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    <title>レッスン室拝見</title>
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    <updated>2009-01-13T06:19:00Z</updated>
    
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    <title>第３０回　根津栄子先生</title>
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    <published>2008-12-02T05:20:02Z</published>
    <updated>2009-01-13T06:19:00Z</updated>

    <summary> 根津栄子先生のプロフィールはこちら 　千葉県・市川市にある「Muse音楽教室」...</summary>
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    </author>
    
    
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        <![CDATA[<div class="hp">
<table style="margin-left:10px;float:right"><tr align="right"><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_1.jpg" alt="根津栄子先生" width="189" height="231"><br />根津栄子先生のプロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/fmftp/seminar/nezu_eiko.html">こちら</a></td></tr></table>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">　千葉県・市川市にある「Muse音楽教室」。白い洋風の建物の前に、白と紫で統一されたパンジーが広がる。主宰の根津栄子先生は、教室を開設して以来20年間、毎朝1時間、丁寧に手入れをし、絶やすことなく育て続けてきたという。
<br />
　「手をかけ、愛情を注ぎ、でも過保護は禁物。人の育て方を、お花が教えてくれるんです。」と根津先生。花作りとピアノ指導との共通点に、根津先生のレッスン室の指導理念がうかがえる。</p>


<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">１．大好きな花作りとピアノ指導の共通点</a>／
<a href="#2">２．年2回の合同勉強会</a><br />
<a href="#3">３．家族で作る特別レッスン</a>／
<a href="#4">４．アイデア満載の日常レッスン</a><br />
<a href="#5">５．レッスンに学ぶ（保護者からのコメント）</a></div>
</div>

<hr size="1" color="cccccc">

<a name="1"></a>

<h3>１．大好きな花作りとピアノ指導の共通点</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2.jpg" alt="第30回" width="250" height="188" style="margin-left:15px;float:right">
<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">共通点(1) 悪い芽をひとつずつつまんでいると、いつのまにかたくさんの花が咲いている。</p>
<p>「変な癖がついている場合、毎回のレッスンでは2~3分で出来る課題を少しずつ出しています。一見たいしたことがないように見える課題ですが、積み重ねによって、いつのまにか、見違えるように美しいフォームで演奏できるようになったり、粒のそろったスケールが弾けるようになるんです。それはすぐに直ることもありますが、数ヶ月~数年かかる場合も多いです。」</p>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">共通点(2) きれいに咲いているように見えてもなぜか元気がない、と思ったら、根が腐っていた。</p>

<p>「コンクールに入賞したり、難易度の高い曲を演奏したり、表向きは華々しく順風満帆に進んでいるかのように見えていても、実は嫌々弾かされていて、隙を見ては逃げたがっている・・・、というような生徒さんにお会いすることも少なくありません。自ら進んで弾きたいと思う気持ちを育てることを、私は大切にしています。」</p>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">共通点(3) 肥料をあげすぎると、腐ってしまう。</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_3.jpg" alt="第30回" width="250" height="187" style="margin-left:15px;float:right">
<p>「変に甘やかしたり、よかれと思ってあれもこれもと手伝ってしまうと、自分では何も考えられない自発性のない子供になってしまいます。私の教室では親御さんの付き添いは自由ですが、小学3年~4年生になると、一人でレッスンに来る生徒が多くなります。送り迎えだけはしていただき、すべてを子供に任せてあげると、ますますやる気が出るようです（笑）。ほとんどの生徒が、レッスンを録音していきますが、三脚持参でビデオに撮っていく生徒も多いですね。」</p>
<br />

<p style="text-align:center"><span style="color:#FF99CC">＊</span></p>
<p>　いつも花でいっぱいの教室は、生徒たちにも大好評。栄子先生の細やかな気配りとセンスが伝わっているようだ。</p>
<p>「きれいなお花が咲いていて、お城のような教室にウキウキします。」(松田朋佳さん・小5)<br />「お庭のお花がいつもきれいなのも、栄子先生が優しく、お花を大切に育てているからだと思います。」(翁康介くん・小4)</p>
<p>　冬になり、窓にはファイバーツリーが光り、木々はライトアップされている。</p>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>

<h3>２．年2回の合同勉強会</h3>

<table width="230" style="margin-left:15px;margin-top:30px;float:right;"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_5.jpg" alt="『コンペリハーサル＆エチュード＆バッハ』の様子" width="230" height="168"><br />『コンペリハーサル＆エチュード＆バッハ』の様子</td></tr></table>

<p>Muse音楽教室では、教室開設当初から年2回の勉強会を開いている。今年12月で48回もの回数を重ねるこの勉強会では、スケールやバッハ、エチュードなどを人前で弾き、お互いに聴き合う。そのねらいとは？</p>

<br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">基礎練習の大好きな子に育てたい</p>
<p>「子供たちがカリカリと義務感でピアノを弾いたり、無理やり大人にやらされている、というのが私は苦手なんです。ですから何とかして、子供たちが心からピアノを楽しんで演奏して欲しいと思っています。でも楽しんで演奏するためには、導入・初級の段階で"確実な基礎力"がなくてはなりません。生徒たちには、入門と同時に、このことをお話ししています。</p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_6.jpg" alt="第30回" width="240" height="168" style="margin:10px 15px 10px 13px;float:left;">
<p>　"確実な基礎力"を付けるには、基礎練習が欠かせません。私自身、幼いころは、基礎練習が嫌いでした。ですから生徒達には、どうにかして嫌にならないでほしいと、毎日の日課の中で、無理やりではなく自然に練習したくなる方法を常に考えています。放っておくと、自分からはスケールやエチュードを練習したがらないのが現状です。日ごろのレッスンでも、生徒にとってとっつきにくい課題を、やさしく楽しく取り組める課題にアレンジして教えるのが大好きなんです。たとえば、スケールも、調号の数順ではなく、同じ指使いで弾ける１０種類の調から教え始めるなど工夫をしています。」<br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">スケール・エチュード・バッハを発表</p>
　「年に2回の勉強会では、スケール・エチュード・バッハを発表する勉強会を企画しました。これは、教室の生徒全員参加です。<br />
　スケールは、24調あるくじ引きで当たった調を弾いてもらいます。エチュードは、数曲を一度に弾かせています。これが生徒達に良い刺激らしく、自宅でも積極的にこの方法で練習しているようです。これらの実践によって基本的な練習態勢が身に付くので、曲へのアプローチの仕方も仕上がり具合も、よい方向へ向けることができるようになりました。」<br />
　
<table width="280" style="margin-left:15px;margin-top:10px;float:right"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_4.jpg" alt="第46回12月28日（金）カワイ表参道『アンサンブル＆エチュード＆バッハ』の様子" width="280" height="193"><br />第46回12月28日（金）カワイ表参道『アンサンブル＆エチュード＆バッハ』の様子</td></tr></table><br />
<p>　勉強会の効果は、進度にも反映するようだ。<br />
　「勉強会のスケールのくじ引きはドキドキです！おうちでも、くじをつくって練習してます。バッハと、エチュードをみんなの前で弾くことが楽しみで、バッハが大好きになり、インベンションもツエルニー30番も半年くらいで終わりました。」と松田朋佳さん(小5)。</p><br />
<p>　教室全員でとりくむ、日常的な基礎練習の非日常的な合同勉強会。通り一遍に見えることも、工夫次第でゲーム性あふれる楽しい場に仕立て上げてしまう。入門したばかりの生徒や保護者も、この合同勉強会に刺激を受け、主体的にピアノに向き合うようになるそうだ。</p>

<table border="0" style="margin:0px 13pxfloat:left;"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_7.jpg" alt="勉強会のあとの楽しいティータイム" width="200" height="150"><br />勉強会のあとの楽しいティータイム</td></tr></table>

<p>　勉強会の終了後は、みなでティータイムを楽しむ。<br />
　「普段お話しする機会の少ないお父様やお母様とも楽しく歓談。子供たちのレッスンでは見られない姿が垣間見られる、楽しい時間です。」と根津先生。</p>
<p>　次回の勉強会は、12月28日にカワイ表参道にて開催を予定。テーマは、他の楽器とのアンサンブル。ご主人である昭義先生が指導されているヴァイオリンの生徒さんとのデュオや、2台ピアノでのアンサンブルなど、合わせる喜び、音楽の楽しさを経験させているという。アンサンブルのレッスンも、Muse音楽教室の特徴の１つだ。</p><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>
<h3>３．家族で作る特別レッスン</h3>


<p>　Muse音楽教室の特徴の１つに、アンサンブルレッスンがある。<br />
　「一人で練習することが多いピアノと違って、他の楽器との合わせ練習は、みんな肩から力を抜いて取り組んでいます。お友達と合わせることは、楽しく仕方ないようですね。相手の音を、集中して聴くことになるため、間の取り方やバランス感覚が自然と身につきますし、音色感も豊富になり、ピアノのソロ演奏にも大きく変化が見られることが、何よりの効果ですね。ピアノだけではなく、視野を広くもってほしいと、いつも願っています」と根津先生。ご主人である昭義先生は、N響のヴァイオリニスト。アンサンブルレッスンの、力強いパートナだ。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">アンサンブルで心を開かせ、音楽の心地よさを伝える</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-01.jpg" alt="大澤葵さん　レッスン" width="200" height="150" style="margin-left:15px;float:right;">
<p>　３歳から通われている大澤葵さん（中２）は、栄子先生、昭義先生のレッスンを受け、楽しく音楽の世界に導いてもらった1人。「栄子先生は子供の成長に対するゆるぎない確信を持って、レッスンしてくださいます。」と語る母親の大澤由紀さんに、室内楽レッスンでのエピソードを伺った。</p>

<p>　「小さい頃は言われるがままに表現することが出来ました。しかし、思春期に入り、人目を気にすると同時に内面の表現をしなくなっていきました。親の焦りと並行して、本人は親の言う通りに表現するものか・・・と頑なになっていきました。<br />
　ちょうどそんなとき、市川フレンドステーションでのステップで、ピアノとヴァイオリンで、参加することになりました。私は仕事の忙しい時期でレッスンにもついていけず、練習に口をはさむこともできませんでした。そんな事情を察してくださったのか、「とにかくこの数日間で変身させる・・・！！」と栄子先生・昭義先生・理恵子さん３人がついてくださり、時間を超過して見て下さいました。もともと表現が嫌い・・・というわけでなく、親への反発で、表現しなくなっていたのかもしれません。そう思ったのは、前日にやっと時間があき、レッスンの最後に顔を出したときに、ご家族総出で、我が子のレッスンに真剣に向き合って下さる姿を見たときでした。弾く曲への思いが自然と体に出てきてしまうこと・・・それが表現だということを３人の先生方が、さまざまな視点でアプローチし、子供の心を開かせようとして下さいました。心で歌うこと。その音楽の心地よさを何とか伝えようとして下さっていたのでした。知らず知らず、子供の心に、難曲をよどみなく美しい表現体で弾くことを要求していた親であったことに気付かされました。。<br />
 本番は、理恵子さんの先導もあり、気持ち良く堂々とヴァイオリン、ピアノの２曲を弾くことができました。そして、終わって、席に着いた時、本人の口から"気持ち良かった！！"という言葉が漏れました。表現することにこんなに抵抗を示していたのに、心と体と弾く曲が一体化することに心地よさを感じることができたこと。これはこのステップを通して先生方３人がわが子に身を徹して教えて下さった音楽の神髄だったように感じています。」</p>
<br />


<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">家族の応援も子どもに伝わっている</p>

<table style="margin-left:15px;float:right" width="250"><tr><td class="t3h1"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-02.jpg" alt="根津栄子先生が代表をつとめるピティナ市川フレンドステーションでは、今年4月、室内楽ステップを実施。写真は、ステップ前のリハーサルレッスンの様子。ピアノは有海友加里さん（中1）、チェロは山内俊輔（N響）さん。" width="250" height="188"><br />根津栄子先生が代表をつとめるピティナ市川フレンドステーションでは、今年4月、室内楽ステップを実施。写真は、ステップ前のリハーサルレッスンの様子。ピアノは有海友加里さん（中1）、チェロは山内俊輔（N響）さん。</td></tr></table>

<p>　最近では、娘の理恵子さん（ピアニスト）もポーランドからの帰国中に、レッスンに加わり、演奏する立場からのアドヴァイスレッスンもしてくれるようになったという。栄子先生、昭義先生、理恵子さんの3人４脚で作られる、アンサンブルレッスン。このご家族の存在も、生徒や保護者に、効果を及ぼしているようだ。</p>

<p>「栄子先生が娘にしてくださる何気ない会話、たとえば、理恵子さんの小さい頃のお話などが、娘にとってとても楽しく、先生との距離も縮め信頼も強めているように思います。娘の中に築かれた先生への信頼が毎日の練習の源になっているようです。娘は本当にピアノが大好きです」（八木橋実季さん・小6の母）</p>

<p>「お教室の環境はすばらしいものです。設備や空間だけではなく、先生のご家族（昭義先生と理恵子さん）の応援も娘に伝わっています。室内楽の経験や、憧れのピアニストのやさしいお姉さんからのアドバイスは、特にやる気がでるようです。」（松田朋佳さん・小5の母）</p>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>
<h3>４．アイデア満載の日常レッスン</h3>　　　　　　　　　

