミュッセ</a><br />
内容：レオ＝レオニ作の絵本「スイミー」に、訳された谷川俊太郎氏の詩的な文章に添うように、音楽をつけてみました。音楽がつくことで、おはなしがより深く聴く人の心に届くことを願っています。 楽譜には、音楽に合わせて朗読ができるように、おはなしも載せられています。

</div>
<a name="prf"></a>
<img src="http://www.piano.or.jp/images/adviser/adv_c_ogura_ikuko.jpg" style="float:left;margin-right:15px;border:solid 1px #2A7A99;">
<div style="background:#2A7A99;color:#fff;font-weight:bold;line-height:100%;padding:5px;margin-bottom:5px;font-size:11pt;">小倉郁子 <small style="font-weight:normal;">（おぐらいくこ）</small></div>
宇都宮短期大学ピアノ科卒業。同研究科修了。同短大および附属高校講師。コンぺティション全国決勝大会審査員。社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、ならびにステップ課題曲選定委員。PTNAピアノコンペティション指導者賞17回受賞。バスティンメッソード指導講師。数回の渡米においてバスティン女史に直接指導を受ける。宇都宮教材研究会代表・「ピアノ教育は人づくり」をモットーにしたグループ音学代表として活躍中。現在、研修医として病院に勤める長男と大学院の博士課程で研究に没頭する二男の２児の母。ピアノ学習に子育て経験を織り交ぜた講座も注目を得ている。


</div></div>]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.12-1　Stage+人（１２）　国府 弘子さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10361.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2010:/report/03edc/pianostage//41.10361</id>

    <published>2010-03-01T06:19:12Z</published>
    <updated>2010-03-02T04:07:01Z</updated>

    <summary>ジャズピアニストインタビュー！「ステージは、自分の人生すべてを投入する場」</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
.tb1 h3{color:#7A5F41;font-size:12pt;}
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<div class="tb1">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="国府　弘子さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-1_001.jpg" width="300" height="439" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>


<div style="background:#81603D;color:#ECE3A2;margin-bottom:15px">

<div style="font-size:11pt;padding:10px 0 10px 15px;border-bottom:solid 2px #ECE3A2;margin-bottom:10px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Stage+人（１２）　国府 弘子" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-1_title.png" width="242" height="140" class="mt-image-none" style="" /></span></div>


<div style="font-size:11pt;padding:0px 0 10px 15px">昨年春に放送されたNHK教育テレビ「趣味悠々・国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」。共演者の林隆三さん・藤井隆さんを温かく指導し、素敵なセッションも披露された国府弘子さんの姿は、まだ記憶に新しい。プロの音楽家として、「音楽は、とにかく耳が大事。」と語る国府さんに、お話を伺った。</div>

</div>

<div style="margin:0 15px;">

<h3 style="clear:none">耳で聴いて覚える音楽</h3>

<p>　「小学校に上がる前の話になりますが、夕方五時になると町内で鳴る『夕焼けこやけ』。このメロディーに、よく自宅のピアノで伴奏を付けながら弾いていましたね。」<br />
すでに、自然と"耳コピー"を楽しんでいた幼少時代。三歳から始めたピアノレッスンでは、「耳のよさ」が引き出されていった。<br />
「その頃私は、バッハのインベンションを移調で弾くという練習を、子供心にまるで一種のゲームのように面白がっていました。思い返してみると、これって今に生きているなあと思いますね。とても応用力が鍛えられる経験でしたから。」</p>

<p>音楽を、"楽譜を見て弾く音楽"と"耳で覚える音楽"の二つに分けるとすると、"耳で聴いて覚える"ということに、スリルとやりがいを感じていたという国府さん。"楽譜から離れて、耳に入ってきたメロディーを自由に弾いていいんだ"という喜びは、クラシックからジャズの世界へと移行させていった。</p>


<h3>人生の全てが土台になる音楽</h3>

<div style="float:right;margin-left:15px;font-size:8pt;text-align:right;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-1_002.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-1_002.jpg" width="250" height="174" class="mt-image-none" style="" /></span><br />２００９年５月昭和音楽大学管弦楽団とのコンサート<br />（撮影　土居政則）</div>

<p>　ソロのコンサートで地方に行った時のこと。観客からのリクエストで、リストの『ラ・カンパネラ』を弾いて下さい、と言われた。「弾けません」と言ってリクエストに応えられないのは、悔しいこと。そのとき国府さんは、、メロディーを軸に自分なりにアレンジして、即興で弾き終えたのだ。会場の盛り上がりは、言うまでもない。<br />
　「メロディーは、家で例えるならば骨組みの部分、連打はカーテンの部分です。カーテンはなくても、別のものでもいいけれど、床・柱・天井を変えてしまったら、何の曲かはわかりません。どんな曲でも、どれが大事な音で、どれがなくても大丈夫な音なのかを考える必要があるわけですね。そうしたアナライズ（分析）をして、しっかりと骨格をつかむことができれば、好きなようにアレンジして弾けますし、曲としても説得力が出ると思います。」</p>

<p>演奏活動において、演奏者に求められることの１つが、こうした"応用力"ではないだろうか。クラシック音楽の場合は、直前までの練習不足が影響しても、ジャズの場合は、「前日に何を練習していいのかわからない音楽」だという。「実際、ピアノに向っていても公演とは全然関係のない曲を弾いていることもあります。それまでやってきた全てが土台になるというか、自分の人生すべてを投入するというような感じでしょうか。」</p>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol12-1_003.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-1_003.jpg" width="150" height="226" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;" /></span>


<h3 style="clear:none;margin-left:165px;">昨日より深まっていく音楽</h3>

<p>　最後に、ピアノを学ぶみなさんにメッセージをいただいた。</p>

<p>　「まず、ジャズやポピュラー音楽をクラシックとのジャンルの違いとして捉えずに、自分の中から表現されるものだと思ってほしいですね。いい音色・豊かな音色は、それが何のジャンルであれ、ピアノの音に癒されるという意味では、ノンジャンルであると言えますから。"自分の耳で聴いていいものはいいんだ""自分の好きなものは好きでいいんだ"と思うことが大切です。そして、これは自分にも常に言い聞かせていて、後輩にも伝えたいことなのですが、"音楽は気持ちを伝える手段であって、人と比べるのではなく、昨日の自分と明日の自分を比べる時、幸せなものになる"ということですね。人と比べ出すとあせったり、悩んだりしますよね。この基本精神を忘れなければ、コンクールも楽しめるものになると思いますよ。音楽って本当に、とりわけ情感に関しては、昨日よりも明日の方が必ず深まっていますから。こうした姿勢で音楽に向き合えば、全員が幸せな気持ちになれると思います。」</p>

<p>"これからもジャズの世界への橋渡し的な存在でありたい"と語って下さった国府さん。一つ一つの言葉に音楽への思いが込められていた。今後の活躍により一層の期待が高まる。</p>

<div style="text-align: right;margin-bottom:15px;">（取材・文：霜鳥 美和）</div>
</div>

<div style="margin:0 10px 5px 10px">

<table class="gkf">
<tbody>
<tr>
<td class="gkf2" style="border-top:0">
<div style="text-align: left;"><img alt="20thアルバム：オラ！/HOLA！" src="/report/03edc/our_music/images/011_g3.jpg"  class="border" style="float:right;margin-left:5px;" width="80" />
<div style="text-align: left;margin:5px;line-height:120%;"></div>
<span class="roundcornertextcategory" style="border: 0pt none ; background: rgb(102, 0, 0) none repeat scroll 0% 0%; -moz-background-clip: border; -moz-background-origin: padding; -moz-background-inline-policy: continuous; color: rgb(255, 255, 255); font-size: 110%;">CD</span><br />

<strong>20thアルバム：オラ！<br />／HOLA！</strong><br />定価3,000円（税込）<br />
ビクター（株）
VICJ-61528
</div>
</td></tr>
<tr>
<td class="gkf2">
<div style="text-align: left;"><span class="roundcornertextcategory" style="border: 0pt none ; background: rgb(102, 0, 0) none repeat scroll 0% 0%; -moz-background-clip: border; -moz-background-origin: padding; -moz-background-inline-policy: continuous; color: rgb(255, 255, 255); font-size: 110%;">楽譜</span></div>
<img alt="国府弘子のもっとエンジョイ・ジャズピアノ" src="/report/03edc/our_music/images/011_g1.jpg"  class="border" width="80" style="float:right;margin-left:5px;" />
<div style="text-align: left;margin:5px;line-height:120%;">
<strong>国府弘子のもっとエンジョイ・ジャズピアノ&#65374;ジャズの魔法使い&#65374;</strong><br />
定価1,890円（税込）／ヤマハミュージックメディア<br />
※ステップ課題曲<br />
・応用５「A列車でいこう」収載
</div>

</td>
</tr><tr>
<td class="gkf2">

<img alt="国府弘子のアレンジ一丁！" src="/report/03edc/our_music/images/011_g2.jpg"  class="border" width="80" style="float:right;margin-left:5px;" />
<div style="text-align: left;margin:5px;line-height:120%;"><strong>国府弘子のアレンジ一丁！</strong><br />
定価1,890円（税込）／ヤマハミュージックメディア<br />
※ステップ課題曲・応用７「ウェーブ」、<br />発展2「ワルツ・フォー・デビー」／発展5「クレオパトラの夢」収載
</div>
</td></tr>

</tbody></table>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="国府 弘子さん" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-1_prf.gif" width="94" height="125" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;border:solid 1px #7A5F41;" /></span>
<div class="prf"><strong>国府 弘子</strong>　<small>Hiroko Kokubu（ピアノ／Piano）</small></div>




<div style="margin-bottom:20px;font-size:11pt;">ピアニスト・作曲家。国立音楽大学卒業後、NYでジャズ修行。1987年のデビュー以降、20枚以上のアルバムを日米で発表。音楽の喜びと情熱、そして安らぎにあふれる独特のピアノの魅力は聴く人々の心を捉え続ける。2008年にはNHK教育「趣味悠々」にてジャズピアノ講座を務めた。<br />
◆<a href="http://kokubuhiroko.net" target="_blank">国府弘子オフィシャルホームページ</a></div>

<div style=""><strong style="color:#7A5F41;font-size:11pt;">今後の主な公演予定</strong><br />

<p style="font-size:10pt;padding-bottom:5px;">
● 2010年3月27日（土）28日（日）新潟<br />
　 「ゆく冬、くる春　ピアノシュプール」国府弘子スペシャルトリオ<br />
　 会場・新潟 岩原PIT-INN　Tel : 025-787-3413</p>

<p style="font-size:10pt;padding-bottom:5px;">
● 2010年5月8日（土）神奈川<br />
　 「川崎・しんゆり芸術祭アルテリッカ2010」<br />
　 会場：昭和音楽大学テアトロ ジーリオ ショウワ<br />
　 Tel.044-952-5024</p>

<p style="font-size:10pt;padding-bottom:5px;">
● 2010年5月21日（金）東京<br />
　 国府弘子 meets 吉田美奈子<br />
　 会場：ヤマハホール　Tel.03-3572-3139</p></div>


</div>

<div style="clear:both"></div>


</div>


]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.11-2　祝・ピアノ誕生300年 II.ピアノ曲の世界旅行　アメリカ／日本</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10930.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2010:/report/03edc/pianostage//41.10930</id>

    <published>2010-03-01T02:40:00Z</published>
    <updated>2010-06-16T04:18:08Z</updated>

    <summary> ◆ お話＆演奏 根津理恵子さん 江崎昌子さん 鈴木弘尚さん 黒田亜樹さん ピア...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/">
        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
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.list1 p{font-size:10pt;margin-left:50px;padding-bottom:10px;}
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアノ曲の世界旅行" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_title2.gif" width="120" height="117" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;margin-bottom:10px" /></span>

<div style="font-size:11pt;color:#666;"><strong>◆ お話＆演奏</strong></div>

<div class="ohanshi"><a href="/concert/tieup/piano300/prf.html#nedu"><img src="/concert/images/piano300_prf_nedu.jpg"><br />
根津理恵子さん</a></div>

<div class="ohanshi">
<a href="/concert/tieup/piano300/prf.html#ezaki"><img src="/concert/images/piano300_prf_ezaki.jpg"><br />
江崎昌子さん</a></div>

<div class="ohanshi"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/prf.html#suzuki"><img src="/concert/images/piano300_prf_suzuki.jpg"><br />
鈴木弘尚さん</a></div>

<div class="ohanshi"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/prf.html#kuroda"><img src="/concert/images/piano300_prf_kuroda.jpg"><br />
黒田亜樹さん</a></div>

<div style="clear:both"></div>
<p style="font-size:11pt;">
ピアノが誕生して以降、西欧のドイツ&#65374;オーストリアを中心に、クラシック音楽の重要な一ジャンルとして、「ピアノ曲」の基礎が築かれます。そして時代の変化、各地の民族文化の影響を受けながら、ピアノ曲は多様化し、世界に広がっていきました。</p>

<div style="clear:both"></div>


<p style="font-size:11pt;text-align:center;"><a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10894.html">ドイツ＆オーストリア／フランス</a>　｜　<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10913.html">ロシア／北欧／東欧／南欧</a>　｜　<a href="#001"><strong>アメリカ／日本</strong></a></p>


<hr size="1" noshade>
<br />


<a name="001"></a>


<!-- ▼アメリカ▼ -->


<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map7.jpg') #FABA85 right top no-repeat;padding:5px;">
<div style="margin-top:180px;float:right;text-align:center;padding:20px;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アメリカ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_007.jpg" width="100" height="75" class="mt-image-none" style="" /></span>