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">レッスンは、まるで玉手箱のよう</p>

<p>根津栄子先生の日常のレッスンは、アイデアが満載。この日のレッスンは、入門まもない前田奏恵ちゃん。前半はピアノ（各調でのスケールとアルペジオ、バスティンの名曲集、インベンションなど）、後半はソルフェージュ（メロデイー、リズム、和声の聴音、新曲など）。一つ一つの項目の展開が速いため、まだ幼稚園の年長さんとはいえ、1時間のレッスンも、楽しそうに集中してこなしてしまう。</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-03.jpg" alt="前田奏恵さんレッスン" width="200" height="150" align="right" style="margin-left:15px;">
<p>「ピアノのレッスンは、いつもおてだまやビーズ、おみくじなど楽しいグッズが飛び出して、まるで玉手箱のようです。栄子先生自ら歌ったり踊ったり（時には闘牛の牛のふりをしたり、フラメンコのダンサーになったり！）、とても楽しいレッスンです。娘は栄子先生が大好きなので、時に先生に抱きついたりお膝に乗ったりしてしまい、ヒヤヒヤしてしまうのですが、いつも全身で受け止めてくださいます。<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-04.jpg" alt="前田奏恵さんレッスン" width="200" height="150" style="margin-right:15px;margin-top:10px;float:left">
　ソルフェージュのレッスンでは、一つの曲を色々な調で弾いたり、和音を聞いて調号を書いたカードをカルタのように取るゲームなどを通して、自然に色々な調に親しむようになりました。家でも、色々な調の曲を即興で弾いてみたり、どんな調の曲でも抵抗なく譜読みができるようになっているのは、頭でなく"体"で調性の感覚を身につけてくださったお陰だと思います。」（前田奏恵さん・年長の母）</p>
<br />

<p><strong><span style="color:#00CCCC">アイデアいっぱいのレッスングッズ紹介！</span></strong></p>
<table border="0" cellpadding="5" cellspacing="1" class="t1h2" style="font-size:14px;margin-left:13px;background-color:#cccccc;table-layout:fixed;">
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-05.jpg" alt="24調くじ" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;">◆</span>色鉛筆も、スケールのくじ引きに変身！！！</b><br />
円筒型のケースに入った色鉛筆の先には、24調のドイツ音名が。毎回のレッスンの初めに、生徒が自分でそれをくじ引きし、当たった調とその平行調でスケール、コード、ブロークンコード、アルペジオを弾く。もちろん手の大きさや年齢、能力に応じて内容は様々。自宅学習も積極的になり幼稚園生から全調弾けてしまうケースも少なくない。
</td></tr>
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-06.jpg" alt="6＆12面体サイコロ.JPG" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;line-height:110%">◆</span>6面体や12面体のサイコロ</b><br />
能力に応じて、数種類作ってある。生徒たちはサイコロを振っての調の勉強がゲーム感覚らしく楽しそう。6面体は平行調を覚える訓練にもなり、調号に強くなるため読譜力アップにつながっている。
</td></tr>
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;vertical-align:top"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-07.jpg" alt="ぬいぐるみ" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;">◆</span>ぬいぐるみGくん</b><br />
緊張で笑顔のない生徒や、身体がガチガチに固まっている生徒には、『Gくん』の笑顔を見せると思わずほほえみがこぼれ、その瞬間からリラックス。お顔もニコニコ！
</td></tr>
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;vertical-align:top"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-08.jpg" alt="キラキラシール" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;">◆</span>キラキラシール</b><br />
幼児や小学低学年の生徒たちはシールが好き。でも、普段のレッスンでシールを使うのは、次のたった2回だけ。＜その1＞コンクールや演奏会の直前にどうしても忘れてほしくない重要ポイントに。(なるべく少しで、できるだけ小さなもの)＜その2＞ツェルニー30番やバッハインベンションなどを2サイクルさせる際、その復習の記録としてシールを貼る。</td></tr>
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;vertical-align:top"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-09.jpg" alt="ピンクのクマちゃん" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;">◆</span>ピンクのクマちゃん</b><br />
ピンクのクマちゃんはからだが柔らかく、特に首や背中に力の入っている生徒にこのクマちゃんを振ってみせると、不思議！！！その瞬間、肩から力が抜けて弾むように演奏できるそうだ。</td></tr>
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-11.jpg" alt="スーパーボール＆カスタネット" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;">◆</span>スーパーボール＆カスタネット</b><br />
身体や腕、手首などに、軽快なリズム感が乏しい時、スーパーボールの弾みが大きなヒントを与えてくれる。ビー玉と弾み具合を比べさせるのもおもしろいとか。カスタネットは連打や、手首スタッカートの練習には欠かせない。カスタネットが出てくるだけで、生徒たちの目が輝く。</td></tr>
<tr style="background-color:#ffffff">
<td width="120" style="text-align:center;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-10.jpg" alt="ストップウォッチ" width="120" height="90"></td>
<td style="padding:3px;line-height:110%">
<b><span style="color:#999999;">◆</span>ストップウォッチ</b><br />
ドイツ音名や調性を覚えたりする時には、ストップウォッチが登場。毎週タイムの記録を更新、確実にレベルアップしていく。</td></tr>
</table>
<br />
<br />


<p>　「初めてのコンペティションの時の、先生の熱のこもったレッスン・・。その時から好きだった先生が大好きな先生になり、先生のレッスンを受けたいという気持ちが、上達のきっかけになりました。いつも楽しくて、時にびっくりするようなアイデアいっぱいのソルフェージュの手作りレッスングッズ、ぬいぐるみGくんを使ってのポイントを押さえた分かりやすいレッスン、キラキラシールなどでやる気倍増させてくれます。先生についていけば・・先生の言われることがすべてできれば必ず上手くなれる、結果もついてくると確信できます。次はどんなことを教えていただけるのでしょうね。毎回楽しみにしています。」（常光梨沙さん・小３の母）</p>

<table style="margin-left:15px;float:right" width="250"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-12.jpg" alt="翁康介くんが2008年ピティナコンペ全国大会直前のレッスンの書き込み楽譜だ。どんな曲も、全てオーケストラの楽器に置き換えて考えていく。" width="250" height="188"><br />翁康介くんが2008年ピティナコンペ全国大会直前のレッスンの書き込み楽譜だ。どんな曲も、全てオーケストラの楽器に置き換えて考えていく。</td></tr></table>
<p>　「とても楽しくてわかりやすく教えてくださいます。　たとえば、『ここは長靴じゃなくて、ハイヒールをはいているみたいにね』とか　『こっちはアイスクリームで、こっちはシャリシャリのシャーベットね』　とか、体がガチガチになって弾いているときには、レッスン室のくまのぬいぐるみをふって、　『この子、いい動きでしょう！このくまちゃんみたいにね！』　というように。　うまく弾けた時は、『ブラボー！！』と喜んで褒めてくださいます。　ぼくはうれしくて、もっともっとがんばりたくなります。」（翁康介くん・小４）</p>
<br />
<br />
<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">オリジナルの計画表で、自宅練習をしやすく</p>

<table style="margin-right:13px;float:left;"><tr><td class="t3h1" align="center"><a href="javascript:void(0)" onClick="window.open('/report/03edc/class/images/030_2-19.jpg','_blank','width=630,height=530,scrollbars=no')"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-18.jpg" alt="練習計画表" width="200" height="156" border="0" style="border:solid 1px #cccccc;"><br />
（クリックで拡大）</a></td></tr></table>

<p>　写真は、高田真佑さんの練習手帳だ。どの生徒も、生徒それぞれ自分のスタイルで、計画表を作っているという。計画を立て、小さな課題をクリアすることを積み重ねながら、"自分から練習する子"に育てていく。</p>

<p>「1週間に一度の栄子先生のレッスンの翌日、自宅での練習はまず、先生オリジナルの計画表に今週の練習目標・課題を記入するところから始まります。毎日欠かせないスケールやアルペジオ、指の訓練の<table width="210" border="0" style="margin-left:15px;float:right;"><tr><td style="font-size:12px;line-height:14px;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-15.jpg" alt="レッスンをしながら、真佑さんと一緒に、来週の課題を考え、計画手帳に書き込んでいく" width="200" height="150"><br />レッスンをしながら、真佑さんと一緒に、来週の課題を考え、計画手帳に書き込んでいく</td></tr></table>シュミット等々の基礎練習から、ツェルニー、バッハ、コンクールの曲など、次のレッスンで見て頂くものの練習の計画を細かく立てています。先生もレッスンの際に「このリズムとこのリズムでの練習を何回ずつ」という様に細かく目標を与えてくださるので、計画表に記入し、自宅練習の中で忘れず取り組んでいくようにしています。ただ漫然とこなしがちな自宅練習ですが、この計画表のおかげで、やるべきこと・目標がはっきりし、子供自身が練習の内容や繰り返しの回数を自主的に決め、取り組めるようになりました。」（高田真佑さん・小4の母）</p>



<hr size="1" color="cccccc">
<br />

<a name="5"></a>

<h3>５．レッスンに学ぶ（保護者からのコメント）</h3>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">それは、ピアノにとどまらず<br />
人生、勉強、教育についても当てはまる、大切な教えでした</p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/030_2-16.jpg" alt="山本彩雪さんレッスン" width="250" height="166" style="margin-left:15px;margin-bottom:15px;float:right;">
<p>　「娘（山本彩雪さん・小５）が、Muse音楽教室栄子先生にピアノを習いはじめ、はや４年になります。栄子先生との出会いが、私達親子の人生の財産となりました。<br />
　最初は、４才からの悪い癖を徹底的に矯正する事から始まり、何もかもがそれまでとはまるで違い、驚きの連続でした。 が、 同時に、あの時期にいかに親が環境を作ることが大切かを、気付かせていただきました。<br />
　のんびり屋で おっとりしていて、消極的で マイペース...、同じ年の子供の中でも、何かを習得するまでに、とても時間のかかるタイプの娘ですが、自分のペースで地道にがんばり、着実に力をつけてこれたのは、常に自らが手本となり、熱い情熱で、諦めず手ほどきをしてくださった栄子先生のお力のおかげです。それは、ピアノにとどまらず、人生、勉強、教育についても当てはまる、大切な教えでした。<br />
　また、色々な方法で、音楽の幅を広げて指導されてくださり、室内楽やアンサンブル連弾も経験させていただきました。発表会や勉強会では、バイオリンの演奏を沢山聴くこともでき、子供の感性が、色々な形で育まれたようです。 歌やソルフェージュも、グループや少人数で行うことで、音楽を共感する仲間を作ることができ、お教室に通う楽しみや、刺激にもなっているようです。<br />
　コンクールに出たいという強い意思があってお教室に入門した訳ではありませんでしたが、コンクールに出ることでしか学び得ないことがあることも知りました。結果が出せない場合でも、今よりも前に進む力を、娘が感じているようです。<br />
　栄子先生の様々な工夫のおかげで、自然にピアノが音楽が大好きな子供になりました。そして、親の私も、栄子先生に出会う前より 何百倍もピアノに夢中になっていると思います。」（山本香子さん）</p>


<br /><br />



<h2>むすび</h2>

<p>
　「私の教室の生徒たちは、アンサンブルやソルフェージュ、コンサートなどで顔を合わせる機会が多いためか、生徒同士はもちろん、親御さん方も、お互いに認め合いつつ高め合って良い関係を築いています。<br />
　根気と努力の限界に挑戦しなければならないこの世界ですが、数年後、数十年後に『ピアノや音楽をやっていて良かった！！』と心の底から思っていただけるよう、今の私に出来る精一杯のことを一人一人の個性を見極めて提供していきたいです。そのためには今後もあまり人数を増やすことなく、少人数の生徒を楽しく励ましながら大切に育てたいと考えています。<br />
　子供たちが自分の力で音楽のすばらしさを見つけ、惜しみなく努力することが出来る大人（ひと）になっていってほしいですね。」（根津栄子先生）</p>]]>
        
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    <title>第２９回　秋山徹也先生 </title>
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    <published>2008-08-06T06:19:32Z</published>
    <updated>2009-01-13T07:28:57Z</updated>

    <summary> 秋山徹也先生のプロフィールはこちら 東京・文京区で「秋山徹也音楽研究所」を開い...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<div class="hp">
<table style="margin-left:10px;float:right"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_02.gif" alt="秋山徹也先生" width="185" height="259"><br />秋山徹也先生のプロフィールは<a href="/seminar/koshi/akiyama_tetsuya.html">こちら</a></td></tr></table>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_01.gif" alt="第29回" width="100" height="112" style="padding-right:10px;float:left;">
<div style="color:#666666;font-size:14px;margin-bottom:10px;">東京・文京区で「秋山徹也音楽研究所」を開いて、９年目を迎えられます。<br />
「秋山徹也音楽研究所」の特徴は、「アナリーゼ」を重視し、「理論と演奏とが一致するように、総合的に音楽を捉える指導を行う」というところ。最終的に、生徒が「自力で音楽を分析・解釈し、音楽的に表現できるようになること」を目指されています。<br />
現在では、小学１年生から50代まで、趣味の人からハイアマチュア、受験生やコンクール挑戦者まで、さまざまな生徒が長期間レッスンに通われ、また、ピアノの生徒以外にも、弦楽器や管楽器などの生徒が３割程度いらっしゃいます。<br />
そんな「秋山徹也音楽研究所」の日常のレッスンの様子と、現在までの教室の展開を追いつつ秋山先生の指導理念について、レポートします。</div>