<div style="font-size:8pt;line-height:120%;width:210px;padding:5px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2backgroundfff50.png');margin-left:10px;margin-top:300px;">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="フォスター" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_008.jpg" width="75" height="89" class="mt-image-none" style="float:left;border:solid 2px #fff;" /></span>

<div style="margin-left:105px">フォスター●「アメリカ音楽の父」と称されるフォスター（1826-1864）。直接クラシック音楽を作曲していないが、ドヴォルザークなど他国のクラシック音楽の作曲家にも影響を及ぼした。
</div>
</div>


</div>

<div style="text-align: left;">
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p12-t.png" style="margin-bottom:10;padding:10px;" alt="アメリカ"></div>


<div class="list1">

<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;line-height:120%;">
19世紀前期：北部は未開<br />
　　　　　　　　中南米諸国のスペイン・ポルトガル領から独立<br />
20世紀後期：アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ（北米）、ブラジル、アルゼンチン（南米）　他

</div>

<div class="kingendai">
<strong>20世紀の音楽</strong><br />
<p style="margin-left:0">19世紀中期のヨーロッパの革命運動以降、多数の音楽家がアメリカ合衆国に移住、ドイツ音楽から得た影響は大。20世紀には、通俗楽派、実験主義者、不確定音楽も含め、世界のあらゆる流派が存在してる。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-villa_lobos.gif" alt="ヴィラ＝ロボス">
<p><b>ヴィラ・ロボス</b>（1887-1959 ブラジル）<br />
土俗的な要素と申請な叙情の徹底した追及者で、クラシックの技法にブラジル独自の音楽を取り込む。『ショーロ第5番（ブラジルの魂）』など。</p>


<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-gershwin.gif" alt="ガーシュイン">
<p><b>ガーシュイン</b>（1898-1937　アメリカ）<br />
真の「アメリカ音楽」を作り上げ、ピアノで世界中に示す。クラシックとジャズを融合した「シンフォニック・ジャズ」の『ラプソディー・イン・ブルー』など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-cage.gif" alt="ジョン・ケージ">
<p><b>ジョン・ケージ</b>（1912-1992　アメリカ）<br />
プリペアード・ピアノの創始者。前衛的手法をシェーンベルクから受け継ぎ、不確定要素など相違あふれる新技法。『メタモルフォーシス』など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-ginastera.gif" alt="ヒナステラ">
<p><b>ヒナステラ</b>（1916-1983　アルゼンチン）<br />
十二音主義から出発し、民族的土俗的作風を強めたアルゼンチンの作曲家。『12のアメリカ前奏曲』など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-piazzolla.gif" alt="ピアソラ">
<p><b>ピアソラ</b>（1921-1992　アルゼンチン）<br />
「アルゼンチン・タンゴ」に、バロック様式の重厚さやジャズのクールさも加えた独自の音楽を開拓。『リベルタンゴ』など。</p>

</div></div>
<div style="clear:both"></div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />
<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">ガーシュイン：「ラプソディー・イン・ブルー」</div>
アフリカからアメリカへの移民によってもたらされたジャズの発展も、鍵盤楽器の歴史上も忘れてはいけないでしょう。ラプソディー・イン・ブルーではヨーロッパのクラシック音楽とアメリカの民族音楽としてのジャズが見事に融合されています。スイングするリズムと喋り歌うような節回し、ピアノの超絶技巧、時にはちょっとした即興も交えながら、ピアノソロ編曲（短縮版）でお届けします。</div>

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">ジョージ・クラム：「マクロコスモスII」黄道十二宮による12のファンタジーより第1曲 モーニング・ミュージック／創世記（蟹座）</div>
<div>アメリカは、伝統あるヨーロッパの音楽から抜け出すような、アヴァンギャルドな実験音楽が常に盛んな国でもあります。その中でも特に個性を放つ作曲家、ジョージ・クラム（1929-）の作品より短い1曲をご紹介します。この作品ではピアノの中の指定された音域に紙を置き、その振動も音色の一つとして使われています。阿多足い音色の研究に没頭したクラムの神秘な世界を体験してみてください。</div></div>



<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">ピアソラ：「リベルタンゴ」（編曲：黒田亜樹）</div>
<div>ピアソラ没直後、クラシックの名だたる演奏家が彼の曲を取り上げ、いわゆる「ピアソラブーム」がおこりましたが、その中でもとりわけ演奏率の高いのが「リベルタンゴ」。ピアソラはバンドネオン奏者としてもすばらしい腕前でしたが、彼の作品を演奏する時にはバンドネオンの蛇腹が日サボ上でチャッチャッチャと軋む、あの響きなしには表現できないともいえるでしょう。バンドネオンを含む単語5重相談のノリや味わいをピアノで演奏すること、またピアノならではの編曲の面白さを伝えることに挑戦してみます。<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=S9cqUEIIHpM" target="_blank"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif"></a>
</div></div>

</div></div></div>


</div>




<!-- ▲アメリカ▲ -->






<!-- ▼日本▼ -->



<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map8.jpg') #FABA85 right top no-repeat;padding:5px;">
<br />
<div style="margin-right:100px;">
<div style="padding:10px;float:left;margin-right:15px;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="日本" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p13-t.png" width="76" height="42" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<div style="padding:10px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2backgroundfff50.png');margin-left:100px;margin-bottom:5px;font-weight:bold;">
ピアノが初めて日本に上陸したのは、シーボルトが来日した1823年。以降、明治時代の文化政策とともにい、ピアノ音楽が普及、ピアノ教育は大きく発展し、今や世界トップのピアノ生産国に。邦人によるピアノ作品も世界各国で演奏されている。</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">

<div class="t3">武満徹；雨の樹素描II─オリヴィエ・メシアンの追憶に─</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="武満徹" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_009.jpg" width="60" height="80" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:10px;" /></span>

現代音楽の分野で、世界的に有名な日本を代表する作曲家。この曲は、尊敬し影響を受けたメシアンの、没年に書き上げた作品です。武満は、形をもたない「水」を、「音」との関係に重ね合わせ、「海」や「雨」などを多く描きました。日本の「雨」の風情を感じながら、水とピアノの音がどう絡みあい、その響きがどう伸びてどう移ろっていくかを、聴いていただきたいと思います。
</div>
</div></div>
</div>
<br />
<div style="padding:10px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2backgroundfff50.png');margin-bottom:5px;margin:10px;">
<div style="color:#912C00;margin-bottom:10px;font-size:12pt;font-weight:bold;">時代を超えて、場所を越えて</div>
<p style="padding-bottom:0px;font-size:11pt;">
「一人の人が一生のうちに体験できることや、行くことのできる場所は限られています。何かを長い間ずっと見守ったり、世界一周旅行を何回もしたりすることは、限られた人生の中では色々な制約があって到底できることではありません。<br />
　でも、音楽に触れることで、私たちはその制約から自由になれます。音楽教育の意味も、そのことを教えるところにあるのではないでしょうか。音楽を通じて、時代を超え、場所を超え、─教育的にも、演奏会としても、とても意義深いものになるはずです。音楽に触れて人は自由になれること。この演奏会で皆様に感じていただければと思います。」（黒田亜樹）</p>
</div>


</div>

<!-- ▲日本▲ -->

<br />
<p style="text-align: right;"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/">⇒ピアノ300年記念コンサートの詳細はこちら</a></p>



]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Vol.11-2　祝・ピアノ誕生300年 II.ピアノ曲の世界旅行　ロシア／北欧／東欧／南欧</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10913.html" />
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    <published>2010-03-01T02:30:01Z</published>
    <updated>2010-06-16T04:14:47Z</updated>

    <summary> ◆ お話＆演奏 根津理恵子さん 江崎昌子さん 鈴木弘尚さん 黒田亜樹さん ピア...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアノ曲の世界旅行" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_title2.gif" width="120" height="117" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;margin-bottom:10px" /></span>

<div style="font-size:11pt;color:#666;"><strong>◆ お話＆演奏</strong></div>

<div class="ohanshi"><a href="/concert/tieup/piano300/prf.html#nedu"><img src="/concert/images/piano300_prf_nedu.jpg"><br />
根津理恵子さん</a></div>

<div class="ohanshi">
<a href="/concert/tieup/piano300/prf.html#ezaki"><img src="/concert/images/piano300_prf_ezaki.jpg"><br />
江崎昌子さん</a></div>

<div class="ohanshi"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/prf.html#suzuki"><img src="/concert/images/piano300_prf_suzuki.jpg"><br />
鈴木弘尚さん</a></div>

<div class="ohanshi"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/prf.html#kuroda"><img src="/concert/images/piano300_prf_kuroda.jpg"><br />
黒田亜樹さん</a></div>

<div style="clear:both"></div>
<p style="font-size:11pt;">
ピアノが誕生して以降、西欧のドイツ&#65374;オーストリアを中心に、クラシック音楽の重要な一ジャンルとして、「ピアノ曲」の基礎が築かれます。そして時代の変化、各地の民族文化の影響を受けながら、ピアノ曲は多様化し、世界に広がっていきました。</p>

<div style="clear:both"></div>


<p style="font-size:11pt;text-align:center;"><a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10894.html">ドイツ＆オーストリア／フランス</a>　｜　<a href="#001"><strong>ロシア／北欧／東欧／南欧</strong></a>　｜　<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10930.html">アメリカ／日本</a></p>

<hr size="1" noshade>
<br />


<a name="001"></a>



<!-- ▼ロシア▼ -->



<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map3.jpg') #FABA85 left top no-repeat;padding:5px;">

<div style="width:245px;float:left;">

<div style="text-align: left;padding:10px;margin-bottom:220px;"><img alt="ロシア" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p10-t.png" /></div>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3" style="margin-left:0">チャイコフスキー：ロシアの踊り、中国の踊り、パ・ド・ドゥ　組曲「くるみ割り人形」より</div></div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-f-003.jpg" width="100" height="75" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:5px;" /></span>

<div style="margin-bottom:10px;">もともとバレエ曲である「くるみ割り人形」を、プレトニョフによるピアノ編曲。モダンピアノの楽器としての魅力やロシアのピアノ奏法が、存分に活かされています。トレパークの二拍子の激しいリズムの「ロシアの踊り」、バレエでは木管楽器が主体で演奏される「中国の踊り」、ロシア特有のなめらかさが「パ・ド・ドゥ」と続きます。純粋にピアノ曲として聴いていただきたいと思います。</div>


<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3" style="margin-left:0">ラフマニノフ：プレリュード「鐘」「幻想小曲集 op.3」より</div></div>
<div style="margin-bottom:10px;">「鐘」の愛称で親しまれるこの曲は、クレムリン宮殿の鐘の音に暗示を受けて、19歳の時に作曲されたといわれています。ピアノの音響効果を巧みに使い、交互に鳴り響く大小の鐘の音、重厚な和音とともに増幅していく壮大な響きを生みだしています。ピアノの音が鳴ったあとの残響にも、耳を傾けていただきたいと思います。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=wF5zU67htVg"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Youtube" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif" width="45" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></a>
</div>

</div></div></div>



<div class="list1">

<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;line-height:120%;">
1721年&#65374;1917年　ロシア帝国<br />
1922年&#65374;1991年　ソビエト連邦</div>

<div class="roman2">
<strong>後期ロマン派音楽</strong><br />

<p style="margin-left:0">
「ロシア音楽の父」グリンカが、ロシアの地に西欧音楽の種を蒔き、西欧で学んだチャイコフスキーを経て、ロシア音楽界は大きく発展。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-mussorgsky.gif" alt="ムソルグスキー">
<p><b>ロシア五人組</b><br />
西欧に留学せず、純粋にロシアの民族的な音楽を追求したロシアの国民楽派。メンバーに「展覧会の絵」の作曲家ムソルグスキー（1839-1881）など。</p>


<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-tchaikovsky.gif" alt="チャイコフスキー">
<p><b>チャイコフスキー</b>（1840-1893　ロシア）<br />
西欧音楽の古典的形式やロマン派的情緒の上に、ロシアの民族色を融合したロシア音楽の大家。バレエ、交響曲など名曲多数。『ピアノ協奏曲第1番』は最人気。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-rakhmaninov.gif" alt="ラフマニノフ">
<p><b>ラフマニノフ</b>（1873-1943　ロシア）<br />
ロシアのロマン派音楽を代表する『ピアノ協奏曲第2番』は、作曲家としての出世作。ロシア革命後、アメリカに亡命。名ピアニストとしても活躍。</p>


<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-scriabin.gif" alt="スクリャービン">
<p><b>スクリャービン（1872-1915　ロシア）</b><br />
神秘主義思想に傾倒。晩年のピアノ曲に『詩曲　焔に向かって』。独自の音楽語法を確立され、全体が「神秘和音」で構成されている。</p>

</div>


<div class="kingendai">
<strong>近現代音楽</strong><br />
<p style="margin-left:0">ロシア革命以降、スターリン統治による「社会主義リアリズム」の強制により、前衛的な創作活動は大幅に制限された時代。ストラヴィンスキー（1882&#65374;1971）など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-prokofev.gif" alt="プロコフィエフ">
<p><b>プロコフィエフ</b>（1891-1953）<br />
ピアノの打楽器的な強弱法、風刺的な作風が特徴。『戦争ソナタ』は、第二次世界大戦中に作曲され、戦争を表現したピアノ･ソナタ（6-8番）。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-shostakovich.gif" alt="ショスラコーヴィチ">
<p><b style="padding-bottom:0px;">ショスタコーヴィチ</b>（1906-1953）<br />
スターリン政権下中は「社会主義リアリズム」作品との関連が多い。『24の前奏曲とフーガ』は「20世紀の平均律」といわれるピアノの代表作品。</p>

</div></div></div>



<!-- ▲ロシア▲ -->





<!-- ▼北欧▼ -->



<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map4.jpg') #FABA85 left top no-repeat;padding:5px;">

<div style="width:245px;float:left;">
<div style="text-align: left;">
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p11-1-t.png" style="margin-bottom:110px;padding:10px;" alt="北欧"></div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />


<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3">グリーグ：蝶々「抒情小曲集第3集」より</div></div>
<div style="margin-left:0">北欧の大自然を日々スケッチしたような小品で、いずれも表題付き。全10巻（計66曲）中の第3巻は、「春」の喜びや優しさがいっぱいに描かれています。この『蝶々』では、ひらひらと空を舞う蝶々の軽快な動きを、ピアノで繊細に表現していきます。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=hN6iFYQ9lWY"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Youtube" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif" width="45" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></a></div>


</div></div></div>



<div class="list1">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="北欧" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_004.jpg" width="100" height="75" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:10px;padding:5px;" /></span>

<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;line-height:120%;">
20世紀前期&#65374;：ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク（ノルウェーがスウェーデンより、フィンランドがロシアより独立）</div>

<div class="roman2">
<strong>後期ロマン派音楽</strong><br />

<p style="margin-left:0">
スウェーデンやロシアの支配からの独立運動が背景に含まれる。西欧音楽の様式に、北欧の文化や民俗音楽を加えた、新しい音楽に発展。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-grieg.gif" alt="グリーグ">
<p><b>グリーグ</b>（1843-1907　ノルウェー）<br />
「北欧のショパン」と呼ばれ、『抒情小曲集』などピアノの性格的小品多数。ノルウェーの大自然など、北欧情緒にあふれた作風。</p>


<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-sibelius.gif" alt="シベリウス">
<p><b>シベリウス</b>（1865-1957　フィンランド）<br />
北欧神話に基づくフィンランドの文化がベースに。ピアノ曲に、フィンランドの象徴である「樹木」を題材にした「５つの小品　op.75」など。</p>

</div></div>
<div style="clear:both"></div>

</div>

<!-- ▲北欧▲ -->



<!-- ▼東欧▼ -->


<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map5.jpg') #FABA85 left top no-repeat;padding:5px;">

<div style="width:245px;float:left;">

<div style="text-align: left;">
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p11-2-t.png" style="margin-bottom:110px;padding:10px;" alt="東欧" /></div>

<div style="text-align: center;margin-top:140px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_005.jpg" width="100" height="75" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

</div>

<div class="list1" style="margin-bottom:0">


<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;line-height:120%;">
20世紀前期&#65374;ポーランド、チェコ、ハンガリーなど<br />
（ロシア&#65374;オーストリア＝ハンガリー帝国より独立）</div>

<div class="roman2" style="padding:0px 10px;">
<strong>後期ロマン派音楽</strong><br />

<p style="margin-left:0">
ロシア帝国やオーストリア＝ハンガリー帝国の支配下にあった東欧諸国の民族文化を復興の動き。スメタナ（1924-1884　チェコ）など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-dvorak.gif" alt="ドヴォルザーク">
<p style="padding-bottom:0px;"><b>ドヴォルザーク</b>（1841-1904　チェコ）<br />
ブラームスに才能を見いだされ、『スラヴ舞曲集』（ピアノ連弾）で人気作曲家に。チェコの民俗音楽を世界に通用する音楽に発展させる。</p>
</div>

<div class="kingendai" style="padding:0px 10px 10px;">
<strong>近代音楽</strong><br />

<p style="margin-left:0">
民族音楽や言語の韻律を音楽的要素とした新しい音楽。ヤナーチェク（1854-1928　チェコ）、コダーイ（1882-1967　ハンガリー）、シマノフスキー（1882-1937　ポーランド）など。
</p>
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-bartok.gif" alt="バルトーク">
<p style="padding-bottom:0px;"><b>バルトーク</b>（1881-1945　ハンガリー）<br />
コダーイとともに、ハンガリー民謡採集。東欧の民謡とリズムが感じ取れるピアノ小品集に、『ミクロコスモス』『子どものために』など。</p>
</div></div></div>



<!-- ▲東欧▲ -->




<!-- ▼南欧▼ -->


<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map6.jpg') #FABA85 left top no-repeat;padding:5px;">

<div style="width:245px;float:left;">
<div style="text-align: left;">
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p11-3-t.png" style="margin-bottom:110px;padding:10px;" alt="南欧"></div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />


<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3">グラナドス：アンダルーサ「十二のスペイン舞曲集」より</div></div>
<div style="margin-left:0">太陽と情熱の国スペインの、アンダルシア地方の印象を描いた曲です。前奏の独特なリズム、装飾音は、まるでギターの伴奏のように奏でられ、その上に哀愁漂うメロディーが流れます。続く中間部の和声的な旋律は、祈りのような長著を持ち大変印象的です。</div>

</div></div></div>



<div class="list1">

<img alt="南欧" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-3_006.jpg" style="float:right;margin-left:10px;padding:5px;" />


<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;line-height:120%;">
19世紀前期&#65374;：スペイン王国／ポルトガル王国<br />
20世紀前期&#65374;：スペイン／ポルトガル</div>

<div class="roman2">
<strong>後期ロマン派音楽</strong><br />
<p style="margin-left:0">長年音楽的に不毛だったスペインでも、19世紀後半からアラブ系音楽の痕跡を強くとどめた民俗音楽に根ざした国民音楽の創造が進められた。ファリャ（1876-1946）など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-granados.gif" alt="グラナドス">
<p><b>グラナドス</b>（1867-1916　スペイン）<br />
「スペインのグリーグ」と呼ばれ、北方の民謡を主に扱った、ロマン的で洗練された作風。代表作「スペイン舞曲」も、スペイン情緒豊かなピアノ曲。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-albeniz.gif" alt="アルベニス">
<p><b>アルベニス</b>（1860-1909　スペイン）<br />
南スペインの民謡や舞曲の素材を盛り込み、スペインや郷愁や情熱を描く。代表作に4巻12曲のピアノ組曲『イベリア』。</p><br />
</div></div>
<div style="clear:both"></div>

</div>




<!-- ▲南欧▲ -->


<p style="text-align: right;"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/">⇒ピアノ300年記念コンサートの詳細はこちら</a></p>

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Vol.11-2　祝・ピアノ誕生300年 II.ピアノ曲の世界旅行　ドイツ＆オーストリア／フランス</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10894.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2010:/report/03edc/pianostage//41.10894</id>

    <published>2010-03-01T02:30:00Z</published>
    <updated>2010-06-16T04:16:31Z</updated>

    <summary> ◆ お話＆演奏 根津理恵子さん 江崎昌子さん 鈴木弘尚さん 黒田亜樹さん ピア...</summary>
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        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ピアノ曲の世界旅行" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_title2.gif" width="120" height="117" class="mt-image-none" style="float:left;margin-right:15px;margin-bottom:10px" /></span>

<div style="font-size:11pt;color:#666;"><strong>◆ お話＆演奏</strong></div>

<div class="ohanshi"><a href="/concert/tieup/piano300/prf.html#nedu"><img src="/concert/images/piano300_prf_nedu.jpg"><br />
根津理恵子さん</a></div>

<div class="ohanshi">
<a href="/concert/tieup/piano300/prf.html#ezaki"><img src="/concert/images/piano300_prf_ezaki.jpg"><br />
江崎昌子さん</a></div>

<div class="ohanshi"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/prf.html#suzuki"><img src="/concert/images/piano300_prf_suzuki.jpg"><br />
鈴木弘尚さん</a></div>

<div class="ohanshi"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/prf.html#kuroda"><img src="/concert/images/piano300_prf_kuroda.jpg"><br />
黒田亜樹さん</a></div>

<div style="clear:both"></div>
<p style="font-size:11pt;">
ピアノが誕生して以降、西欧のドイツ&#65374;オーストリアを中心に、クラシック音楽の重要な一ジャンルとして、「ピアノ曲」の基礎が築かれます。そして時代の変化、各地の民族文化の影響を受けながら、ピアノ曲は多様化し、世界に広がっていきました。</p>

<div style="clear:both"></div>

<p style="font-size:11pt;text-align:center;"><a href="#001"><strong>ドイツ＆オーストリア／フランス</strong></a>　｜　<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10913.html">ロシア／北欧／東欧／南欧</a>　｜　<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10930.html">アメリカ／日本</a></p>


<hr size="1" noshade>
<br />


<!-- ▼ドイツ＆オーストリア▼ -->


<a name="001"></a>



<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map1.jpg') #FABA85 left top no-repeat;padding:5px;">


<div style="width:240px;float:left;">

<div style="text-align: left;padding:10px;margin-bottom:550px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ドイツ＆オーストリア" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p8-t.png" width="207" height="81" class="mt-image-none" style="" /></span></div>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">シューマン：飛翔「幻想小曲集 op.12」より</div>
17世紀頃のイギリスの民謡に基づく変奏曲。ある時は歌で、またある時は鍵盤楽器だけ、時には合奏などと、様々な様式で演奏されているが、今回はルネサンスオルガンのみで変奏します。10数種類の変奏を通して、次々と音色が変わっていくのをお楽しみください。
</div>

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">ブラームス：ハンガリー舞曲第5番（連弾）</div>
ハンガリーのヴァイオリン奏者のレメーニから教わったロマ（ジプシー）の民族音楽に、心惹かれたブラ―ムスは、その地の原作を「編曲する」形で、ピアノ連弾曲にまとめました。21曲からなる舞曲集のうち、この第5番は特に人気で、様々な編成で編曲されています。ジプシー・ダンスならではの、テンポや強弱の激しい交替、細やかなリズム、奔放な雰囲気を、お楽しみください。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=AbgmDWc63dU"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Youtube" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif" width="45" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></a>
</div>
</div></div>
</div>


<div class="list1">




<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;line-height:120%;">
19世紀前期：プロイセン王国＆ワルシャワ大公国／オーストリア帝国<br />
19世紀後期：ドイツ帝国／オーストリア＝ハンガリー帝国<br />
20世紀中期：ドイツ連邦共和国／オーストリア共和国</div>

<div class="classic">
<strong>古典派音楽</strong><br />

<p style="margin-left:0">「ウィーン古典派音楽」とも呼ばれ、クラシック音楽の基本形である「絶対音楽」が整った。貴族の音楽から市民の音楽への移行期。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-hydn.gif" alt="ハイドン">
<p><b>ハイドン</b>（1732-1809　オーストリア）<br />
「交響曲の父」。動機展開の技法を取り入れ、ソナタ形式を確立。52曲の『ピアノ・ソナタ』を作曲した。</p>


<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-mozart.gif" alt="モーツァルト">
<p><b>モーツァルト</b>（1756-1791　オーストリア）<br />
<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10353.html#03">ピアノフォルテの音色参照</a><br />
幼少期から西欧を旅し、多分野で名曲を残した「神童」。個展形式に豊かな情緒を織り交ぜた『ピアノ･ソナタ』『ピアノ協奏曲』。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-beethoven.gif" alt="ベートーヴェン">
<p><b>ベートーヴェン</b>（1770-1827　ドイツ）<br />
<a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10353.html#03">ピアノフォルテの音色参照</a><br />
ウィーン古典派音楽の完成車であり、難聴をもつ不屈の「楽聖」。32曲の『ピアノ・ソナタ』は「ピアノ音楽の新約聖書」。</p>
</div>


<div class="roman1">
<strong>前期ロマン派音楽</strong><br />
<p style="margin-left:0">フランス革命を経て、裕福な市民のための音楽が興隆。絶対音楽の基盤の上に、人間の主観的な感情表現が加えられた。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-shubert.gif" alt="シューベルト">
<p><b>シューベルト</b>（1797-1828　オーストリア）<br />
「歌曲王」。ピアノ曲『さすらい人幻想曲』は、第2楽章に使われた歌曲（さすらい人）によって全楽章が統一する新手法。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-mendelssohn.gif" alt="メンデルスゾーン">
<p><b>メンデルスゾーン</b>（1809-1847　ドイツ）<br />
抒情的性格曲として、最高度に甘美で感傷的な『無言歌集』等で、"言葉にできない感情"をピアノで描いた。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-shumann.gif" alt="シューマン">
<p><b>シューマン</b>（1810-1856　ドイツ）<br />
音の詩人。『謝肉祭』『幻想小曲集』『こどもの情景』等数々の性格的小品に、文学的な発想、幻想的な趣向をちりばめる。</p>

</div>


<div class="roman2">
<strong>後期ロマン派音楽</strong><br />
<p style="margin-left:0">ヨーロッパ各地の独立運動が起こる中、ドイツでは音楽の長大化が進み（ワーグナー、マーラー、ブルックナーなど）、一方で新古典派様式も生まれた。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-liszt.gif" alt="リスト">
<p><b>リスト</b>（1811-1889　ハンガリー）<br />
『ソナタ ロ短調』は、作曲家としての充実期、ワイマールでの作品。リストの元に、保守的ウィーンに対抗する「新ドイツ派」が形成。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-brahms.gif" alt="ブラームス">
<p><b>ブラームス</b>（1833-1897　ドイツ）<br />
ドイツ音楽の正統的な流れの延長線上に立ち、重厚な構成の中にロマン的な内的心情を表現。『小品集op.116&#65374;119』など。</p>