<div style="margin-bottom:20px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">１．現在の総合音楽教室に至るまで</a>／<a href="#2">２．グランプリ金子一朗さんにきく(1)レッスンの目的</a><br />
<a href="#3">３．グランプリ金子一朗さんにきく(2)レッスンの効果</a>／<a href="#4">４．継続表彰50回中村香織さんにきく・本番までのレッスン過程</a><br />
<a href="#5">５．最年少金賞受賞者（F級）高尾奏之介さんにきく・小2から現在まで</a>／
<a href="#6">６．ソルフェージュのグループレッスン</a>
</div>
</div>
<br />

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<br />
<a name="1"></a>

<h3>１．現在の総合音楽教室に至るまで</h3>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ アナリーゼ重視のレッスンを行う総合音楽教室として、現在に至る経緯とは？</p>
<p><b>秋山</b>：教室の創設当初から考えていたことは、「音楽を正しく理解し音楽的に演奏するには、曲の正しい理解とそれを可能にする総合的な能力訓練が必須だ」ということ、そのために、「ソルフェージュ力の養成・音楽理論などの指導をベースに、自力で音楽分析・解釈・表現をできるようにさせ、実際のピアノ演奏に結びつける指導をしていきたい」ということでした。しかし「総合的な訓練を」といっても当初理解されませんでしたし、「総合的なピアノレッスンを」といっても元来ピアノ専攻でない私のところをわざわざ選んでくる生徒は少ないわけで、実績のあった音楽学校受験用のソルフェージュ教室、が主体とならざるを得ませんでした。<br />
 流れが変わり始めたのは、アナリーゼが演奏する上で本当に必要なことである、と認識してくれる生徒が現われ始め、かつその効果がはっきりわかるようになってからです。アナリーゼの重要性を感じてくれる生徒が何人か現われると、教室全体の雰囲気が、そして内外の認識が、大きく変わったように思います。小学生など、まだ音楽学校受験を直接意識してはいない層が、積極的にソルフェージュ・アナリーゼの重要性を認識し始めたのです。まだまだ発展途上の教室ですが、ソルフェージュ指導から出発してアナリーゼを重視した総合的音楽指導に、ほぼ方向はかたまりつつあります。自らの経験・考え方・能力・適性に応じて、ゆきつくところにゆきつつある、という感じにはなってきました。</p>

<br />


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<br />
<a name="2"></a>


<h3>２．グランプリ金子一朗さんにきく(1)レッスンの目的</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_03.gif" alt="第29回" width="270" height="179" style="padding-left:10px;float:right;">

<p style="font-size:14px;color:#666666;">金子一朗さんのレッスンにお邪魔した。アナリーゼの重要性を熟知している門下の1人だ。2005年のグランプリ受賞後、友人の紹介で入門されたという。この日は、夕方４時から夜８時まで、４時間びっちりのレッスンだ。ドビュッシーの「２つのアラベスク」「子供の領分」「前奏曲集」などの楽譜が、どっさり秋山先生の手元に積まれている。</p><br />


<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">バランスの調整　?自分はオーケストラ、先生は指揮者?</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ <a href="http://kanekoic-pianofactory.on.arena.ne.jp/topics.html" target="_blank">リサイタル</a>を１ヶ月後に控えていらっしゃいますが、今日のレッスンで見ていただくポイントは？</p>

<p><b>金子</b>：「とりあえず全曲聴いていただこう」と。自分で分析は全てしてきますので、それがどこまで音になっているのか、というところをきいてもらっています。やっぱり自分で考えている音楽と、ピアノから響いている音楽が、一致しない事がありますから。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 解釈したことが、実際の演奏にどれくらい反映されているのか、ということですね。</p>

<p><b>金子</b>：特に、各声部の意識の配分ですね。ピアノの曲は、声部が多く、互いにある程度セーブしているところに意味がある訳だけど、それを全部意識するのは、やはり困難じゃないですか。個々のことはある程度できていても、客観的に聴いてもらうとバランスのとり方も分かりやすくなるというか。ある意味、僕が「オーケストラ」で、秋山先生が「指揮者」というような関係ですね。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 先ほどのレッスンでも、秋山先生と金子さんで、「ああではないか、こうではないか」みたいなやり取りをされながら、さかんに「バランス」の調整をされている印象を受けました。</p>

<p><b>秋山</b>：聴く側としては、まずどういう解釈で弾いているかということをうまくきき出して、その解釈に即して意見を言うようにしています。でないと、演奏者の最初に考えた解釈がめちゃくちゃになってしまいますからね。その上でバランスを考える。その解釈ではこれはちょっとやり過ぎではないかとか、逆ではないかとか...。</p>
<br />
<h3>解釈の修正　?先生は最大の共感者?</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_04.gif" alt="第29回" width="168" height="220" style="padding-left:10px;float:right">
<p><b>金子</b>：あとは、自分の解釈の修正、ですね。でも、解釈自体を根本から直されることは、あまり無いかなぁ・・。</p>

<p><b>秋山</b>：無理に人を強制するのが好きではないんです。いろいろな解釈があるのだから、自分の解釈と違っても、それを言葉にはするかもしれないけれど、自分の解釈を絶対押し付けてこうしろとは言いません。ただ、どのような解釈で考えても、これはちょっとどうかなと思うことについては、修正をすすめますが・・。</p>

<p><b>金子</b>：譜面を読みこんでいると、「ここの解釈はどっちなの？」と、何通りかの解釈ができて悩むことってあるじゃないですか。そんなときに、先生の考え方と自分の考え方と照らし合わせることができるというのは大きいですね。作曲家的立場の考え方が分かる先生だから。"もしここがこうだと考えるならば、こっちはこうあるべきでしょう"というように。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 解釈の裏付けですね。</p>
<p><b>金子</b>：解釈が割れる時にここに来ると、まあ、秋山先生も迷宮に入る事もたまにあって・・・。</p>

<p><b>秋山</b>：ありますよ（笑）、すべて単純に割り切れるものでもないですから。</p>

<p><b>金子</b>：「いや?、わっかんねーなー、これ・・」みたいな顔して、しばらくカチコチになってしまうこともあって。そういう時は、ああ、僕が悩んでいるのも当たり前だったんだ、と安心したり（笑）。</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_05.gif" alt="第29回" width="250" height="164" style="padding-left:10px;float:right;">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ なるほど。金子さんの大切にしている部分を、さらに強く持っていらっしゃる。金子さんにとって、最大の共感者なんですね、秋山先生は。</p>

<p><b>金子</b>：そうですね。僕のこんなにこだわっていることを理解してくれない先生だと「何でそんな所にそんなにこだわる必要があるんだ」って言われてしまう・・（笑）。僕にとってはそれは大問題なんですけれど。逆に不遜な言い方かもしれないけど、僕が求めるものを求めるだけ教えてくれる先生だ、ということです。それを教えられない先生についても、意味がないと思うし。</p><br />



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<br />
<a name="3"></a>



<h3>３．グランプリ金子一朗さんにきく(2)レッスンの効果</h3>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">すべての曲の根底に流れている共通の概念を実感</p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_06.gif" alt="第29回" width="148" height="200" style="margin-left:13px;float:right;">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 秋山先生からみて、この２年で金子さんがいちばん成長されたのは、どのようなところですか？</p>
<p><b>秋山：</b>なんか上手くなったなーと思いますね、私がいうのも何ですが（笑）。実際に聴こえる音楽のバランスがすごく良くなりました。これは間違いない。</p>
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 金子さんご自身では？</p>
<p><b>金子：</b>秋山先生のレッスン受けてから、「どの時代様式だろうが、どの作曲家だろうが、全てに根底に流れている共通の概念があって、同じ考え方で全てを表現できるものなんだ」ということを、自分の中で確信を持たせてもらえたということですね。バッハでもドビュッシーでも、弾く時に意識することや僕の頭の中で考えていること、つまり聴く方法や、アイテムや、要素というものは、何も変わらない。いろんな作曲家の作品を次から次へとレッスンに持ってきても、結局考える視点はあまり変わらないんだということを、実感させられました。</p>
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ なるほど。それは、どのようなところで活かされますか？</p>
<p><b>金子：</b>たとえば、聴いたことがない作品でも、人の演奏を聴いて、（ああ、この人はここが出来ていて、ここは出来てないんだな）というのが、パッと分かるようになってきましたね。誰がどんな作品の何を弾こうと、最初の何小節か聴いただけで、その人の演奏というのが透けて見えてしまう・・・。先日たまたまあるコンクールで秋山先生と居合わせたのですが、秋山先生の評価と僕の評価と照らし合わせたら、これがもう気持悪いほど一緒なんですよ（笑）。実際のコンクール側の結果も、極めてそれに近いものでした。ああ、結局聴いているところは、あまり変わらないんだな、という確信がもてました。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">レパートリーの定着度がアップ</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_07.gif" alt="第29回" width="242" height="166" style="margin-left:13px;float:right">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 今まで特定の指導者につかず、大部分を独学でやってこられた金子さんですが、定期的にレッスンに通われるようになったわけは？</p>
<p><b>金子：</b>やっぱり定期的に通っていると、次から次へと曲を仕上げないといけない。だから、新しい曲をレッスンに持ってくることが、自分にとってどんどんレパートリーを増やすエネルギーとなっています。１年で結構な分量なので、非常にキツイんですけど・・。</p>
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ どれくらいですか？</p>
<p><b>秋山：</b>多い時は、１週間で渡す曲が、ほかの人の１か月分くらいですね。</p>
<p><b>金子：</b>３か月か４か月くらいで１リサイタル、だから年間で３リサイタルか４リサイタル分くらいの曲を、新曲でどんどんみてもらっています。不思議なことに、レッスン受けて、演奏が確定すると...忘れないんです。ちょっとそれを引きずり出して、何日か時間があれば、自分なりにしっかり再現することができる。だから、今現在頭の中にある、表現可能な作品のデータベースが、ここに通うようになってから膨大な量に膨れ上がって、今10リサイタル以上のレパートリーは、確実にあると思います。</p>
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 単純な暗譜ではない、ということですよね。</p>
<p><b>金子：</b>丸暗記ではなく、表現上の確信が、レッスンで完全に結びつくから、忘れないんですね。「あ、間違えた、これじゃないや、こっちだ」というレベルの間違えはありますが。</p>
<p><b>秋山：</b>彼の場合、ペースは早過ぎるくらいですよ。</p>
<p><b>金子：</b>何を持って来ても教えてくれますからね。シマノフスキのメトープとか、普通に教えてくれるし。</p>
<p><b>秋山：</b>たとえ、あまり知らない曲でも、それは一緒に考えますよ。</p>
<p><b>金子：</b>でも基本はやっぱり、構成とか和音とか音楽理論上の学問があった上で、ここでレッスンを受けても理解できるのだと思います。</p>
<p><b>秋山：</b>周囲からときどき言われるのですが、われわれがレッスンで何を話しているのか分からない、横で聞いていると、何か宇宙語で会話しているようだ、と。そういったアナリーゼのバックボーンがない人だと、そのバックボーン自体を指導するところから始めていくわけです。それが、金子さんの場合は、全部ありますからね。</p><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>


<h3>４．継続表彰50回中村香織さんにきく・本番までのレッスン過程</h3>

<p style="color:#666666;font-size:14px;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_11.gif" alt="中村香織さん" width="183" height="250" style="margin-right:15px;margin-bottom:10px;float:left;">続いて、中村香織さんにきく。本職は内科医。継続表彰も50回を超え、2006年にはグランミューズ部門でファイナリストに。他コンクールでもアマチュア部門での入賞を重ねている。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">初レッスン~本番までの過程</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 入門のきっかけは？</p>

<p>　（前述の）金子一朗さんの持ち歩いている楽譜をみて、自分も楽曲分析ができるようになりたい！と思い立つも、一人ではどうにも歯がたたず、それで秋山先生の教室を探し当てたのが、3年前のことです。その金子さんが、私のホームページのレッスン日記をみて、逆に「なんだ？この先生、面白そうじゃん！」と言い始め、結局、彼も秋山先生の門下になられたわけですが・・。また、入門当時10歳だった高尾奏之介くんが、ふつうに楽曲の分析をしている様子をきいて、さらにショックを受けました。（笑）</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 秋山先生のレッスンには、どのように臨んでいらっしゃいますか？</p>

<p>　初レッスンの前には、少しでもアナリーゼの予習をしていくようにしています。古典派ソナタなど和声分析しやすいものは、全小節の予習をしてから初レッスンにいきます。バッハの本格的なフーガになると、和声分析だけでは不十分なので、今度は主題や対旋律やその断片たちを何色かの色鉛筆で塗り分けるといった「構造」に関わる分析が予習の主体になります。近現代の作品、たとえばドビュッシー後期などは、予習しようにも私にはまだ調性の確定さえおぼつかず歯がたたないので、要所要所の転調などで色を変えるべきだろうと思われるところだけざっくりイメージして、他はなにも出来ずにいきなりレッスンに持って行ってしまうこともあります。<br />
　しかしどんなに予習して、秋山先生のレッスンにもっていったところで、実際自分の出した音が果たしてイメージしているように鳴っているかと言われると、初回レッスンはたいてい箸にも棒にもかからないひどい状態です・・・。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 曲を仕上げるまでに、どのくらいみていただいていますか？</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_12.gif" alt="中村香織さん" width="146" height="200" style="margin-left:15px;float:right">
<p>　私の場合は、同じ曲をだいたい20回以上はレッスンしていただいていますね。最初の５回ぐらいまではとにかく、どこにどういう線を引かなければいけないのか、どこにどういう色を塗る予定なのか、つまり絵画でいうところの素描（デッサン）を描きながら確認する作業がレッスンの主体になります。曲が仕上がって本番が近づいてくるとデッサンもほとんど確定し、そうなると今度は個々のパーツの入念なバランス調整がレッスンの主体になってくるように思います。<br />
　同じ作曲家の作品をいくつか続けてやると、だんだん作曲者の語法に慣れて応用が効いてくるので、楽曲分析そのものはスピードが速くなります。でも最後のバランス調整は、やはり自分一人の耳ではまだ相当に限界があるようで、先生の耳を借りてフィードバックにつぐフィードバックの繰り返し作業。こうして本番（主にコンクールなど）を迎える、というのが、だいたいのレッスンの過程です。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 秋山先生のレッスンで、もっとも効果絶大だったのは？</p>

<p>　バッハですね、それも対位法の究極の形態であるフーガのレッスンです。とにかく、徹底して各パーツの構成を追求したあと、それに基づいて微に入り細にわたる猛烈なバランス調整を要求されます。「主題と対旋律のバランスを５対４、ないしは６対５ぐらいで。」とか平気でおっしゃいます。「３対２では調整がかえって困難だから、せめて５対４か、６対５ぐらいがいいでしょう」とか、そういう厳密な世界です。ともすると、そこまで厳密な音量のバランスを演奏中に自分で聞き分ける耳さえ持てていない気がします。秋山先生はこの手のバランス調整に関しては猛烈な地獄耳！です。多分５対４かと６対５の違いでも聞き分けられる先生だと思います。私は野放しで演奏すると、いつもソプラノばかりワンワンと大きく弾いてしまう癖があるので、バッハのレッスンはそのソプラノ優位の矯正も含めて、まさにやってもやっても底なし沼！（笑）でも、バッハが課題曲になるコンクールでここ数年まあまあの成績が出せていることを振り返ると、ソプラノしか意識できていなかったバッハ音痴な自分も、ここ数年でずいぶん矯正されてきたかなぁと、嬉しく思います。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 秋山先生のレッスンの通いやすさは、どこにありますか？</p>

<p>　基本的に、曲を解釈するうえで答えが一通りではないもの、つまり自由度がある部分については、先生はいっさい考えを押し付けてくることはありません。先生が答えを押し付けて来ないかわりに、こちらが自分なりの答えを持っていなければいけないわけですが・・・。自由度が無い部分、つまり、どこからどう解釈しても「それは無理があるんじゃないの？」ということについては直されるという感じなので、テンポや歌い回しを直される事はほとんど皆無であると思います。私は演奏におけるテンポや歌い回しは生理的な個人趣味の幅が相当あると思っているのでこれを直される先生だと精神的にすごく辛いのですが、解釈の自由度の範疇である場合はそういうものに矯正の声がかかることはまずないので、すごく精神的に楽ですね。 </p>



<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">相対音感の補強</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 秋山先生には、ソルフェージュのレッスンも受けていらっしゃるそうですね。</p>

<p><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_13.gif" alt="中村香織さん" width="150" height="207" style="margin-right:15px;margin-bottom:10px;float:left;">　私、実は絶対音感も相対音感も「無い」のです。訓練をうけていないので。じつは、これが、本番で「暗譜がわからなくなった」ときに非常に危険だと気付いたんです。ほんの５~６年前のことですが、演奏本番中、ハッ！と次が分からなくなったとき、次の音が頭のなかに鳴っていても、それが鍵盤のどこの音かわからない。当然、そこで手が止まってしまいます。あるいは、えいっままよ！と一瞬の判断で分からないまま、あてずっぽうで鍵盤を押すと、これがぜんぜん見当はずれなとんちんかんな変な音をガーン！と押してしまい、演奏が台無しになるどころか、客席から爆笑されて半泣きになった経験さえもあります。<br />
　秋山先生も、私が、音がわかっていないままドビュッシーなんか弾いていることに対して、「よくこんな恐ろしい状態で弾いてるもんだ・・・綱渡りだ。」と半ば呆れておられました（笑）。絶対音感は当然おありの秋山先生には、とくと説明して、絶対音感も相対音感も欠如した人間がとんちんかんな音を出して落ちるメカニズムというものを、知っていただきました。音感を身につけるのは時間もかかることなので、徐々に訓練していかないと仕方がないね、ということで、ソルフェージュのレッスンもこうして続けているのです。</p>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="5"></a>

<h3>５．最年少金賞受賞者(F級)高尾奏之介さんにきく・小2から現在まで</h3>


<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_5_1.jpg" alt="第29回" width="200" height="268" style="margin-left:13px;float:right;">
<p style="color:#666666;font-size:14px;">最近では、小学生の小さい生徒も増えてきたという秋山先生のレッスン室。高尾奏之介さん(現在中１／2005年F級金賞)は、演奏指導を受けるのと平行して、小学２年生の時からソルフェージュやアナリーゼの専門指導を受けてきたという。高尾さんの事例とともに、秋山先生のレッスン方針＆方法をお伺いする。</p><br />


<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">「音楽の考え方」を学ぶために</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 小２というと、ピティナのコンチェルト部門で最年少で最優秀賞を受賞した年でしたね。</p>

<p><b>高尾：</b>はい、この頃から、秋山先生に音楽分析を教わり始めました。自分自身で曲を深く理解した演奏をするためには、ピアノだけでなく、「音楽の考え方」を学びたいと思ったので。はじめは厳しい先生かなと思いましたが、とてもやさしい先生で、やや数学の塾みたいなレッスン室ですが（笑）、大好きなところです。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ かなり高度な分析もされているそうですが、最初は難しくなかったですか？</p>

<p><b>高尾：</b>最初は先生も「小学生の低学年に和声を教えるのは初めてだけど、まずはやってみるか」みたいなことを話されていましたが、いつも（小学生である）僕と同じ目線で教えていただいて、とてもわかりやすかったのを覚えています。ソルフェージュや和声から始め、その後、楽典も勉強しています。ピアノの松崎伶子先生も、秋山先生に和声を習っているおかげで、ピアノのレッスンがスムースで非常にやりやすいと言ってくださっています。</p>

<table style="margin-left:13px;float:right"><tr><td style="text-align:center"><a href="/report/03edc/class/images/029_5_3b.jpg"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_5_3.gif" alt="第29回" width="251" height="186" border="0"><br />アナリーゼ楽譜</a></td></tr></table>

<p><b>秋山：</b>もともと表現力養成の基本は和声にあると思っていたので、最初から和声を重点的にやってみたいと考えていました。手頃な教材を見いだせなかったため、大人が用いるテキストを説明しながら使うことにしましたが、理解が早く、意外にできるものだと感心しながら進めたように記憶しています。ソルフェージュは、早くから訓練した方が良いですから、当然こちらも平行して行いました。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ このような基礎訓練は、やはりコンクールでの演奏などにもいかされていますか？</p>



<p><b>高尾：</b>特に、近現代に向かうにつれて、型から離れ自由さが増して、曲の理解が難解になるので、分析することの大切さを改めて実感しています。昨年の学生音楽コンクールなどで、フォーレのノクターンを演奏したのですが、内容が濃くて奥の深いといわれるフォーレの最晩年の曲を理解するのは、はじめはとても難しいと思っていました。でも、先生方と一緒に考えていくうちに、曲が体の中にしみこんで来るような感じがしました。分析して、作曲家の想いを読み取って、それを音にしていくにつれて、フォーレのこの曲がとても好きになりました。（小学校の部で全国一位を受賞）</p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_5_2.jpg" alt="第29回" width="150" height="141" style="margin-right:13px;float:left;">

<p><b>秋山：</b>学生コンクールの頃には、和音の種類をひととおり覚え、すでに相応の表現方法をかなりわかっていたので、いちいち説明しなくても、分析によって適切でバランス良い表現をできるだけの力は持っていたと思います。学生コンクールは、選曲段階と仕上げ段階で深く関わることになりましたが、派手なパフォーマンスやテクニック、パワーで魅せる曲ではなく、地味で渋く、さりげなく多彩な色分けが必要な曲を選んだため、和音の理解がなければ良い演奏は不可能だったと思います。</p>
<br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">アンサンブルで、聴く耳を育てる</p>


<p style="color:#3366CC;font-size:14px">─ 秋山先生のレッスンでは、アンサンブルの勉強もされるそうですね。</p>

<p><b>高尾：</b>はい、アンサンブルのレッスンも、とても楽しいです。（教室内の）生徒同士でオーケストラのパートを分担し、ピアノや電子ピアノで初見演奏するという訓練があって、そこでは、ベートーヴェンの交響曲などをやりました。</p>

<p><b>秋山：</b>キーボードアンサンブルは一種遊び感覚の訓練ですが、弾き直しできないし常に先を読まなくてはならないので初見の力がつきますし、ハ音記号を用いた楽譜や移調楽器の楽譜にも慣れます。それに、いろいろな名曲をオーケストラの楽譜と音の両面から知ることもできます。勉強会では実際に、いろいろな楽器でアンサンブルしました。アンサンブルすることによる効果は想像以上に大きいと思っていますよ。</p>


<p><b>高尾：</b>室内楽との共演の場があることも、とてもありがたいです。昨年は、ベートーヴェンやモーツァルトのピアノトリオを、バイオリンとチェロとはじめて共演しました（<a href="http://www.piano.or.jp/blog/stepnews/2007/02/post_25.html" target="_blank">新宿ステップ</a>）。今年は、7名編成のオーケストラと一緒に、ショパンのピアノ協奏曲第1番の1、2楽章を演奏しました（<a href="http://www.piano.or.jp/fmftp/step_record/200872716.html" target="_blank">文京春日春季ステップ</a>）。普段のピアノ独奏とは違って、共演いただく皆さんに合わせる難しさがあって、でも、演奏が上手く行った時に一緒に喜べる感覚もあって、とてもよい勉強になりました。</p>
<table style="float:right;">
<tr><td>
</td></tr>
<tr><td>

</td></tr>
</table>

<table style="margin:0px 13px;float:right"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/aki-shinjuku_pianotrio.gif" alt="新宿区立角筈区民ホールにて" width="253" height="163"><br />2007/2/12 新宿区立角筈区民ホールにて</a></td></tr></table>


<p><b>秋山：</b>オーケストラは、教室出身の音大生主体に編成しました。弦楽器と実際に合わせての協奏曲を体験することは、弦楽器の演奏習慣などを理解できる、非常に貴重な機会だと考えています。トリオは教室内の生徒同士で演奏することにこだわっています。一人の表現がかわると全体に与える影響が協奏曲以上に大きく、個人の意志が強く出てくることになります。演奏者間で自由に意見を出し合うことができるよう、師弟関係でない方が良いですね。バランスをとる練習過程で、否応なしに聴く耳が養われたと思います。</p><br />




<div style="padding-top:10px;border-top:dashed 1px #999999;border-bottom:dashed 1px #999999;margin-bottom:20px;">

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">─ 高尾さんの近況 ─</p>

<p style="font-size:13px;">◆ 8月26日開催の<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/tettei/080826tropp.html">ピティナ徹底研究シリーズ</a>（トロップ教授・公開レッスン）に参加</p>

<p style="font-size:13px;">◆ 11月23日にみなとみらいホール・大ホールで開催の<a href="http://yokohama.mainichi-classic.jp/hibikikanaderu.shtml" target="_blank">響奏（Hibiki-Kanaderu）コンサート</a>（田村響さん、米元響子さんと共演）出演</p>

<p style="font-size:13px;">◆ 9月27日から公開されるカンヌ国際映画祭受賞映画「<a href="http://tokyosonata.com/index.html" target="_blank">トウキョウソナタ</a>」のラストシーンで次男が演奏するドビュッシーの「月の光」の音源提供（予告編でも演奏が流れています）、および、9月11日の試写会で演奏予定、主演の小泉今日子さんとの対談（毎日新聞・タブロイド紙に9月12日掲載予定）</p>
</div>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="6"></a>
<h3>６．ソルフェージュのグループレッスン</h3>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">最後に、ソルフェージュのグループレッスンを拝見させていただいた。小学生を中心に、10名ほどの生徒さんが、集まった。2時間を超えるレッスンを追う。</p>