</div>


<div class="kingendai">

<strong>近現代音楽</strong><br />
<div style="float:right;margin-left:10px;"><img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-schoenberg.gif" alt="シェーンベルク">
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-berg.gif" alt="ベルク">
<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-webern.gif" alt="ウェーベルン"></div>
<p style="margin-left:0">美術、建築、哲学、心理学などあらゆる分野で新しいうんどうが起こり、20世紀の学問・芸術が開拓されていく。「新ウィーン楽派」（<b>シェーンベルク</b>、<b>ベルク</b>、<b>ウェーベルン</b>）は、ウィーン古典音楽と決別し、現代音楽の基礎を作った3人組。「十二音音楽」を確立。</p>
<div style="clear:both"></div>
</div>

</div>




</div></div>

<!-- ▲ドイツ＆オーストリア▲ -->







<!-- ▼フランス▼ -->

<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2map2.jpg') #FABA85 left top no-repeat;padding:5px;margin-bottom:10px;">

<div style="width:240px;float:left;">
<div style="padding:10px;margin-bottom:260px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="フランス" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-p9-t.png" width="142" height="39" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3">ショパン：革命「12の練習曲op.10」より</div></div>
<div style="margin-bottom:10px;">
故国ポーランドからパリに向かう途中、1831年にシュトゥットガルトで受けた、ロシア軍によるワルシャワ侵攻の悲報。この曲は、その失望感と憤りのあまり、一気に書き上げたとして名高い曲です。左手で繰り返し上下行される怒涛のようなパッセージ、内から込み上がる哀しい叫びのような右手オクターブの旋律。ピアノの詩人ショパンの、祖国を思う気持ちを想像しながら聴いてください。<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=uP0qA20P3sg"><img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif"></a>
</div>

<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3">リスト：愛の夢（3つの夜想曲）　第3番</div></div>
<div style="margin-bottom:10px;">
当時女性たちの熱烈な支持を得ていたリストの、愛情あふれる夜想曲。ドイツの詩人フライトリヒアートの詩『愛せる限り愛せよ』によるソプラノの歌曲を用いながら、次第に音域を高めながら、冒頭からの甘美なメロディーをドラマティックに歌い上げていきます。<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=eQTZ8kkQnII"><img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif"></a>
</div>
</div></div>



<div style="font-size:8pt;line-height:120%;width:210px;margin:10px;padding:5px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol11-2backgroundfff50.png')">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="パリのサロン" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-f-002.jpg" width="100" height="75" class="mt-image-none" style="float:left;border:solid 2px #fff;" /></span>
<div style="margin-left:105px">パリのサロン●ヨーロッパの音楽家や詩人や作家、画家、哲学者など、様々な分野の芸術家がパリのサロンに集い、互いに刺激を与え合う知的な交流の場となっていた。</div>


<div style="margin-top:5px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="印象　-　日の出" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-2-f-001.jpg" width="100" height="75" class="mt-image-none" style="border:solid 2px #fff;float:left;margin-right:5px;" /></span>
『印象-日の出』●『印象派』を生みだすきっかけとなったモネの作品。モネは『光の画家』と称され、光の効果を追求し描き続けた画家。</div></div>



<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou2.png" width="120" height="30" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div class="kiitemiyo1"><div class="kiitemiyo2">
<br />
<img alt="♪" src="/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;">
<div class="t3">ドビュッシー：水の反映「映像第一集」より</div></div>

まるでモネの絵画に見るような、水面に映る光の輝き、微妙な色彩を、ピアノの音で描写した曲です。水そのものの動きというよりは、水の揺らめきに絶えず変化する水面の映像に焦点をあてています。美しい繊細なアルペジオ、急速な動きで流れるパッセージ、ぼんやりと相互に溶け合う和やかな音色...。水面に映る木々や空、陽の光が風にさらさらと揺られる情景が、目に浮かびます。
</div></div>



</div>










<div class="list1">
<div style="font-size:10pt;font-weight:bold;margin-bottom:10px;line-height:120%;">
19世紀前期：フランス王国<br />
19世紀後期：フランス共和国</div>


<div class="roman1">
<strong>前期ロマン派音楽</strong>
<p style="margin-left:0">ドイツの「絶対音楽」に対し、文学性の高い音楽が求められた時代に、ベルリオーズが「標題交響曲」を作曲。サロンや大衆向けのコンサートが盛んになり、花形ピアニストが活躍。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-chopin.gif" alt="ショパン">
<p><b>ショパン</b>（1810-1849　ポーランド）<br />
サロンを中心に活躍。繊細なピアノで、パリの音楽界を虜にした「ピアノの詩人」。祖国ポーランドの舞曲を取入た『マズルカ』『ポロネーズ』など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-liszt.gif" alt="リスト">
<p><b>リスト</b>（1811-1886　ハンガリー）<br />
ピアニスト時代はヴィルトゥオーソとしてパリの観衆を魅了した「ピアノの魔術師」。パガニーニのヴァイオリンの超絶技巧を原曲とした『ラ・カンパネッラ』など。</p>


</div>

<div class="roman2">
<strong>後期ロマン派音楽</strong>
<p style="margin-left:0">普仏戦争（1870年）でドイツに敗北した翌年、フランスの民族運動として、フランス国民音楽協会が設立。フランス近代音楽の基礎が築かれる。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-frank.gif" alt="フランク">
<p><b>フランク</b>（1822-1890 ベルギー）<br />
オルガニスト兼作曲家。バッハへの傾倒、カトリック的体験から、『プレリュード、フーガと変奏曲』（オルガンの音色参照）などの重厚深遠な作品。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-saint-saens.gif" alt="サン＝サーンス">
<p><b>サン＝サーンス</b>（1835-1921　フランス）<br />
フランスの神童。ピアノ編曲でも人気の『動物の謝肉祭』など、華麗で軽快、エスプリに満ちた作品を次々に発表。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-faure.gif" alt="フォーレ">
<p><b>フォーレ</b>（1845-1924　フランス）<br />
フランス近代音楽を隆盛に導く。パリ音楽院院長としてドビュッシー、ラヴェルを排出。</p>


</div>

<div class="insho">
<strong>印象主義音楽</strong>
<p style="margin-left:0">ドイツではワーグナー、イタリアではヴェルディらの「ロマン派音楽」は爛熟に向かう中、フランスでは、独自の印象主義音楽が開花していく。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-debussy.gif" alt="ドビュッシー">
<p><b>ドビュッシー</b>（1862-1918　フランス）<br />
絵画の新技法「印象主義」を音楽に適用。全音音階や平行和音などの独特な音語を形成した。色彩豊かな作風の『映像』など。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-satie.gif" alt="サティ">
<p><b>サティ</b>（1866-1925　フランス）<br />
フランスの前衛芸術家。『３つのジムノペティ』など奇矯な発想を包み込む音の深みの光芒は、20世紀音楽に多彩な影響を与える。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-ravel.gif" alt="ラヴェル">
<p><b>ラヴェル</b>（1875-1973　フランス）<br />
古典的な形式の中に、印象主義的な和声感。「管弦楽の魔術師」によるピアノの音色の開発。『鏡』『夜のガスパール』など。</p>

</div>

<div class="kingendai">

<strong>現代音楽</strong>
<p style="margin-left:0">これまでのロマン派音楽&#65374;印象派音楽を反逆する動きが出てくる。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-poulenc.gif" alt="プーランク">
<p><b>プーランク</b>（1899-1963　フランス）<br />
第一次世界大戦中から1920年代前半のパリに集い、新古典主義的な新たなフランス音楽を生んだ「フランス6人組」の1人。</p>

<img src="/report/03edc/pianostage/images/vol11_2-messiaen.gif" alt="メシアン">
<p><b>メシアン</b>（1908-1992　フランス）<br />
多彩な作品の基盤はカトリック信仰で、インド、インカ、ギリシアなどの旋法やリズムを濃密に組み込んだ『アーメンの幻影』など。</p>

</div></div>





</div>



<!-- ▲フランス▲ -->



<p style="text-align: right;"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/">⇒ピアノ300年記念コンサートの詳細はこちら</a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.11-1　祝・ピアノ誕生300年 II.鍵盤楽器の歴史探訪</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2010/03/01_10353.html" />
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    <published>2010-03-01T02:00:14Z</published>
    <updated>2010-06-16T04:10:40Z</updated>

    <summary> オルガンの音色 チェンバロの音色 フォルテピアノの音色 モダンピアノの音色 オ...</summary>
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        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
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<div style="text-align:center;font-size:8pt;float:left;margin-right:15px;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="鍵盤楽器の歴史探訪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_title1.gif" width="120" height="117" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<div class="top_link">
<div style="text-align:center;font-size:8pt;float:left;margin-right:5px;"><a href="#01"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="オルガンの音色" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_t1.jpg" width="128" height="111" class="mt-image-none" style="" /></span><br />オルガンの音色</a></div>

<div style="text-align:center;font-size:8pt;float:left;margin-right:5px;"><a href="#02"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="チェンバロの音色" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_t2.jpg" width="93" height="111" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
チェンバロの音色</a>
</div>

<div style="text-align:center;font-size:8pt;float:left;margin-right:5px;"><a href="#03"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="フォルテピアノの音色" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_t3.jpg" width="94" height="111" class="mt-image-none" style="" /></span><br />フォルテピアノの音色</a></div>

<div style="text-align:center;font-size:8pt;float:left;"><a href="#04"><img alt="モダンピアノの音色" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_t4.jpg" width="165" height="111" class="mt-image-none" style="" /><br />モダンピアノの音色</a></div>
</div>

<div style="clear:both"></div>

<hr size="1" noshade>

<br />

<a name="01"></a>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="オルガンの音色　-3種のオルガンによる祈りの響き-" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_organ_title.gif" width="639" height="45" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span>



<div class="t1">オルガンの仕組みと歴史</div>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="オルガン" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_001.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　鍵盤楽器の祖「オルガン」の誕生は、ピアノよりはるか昔、2000年以上も前に遡り、その形は、水の力でうごく「水オルガン」でした。"鍵盤を付ける"という発想やその配列は、今のピアノが引き継いでいます。音を出す仕組みからみると、打楽器的であるピアノに対し、オルガンは管楽器的。鍵盤を押すことで異なるパイプに空気を流して音が出ます。1つのパイプで1つの音高の音しか出せない代わりに、鍵盤の左右に並ぶ「ストップ」のノブで音色を操作していきます。東京芸術劇場のオルガンは、世界でも珍しく、スタイルの異なる３つのオルガンを、両面に併設。様々な形、長さ、太さのパイプが、なんと9千本！合唱を理想とした「ルネサンス・オルガン」、室内楽的な要素も沢山取り入れられた「バロック・オルガン」、オーケストラ的な「モダン・オルガン」の音色が味わえます。<br />
　オルガンが教会での礼拝に関わるようになったのは、10世紀頃。教会の巨大化に伴い、大型のオルガン曲も増え、現在では、多数のコンサートホールに設置されています。</p>

<div class="t1">ピアノとオルガン</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="オルガン" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_002.jpg" width="200" height="120" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

<p>　<a href="/enc/dictionary/composer/chopin/">ショパン</a>や<a href="/enc/dictionary/composer/debussy/">ドビュッシー</a>、<a href="/enc/dictionary/composer/brahms/">ブラームス</a>など、かつてのピアニストはみな、オルガニストでした。昔はオルガンの技法でオルガンを弾いていたのが、時代がくだるとオルガニストとピアニストが一緒になったので、<a href="/enc/dictionary/composer/franck/">フランク</a>や<a href="/enc/dictionary/composer/mendelssohn/">メンデルスゾーン</a>など、ピアノの技法を取り入れたオルガン曲が作曲されるようになったのです。</p>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Message" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_message.png" width="93" height="40" class="mt-image-none" style="float:left;" /></span>
<div style="border:solid 1px #CB8C40;margin-top:15px;padding:10px;margin-bottom:15px;">
<div style="clear:both;font-size:11pt;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/images/adviser/adv_c_otsuka_naoya.jpg" style="float:right;margin-left:15px;">
国内の何百何千ものコンサートホールのオルガンは、みんなパイプの音色や鍵盤数が違います。その点はいつも88鍵であるピアノとは異なりますね。オルガンは、顔があり、空気を送る肺があり、発音する口があります。ですから、これだけ巨大でも、「機械」というよりは、「生き物」も近いところに位置します。全国各地のこの「生き物」のようなオルガンの音色、歌声をぜひ楽しんでみてください。
<div style="text-align: right;">おはなし＆演奏：大塚直哉先生</div>
</div></div>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou.png" width="186" height="46" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div style="background:#FEFEB1;border:solid 1px #CB8C40;padding:2px;margin-top:30px;">
<div style="background:#FEFEB1;border:solid 1px #CB8C40;padding:10px">

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">「グリーンスリーブス変奏曲」（ルネサンスオルガン）</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol11_003.gif" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_003.gif" width="120" height="327" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;" /></span>

17世紀頃のイギリスの民謡に基づく変奏曲。ある時は歌で、またある時は鍵盤楽器だけ、時には合奏などと、様々な様式で演奏されているが、今回はルネサンスオルガンのみで変奏します。10数種類の変奏を通して、次々と音色が変わっていくのをお楽しみください。<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=g7ChC5ITEaw"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Youtube" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif" width="45" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></a>
</div>