<br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">◎レッスンの流れ</p>

<table border="0">
<tr>
<td style="vertical-align: top;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_1.jpg" alt="第29回" width="120" height="116"></td>

<td style="vertical-align: top;">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">15:00　単旋律?四声聴音</p>
<p>適切な和音進行をつけられる音楽的な教材を選んで実施。単に書き取るだけでなく、書き取った後は和音伴奏をつけて歌うが、その伴奏は生徒にその場でつけてもらうことも多く、伴奏づけの練習としても活用。</p></td>
<td></td>

</tr>

<tr>
<td style="vertical-align: top;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_2.jpg" alt="第29回" width="120" height="116"></td>
<td style="vertical-align: top;">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">16:00　新曲視唱</p>
<p>できるだけ美しい伴奏のついた教材を歌う。伴奏部分は、ピアノ初見視奏としても用いることが多く、ハ音記号を用いた楽譜も積極的に歌っている。</p>
</td>
<td></td>
</tr>

<tr>
<td style="vertical-align: top;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_3.jpg" alt="第29回" width="120" height="116"></td>

<td style="vertical-align: top;">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">16:20　リズム打ち</p>
<p>リズムだけを打つ練習、歌いながらリズムをうつ練習に加え、リズムアンサンブルも行う。途中で拍子が変わるような曲にも挑戦される。</p>
</td>

<td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_4.jpg" alt="第29回" width="79" height="116" align="right" style="padding-left:10px;"></td>
</tr>

<tr>
<td style="vertical-align: top;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_6.jpg" alt="第29回" width="120" height="89" styel="margin-bottom:5px;float:left;"><br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_5.jpg" alt="第29回" width="120" height="116">
</td>

<td style="vertical-align: top;">
<p style="color:#3366CC;font-size:14px">16:40　合奏</p>
<p>今日の曲目は、モーツァルト交響曲39番。パートに分かれ、また、適宜交代しながら、オーケストラスコアを、ピアノや電子ピアノで視奏していく。生徒の中でも大人気のレッスンのようだ。弦楽四重奏?五重奏なども含め、1ヶ月に2曲くらいのペースで皆で選曲して演奏する。勉強会では、実際に楽器で演奏発表することも。</p>
</td>
<td style="vertical-align: top;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_15.gif" alt="第29回" width="81" height="120" style="margin-bottom:5px;float:right;"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_16.gif" alt="第29回" width="100" height="108">
</td>
</tr>
</table>
<br />
<br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">◎ソルフェージュの生徒さんにきく</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_6_10.jpg" alt="第29回" width="200" height="151" style="margin-left:15px;float:right;">

<p class="t1h3" style="color:#666666;font-size:14px;">秋山先生の歴代の生徒さんの中でも、「過去最速のペースで和声を習得中」と評されているのは、小学生の河合実咲さん(小3・写真右)と黒沼香恋さん(小4・写真左)だ。「河合さんを、後から入ってきた黒沼さんが猛追する？という、なかなか良いコンビです。結果的に2人ともに高校生顔負けのソルフェージュ力をつけてきました。体が小さくピアノの技量もまだまだでしょうが、5年後10年後に自らの意志で音楽を深く表現できる人間になってもらえばと願っています」と秋山先生。特異な才能をどこまで引き出せるか、無限の楽しみだという。そんなお2人とお母様に、ショートインタビュー。</p><br />

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">＜河合実咲さん＆お母様＞</p>
<p style="font-size:14px">ピアノを習っている先生から、「実咲ちゃんにピッタリな先生だと思うわよ」と紹介されたのが、小1のとき。すぐに、秋山先生にピタッとなじみ、ソルフェージュのレッスンは丸2年になる。「私もピアノを習ってきましたので、小さい時期にこそ、基礎能力を育てるのは大事だと痛感していました。」とお母様。背丈も小さくあどけない姿から想像もできない音楽を見せる実咲ちゃん。大人の生徒さんからも、ペットのように可愛がられているという。</p>

<p style="color:#3366CC;font-size:14px">＜黒沼香恋さん＆お母様＞</p>
<p class="t1h2" style="font-size:14px;">入門して8ヶ月。「私がピアノをやってきていないので、1曲1曲どう弾くかというのを自宅でサポートしきれなくなり、自立して曲を理解してもらわないと、と思って、先生を探したのがきっかけでした。」とお母様。耳がよく、耳から覚えて弾けてしまっていた香恋ちゃんも、ソルフェージュの基礎訓練により、読譜力が上がり、今や初見視奏が得意になってきた。また、今までピアノ曲ばかり聴いていたのが、交響曲や室内楽と、自ら進んで聴くジャンルも拡がってきたという。「アンサンブルの訓練が特に楽しい。ヴァイオリンとか他の楽器もやりたくなります。今度は、ベートーヴェンの交響曲7番をピアノで演奏してみたいです。」</p><br />


<h3>◎年に1度の発表会</h3>

<table style="margin:0px 13px;float:right" cellpadding="0" cellspacing="0"><tr>
<td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/029_14.gif" alt="第29回" width="200" height="138"><br />前回2008年2月の発表会の様子</td></tr></table>
<p>秋山：いろいろな音楽体験をしてもらう目的で冬に勉強会を開いています。ピアノ独奏以外に、教室内ピアノトリオなど室内楽や弦楽アンサンブル、弦楽アンサンブルでのピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ即興演奏、新曲発表、歌曲、ソルフェージュアンサンブルの発表、などを行ってきました。弦楽器や管楽器、声楽、作曲などの生徒がいるからこそできる独自の企画ではないかと存じます。このうち、弦楽アンサンブルでのピアノ協奏曲を、今年5月の文京春日春季ステップの企画に取り込みました。今後もさらにいろいろな体験をしてもらおうと考えています。</p><br />


<h2>むすび</h2>
<p>秋山：理論や分析というと、どうしても頭でっかちの...　と思われがちで、音楽性とは相容れないことのように言われやすいのですが、そうではありません。音色表現は大事だし、レガート表現も大事です。これらを節度をもってバランス良く表現するためにこそ、理論の裏づけが必要なわけです。今後とも、感性や音楽性を大事にした総合訓練に携わりたいと考えています。</p>


]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>第２８回　望月玲子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2008/04/16_7599.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2008:/report/03edc/class//40.7599</id>

    <published>2008-04-16T03:01:01Z</published>
    <updated>2009-01-14T03:46:31Z</updated>

    <summary> サイトウキネンフェスティバルの開催地としても有名な長野県松本市。 そこにちょっ...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_matsumotojo1.jpg" alt="松本城" width="100" height="76" style="margin-right:10px;float:left;">
<p style="font-size:14px;line-height:150%;color:#666666;">
サイトウキネンフェスティバルの開催地としても有名な長野県松本市。<br />
そこにちょっとかわった面白い先生がいます。子どもたちはその先生のことを「モッチー」と呼びます。

<table width="270" style="margin-left:15px;float:right"><tr><td style="font-size:11px;line-height:13px"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p25.jpg" alt="平林先生（左）・望月先生（右）" width="250" height="196" style="margin-bottom:2px;"><br />
平林先生（左）・望月先生（右/詳しいプロフィールは<a href="#prf">こちら</a>）</td></tr></table>

モッチー先生は皆の喜ぶ顔を見ることが一番の幸せとよく言います。<br />
モッチー先生は音楽で皆を幸せにすることが私の一生の仕事と、365日そのほとんどを周りの人たちと過ごす時間に費やされます。先生の中での幸せは自分一人が幸せになることではなく皆と一緒に幸せになること。相手が喜びそして自分が喜ぶ、沢山の人々とかかわることが大好きな先生です。だから先生の周りにはいつも沢山の人がいます。下は１歳の赤ちゃんから上は70代の実年の方々まで、幅広い年齢層の方々と一緒に、地域に根づく音楽活動を展開しています。そんなモッチー先生こと望月玲子先生を、先生と一緒にお仕事をさせていただいている平林千枝がレポートします。</p>
<div style="margin-bottom:20px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">１．光の音との出会い</a>／<a href="#2">２．実年ピアノを楽しむ会</a>／
<a href="#3">３．プレリトミック教室</a>／<a href="#4">４．子どもたちのピアノ教室</a><br />
<a href="#5">５．卒業コンサートは感謝の会</a></div>


<hr size="1" color="cccccc">
<a name="1"></a>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">● 多くの仲間の先生方とともに音楽活動を展開！</p>
<table width="200" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p11.jpg" alt="寺島信野子先生、近藤恵子先生、平林千枝先生、吉田恵美子先生、望月玲子先生" width="181" height="133"><br />寺島信野子先生、近藤恵子先生、平林千枝先生、吉田恵美子先生、望月玲子先生</td></tr></table>
<p>「地域で活躍できるように、ピアノの先生たちをサポートすることが大好き」と言う望月先生は多くの仲間の先生方と一緒に各方面で音楽活動を展開しています。「一人で仕事をするより仲間と一緒の方がだんぜん楽しいし、一人じゃ抱えきれないことも仲間がいることで助けてもらえる。大勢集まればいろいろな知恵も出るし、それぞれが得意分野のことを持ち出すこともできる、孤独になりがちなピアノの先生たちだからこそ、横のつながりを大切にしたい」と望月先生は話します。困っている人を見るとほっとけない性格で、「あなたにも必ずできるから一緒に活動しよう」「わからないことやできないことはできるまで一緒に頑張るから、さあ！やるよ！」そんな風にいろんな方をお誘いし、お付き合いが始まる、そういった出逢いを通じて音楽仲間をいっぱい増やして、積極的に仕事に取り組まれています。</p>



<hr size="1" color="cccccc">
<a name="2"></a>
<br />
<h3>実年ピアノを楽しむ会</h3>
<table style="float:right;margin-left:10px;" border="0"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p3.jpg" alt="実年ピアノを楽しむ会" width="200" height="128" style="padding-bottom:10px;"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p4.jpg" alt="実年ピアノを楽しむ会" width="200" height="140" style="padding-bottom:10px;"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p5-1.jpg" alt="実年ピアノを楽しむ会" width="200" height="128" style="padding-bottom:10px;"></td></tr></table>


<p>松本市と伊那市を拠点に展開している「実年ピアノを楽しむ会」は、望月先生など合計6名の先生方がその指導に当たっています。月に2回のレッスン日には、レッスン会場である公共施設に平均年齢50歳以上の生徒さんたちがぞくぞくと通ってきます。グループレッスンに使うキーボードは、指導者たちが持ち寄ってあらかじめ用意しておきます。<br />
生徒5~6名に対し講師2名が担当し、キーボードを使った基本練習、グループ全員でアンサンブルの練習をしています。流行曲や映画音楽、ポピュラーミュージック、歌謡曲など、弾きたいと思う曲や満足できる曲を選択して楽しんでいます。別室でピアノの個人レッスンも受けられます。大人の生徒さんたちはだれもがとても練習熱心で、ご自身の「ピアノを弾きたい」というお気持ちを大切にされていらっしゃることから、どんな曲を弾いてみたいのか等、お聞きしながら、生徒さんたちの要望に沿ったレッスンを取り入れています。<br />
6名の指導者は、それぞれの担任クラスを行き来し、見学し合い、それぞれの指導法の良いところを取り入れています。また、キーボードアンサンブルが好きな先生、ソロ演奏が好きな先生など、講師の持つそれぞれの個性や得意分野をお互いの指導に生かしています。<br />
また、この会は実年の方々がピアノを楽しむ会というだけでなく、楽しい交流の場や、仲間作りの場にもなっています。毎年12月には松本・伊那教室合同でクリスマス会を実施し、ホテルでお食事をしながらピアノや他ジャンルのアーティストの演奏を聴く機会を設けたり、春のお花見会や忘年会、新年会を楽しんだりと、先生と生徒さんたちが一緒になって楽しめるような企画が年に何回も行われています。この会は実年の方々がご自分なりのペースでピアノに向かい、発表会やイベントに仲間と参加し楽しむことのできる生涯学習の場所なのです。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">● 実年ピアノを楽しむ会のなりたち</p>

<p>今から十数年前、それまでは子どもたちだけに指導されていた望月先生ですが、ある時実年の方々が生き生きとピアノを弾いていらっしゃることを知りました。ピアノを弾いてみたい、学びたいという大人の方はまだまだいらっしゃるのだろうと、手探り状態から徐々に体制を整え、実年ピアノに共感された地元の先生方6名と一緒に会を発足させました。実際に「小さい頃ピアノを習いたかったが、経済的理由で無理だった」「子どもが嫁いだ後に我が家に残ったピアノ。今度は自分が弾いてみたい」などという理由で入会される方が増え、現在では多くの大人の生徒さんがピアノを楽しんでいらっしゃいます。</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p24.jpg" alt="上條さん" width="150" height="200" style="float:right;margin-left:10px;">
<p>実年ピアノを楽しむ会の生徒さんで、2007年にPTNA指導者検定の初級に合格した上條三枝子さんにお話を伺いました。上條さんは、5、6歳のころからピアノに親しんでこられましたが、50歳を過ぎ、「もっと深く真剣にピアノと向き合いたい」と考えていたところ、ご主人のご実家のある松本で縁あって実年ピアノの会の存在を知り、入会されました。上條さんはお住まいのある横浜市から月1、2回松本に来られ、望月先生のお宅で個人レッスンを受けていらっしゃいます。横浜のご自宅にはアップライトピアノを、松本市のご実家には防音の部屋にグランドピアノを置き、08年のPTNA指導者検定の中級を目指して練習を積まれています。<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p6.jpg" alt="上條さん" width="100" height="140" style="float:left;margin-right:10px;margin-top:10px;">「望月先生は、はっきりと大きな声で元気いっぱいレッスンしてくださいます。先生が何回もわかるまで弾いてくださることが、言葉以上の理解につながっています。良質な音を作るレッスンは楽しく、また厳しく、音楽する喜びを知ることができます。この3年間で上達していることを実感できました。学び、また努力すれば何歳からでも向上すると感じています。夢の実現です。実年ピアノの会では、初めてピアノを習う方々があこがれの曲に近づいています。迷っている方は思いきって始めてみるとよいと思います。自分で弾くのは思っている以上に楽しいですよ。」</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:14px;text-align:center;">*****実年ピアノを楽しむ会の生徒さんからモッチー先生へのコメントをいただきました*****</p>

<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">■ おんちババさん</span><br />
「先生方がとても親しく指導してくださるのが良いです。個人レッスンだけだと気が重くなりますが、仲間とキーボードでアンサンブルが合うと楽しいです。また1年に1回の発表会や、お泊まり会をやっているところも楽しみです。音符が読めなくても、何も弾けなくても大丈夫なので、これから始めたい方は迷うことなく来てほしいです。」</p>
<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">■ 鎌倉幸代さん　58歳</span><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p7.jpg" alt="鎌倉幸代さん" width="100" height="75" align="left" style="padding-right:10px;">
「子どものころからのピアノが弾きたいという夢が叶い、楽しみながら自分の弾きたい曲に挑戦しています。壁にもぶつかりますが、できた時の喜びはそれ以上です。妹と2人で個人レッスンも受けていますが、先生を巻き込むように楽しくやっています。母の介護をしていますが、ピアノに打ち込むことでストレスも解消します。」</p>
<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">■ 加藤京子さん　73歳</span><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p8.jpg" alt="加藤京子さん" width="100" height="75" align="left" style="padding-right:10px;">
「基礎からのわかりやすい指導で、グループの人が全員弾けるようになるまで、何度でも繰り返し練習しています。先生は質問には何でも答えてくださり、楽しく勉強ができます。誰でも大丈夫。すぐ片手でメロディーが弾けるようになります。部屋の片隅に置かれたピアノも喜びますよ。」</p><br />
<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">■ 有賀真弓さん　57歳</span><br />
「とても良い先生に恵まれて嬉しく思っています。覚えの悪い年齢になった自分たちに、わかりやすく根気よく指導していただき、ありがたいと思います。子どもしか習えないと思ったピアノが、いくつになっても習うことができ、素晴らしいことだと思います。発表会には、少し難しい曲も弾けたらいいなと思っています。」</p>
<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">■ 熊井重良さん　69歳</span><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p9.jpg" alt="熊井重良さん" width="100" height="75" align="left" style="padding-right:10px;">
「家にあるピアノが使われていないうえに、ボケ防止に良いと言われ、通い始めました。思うように上達していませんが、楽しいです。生活に変化（メリハリ）ができました。皆さん明るく一生懸命教えてくださり、良い友達もできました。あまり固く考えず、とにかく教室に行って続けることがいいですね。」</p>
<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">■ I.Sさん　55歳</span><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p10.jpg" alt="ISさん" width="100" height="75" align="left" style="padding-right:10px;">
「できないだろうと思っていた、両手でピアノを弾く（左右違う動きをする）ことができるようになって嬉しいです。望月先生をはじめ先生方が明るく、「大丈夫、弾けるようになるわよ」というオーラを発してくださり、元気をもらっています。一人ひとりのレベルに合わせ、根気よく丁寧に教えてくださり、本当に頭が下がります。」
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p5-2.jpg" alt="実年ピアノを楽しむ会" width="200" height="132" style="float:left;margin-right:10px;">

<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">★指導者仲間・吉田恵美子先生のコメント</span><br />
「望月先生はパワフルでアイデアが豊富で常に新しいことを考えている起業家タイプの方です。また、人とのコミュニケーションがとてもお上手で、初対面の方でもすぐに打ち解けて話ができるなど、とても不思議な魅力をお持ちの方です。」</p><br />
<br />
<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>
<h3>プレリトミック教室</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p12.jpg" alt="リトミック教室" width="300" height="199" style="float:right;margin-left:10px;">
<p>音楽の入口として、音楽や楽器の楽しさを知ってもらいたい、音楽の根っこを拡げたいと、望月先生はお仲間の先生方と一緒にリトミックの指導にも積極的に関わっていらっしゃいます。公共的施設のひろ~いホールで未就園児＆ママ対象に定期的に開催しているリトミック教室には、小さいうちから生のピアノの音に親しみ、音楽に興味を持ってほしいという親御さんと子どもたちが通ってきます。参加しやすい気軽な料金設定で、親子が一緒になって音楽に親しめることも人気の理由の一つなのかもしれません。<br />
また、望月先生はリトミックの指導者の育成にも力を注いでいらっしゃいます。先生から指導法を学んだ先生方で構成する「リトミックティーチャーズクラブ」は、公共施設や子育て支援施設などでのリトミック教室への派遣要請を受け、指導に当たっています。</p><br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p13.jpg" alt="増澤佳奈先生、西村美知子先生" width="114" height="88" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">
★指導者仲間・増沢佳奈先生のコメント</span><br />
「先生の第一印象はすごいパワーとオーラの方！でした。次々と出されるアイデア、音楽に対する姿勢、時には厳しく、時には優しく笑って『テキトー』と言ってくださるチャーミングな面、すべて魅力です。人生について熱く語られる時は、考えさせられることがいっぱいあります。」</p>
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>

<h3>子どもたちのピアノ教室~「誰でも絶対できる」先生は不思議なパワーの持ち主</h3>

<p><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p14.jpg" alt="子供集合" width="279" height="224" style="float:right;margin-left:10px;">2007年はなんと8名の生徒をPTNA全国大会に送り出しました。ご自身も指導者賞を18年連続受賞され、ますます指導に磨きがかかっています。そんなモッチー先生、子どもたちやその保護者たちから、絶大な信頼と人気を集めていらっしゃいます。その人気の秘密は...？どうやら、明るくておおらかなモッチー先生の前向きなキャラクターと「誰でも絶対できる」という熱い想い溢れる指導、そしてレッスン後のハグ（ぎゅーっ）と言っていたのはどなただったか...。とにかく、そういう方なンです。</p><br />


<p>モッチー先生のそばで仕事をしていると先生の「不思議なパワー」を感じます。「子どもたちを分け隔てなく、比べない。誰か一部の人間だけができることなのではなく、どの子も、誰でも絶対できると伝えたい」と先生はおっしゃいます。先生が、子どもたちの実力をうまく引っ張り上げてくれるのです。</p>

<p>子どもたちへはモッチー先生と内方先生、そして、私、平林の3人で指導に当たっています。個人教室の指導者ですから、生徒さんや保護者の方々に『○○先生に直接指導を受けたい』と教室に来ていただけるよう、日々研さんを積んでいます。具体的には、3人それぞれのレッスンを見学し合い、一人では気が付かなかったことに気づくことができ、自分にはない指導法を取り入れ、参考にするということです。また、音楽を通じて、子どもたちと深く関わって行く中で、人間としてどうしたらその子が最大限幸せになるかをいつも考え、良い点を出すよう心がけています。何事も3人で話し合いながら、チームワークの良さを生かして指導に当たっています。</p>


<table style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p15.jpg" alt="内方理恵子先生" width="120" height="84"><br />内方先生(写真左)</td></tr></table>

<p style="font-size:14px;"><span style="color:#0066cc;">
★指導者仲間の内方理恵子先生のコメント</span><br />
「望月先生ほど生徒を想い、真剣に向き合う先生を見たことがありません。その姿勢は、私に対しても同じで、『あなたにもできる』という確信に満ちた温かい励ましの言葉を送ってくれます。幸福な人生を築くための手助けをするために日々研さんを重ねていきたいです。」</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">2007年の全国決勝大会進出者</p>

<table width="100%"><tr><td style="padding-right:10px;" width="50%">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p16.jpg" alt="生徒たち" width="150" height="113" style="float:left;margin-right:10px;">
上田 有希乃さんB級入選/米倉 令真さん　A2級優秀賞/波江野 杏珠さん A1級銅賞</td>
<td widht="50%">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p17.jpg" alt="生徒たち" width="150" height="113" style="float:left;margin-right:10px;">
古畑　夏音さんA1級入選/小木曽　真理さん C級入選/三澤　文香さん 連弾初級A奨励賞受賞/唐澤　佑季さん B級ベスト35賞受賞/垣内　夕さん 連弾初級A奨励賞受賞</td></tr></table>
<br />
<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">2007年以前の全国決勝大会進出者(一部)</p>
<table width="100%"><tr>
<td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p18.jpg" alt="生徒たち" width="150" height="113" style="float:left;margin-right:10px;">六波羅理子さん/宮下静香さん/竹村咲希さん/大塚智哉さん/伊藤菜穂さん/田渕柚子さん<br />
</td></tr></table>


<br />

<h3>望月音楽教室に通う子どもたちにモッチー先生について聞いてみました。抜粋してお届けします。</h3>

<table border="0" width="100%" cellpadding="15" cellspacing="0" style="font-size:14px">
<tr>
<td style="border-bottom:dashed 1px #cccccc;padding-top:5px;padding-bottom:5px;">
「望月先生のピアノはおもしろいです。光の音を教えてくださるからです。光がかがやく音は、きいている人がなみだが出るくらい感動する音です。でも、きれいな心でひかないと、光の音は出せないようです。今、先生はピアノを通じてすごいことをやろうとしています。光でみんなの心がきれいになるように、私も光の音が出せるようになりたいです。そして、どうにかなってしまいそうな今の地球を光でいっぱいにしたいです。望月音楽教室から世界中に光の音が広がるようにずっと先生についていきたいです。こんなステキな先生に出会えてピアノを教えていただける私は本当に幸せです。」
</td></tr>
<tr>
<td style="border-bottom:dashed 1px #cccccc;padding-top:5px;padding-bottom:5px;">
「先生は自分のためではなく、周りの人が喜んでくれるような演奏をしようね。それにはまず、身近な人から始めたらどうでしょうと言われました。一番身近な人は家族です。父母や妹、おじいちゃん、おばあちゃんが私の演奏を楽しみにしています。そして家族以外の周りの人は自分の名前を覚えてくれたり、親しくしてくれます。おかげで音楽の世界が広がりました。」
</td></tr>
<tr>
<td style="border-bottom:dashed 1px #cccccc;padding-top:5px;padding-bottom:5px;">
「先生は、たくさんのステージに立つチャンスを与えてくださいました。全国大会に出場が決まったときはとても喜んでくださり、毎日、何時間もレッスンしてくださいました。全国大会でピアノを弾ききった時に先生がかけてくださった『あなたのピアノをここで聴くことができ、とても幸せでした』そして、『頑張ったね』という言葉、あの時感じた達成感は今でも覚えています。」
</td></tr>
<tr>
<td style="border-bottom:dashed 1px #cccccc;padding-top:5px;padding-bottom:5px;">
「先生が東京のお店のフルーツパフェの話をしてくれた時、先生が話すと本当においしそうで、もし全国大会に行けたら絶対パフェを食べてくるぞっていう気持ちになりました。そんな楽しい雰囲気の中でレッスンは進んでいきます。私は練習をいっぱいしたごほうびに光の音がもらえると考えています。」
</td></tr>
<tr>
<td style="border-bottom:dashed 1px #cccccc;padding-top:5px;padding-bottom:5px;">
「先生はレッスン中ほとんど目をつむり私の音を聴いています。私の音と先生の音がどう違うか、私が気づくまで繰り返し弾いてくださいます。コンペの直前はここまで頑張ってきて、偉いね。私の音ってきれいでしょ、ステキでしょ、って思って弾いていらっしゃい。気持ちをらくらーくしてね。と勇気づけてくれました。緊張している私は、その言葉を思い出すと優しい気持ちになれるのです。」
</td></tr>
<tr>
<td style="border-bottom:dashed 1px #cccccc;padding-top:5px;padding-bottom:5px;">
「お客様たちが、聴いていて幸せな気持ちになるようないい音で弾くのが今のあなたの仕事だよ、と言われたことが何だか嬉しかったです。想像力や心の持ち方、表し方をたくさん教えていただきました。弾いている自分も楽しいし、周りの人も幸せな気持ちになるっていいなと思いました。」
</td></tr>
<tr>
<td style="padding-top:5px;padding-bottom:5px;">