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">J.S.バッハ：「トッカータとフーガニ短調」より（バロックオルガン）</div>
バッハのオルガン曲でもっとも有名な「トッカータ」の部分を、</br>バロックオルガンで演奏します。オルガンは、トランペットやシャルマイなどの他楽器を真似した音が多数ありますが、この曲では、オルガノ・プレーノ（＝フルオルガンの「これぞ、オルガン！」という基本の響きを聴いていただきます。倍音列順に音を重ねたもので、「ラソラー、ソファミレドーレー」という有名な重厚な響きを生み出します。）<br />
</div>

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">フランク：「プレリュード、フーガと変奏曲」より（モダンオルガン）</div>
ピアノが盛んに用いられるようになった19世紀になってきても、ピアニストはオルガンを弾き続けていました。そんな中、教会のオルガニストでもあったフランクが書いたこの曲は、ピアノの演奏技法がとりいれられています。フランスのロマンティックな音色のモダンオルガンの、オーケストラのような響きをお楽しみください。
</div>


<div style="clear:both"></div></div></div>
<br /><br />



<hr size="1" noshade>
<br />



<a name="02"></a>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="チェンバロの音色-バロック時代の宮廷舞踏とともに-" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_1-02title.gif" width="631" height="45" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="チェンバロ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_2-1.jpg" width="225" height="300" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;margin-top:15px;" /></span>

<div class="t1">チェンバロの魅力</div>
<p>　　チェンバロは、歴史的にはピアノより古い楽器です。1500年代から1700年代の終わりまで、ポピュラーな楽器として人々に愛されていました。国や時代によって様々な形があり、英語ではハープシコード、仏語ではクラヴサンと呼ばれます。<br />
　小さな爪（プレクトラム）ではじいいて音を出します。強く弾けば強い音が出るわけではないため、物理的な強弱の幅は、ピアノよりも狭いといえるでしょう。しかしその分、「表現の幅を広げる工夫の多彩さ」は、チェンバロの魅力の１つでもあります。例えば、物理的には音はほとんど大きくならなければならないけれど、音の長さや微妙な重ね方によって、クレシェンドの感じを表現していくのです。</p>


<div style="float:right;margin-left:15px;font-size:8pt;text-align:center;margin-top:1５px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="バロックダンスの舞踏譜" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_1-02-2.gif" width="150" height="205" class="mt-image-none" style="border:solid 1px #ccc;" /></span><br />バロックダンスの舞踏譜</div>

<div class="t1">バロックダンスとは</div>

<p>　バロックダンスとは、国王ルイ14世の時代を中心にフランスで確立され、その後ヨーロッパ中の宮廷へと広まりました。バロックダンスの振り付けは音楽とともに記述され、今も約350種類が舞踏譜として残されています。その振付には、貴族が舞踏会で踊るためのもの（舞踏会用）と、オペラやバレエの中で踊られらプロフェッショナルな作品（劇場用）とがあります。当時、宮廷のダンス教師はみんな音楽家でもあったわけで、そこからもバロック舞曲は実際のダンスの動きと密接な関わるがある、ということが分かります。</p>



<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Message" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_message.png" width="93" height="40" class="mt-image-none" style="float:left;" /></span>
<div style="border:solid 1px #CB8C40;margin-top:15px;padding:10px;margin-bottom:15px;">
<div style="clear:both;font-size:11pt;line-height:130%;">

<div style="float:right;margin-left:15px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/concert/images/piano300_prf_shibazaki.jpg">
<img src="http://www.piano.or.jp/concert/images/piano300_prf_hamanaka.jpg"></div>

今回は17&#65374;18世紀フランスのクラヴサン楽派の作品にスポットを当てます。ルイ王朝の繁栄のもと、華麗な宮廷文化や貴族のサロンなど人々の社交の場には常に音楽が欠かせないものであり、チェンバロは大活躍していたことでしょう。華やかなバロックダンスと共にイメージをふくらませながら聴いて頂ければ幸いです！
<div style="text-align: right;">おはなし＆演奏：芝崎久美子先生、浜中康子先生</div>
</div></div>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou.png" width="186" height="46" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div style="background:#FEFEB1;border:solid 1px #CB8C40;padding:2px;margin-top:30px;">
<div style="background:#FEFEB1;border:solid 1px #CB8C40;padding:10px">

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">C.ペッツォールト（1677&#65374;1733）：<br />メヌエット「アンナ･マグダレーナ・バッハのための音楽帳」より</div>

<div style="float:right;margin-left:15px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol11-1_2-2.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_2-2.jpg" width="120" height="75" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol11-1_2-3.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_2-3.jpg" width="120" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span></div>


メヌエットは、華やかな舞踏会で貴族たちによって踊られた代表的な宮廷舞踏の一つです。長い間バッハの作品と言われ親しまれてきたこの曲は、近年ペッツォールトの作品であることが判明しました。
</div>

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">L-C.ダカン（1694&#65374;1764）：かっこう「クラヴサン曲集第一巻より」</div>
かっこうの鳴き声が印象的な作品。フランスで好まれたロンドー形式で作曲されています。<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=HBttljmsAWg"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif"></a>
</div>

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">J-Ph.ラモー（1683&#65374;1764）：タンブーラン「クラヴサン曲集」より</div>
オペラ・バレの大家であり、音楽理論家としても活躍したラモー。彼の作品には民族音楽の要素も多く取り入れられています。当時の異国趣味をほうふつとさせるエキゾティックな響きをお楽しみください。<br />

<a href="http://www.youtube.com/watch?v=oPkGqw3cRJg"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif"></a>

</div>

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">J-B.リュリ（1632&#65374;1687）＝J-H.ダングルベール（1635&#65374;1691）：<br />パッサカリア「アルミード」より</div>
パッサカリアは、低音モティーフの繰り返しに乗って様々なメロディーやパッセージが繰り広げられる、壮大な舞曲です。この曲は、リュリのオペラ「アルミード」の中で人気の高かったパッサカリアをダングルベールがチェンバロ用に編曲したものです。チェンバロならではの多彩な"装飾音"は、時代の美意識を反映しているといえましょう。当時のフランスの建築や家具、調度品を思い浮かべてみてください。直線よりも曲線が好まれ、複雑で繊細な装飾が随所に施されています。装飾音は、音楽において単なる飾りではなく"美"を表現するための必要不可欠な要素だったのです。今回はダンス教師ラベルの振付によるダンスをご覧いただきます。
</div>

</div></div>
<br />



<a name="03"></a>

<hr size="1" noshade>

<br />

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="フォルテピアノの音色-ピアノの誕生とヴァルターの響き-" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_1-03title.gif" width="643" height="45" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span>


<div style="text-align: right;font-size:8pt;float:right;margin-left:15px;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="フォルテピアノ" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_3-1.jpg" width="225" height="300" class="mt-image-none" style="" /></span><br />1784年ピアノフォルテ・レプリカ　名取孝浩氏所蔵</div>

<div class="t1">フォルテピアノとは</div>

<p>　ハンマーや音量が小さく、鍵盤の深さもモダンピアノの約半分で、全体的に小型だといえます。モーツァルトが活躍していたころは、3人くらいで運んでサロンや貴族の家で弾かれていました。コンセプトもかなり違っていて、現代のピアノは大きなホールで響かせることもできるような迫力や音量、力強さを備えていますが、フォルテピアノは。音量よりも細やかな息づかいや繊細なニュアンスを表現することを得意としています。アクションは現代のピアノよりずっとシンプルでしたが徐々に複雑になり、また音域も拡大しています。</p>


<div class="t1">ヴァルターの魅力</div>


<p>　モーツァルトは、ウィーンに移ってからは、ヴァルターが制作した楽器で作曲しているので、この楽器が持つ美学というものが曲の中にも生きています。モーツァルトの楽曲を演奏するとき、現代のピアノではある程度セーブしないとモーツァルトの気品が失われてしまいますが、ヴァルターでは気品を失わずに楽器の100%を使って演奏でｓき、それが奏者にとって楽しいところです。安定や性能という面では現代の楽器に軍配が上がると思いますが、性能では測れない、楽器の進歩の中で切り捨てられてきた微妙なニュアンスのようなものが、この楽器の魅力です。</p>




<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Message" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_message.png" width="93" height="40" class="mt-image-none" style="float:left;" /></span>
<div style="border:solid 1px #CB8C40;margin-top:15px;padding:10px;margin-bottom:15px;">
<div style="clear:both;font-size:11pt;line-height:130%;">



<div style="float:right;margin-left:15px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/piano300_prf_oozeki.jpg">
<img src="http://www.piano.or.jp/concert/images/piano300_prf_hisamoto.jpg"></div>

ヴァルターは弾き続けるほどに、手になじんでこまやかなニュアンスで応えてくれる楽器です。現代の楽器は、音のシャワーのような迫力を出すことができますが、フォルテピアノが使われていた時代は、自分から音色に耳を傾けていくというようなところがあります。そしてその音色は、現代とはまた違った魅力を持っていますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
<div style="text-align: right;">おはなし＆演奏：大関博明先生、久元祐子先生</div>

</div></div>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="聴いてみよう！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_kiitemiyou.png" width="186" height="46" class="mt-image-none" style="float:right;" /></span>
<div style="background:#FEFEB1;border:solid 1px #CB8C40;padding:2px;margin-top:30px;">
<div style="background:#FEFEB1;border:solid 1px #CB8C40;padding:10px">

<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">モーツァルト：トルコ行進曲「ピアノソナタK.331 」より</div>

<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>がウィーンに移り住んでから書いたオペラ「後宮からの誘拐」をフォルテピアノのために書き換えたような雰囲気をもっています。当時、ウィーンの人々にとってトルコは侵略してくる恐ろしい国でしたが、それと同時に人々はトルコの文化や音楽にも関心を持っていた、という背景の中でこの曲は作られました。<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=w-SWD1v4CMA"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif"></a>
</div>


<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">ベートーヴェン：悲愴（第2楽章）「ピアノソナタop.13」より</div>
彼の<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>に対するあこがれと、<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>よりも激しいものを求める想いの両方が入った作品です。<a href="/enc/dictionary/composer/beethoven/">ベートーヴェン</a>の後援者のワルトシュタイン伯爵は、<a href="/enc/dictionary/composer/beethoven/">ベートーヴェン</a>に対して、<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>の魂を<a href="/enc/dictionary/composer/haydn/">ハイドン</a>の手によって受け継ぐようにと言いました。<a href="/enc/dictionary/composer/beethoven/">ベートーヴェン</a>はその言葉通りにハイドンに師事して、<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>にあこがれながら自分の世界を築いていきました。この曲では、彼が<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>の単調の世界にすごく惹かれて、それを延長した世界を作っていったことが分かります。<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="モーツァルト" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_mozart.jpg" width="119" height="129" class="mt-image-none" style="float:right;margin-left:15px;margin-top:5px;" /></span>
<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=m2E9MUXIbvU"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Youtube" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_youtueb.gif" width="45" height="20" class="mt-image-none" style="" /></span></a>


</div>


<img alt="♪" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_note.png" width="28" height="29" style="float:left;" />
<div style="margin-left:35px;margin-bottom:10px;">
<div class="t3">モーツァルト：「ヴァイオリンソナタK.304」</div>

<a href="/enc/dictionary/composer/mozart_a/">モーツァルト</a>愛好家の中でも人気のある作品のひとつです。この曲が作られた当時、モーツァルトは旅先のパリで母を亡くして失意のどん底にいたので、よく母の死と結びつけて考えられます。直接母の死をきっかけに書いた曲ではありませんが、曲の中に含まれている儚さ、悲しみ、憂いといったものを感じ取っていただければと思います。
</div>

<div style="clear:both"></div>

</div></div>



<br />



<a name="04"></a>
<hr size="1" noshade><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="モダンピアノの音色　-ピアノの完成とさらなる進化-" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11_1-04.gif" width="643" height="45" class="mt-image-none" style="margin-bottom:10px;" /></span>

<div style="text-align: center;float:right;margin-left:15px;"><img src="http://www.piano.or.jp/images/adviser/adv_c_takeda_mari.jpg"><br />お話：武田真理先生</div>


<p>　今から300年前、バルトロメオ・クリストフォリというイタリアのメディチ家に仕えていた楽器製作者の方が、今まで強弱のつかなかったチェンバロなどの鍵盤楽器に対して、強弱のつく「ピアノ・フォルテ」という楽器を考案されました。その影響を受け、ドイツのジルバーマンが、「フォルテピアノ」の製作を手がけました。ジルバーマンが甥に伝え、そこからツンペをはじめとした優秀な12人の弟子たちが、7年戦争によってロンドンに渡り、そこから、イギリス式アクション、ウィーン指揮アクションという２つの流れで発展していくことになります。<br />
　ピアノの歴史は、「戦争」や「市民革命」「産業革命」など、時代の背景にも非常に影響をうけています。そして、作曲家の音楽的な要求も、ピアノの進化に影響しており、たとえば、<a href="/enc/dictionary/composer/beethoven/">ベートーヴェン</a>は、この楽器を大きく変えた作曲家のひとりだと思います。そして、ベヒシュタイン、スタインウェイなどが設立された1853年は、近代ピアノの幕開けという重要な年だと私は考えています。</p>
<p>　300年の歳月を経て、ピアノというがきは、様々な改良を重ねられ、現在の楽器になりました。当初のクリストフォリのピアノと現代のピアノでは大きく変わってきたのが、テクニックだと思います。フォルテピアノから現代のピアノになるという過程で、ピアノという楽器は、どんどん改良され、より強く、より遠くまで響く楽器となり、ピアノ曲も技術的にも難易度が増し、音量も<span style="font:bold 1.3em/130% Times New Roman;font-style:italic"> ppp </span>・・・から<span style="font:bold 1.3em/130% Times New Roman;font-style:italic"> ｆｆｆ </span>・・・まで、表現の幅もものすごく広くなってきたわけです。<br />
　そういった300年の亜由美を身近なものにして、現代のピアノになった経緯、それに伴って作曲家の作品が変わってきた経緯、タッチが変わってきた経緯などを感じ取ってほしいと思います。</p>