「モッチーはいつも、キラリと光る音は聴く人の心を喜ばせるんだよとおっしゃいます。そして、私たちの手を取って、一緒に光る音を探してくださいます。いい音が出ると、今モッチーの心がうれしい！幸せ！って喜んでいるよ、と言いながらギューッと抱きしめてくれます。その瞬間、私たちの心も幸せな気持ちでいっぱいになります。モッチーは、ママたちにこう言います。ママが子どものピアノの一番のファンにならなくてどうするの！ママの心がけ一つで子どものピアノが変わるんだよ！と。モッチーのおかげで、ママたちもいっぱいほめてくれるようになりました。いつも味方のモッチー先生が、私たちは大好きです。」</td></tr>
</table>
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="5"></a>
<h3>卒業コンサートは感謝の会</h3>

<table style="float:right" border="0" width="120"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_s1.jpg" alt="スライド１" width="120" height="84"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_s2.jpg" alt="スライド２" width="120" height="79" style="padding-top:3px;"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_s3.jpg" alt="スライド３" width="120" height="89" style="padding-top:3px;"><br /></td></tr></table>

<p>卒業コンサートは、望月音楽教室に幼少の頃から通っていた高校3年生の子どもたちへ、モッチー先生からのプレゼントとして、これから始まる新しい人生に踏み出す年に行われます。いつごろどんな練習曲に出会い、どんなステージを踏んで今まで頑張ってきたのか、いわばこれまでのピアノ史をスライドとトークで振り返るというもの。子どもたちにとっても、子どもたちを見守ってきた保護者や指導者たちにとってもかけがえのない思い出になるようです。また、在室生にとっては、継続することの大変さ、最後までやり遂げた素晴らしさを目の当たりにできる、貴重な機会となっています。卒業生は先生や保護者へお礼の気持ちを手紙と演奏に託し、在室生や先生方からは演奏や歌、花束などで送り出してもらう・・。まるで学校の卒業式や結婚式のように、これまでのピアノ人生を関わってきた方々全員と一緒に感謝の気持ちを共有する会なのです。</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_p23.jpg" alt="レッスン室拝見　第28回" style="margin-bottom:25px">
<br />

<h3>光の音との出会い~望月玲子先生からのメッセージ</h3>

<table border="0" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><tdstyle="text-align:center;"><a href="20080416mochiduki_profile.html"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_mochiduki_reiko.jpg" alt="望月玲子先生" width="153" height="200" border="0" style="padding-right:10px;"></a></td></tr></table>
<p>
私は今ピアノの音に光を感じ始めています。ピアノの音が光に変わった<ruby><rb>瞬間</rb><rp>（</rp><rt>とき</rt><rp>）</rp></ruby>、私の心は幸せに満ちたりて、自然と涙が溢れてきます。光の音を見つけることが出来た<ruby><rb>瞬間</rb><rp>（</rp><rt>とき</rt><rp>）</rp></ruby>から私のピアノが変わりました。私の心も変わりました。<br />
そして、何よりも子供達のピアノが変わりました。光の音には不思議なパワーがあり「よし、光の音を出すぞ」とか、「光の音を出したい」といった前向きに努力する気持ちが子供たちから自然に生まれ、毎日集中して練習が出来るようになりました。どうしたら光の音を見つけられるのか、光の音は私達に何をプレゼントしてくれるのか、光の音を聴いた人達はどんなことを感じるのか、子供達と一緒に考え子供達と一緒に練習します。その音を見つけられるまで根気良く、決して諦めずに・・・・・<br />
私と一緒に光の音を見つけ出すことが出来た子供達は、光の天使となって聴く人達の心へその音を届け、聴いた人達の邪悪な心を取り去り、人間本来のきれいな心を思い出させてくれます。やがて世界は光の音を奏でる子供達の力によって幸せに満ち溢れた世界へを変わることでしょう。<br />
光の音の存在を知った私の所には光の音がそっとやってきて私の耳元で優しくささやきます。その音でもっと皆を幸せにしなさいと・・・・・・・・

</p><br />


<h2>取材を終えて~平林千枝</h2>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/28_hirabayashi.jpg" alt="平林先生" width="113" height="150" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="font-size:14px;">モッチー先生に初めてお会いしたのは11年前になります。私は音大を卒業して間もなくでしたので何もわからないまま先生の所へ来ました。先生は25年間かけて学んだ指導法の全てを惜しげもなく私に伝えてくれました。先生に追いつくことは到底できませんが、どうしたら先生に近づけるかをいつも考えながら11年を過ごしました。今ではたくさんの子どもたちに囲まれ、実年ピアノの講師としてもクラス担任を任されるようになりました。また、PTNAの指導者賞も6年連続でいただくまでになりました。そして昨年、ついに私の教え子が全国大会に出場することができました。<br />
モッチー先生は「今自分の目の前にいる人たちのことを一番に考えていこうね。その人たちがどうしたら一番幸せになるかを考えようね」とよく言います。先生の中での幸せは自分が一番ではなく、周りの人が喜んでくれて初めて自分のところに幸せがやってくると考えています。私にも「千枝先生、一緒に幸せになろうね」とよく言ってくださいます。だから実年ピアノもリトミックも子どもたちのピアノ教室も、一人でやるのではなく沢山の人たちを巻き込み、その人たち全員と幸せになりたいのだと思っているのです。私も先生といて、いつも幸せをたくさんいただいています。明るい性格、くよくよしない前向きな考え、そんなこといつ考えてたの？と思う豊富なアイデアが次々と出てきて、皆をあっと驚かせます。またお料理やお掃除が大好きで、チャーミングな一面も持っていらっしゃいます。まさに、付き合えば付き合うほどいい味が出てくる...って感じの先生です。私が今まで知り合ってきた人の中で一番心が大きく温かい人間味ある先生です。まさに、モッチー先生の虜です。モッチー先生のパワーはこれからも全開で進むと思いますが、私も先生と一緒に周りの方々の幸せを一番に考え、先生をサポートしながら突き進んでいきたいです。</p>
<br />
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="prf"></a>

<h3>望月玲子先生 プロフィール</h3>
昭和音楽短期大学器楽科（ピアノ）卒業。望月音楽教室主宰。現在長野県松本市と南箕輪村の2つの教室で、3名の講師と共に子どもたちの指導に当たる。コンペティション、ステップ等へも積極的に生徒を参加させており、2007年度はA2級、A1級、B級、C級、連弾初級Aの各級にて8名が全国大会に出場、A1級銅賞、B級ベスト35賞、連弾初級A奨励賞等を受賞。本人は指導者賞18回受賞、トヨタ指導者賞受賞、優秀指導者受賞など。また、松本市内と伊那市内の2カ所で実年ピアノの指導も。主に会の事務局として持ち前の豊富なアイデアを生かし、教室運営、生徒募集、イベント等の企画を担当。ピアノの生涯学習を地域に広める役割を務めている。 
]]>
        
    </content>
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    <title>第２７回　石井なをみ先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2007/08/15_7600.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2007:/report/03edc/class//40.7600</id>

    <published>2007-08-15T03:47:42Z</published>
    <updated>2009-01-14T05:27:53Z</updated>

    <summary> 石井なをみ先生の詳しいプロフィールはこちら 石井なをみ先生のレッスン室は、ご結...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<table border="0" style="float:right;margin-left:10px;" width="200"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-top1-2.jpg" alt="石井なをみ先生" width="180" height="250"><br />石井なをみ先生の<br />詳しいプロフィールは<a href="#prf">こちら</a></td></tr></table>

<p style="font-size:14px;color:#666666">石井なをみ先生のレッスン室は、ご結婚とともにご実家から宝塚市のマンションに移りましたが、1995年1月17日の阪神・淡路大震災でどちらも被災されました。震災後に移り住まれた現在の石井先生のご自宅は、阪急西宮北口駅から徒歩１５分程のところ、関西学院大学や神戸女学院などの名門校が並ぶ閑静な住宅街にあります。ご自宅のレッスン室からは、美しいピアノの音色と楽しそうな笑い声が聞こえてきます。<br />
「石井なをみ先生のマル秘スーパーレッスン術~楽しくなければ続かない！やれば出来る！！」でも有名な石井先生は、ピティナ・ピアノコンペティションにおいてA２級~G級の幅広い年齢層で全国大会上位入賞者を指導さ れており、地元の兵庫県立西宮高校音楽科で東京芸大、京都芸大をはじめ多くの難関音楽大学での合格者を輩出されています。また、ピティナ神戸中央支部運営委員長としても地域の指導者をまとめ、ステーション活動やセミナー計画など幅広く活躍されています。</p>

<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">１．「第二の母」として</a>／
<a href="#2">２．「石井先生はどんな先生？」</a>／
<a href="#3">３．受験はいつも二人三脚</a><br />
<a href="#4">４．コンペ・ステップの参加スタイル</a>／
<a href="#5">５．９ステーション設立のパワーの源</a></div>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>

<h3>1.「第二の母」として、生徒に自立させることが私の仕事</h3>


<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-1.jpg" alt="" width="200" height="150" style="float:right;margin-left:10px;">

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生の、レッスンに対してのポリシーとは？</p>

<p>私は、生徒が自分で考えられるように自立させるのが仕事だと思っています。生徒と同じ目線で考え、生徒の意志を尊重します。また、基礎的な練習は徹底的に指導し、特に脱力の勉強には時間をかけます。辛い練習かもしれませんが、ピアニストにとって一番大切な「美しい音色」の追求に欠かせないものだからです。<br />
そして、留学中に師事したライグラフ先生の教えを元に、頭と耳を使って練習するということを生徒に伝えています。例えば、ハノンやツェルニーを日本では機械的に練習させることが多いですが、もっと音楽的な作品としてとらえて学習するべきなのです。そこには、大作曲家の有名な曲につながるテクニックや音楽性が備わっていますから、毎日の練習で多くのことを学ぶ事が出来るのです。<br />
しかし、厳しいだけのレッスンでは人を育てることは出来ないですね。私の講座の副題にも有るように、"楽しくなければ続かない"と思います。レッスンの時も生徒達の心に浸透するようにユニークな言葉（私自身は意識して使っている言葉ではないのですが）を用いて説明したり、生徒の良くない演奏時の癖をジェスチャーを交えて気付かせるようにします。

<table style="float:right;margin-left:10px;" border="0" width="230"><tr><td style="padding-left:5px;padding-right:10px;text-align:center;font-size:12px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-2.jpg" alt="携帯電話" width="200" height="150">
<div style="text-align:left;line-height:110%">生徒といつもメールをしているという石井先生の携帯電話には、数え切れないほどのかわいい携帯ストラップが。「修学旅行のお土産や、遠方のコンクールの時などに生徒が買って来てくれるのですが、全部つけています」</div>
</td></tr></table>
皆、私の話や物真似を見て、クスクス笑いながらも、私の指摘する事をよく理解しているようです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 中高生の生徒を指導する時の接し方、特に反抗期にあたる年代の生徒のレッスンについてお聞かせ下さい<br />

<p>親に対しては反抗期があるようですが、私に対しては特に無いみたいですね。プライベートな相談をしてくる生徒もいますし、「第二の母」のつもりで接しています。生徒を上達するように導くためには、生徒との信頼関係が何より大切だと思っていますので、レッスン外でも常に携帯メールなどでコミュニケーションをはかるようにしています。</p>
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>
<h3>生徒さんインタビュー　「石井先生はどんな先生？」</h3>

<table border="0" cellspacing="5" style="border:solid 1px #66ccff;">

<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-4-2.jpg" alt="" width="150" height="100" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:left">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">
榎本優人君（２００６年度　全国大会　F級　ベスト賞）</div>

<big>「『頭と耳を使う』ことで、自分の音を聴くことを学んだ」</big><br /><br />

先生に習い始めた時、「頭と耳を使って！」ー"頭と耳を使う"は先生の代名詞ですがーと言われ、初めて自分の音を"聴く"ということを学びました。そしてイメージ通りの音を出すにはタッチの研究や脱力を身につけることが大切だと初めて理解し、自分の演奏が大きくかわりました。<br />
高校入試の時に県西の音楽科で石井先生に師事することが出来ない事がわかり、それでも受験をするか迷いましたが、『自分はこれからも石井先生に習いたい』という思いが強く、地元の高校に進学しました。今はご自宅でレッスンを受け、来年の受験に備え頑張っています。
</td></tr>


<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-17-2.jpg" alt="" width="150" height="100" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:right">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">
丸尾祐嗣君（２００６年度　全国大会　F級　銅賞）</div>

<big>「3ヶ月ぐらい、ひたすら脱力の練習ばかりしました」</big><br /><br />

石井先生に師事して一年。習い始めたころは脱力の勉強に時間がかかり、３ヶ月位は曲を弾かせてもらえず、腕や手首の力を抜く練習をさせられました。大変辛かったです。<br/>
コンペが始まり、やっと曲が弾かせてもらえるようになると、今度は自分で考えて曲想を造っていく勉強が始まりました。コンペに向けて先生の熱心なレッスンが続き、少しずつですが、いろいろな事をマスター出来たと思います。今では、苦しかった脱力の訓練も美しい音を生み出すために大切な事だったと理解出来ます。
</td></tr>




<tr><td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-14-2.jpg" alt="" width="150" height="100" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:left">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">
本田侑梨佳さん（２００６年度　全国大会　E級　入選）</div>
<big>「毎回のレッスンが心に残っています」</big><br />