<table class="piano3"><tr>
<td style="width:33%;">

<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="スタインウェイ＆サンズ（D-274）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1-piano1.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<strong>スタインウェイ＆サンズ（D-274）</strong><br />
ピアノ300年記念コンサートで使用のグランドピアノ。世界のコンサートホールで、もっとも多く使用されている伝統的なピアノ。
</td>
<td style="width:33%;">
<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ヤマハ AvantGrand N3" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1-piano2.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
<strong>ヤマハ AvantGrand N3</strong><br />
1世紀以上培ってきたピアノづくりの技術と、最新のデジタル技術を融合して作り上げた新しいピアノ。現代の様々な制約の中でも「本物のグランドピアノ体験」を可能にしている。
</td>
<td style="width:33%;">
<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="カワイクリスタルグランド（CR-40A）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1-piano3.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
<strong>カワイクリスタルグランド（CR-40A）</strong><br />
世界で唯一の「宝石のような輝きを放つ」グランドピアノ。ピアノにかつてない異次元の美しさと価値をもたらしたカワイの芸術作品。
</td></tr></table>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol11-1_pianomap1.gif"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/assets_c/2010/06/vol11-1_pianomap1-thumb-650x389-5414.gif" width="650" height="389" class="mt-image-none" style="margin-bottom:20px" /></a></span>
<p style="text-align: right;"><a href="http://www.piano.or.jp/concert/tieup/piano300/">⇒ピアノ300年記念コンサートの詳細はこちら</a></p>
]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.12-5　「グランミューズ入賞者記念コンサート」まもなく！</title>
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    <published>2010-01-22T06:30:00Z</published>
    <updated>2010-01-22T06:26:07Z</updated>

    <summary> 2009年度ピティナ・ピアノコンペティション グランミューズ部門の入賞者記念コ...</summary>
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        <![CDATA[<style type="text/css"><!--
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<div style="background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol12-5_01.jpg') left top no-repeat;border:solid 1px #CCCCFF;padding:10px 15px;;">
<div style="text-align: right;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="「グランミューズ入賞者記念コンサート」まもなく！" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol12-5_title.png" width="379" height="63" class="mt-image-none" style="margin-bottom:5px;" /></span></div>
<div style="margin-left:310px;font-size:11pt;color:#6666CC;line-height:120%;margin-bottom:15px">2009年度ピティナ・ピアノコンペティション グランミューズ部門の入賞者記念コンサートがまもなく開催されます。今年も素晴らしい演奏者が勢ぞろい。出演者のみなさんにコンクールに参加した経緯や練習方法、そしてコンサートへの意気込みをうかがいました。</div>

<hr size="1" noshade>

｜<a href="#isojima">磯島 藍</a>｜<a href="#yanot">矢野 恒徳</a>｜<a href="#okamoto">岡本 悟士</a>｜<a href="#roland">アラファト・ローランド</a>｜<a href="#narita">成田 衣里</a>｜<a href="#yanos">矢野 志保美</a>｜
<a href="#kobayashi">小林 創</a>｜<a href="#kurimoto">栗本 康夫</a>｜<br />
｜<a href="#takamizo">高溝 正</a>｜<a href="#takano">鷹野 妙</a>｜<a href="#nishimura">西村 咲子</a>｜
<a href="#shirai">白井 真里</a>｜<a href="#endokayama">遠藤 千恵・香山 木実</a>｜
｜<a href="#nishiguchiiwai">西口 彰浩・岩井 良裕</a>｜





<hr size="1" noshade>
<br />

<div class="cmmnt col2">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#isojima" title="A1カテゴリー第1位　磯島藍" name="isojima"><img src="/concert/images/09grandyp_01isojima.jpg">
<big>磯島 藍</big></a>　<span>A1カテゴリー：第1位<br />
ヒナステラ：ピアノ・ソナタ 第1番 Op.22 第1、4楽章</span>
<hr size="1" noshade color="ccc">
<strong>
本番前は毎日自分の演奏を録音して聴き直す。</strong>
<p>音大を卒業して三年が経ち、ちょうど仕事も落ち着いてきたので、そろそろもう一度自分の勉強を真剣に再開しようと思って参加しました。コンクールを受けるということは、かなり集中して曲に取り組むことになるので、ある意味自分への挑戦といった感じです。普段はあまり時間がとれないので、気になるところを取り出して効率よく練習することを心がけています。時間のあるときには、とにかく丁寧に、ひとつずつ音をよく聴きながらさらいます。本番前は毎日自分の演奏を録音して聴き直しています。ヒナステラは初めて取り組む作曲家です。まだ試行錯誤の毎日ですが、ヒナステラ特有の「血沸き肉躍る」音楽を私なりに表現したいと思っております。</p></div>


<div class="cmmnt col1"><a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#yanot" title="A1カテゴリー第2位　矢野 恒徳" name="yanot"><img src="/concert/images/09grandyp_02yano.jpg">
 <big>矢野 恒徳</big></a>　<span>A1カテゴリー：第2位<br />
スクリャービン：ピアノ・ソナタ 第２番「幻想ソナタ」 嬰ト短調　第1楽章</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
コンペは毎年の夏のお祭り！
</strong><p>師事している相澤聖子先生の門下はほぼみんな、夏のお祭りの感覚で毎年楽しみながらコンペティションに参加しています。練習時間の確保が難しいのは共通の悩みだと思いますが、私の場合、平日出勤前の早朝を練習時間と定めています（スケールを一回弾いておしまいという日もありますが）。牛歩の歩みで何とも気の長い作業ですが、根気強く続けると、年に１?２曲ですが何とか形になるもののだなぁと思います。スクリャービンは以前から気になっていましたが、難しく、なかなか手をつけられなかった作曲家です。神秘的な音楽というイメージで、ちょっととっつきにくかった感じがありました。このほど一念発起し譜読みしたのですが、この「幻想ソナタ」は本当に美しい音で満ちていて、一気にとりこになりました。<br />
一歩でもスクリャービンの意図する音楽に近づけるよう頑張りたいと思います。</p></div>

<div class="cmmnt col2">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#okamoto" title="A1カテゴリー入選　岡本 悟士" name="okamoto"><img src="/concert/images/09grandyp_03okamoto.jpg">
<big> 岡本 悟士</big></a>　<span>／A1カテゴリー：入選</span><br />
<span>ブラームス：ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ヘ短調 Op.2 第1楽章 </span>
<hr size="1" noshade color="ccc">
<strong>コンペ本番前はスタジオ通いです。</strong>
<p>コンペにはここ数年、毎年参加しています。趣味のひとつでありながら、参加することが自分の練習のはげみにもなっています。自宅には電子ピアノしかないので、コンペ本番前はスタジオに通って練習しました。選曲は自分で決めているのですが、いつも「選曲が地味」「選曲にセンスがない」と言われるのが悩みでもあります。（笑）以前は、近現代の作品が好きだったのですが、最近はバロックや古典派の作品にとても惹かれています。今回初めて、ブラームスの作品を手がけます。 ブラームスが自信を持って書き上げた初期の作品のひとつなので、彼の若々しさを表現できるように頑張ります。</p></div>



<div class="cmmnt col1">
<td syle="width:97px"><a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#roland" title="B1カテゴリー第1位　ローランド・アラファト" name="roland"><img src="/concert/images/09grandyp_05roland.jpg">
<big>アラファト・ローランド</big></a>　<span>B1カテゴリー：第1位<br />
ブラームス：3つの間奏曲 Op.117 第1番 変ホ長調／幻想曲集 Op.116 第7番 奇想曲 ニ短調 </span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
音楽を一番うまく生み出す指番号を見つける。
</strong><p>7年前に日本に来ました。演奏する機会は時々ありましたが、様々な観点からのアドバイスをいただきたく、初めてコンクールに臨みました。練習で重要だと考えるポイントはいくつかありますが、自分が想像した音楽を一番うまく生み出す指番号を見つける事です。ペダルなしで音とリズムの正確性を確認する事も重要。他にはフレーズがどこからどこまでなのか、ピアノなしで歌うことで明確するように心がけています。さらに言えば、どのような楽器を想像してフレーズを作曲されたのかを考慮すること。それを想像して演奏することで曲の性格を如実に伝えることができます。ブラームスが「私の苦悩の子守唄」と記述したとおり、op.117-1は冒頭にメロディーが「子守唄」のように、中間部には哀切かつ神秘的な雰囲気で、「痛苦」な音形が繰り返して出てきます。Op.116-7は、荒々しい即興風の勢いで始まり、最後まで不安を覚えさせる曲です。</p></div>


<div class="cmmnt col2">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#narita" title="B1カテゴリー第2位　成田 衣里" name="narita"><img src="/concert/images/09grandyp_06narita.jpg">
<big>成田 衣里</big></a>　<span>B1カテゴリー：第2位<br />
小栗 克裕：ピアノ・ソナタ 第5番</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
「自分が弾きたい曲」と「自分に合っている曲」がある。
</strong><p>ピティナのコンペは、年代ごとに違うランクで続けていけるので、C級の頃から、現在は連弾でも参加しています。グランミューズはたくさんの愛好家との出会いやコミュニケーションがあることで、良い刺激となり、相乗効果が得られていると思います。コンクールは選曲が重要だと思うので、「自分が弾きたい曲」と「自分に合っている曲」を見分けるために先生や友人に聞いていただいて選出することが多いです。練習時間はあまり確保できないので、イメージトレーニングを常にしています。うまくいくときは、一日中頭の中で音が鳴っていたり、自分が弾けない、うまくいかないところがループし続けたりという風に過ごすことができますが、調子が悪い時は原点に戻って練習をやりなおしたり、気分転換をしたりして前向きになるように行動しています。</p></div>



<div class="cmmnt col1">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#yanos" title="B1カテゴリー第3位　矢野 志保美" name="yanos"><img src="/concert/images/09grandyp_07yano.jpg">
<big>矢野 志保美</big></a>　<span>B1カテゴリー：第3位<br />
プーランク：バッハの名による即興的ワルツ／15の即興曲より 第13番 イ短調／「3つの小品」より トッカータ ハ長調</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
一度限りの本番を聴いてくださる方々に感謝いたします。
</strong><p>コンクールに参加することは、目標を明確にし、限られた時間を計画的に過ごすことに良い励みになっています。今回プーランクを選曲しましたが、お洒落さ、諧謔性、叙情的なメロディーと、曲によっても様々で、また一つの曲の中にも色んな要素が次々と現れますが、そこにいつも一寸の余裕があるところがポイントだと思っています。今でもまだまだ出来ないことが多く、音楽の果てしなさを痛感する日々です。独りでは今日の私は無かったことは言うまでもありません。先生、実技以外の音楽面でのサポートをして下さる方、友人、そして、何より一番私の事を考えてくれている両親に、感謝しています。また、本番は一度限りです。その演奏を聴いて下さる方々にも感謝致します。日頃、なかなか気持ちを伝えることができませんので、今日は、その気持ちを込め、演奏したいと思っております。</p></div>

<div class="cmmnt col2">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#kobayashi" title="A2カテゴリー第1位　小林 創" name="kobayashi"><img src="/concert/images/09grandyp_04kobayashi.jpg">
<big>小林 創</big></a>　<span>A2カテゴリー：第1位<br />
アルベニス：「イベリア」より エル・アルバイシン</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
ピアノに向かわず作曲者の意図を楽譜から解読する。
</strong><p>コンクールは曲をじっくり仕上げ、また上達する格好の機会と捉えています。初めて参加するカテゴリーでしたので気負わず音楽を大切に、を心がけました。練習では、ピアノに向かわず作曲者の意図を楽譜から解読すること、頭の中で曲を奏でることに時間を使います。技術面では音色やニュアンスの表現に留意して部分練習に徹します。また、短時間集中して練習に専念するよう配慮しています。「イベリア」は学生の頃から馴染みある曲集ですが、演奏が難しいこともあり長らく遠ざかっていました。今回は、入賞者記念ということもあり、特に有名で親しみやすい選曲としました。ドビュッシーが芳醇なブランデーの香りに喩え絶賛した曲でもあります。</p></div>


<div class="cmmnt col1">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#kurimoto" title="B2カテゴリー第1位　栗本 康夫" name="kurimoto"><img src="/concert/images/09grandyp_08kurimoto.jpg">
<big>栗本 康夫</big></a>　<span>B2カテゴリー：第1位<br />
ラフマニノフ：ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36（1931年版）第2、3楽章</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
レコードがすり減るまで聴いた曲です。
</strong><p>どんなに忙しくても何とかピアノは続けていきたいという思いで、練習のモチベーション作りのためにコンクールにエントリーしました。練習で特別なことはしていませんが、短い時間で集中するように心がけています。私にとってラフマニノフは昔も今も大好きな作曲家ですが、特にこの２番ソナタは学生時代の一時期に大いにはまった曲で、ヴァン・クライバーンのモスクワライヴのLPをレコード盤がすり減るまで聴き続け、当時交際していた今の妻にあきれられた思い出があります。大学時代に演奏したことがあるので、準備期間が短くても何とかなるだろうと選曲しましたが、四半世紀のブランクはあまりに大きく、古ぼけた楽譜を前に「昔はようこんな難しい曲を弾いたものや」と途方に暮れています。</p></div>

<div class="cmmnt col2">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#takamizo" title="B2カテゴリー第2位　高溝 正" name="takamizo"><img src="/concert/images/09grandyp_09takamizo.jpg">
<big>高溝 正</big></a>　<span>B2カテゴリー：第2位<br />
ラフマニノフ：前奏曲 変ホ短調 Op.23-9／楽興の時 ホ短調 Op.16-4</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
妻の薦めでチャレンジしました。
</strong><p>大学時代からの友人がかつてこのコンクールで入賞したこともあり、妻の薦めでこのたびチャレンジしました。ラフマニノフのピアノ曲はすべて好きですが、特にop16-4は妻の持っていたDVDでルガンスキーが弾いていたのを見てしびれたので、コンペティションに続き再度弾きたいと思います。op23-9は、独特の困難なテクニックに敢えて挑戦してみたいと思いました。</p></div>


<div class="cmmnt col1">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#takano" title="Yカテゴリー第1位　鷹野 妙" name="takano"><img src="/concert/images/09grandyp_10takano.jpg">
<big>鷹野 妙</big></a>　<span>Yカテゴリー：第1位<br />
ラフマニノフ：ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 （1931年版） 第1楽章</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
グランミューズ部門の参加者から「音楽は自由でいいんだ」と学びました。
</strong><p>幼少時からご指導賜っている穂積先生から"グランミューズ部門は、参加者がクラシックからジャズまで幅広いジャンルの曲を用意して参加するので、とても勉強になる"ことを伺い参加しました。様々な解釈・表現の演奏に出会い、型にはまった演奏へと向かっていた私は、"音楽は自由でいいんだ"という衝撃をうけました。音楽に向き合う心も、楽しむ心もおおいに成長し、充実した夏休みとなりました。<br />
　今回、聴いていただく曲は、叙情的な旋律が魅力のラフマニノフ作曲ピアノ・ソナタ第2番です。このソナタは、1913年にローマで作曲され、1931年にラフマニノフ自身によって改訂されました。私の１楽章の後に栗本康夫さんが、第2,3楽章を演奏します。併せてお楽しみ下さい。</p></div>


<div class="cmmnt col2">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#nishimura" title="Yカテゴリー第2位　西村 咲子" name="nishimura"><img src="/concert/images/09grandyp_11nishimura.jpg">
<big>西村 咲子</big></a>　<span>Yカテゴリー：第2位<br />
シューベルト：ピアノ・ソナタ　第14番　イ短調　第３楽章</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
参加者の個性的な演奏が勉強になりました。
</strong><p>毎日取り組む練習に目標が出来るという先生の勧めでコンクール出場を決めました。
グランミューズ部門は今回が初めてでしたが、皆さんの個性的な演奏を聴かせていただいた事も、とても勉強になりました。練習では常に「作曲家が曲にどういう想いを込めて作ったのか」を意識し、その曲の内面性・精神性を考えてひとつひとつの音を創っていくことを心がけています。
シューベルトのソナタは今回初めて挑戦。典型的なソナタ形式の曲ですが、それぞれに秘められた複雑な内面性を表現することが出来ればと思っています。</p></div>

<div class="cmmnt col1">
<a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#shirai" title="Yカテゴリー第3位　白井 真里" name="shirai"><img src="/concert/images/09grandyp_12shirai.jpg">
<big>白井 真里</big></a>　<span>Yカテゴリー：第3位<br />
ドビュッシー：前奏曲集 第1巻より 「アナカプリの丘」 「西風の見たもの」</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
1曲を深く追求できるのがグランミューズ部門。
</strong><p>１曲を深く追求するという勉強がいま自分に足りない部分だと思い、今回グランミューズ部門を受けることを決めました。予選のかけ持ちをしなかったので１回１回が本当に緊張する本番になりとても勉強になりました。大学（一般大教育学部）の授業はピアノ実技も多いですし、他の方と比べたら練習時間の確保に恵まれているのですが、学校まで片道２時間半ほどかかるので電車の中では体力回復のために寝ているか、暗譜をしたり、どうやって曲を弾くか考えるようにしています。フランスの作曲家が好きで今回はドビュッシー選びました。以前から譜読みをしながらずっと弾いてみたいと思っていた曲ですのでこれからしっかり取り組んで素敵な演奏ができればと思います。</p></div>





<div class="cmmnt col2">
<td syle="width:100px"><a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#endokayama" title="Dカテゴリー2位　遠藤 千恵、香山 木実" name="endokayama"><img src="/concert/images/09grandyp_14endokayama.gif">
<big>遠藤 千恵・香山 木実</big></a>　<span>Dカテゴリー：第2位<br />
レーガー：6つのブルレスク Op.58　第4、5、6番</span>
<hr size="1" noshade color="ccc">
<strong>
間の呼吸がピッタリ揃ったときの感覚。今では断然連弾の方が楽しいです！
</strong><p style="margin-left:90px;">先生の「連弾やってみない？」の一言で、それまで挨拶程度しか言葉を交わした事のなかった私達が連弾をすることに（笑）。最初はお互い遠慮しながらの演奏でしたが、回を重ねるうちに、間の呼吸がピッタリ揃ってきたり、一人では出せない音の厚みがバランス良く出た瞬間とか、ソロにない面白さがわかってきて...。今では断然連弾の方が楽しいです！仕事をしつつなので、せいぜい合わせるのは週に１回ほど。ひとりの時には相手の音を想像してバランスを考えたり、それぞれのイメージについて話し合ったり。（でもいざ合わせてみるとうまくいかなかったり...）苦労もたくさんありますが曲が出来上がった時の感動は２倍...それ以上かもしれません。今回の曲目は２人が一致して「弾きたい！！」と思ったとってもかっこいい曲です。少しでもレーガーという作曲家の魅力を表現できればと思います。</p></div>


<div class="cmmnt col1">
<td syle="width:100px"><a href="/concert/yp/grandmuse/prg.html#nishiguchiiwai" title="Dカテゴリー第1位　西口 彰浩、岩井 良裕" name="nishiguchiiwai"><img src="/concert/images/09grandyp_13nishiguchiiwai.gif">
 <big>西口 彰浩・岩井 良裕</big></a>　<span>Dカテゴリー：第1位<br />
廣田 はる香：Fluorite</span>
<hr size="1" noshade color="ccc"><strong>
今回のコンサートのために曲を書いていただきました。</strong>
<p style="margin-left:90px;">（西口さんが）高校生になったことにより、Ｄカテゴリーに参加できるようになりました。５年間共にやってきたペアで挑戦したいと思い、参加を決めました。今回のコンサートでは自分たちが納得し、弾きたいと思う曲がなかなか見つからず、悩んだ末に、先輩で東京芸術大学大学院で作曲の勉強をなさっている廣田はる香さんに曲を書いていただけないかお願いしたところ、快く新曲を書いていただけました。今回新曲を初演させていただけるという光栄に恵まれ、多くの方々に聞いていただけるということで、作曲者の思いを伝えられるような良い演奏ができるよう精一杯がんばりたいと思います。</p></div>

<div style="text-align: right;">取材・文：毛涯　達哉</div>
</div>

<p><strong>⇒<a href="http://www.piano.or.jp/concert/yp/grandmuse/">グランミューズ部門入賞者記念コンサート 詳細はこちら</a></strong><p>]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.10-3　ステージ探訪（２）　「パリ管」による ファミリー向けコンサート・リポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2009/06/24_8811.html" />
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    <published>2009-06-24T08:00:00Z</published>
    <updated>2009-06-24T10:04:40Z</updated>

    <summary> パリ管弦楽団と指揮者Fayçal Karoui氏。 名門ニューヨーク・シティバ...</summary>
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</style>


<table style="border:solid 1px #cccccc;">
<tr><td style="padding:10px;">

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt=" 「パリ管弦楽団」により子ども＆ファミリー向けコンサート・リポート子供向けコンサートを聴こう！~音楽との「幸せな出会い」を求めて" src="/report/03edc/pianostage/images/vol10-3-title.gif" width="622" height="133" class="mt-image-none" style="margin-bottom:15px;" /></span>


<div class="thumb right" style="margin-bottom:0px;">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージ探訪（２）" src="/report/03edc/pianostage/images/vol10-3_005.jpg" width="250" height="167" class="mt-image-none img" style="" /></span><div class="thumbcaption" style="text-align:left;">
パリ管弦楽団と指揮者Fayçal Karoui氏。<br />
名門ニューヨーク・シティバレエ団等でも指揮を務める傍ら、<br />
パリ管団員を集めて『国境なきオーケストラ』を創設、<br />
クラシックからロック、ジャズ、民族音楽に至るまで多彩<br />
なジャンルの音楽を演奏する。
</div></div>

<p style="color:#000099;">ふと流れてきたワルツのリズムに、思わず身体が動いてしまうことはありませんか？子供にとって、音楽はまさに身体感覚で聴き取るもの。だから音楽との出会いはとても大切なのです。何の音楽を、どんな場所で、誰と一緒に、どの音楽家の演奏を、どんな気持ちで聴くのか。それらの波長が子供の感覚とぴったり合った時、子供は音楽との「幸せな出会い」をすることができるのです。<br />
3月14日（土）パリ管弦楽団による家族のためのコンサート「舞曲の世界へようこそ」がサル・プレイエルで開催され、9人の作曲家による舞曲17作品が演奏されました。2日間の公演で聴衆は約六千人！その様子をリポートします。</p>

<hr size="1" noshade color="#cccccc">
<br />
<div class="t1">旅人と巡る、ワクワク音楽の旅</div>

<table class="right" style="width:200px;font-size:80%;border-collapse:collapse;"><tr><td>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージ探訪（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-3_003.jpg" width="200" height="133" class="mt-image-none img" style="margin-bottom:3px;" /></span><br />
表情豊かに旅人を演じる、Pierre-Jean Chérer氏。指揮者に次々とギモンを投げかける。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージ探訪（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-3_004.jpg" width="200" height="133" class="mt-image-none img" style="margin-top:3px;" /></span></td></tr></table>

<p>指揮者がタクトをさっと振り上げ、オーケストラが音を鳴らす―一見いつもと変わらないコンサート。そこに突然、何も知らない一人の旅人が飛び込んできます。</p>

<p>「ちょっと待って！ここで何をしているんですか？」「音楽を演奏しているんですよ」「そう！じゃあ、ここで踊ってもいいかな？」「それはだめだ！僕たちは、聴いてもらうために演奏しているんだから」「じゃあ、何の音楽を演奏しているの？」「舞曲ですよ」</p>

<p>こんなユーモラスな会話を皮切りに、指揮者とオーケストラが案内役となり、世界の舞曲を巡る旅が始まりました。</p>

<p>チャイコフスキーの甘美で優雅なバレエ音楽、ブラームスやバルトークのちょっと土臭い民族調舞曲、ラヴェルの高度に洗練されたパヴァーヌ、ヴィラ＝ロボスが描くブラジルの熱い大地を感じさせる曲、バーンスタインが放つ迫力溢れるマンボ、そして熱気と興奮に包まれたパリの歓楽街を表現したオッフェンバック・・・。<br />
旅人はヨーロッパ大陸を出発して、アジア、アフリカ、南米、北米を巡り、また故郷のフランスに戻ってきます。めまぐるしく変わる音色とリズムは、その舞曲が生まれた国や風土の違いを肌で感じさせてくれました。</p>



<div class="t1">プログラムの背景に、多彩な音楽の仕掛け</div>

<p>では、このコンサートにはどのような音楽的要素が盛り込まれているのでしょうか？</p>

<div class="thumb right" style="text-align:center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージ探訪（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-3_002.jpg" width="280" height="178" class="mt-image-none img" style="" /></span><div class="thumbcaption" style="text-align:left;">
カーテンコールで拍手を受ける脚本担当のHélène Codjo<br />
さん。今回は「音楽家と旅人のダイアローグ（対話）」をテーマに。</div></div>


<p style="padding-bottom:0px;">プログラムは、ワルツ（オーストリア）、ポルカ（チェコ）、パヴァーヌ（フランス）、ボレロ（スペイン）、マンボ（アメリカ）等、様々な国の舞曲形式を盛り込んでいます。またリズム・拍子（3/4、4/4、3/8拍子 ・・）、音色（フルート、タンバリン、カスタネット等のソロ）、響きや色彩感（フランス、スペイン、中国、アラビア風・・）、テンポ（ゆったり&#65374;速い）、そして同主題の表現比較（チャイコフスキーとプロコフィエフの「ワルツ」）など、実に様々な要素が詰まっています。</p>
<p>またクラシックだけでなく、ミュージカル音楽も。レナード・バーンスタインの『マンボ！』（「ウェストサイド物語」より）では、奏者も聴衆も一緒になって"マンボ！"。締めくくりのオッフェンバック『パリの喜び』のフレンチ・カンカンも、会場の大喝采を誘います。コンサートが終わり会場を出ても、リズムの余韻がいつまでも身体に残っていました。</p>

<p>今回パリ管弦楽団を指揮したファイサル・カルイ氏（Fayçal Karoui）は、「ワルツやポルカなど様々な舞曲をオーケストラで演奏し、子ども達に聴かせたいというのがこのコンサートの趣旨です。脚本担当のエレーヌ（Hélène Codjo）は、『世界を旅する』というコンセプトで、各国音楽の違いをよく見せてくれたと思います。素敵な旅になったと思いますよ」。</p>


<div class="t1">音楽が描く世界の大きさは、小さい子供にも分かる</div>


<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ステージ探訪（２）" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-3_001.gif" width="200" height="133" class="mt-image-none right img" style="" /></span>

<p>音楽が描き出す世界は、果てしなく広く、時には楽しく愉快で、時には甘美で満ち足りていて、時には神秘的で、時には陽気さと悲哀が同居している―　それは私たちが生きる世界でもあり、それと「どう出会うか」はとても大切です。</p>

<p>この世界には、人間や動植物の数と同じくらい、多彩な音や響きが存在します。例えば初めて動物園に行った子が、「キリンさんの首なが&#65374;い！」とびっくりするのと同じように、「この曲聴いたことないけど、なんだか楽しいな。みんなも楽しそうだし。どんな曲なんだろ？」というように、「実際に見ること、聴くこと」は、子どもにより鮮明なインパクトを与え、知的好奇心を呼び覚まします。</p>

<p>自分から一歩踏み出したくなる、そんな音楽との「幸せな出会い」を演出してくれるコンサートに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？</p>


<div style="text-align: right;">取材・文　菅野恵理子</div>

<hr size="1" noshade color="#CC3333">


<div style="margin-bottom:10px;">
<strong>＜演奏曲目一覧＞</strong><br />
チャイコフスキー：バレエ音楽「くるみ割り人形」より『花のワルツ』<br />
ブラームス：ハンガリー舞曲　第5番<br />
バルトーク：6つのルーマニア民俗舞曲　第5・6番<br />
ラヴェル：「マ・メール・ロア」より第1曲『眠りの森の美女のパヴァーヌ』<br />
チャイコフスキー：「眠りの森の美女」より『ワルツ』<br />
プロコフィエフ：バレエ音楽「シンデレラ」より『シンデレラのワルツ』<br />
オッフェンバック：「ホフマン物語」より『舟歌』<br />
チャイコフスキー：「くるみ割り人形」より『アラビアの踊り』『中国の踊り』『スペインの踊り』<br />
ヴィラ=ロボス：ブラジル風バッハ 第2番<br />
バーンスタイン：ミュージカル「ウェストサイド物語」より『マンボ！』<br />
オッフェンバック：バレエ『パリの喜び』（ローゼンタール編曲版）</div>

<div style="text-align: left;"><strong>＜参考＞</strong><br />
<a href="http://www.codomoteiki.net/" target="_blank">日本のオーケストラで聴ける！子ども＆ファミリー向けプログラム東京交響楽団　「子ども定期演奏会」</a><br />
<a href="http://www.tmso.or.jp/j/news/young_seat.php" target="_blank">
東京都交響楽団「都響ヤングシート公演」</a><br />
<a href="http://www.japanphil.or.jp/cgi-bin/concert.cgi" target="_blank">日本フィルハーモニー交響楽団「夏休みコンサート」</a></div>

</td></tr></table>]]>
        
    </content>
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    <title>Vol.10-2　Stage+人（１１）　小原孝さん</title>
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    <published>2009-06-19T03:00:00Z</published>
    <updated>2009-06-24T02:52:16Z</updated>

    <summary> 「指1本からはじめる！」というキャッチフレーズで、新しいピアノレッスンが始まっ...</summary>
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="vol10-2_title1.jpg" src="/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_title1.jpg" width="650" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span><table style="margin:0px;background:url('/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_title2.jpg') top no-repeat;width:650px;height:150px;">
<tr><td>
<table style="width:350px;font-size:14px;line-height:150%;margin-left:5px;">
<tr><td style="padding:10px;">
「指1本からはじめる！」というキャッチフレーズで、新しいピアノレッスンが始まった。
NHK教育テレビ「趣味悠々」で6月より放送されている「楽しいクラシックピアノ」には、
初心者にも「名曲」をと願う小原孝さんの思いがこめられている。 

</td></tr></table>
</td></tr></table>

<table class="tb_naka">
<tr><td>


<table style="float:right;margin-left:15px;width:180px;line-height:110%;">
<tr><td>
<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Obara Takashi Making of．．．" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of.gif" width="132" height="48" class="mt-image-none" style="margin-bottom:2px;" /></span></div>

<div style="text-align: center;margin:1px 0px"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="撮影前や合間には、入念にスタッフと番組進行を確認。この日の収録は第３回目、パッヘルベルの「カノン」が取り上げられた。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of_02.gif" width="150" height="100" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
撮影前や合間には、入念にスタッフと番組進行を確認。この日の収録は第３回目、パッヘルベルの「カノン」が取り上げられた。

<div style="text-align: center;margin:1px 0px"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of_01.gif" width="150" height="179" class="mt-image-none" style="" /></span></div>レッスン中の小原孝さんと、生徒役の西村雅彦さん。この日のテーマは「指くぐり」。さまざまな指番号で、いくつもパターンを増やしていく。

<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="モニターには手のアップと、レッスン風景全体が映し出されている。「指くぐり」の映像がはっきりと伝えられる。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of_03.gif" width="150" height="100" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
モニターには手のアップと、レッスン風景全体が映し出されている。「指くぐり」の映像がはっきりと伝えられる。

<div style="text-align: center;margin:1px 0px"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="収録スケジュール表。撮影の段取りがしっかりと組まれている。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of_04.gif" width="150" height="141" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
収録スケジュール表。撮影の段取りがしっかりと組まれている。

<div style="text-align: center;margin:1px 0px"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="撮影場所の「音楽迎賓館」は、撮影中はレッスン室とスタジオに早変わり。さまざまな設備とスタッフの姿が並ぶ。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of_05.gif" width="150" height="100" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
撮影場所の「音楽迎賓館」は、撮影中はレッスン室とスタジオに早変わり。さまざまな設備とスタッフの姿が並ぶ。

<div style="text-align: center;margin:1px 0px"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="着替えや名句時間を除くとほぼノンストップで撮影が行われる。" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_making_of_06.gif" width="150" height="174" class="mt-image-none" style="" /></span></div>
着替えや名句時間を除くとほぼノンストップで撮影が行われる。


</td></tr>
</table>


<div class="t1">撮影現場から</div>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="撮影現場" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_01.gif" width="200" height="140" class="mt-image-none left" style="" /></span>

<p>　木目の豊かな室内に、爽やかなグリーンが揺れる。まるで避暑地のような空気の中で、この日のレッスンが開始した。６月からNHK教育テレビで放送されている「趣味悠々」の撮影現場だ。世田谷区の閑静な地にある「音楽迎賓館」が、撮影中は小原孝さんのレッスン室となる。生徒役の西村雅彦さんとの和やかな掛け合いの中、かの名曲パッヘルベルの「カノン」が響き渡る。<br />
「ドレミで歌いながら、まずは指１本で弾いてみましょう」<br />
「お好きな指番号でいいですよ。どれがやりやすかったですか？」<br />
　ゆったりとした進行でありながら、一つ一つ着実に進度を上げていく。さまざまなヒントやお手本を示しながらも、生徒さん側の視点も取り上げていく。「趣味悠々」といういわば初心者向けのレッスン番組の中で、今回小原さんが取り組まれているテーマ、そして視聴者に伝えたいメッセージは何なのか、撮影スケジュールの合間を縫ってお話を伺った。</p>

<div class="t1">クラシックの名曲を取り上げるということ<br />
&#65374;小原流「練習曲」</div>

<p>「よく知っている曲であれば、初心者でも自分で弾きながら歌ったり、間違えると自分で気づいたりすることが出来ます。どなたにもピアノの楽しさを実感していただきたいので、ためらわずに皆さん憧れの名曲を弾いてもらうことにしました。」<br />
　番組のシリーズは全13回。楽譜の読めない初心者が1本の指を使うところからスタートし、最終的には「別れの曲」や「乙女の祈り」、「ラ・カンパネラ」といった王道とも言えるピアノ名曲が弾けるようになるという。秘密は、小原さん自身が今回のために書き起こしたアレンジ楽譜。テキストに掲載されている名曲はどれも、ハ長調にやさしくアレンジされている。とは言っても、早いうちから大譜表が登場し、両手が使われる。左手のパートにも工夫があり、伴奏に徹しているわけでない。<br />
「よくある初心者向けテキストは、右手偏重なことが多いです。左手がいつも和音だけではつまらないですよね。できなくてもいいから左手もたくさん動かして、鍵盤を幅広く使えるように、名曲をアレンジしてあります。」<br />
　練習曲をやってから、弾きたい曲に進むという手順なのではなく、弾きたい曲があるから、それを練習曲に使ってしまうという発想！これぞ小原流だ。<br />
「ピアノ指導者は、たくさんの引き出しを準備してあげることが大切ですね。指番号も一つに絞ることはないんです。いろいろやってみて、その人の『オリジナルを作っていく』のです。弾き方は千差万別。ピアノは教え込んだり教え込まれたりするものではなく、一緒に作ったり考えたりして、楽しみながら学んで行くもの。その大切さを番組テーマとして伝えたいと思っています。」</p>

<table style="float:left;margin:0px 15px;width:160px;border-collapse:collapse;line-height:110%;"><tr><td><div style="text-align: center;">
<img alt="番組ディレクターの佐々木洋子さん。「誰もが憧れのピアノ作品に、この番組を通じて触れていただきたいと思います」" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_sasaki.gif" width="120" height="149" /></div>
番組ディレクターの佐々木洋子さん。「誰もが憧れのピアノ作品に、この番組を通じて触れていただきたいと思います」</td></tr></table>

<div class="t1">ピアノへの扉を開けるために</div>

<p>　ディレクターの佐々木洋子さんに番組制作のコンセプトを伺うと、番組には「趣味悠々」の視聴者層である中高年の初心者のほか、ピアノをもう一度やりなおしたい方、そしてピアノ指導者の方が見ても、参考になる工夫が様々用意されているとのこと。小原さんのミニコーナー「ピアノと仲良くなるコツ」も見所で、「どんな方も名曲へのアプローチをあきらめず、ピアノへの扉を開くきっかけとなれば」と語った。</p>

<div style="text-align:right;margin-right:15px;">取材・文　飯田有沙</div>

<hr size="1" noshade><br />

<img alt="小原孝" src="/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_prf.jpg" width="100" height="133" style="float:left;margin-right:10px;margin-left:15px" />
<div class="prf"><strong>小原　孝</strong>　<span style="font:normal 12px times,serif">Takashi Obara（ピアノ／Piano）</span></div>
<div class="thumb tright" style="margin-right:15px;"><div class="thumbinner">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/images/vol10-2_gkf.jpg" width="100" height="138" class="mt-image-none" style="" /></span>
<div class="thumbcaption"><table style="width:130px;margin:0px;"><tr><td style="padding:0px;">
番組内の曲以外にも、小原さんのアレンジ作品やコラムが多数掲載。楽典の解説も丁寧に書かれおり、ボリュームある一冊となっている（日本放送協会、1155円）。</td></tr></table></div></div></div>
<p style="font-size:13px;">1960年神奈川県川崎市に生まれる。クラシック・ギタリストの父の影響で６歳からピアノを始める。国立音楽大学付属中学・高校および大学を経て、１９８６年同大学院を首席で修了。クロイツァー賞受賞、初めてのリサイタルを開催する。ピアノ・伴奏法を菅野洋子、古代公子、ヨン・ブリック、畑中更予、小林道夫、塚田佳男、ルドルフ・ヤンセン各氏に師事。1990年CDデビュー以来「ねこふんじゃったSPECIAL」「ピアノよ歌えシリーズ」など３０枚以上のアルバムをリリース。最新作「小原孝のピアノ詩集〜また逢う日まで〜」では阿久悠氏の作詞曲をアレンジ。CD「ウイリアム・ギロックを弾く」３枚を発売。ギロック作品の普及に努めている。また、全国コンサートツアーやサントリーホールのリサイタルを含め、ステージ数は700回を超えている。1999年よりNHK-FM「弾き語りフォーユー」のパーソナリティーを担当、11年目に突入。現在、尚美学園大学客員教授。国立音楽大学講師。（社）全日本ピアノ指導者協会（PTNA）評議員。日本著作権協会正会員。日本演奏連盟会員。日本ギロック協会名誉会員。</p>

<p style="font-size:14px;"><strong>【今後のコンサート予定】</strong><br />
<span style="color:#999999;">◆</span> 7/24（金）18:30開演　前橋市民文化会館小ホール「小原孝のピアノ詩集コンサート」&#65374;また逢う日まで」<br />

<span style="color:#999999;">◆</span> 
7/31（金）18:30開演　シアタークリエ「土居裕子＆小原孝ジョイントコンサート」<br />
</p>
<p style="font-size:14px;">詳細はホームページをご参照ください。　
<a href="http://www2.odn.ne.jp/~cau57200/" target="_blank">小原孝のピアノサロン</a>／<a href="http://www.obaratakashi.net/" taregt="_blank">ジル君のミュージックショップ</a></p>
</td></tr></table>]]>
        
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