<table border="0" width="150px" style="border:dotted 2px #66ccff;background-color:#D8FEFE;float:right">
<tr><td style="padding:5px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="padding-right:3px;"><a href="/report/03edc/class/videos/Ishii-lesson2.wmv">「脱力の集中練習」</a><span style="font-size:13px;font-weight:normal;">(2m57s/512MB)</span>
</td></tr></table>


<br />
初めて教えて頂いた曲はシューマンでした。先生が弾いて聴かせて下さった時は、「何て綺麗な音なのだろう」と驚き、「どうしたら先生のような音が出るのかな」と思っていると、先生が私の演奏の物真似をして、良くないところを再現して下さいました。それがあまりにも面白くて（笑）、直すべきところがよく理解出来ました。先生は、「ピアニストにとって一番大切なのは音の美しさよ」とおっしゃって、"音"に妥協しないで追求し続ける大切さを教えて下さいました。<br />



<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-16-2.jpg" alt="" width="150" height="100" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:right">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">
谷川由衣さん（２００６年度　全国大会　E級　ベスト賞）</div>

<big>「今の自分があるのは先生のお陰です」</big><br /><br />

６年生の時に石井先生に習い始めるまで、特に専門のレッスンを受けていた訳ではなく、ハノンやツェルニーさえも勉強したことがなかった私が、コンペでこんなに良い成績がとれるまでに成長出来たのは、先生のお陰だと思っています。<br/>
練習嫌いな私に、先生は毎日のようにメールで「練習しよう！」と励まして下さり、練習方法も送って下さいました。また、レッスンでは、感覚的に演奏してしまう私に、どう弾きたいか、どこに持って行きたいかを分析して楽譜に書き込むようにと言われ、曲を理解して弾けるように指導して下さいました。今まで知らなかった事を沢山教えて頂き、本当に感謝しています。

</td></tr>


<tr><td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-5.jpg" alt="" width="150" height="100"style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:left;">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">酒井さやかさん（２００５年度　全国大会　C級　銅賞）</div>
<big>「レッスンは、まるで『吉本新喜劇』を見ているみたい」</big><br />
<br />　私は、石井先生のレッスンが大好きです。先生の表現はいつも面白く、私が理解しやすいように"簡単で楽しい言葉"をいっぱい使って教えてくださいます。まるで"吉本新喜劇"を見ているような感じで、本当に楽しいです。<br />
<br />

<table border="0" width="150px" style="border:dotted 2px #66ccff;background-color:#D8FEFE;float:right">
<tr><td style="padding:5px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="padding-right:3px;"><a href="/report/03edc/class/videos/Ishii-lesson1.wmv">
「ほら、右手が暴走族になってるよ」</a><span style="font-size:13px;font-weight:normal;">(3m28s/512MB)</span>
</td></tr></table>

<table border="0">
<td width="10px"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/yubi.gif" alt="" width="11" height=9" style="padding-right:3px;padding-left:2px;float:right"></td><td style="color:#0066cc">石井先生のレッスンの特徴とも言える"理解しやすい言葉"を紹介します！</td></tr>
<tr><td style="vertical-align:top;text;align:right">*</td><td style="vertical-align:top">バッハ等、ポリフォニー音楽のレッスンでは、音のバランスが甘くなってバスが強すぎる時は「おじちゃん、うるさい！」、ソプラノの場合は「おばちゃん、何とかして！」と注意されます。よくわかります！
</td></tr>
<tr><td style="vertical-align:top;text-align:right;">*</td><td style="vertical-align:top">曲を盛り上げていくところは「ケーキのミルフィーユが重なって行くように」と優しく笑って下さいます。<br />
<tr><td style="vertical-align:top;text-align:right;">*</td><td style="vertical-align:top">必死になるがあまり、急いでしまって曲想が一本調子になっている時は「まるで暴走族みたいになっているで~」と知らせて下さいます。
</td></tr></table><br />



<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-15-2.jpg" alt="" width="150" height="100" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:right">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">
遠藤優美さん（２００６年度　全国大会　C級　入選）</div>

<big>「音を聴くこと、キャラクターのイメージを表現することを教えていただきました」</big><br /><br />

アドバイスレッスンで見ていただいた事がきっかけで、教えて頂くようになりました。自宅からの遠い道のりも忘れてしまうほど、レッスンは楽しいです。<br/>
先生のレッスンを受けるようになってから、私はどんな音の響きで弾いているのか、自分の耳で気を付けて聴きながら弾くようになりました。曲のキャラクターをイメージし、それを表現する事も少しずつ出来るようになりました。これからも、石井先生のもとで一生懸命に勉強していきたいと思います。

</td></tr>




</td></tr>
<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-6-2.jpg" alt="" width="150" height="100" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;float:left">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:15px;padding-bottom:10px;">石井美緒さん（２００６年度　西日本本選　A１級　優秀賞）</div><big>
「『お指の先がバナナにならないように』気をつけています」</big><br/><br />
石井先生に習い初めて三年になります。先生のところは、大きな生徒さんが多いので、当時幼稚園だった私を教えて頂けるのか不安でしたが、思い切って連絡してみました。すると先生は気持ちよくお引き受け下さいました。
<table border="0" width="150px" style="border:dotted 2px #66ccff;background-color:#D8FEFE;float:right">
<tr><td style="padding:5px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="padding-right:3px;"><a href="/report/03edc/class/videos/Ishii-lesson3.wmv">「どこが文章の点で、どこがお山になる？」
</a><span style="font-size:13px;font-weight:normal;">(5m31s/512MB)</span>
</td></tr></table>
<br/>レッスンでは、幼い私にもよく理解出来るように解りやすい言葉で楽しく指導して下さいます。
いつも注意されるのは「お指の先がバナナにならないように弾いてネ」と「もっと耳を使ってネ」と言う事です。いつも気を付けるようにしていますが、ちょっと気を抜くと左手の音を聞いていない事があります。もっと集中してレッスンを受けたいと思います。
</td></tr></table>
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>
<h3>3.受験はいつも二人三脚。合格への強い思いを持ってサポートしています</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-7.jpg" width="150" height="200" style="float:right;margin-left:10px;">

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">ーたった十数名しか合格出来ない、東京芸大や京都芸大のような超難関音大に毎年合格者を出しておられますが、入試に対するお考えや指導する上でのエピソードなどをお聞かせください。</p>

<p>
昔、私自身が東京芸大の付属音楽高校に行きたかったという夢を生徒に託しています。生徒とは、まさに二人三脚。どんなに才能があっても、『その生徒を絶対に合格させる！』という強い思いを持った先生が常にサポートしないと、そう簡単にうまくいくものではないと思います。<br />
<br />
レッスンでは、それはそれは色々なことがあります。一番大変なのは、受験当日に一番最高な状態に持っていくことだとおもいます。入試前には、調子の良い時、悪い時があって当たり前ですが、スランプに入ってしまった時は大変。慰めたり誉めたり、その反面うぬぼれさせて油断させないように、<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-8-3.jpg" width="200" height="150" style="float:left;margin-right:10px;">
"押したり、引いたり"（アメとムチ）常に目をかけて、技術的にも精神的にもベストな状態で試験に臨めるように持っていきます。不思議なことに、スランプを経験した生徒の方が後々うまくいく事が多いような気がします。土壇場で火事場の底力が出るからでしょうか。<br /><br />

毎年、うれしい知らせが次々と届くと、自分の事以上にうれしい気持ちで一杯になります。入試は本当に大変ですが、私のライフワークだと思っていますので、これからも多くの受験生を指導していきたいと思っています。</p><br />


<p><b>＜生徒さんインタビュー</b>＞</p>
<table border="0" cellspacing="5" style="border:solid 1px #66ccff;">
<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">

<table width="204"
 style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td style="font-size:10px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-9.jpg" width="200" height="150" style="padding-right:10px;padding-top:5px;padding-left:5px;"><br />今年無事難関大に合格された、柴田さん（左）と奥村さん（右）
</td></tr></table>

<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:14px;padding-bottom:10px;">
柴田さおりさん
（今春、兵庫県立西宮高校卒業、東京芸大ピアノ科入学）</div>

<big>「自己表現を引き出せてもらえたことで、『自分の演奏』にたどりつけた」</big><br />
<div style="padding-bottom:10px;padding-top:5px;">私は、高校生になってから石井先生に習い始めました。それまでは先生に言われた事を練習し、そのまま表現していたので、最初のレッスンの時、「あなたは、どう弾きたいの？」と聞かれ、大変びっくりしました。そして、「それを言葉で言ってみて!」とも言われ、頭でわかっていても言葉ではなかなか表現することが出来ず、私は本当の意味で曲を理解できていないということに気付きました。<br /><br />

それからのレッスンでも先生は、「曲のキャラクターを自分でイメージし、それを聴いている人にわかるように弾こう!そして、どこが一番言いたいところかを考えてみよう!」とおっしゃり，"自分の考え"をもとに曲を組み立てていく事の大切さを教えて下さいました。その後は、"自分表現"をしようという意欲がわいてきて、練習も楽しくなりました。石井先生は、私が考えた演奏に対して決して否定的なことはおっしゃらず、「私ならこう弾くけどね」と実際に弾いて聴かせて下さったり、考えを引き出すような問いかけをして下さいます。そのおかげで私は、自然なかたちで"自分の演奏"が出来るようになりました。これは、私の中で革命的な出来事でした。</div>

<big>「演奏の日には必ずメールが」</big><br />

<div style="line-height:130%;padding-top:5px;">
コンクールや受験というのは、精神的なプレッシャーが多いですよね。私はそんなに強い方ではないので、それらに直面して、何度もくじけてあきらめそうになりました。でも、その度に先生が私のことを気にかけて、励まして下さったので、最後まで頑張りぬく事が出来ました。<br/>

特に忘れられないのは、よくメールを下さった事です。演奏する日には、必ず「自分の音をよく聴いて!落ち着いて!自分の演奏を!」などと応援のメールを送って下さいました。そんな優しい石井先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。</div>


</td></tr>

<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:13px;line-height:130%;">
<div style="font-weight:bold;color:#0066cc;font-size:14px;padding-bottom:10px;line-height:130%;">
奥村真綾さん（今春、兵庫県立西宮高校音楽科卒業、京都市立芸術大学ピアノ科入学）</div>

<big>「人間的にも育てていただいたおかげで、受験を乗り切れました」</big><br />

<div style="line-height:130%;padding-top:5px;">
私は、中1の終わりから石井先生に習い始めました。最初に先生に言われた事は、「根性がない!」「精神的に弱い!」そしてそれが「演奏にも表れている!」ということ。私は、石井先生に「コンクールや受験を乗り越えていくには、心の強さを持つ事が大切で、その自立した姿勢が必ず演奏を変えてくれる」のだということを教えて頂きました。一人っ子の私にとって、それは大変難しい事で、真剣に考えさせられました。<br /><br />

それからの私は、今まで当たり前だと思っていた母の助けを借りず、なるべく一人で考えて行動するように心がけました。レッスンはもちろん、コンクールにも自分だけで出かけて行って、演奏するようにしました。今では、自分の意志をしっかり持つ事が出来るようになり、昔に比べて随分自立出来たと思います。そして、何よりもそのお陰で、自分の演奏が変わったと思います。受験も無事に乗り切り、志望校に合格する事が出来ました。石井先生には、ピアノの技術だけでなく、人間的にも育てて頂いたという気がします。</div>


</td></tr></table><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>
<h3>4.コンペ・ステップは目的に応じた参加スタイルを</h3>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-10.jpg" alt="" width="230" height="175" style="float:left;margin-right:10px;">


<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 先生の生徒さんは、ピティナ・ピアノコンペティションやステップにも、多く参加されていますね。</p>
<p>コンペを受ける事が決まると、具体的な目標が出来るからか、みなさんやる気が出るようです。でも大切なのは結果ではなく、その経過。私は目の前の事より、長い目で見た時の目標に合わせてレッスンを進めるようにしています。専門の道を志す生徒には、基礎作りが大切ですから、課題曲の練習を通して正しい奏法を身につけるように指導し、変な癖は改善し、正しい姿勢で弾けるように注意を促します。また、普段から自分の考えで曲作りが出来るように、課題曲を使ってそれを経験してもらいます。根気の要る練習の積み重ねとなりますが、皆よく頑張っています。<br />　<br />
ステップは目的に応じた参加を勧めています。趣味で習っている生徒には、好きな曲を弾かせたり、アンサンブルを経験させたりするなど、楽しめる計画で演奏の場を提供します。専門の生徒は、コンクールや受験のリハーサルとして利用したり、バッハの組曲を全曲弾いたりする舞台として活用しています。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 先生ご自身も、審査員やアドバイザーとしてご活躍されています。</p>

<p>「教えることは学ぶ事」。これは私のモットーですので、審査やアドバイスをすることも自分の勉強だと思っています。審査をすると色々な演奏と出会い、私自身も学ぶ事が本当にたくさんあります。また、審査員をすることで多くの先生方との交流の機会も増え、仲間もたくさん出来ました。視野も広がりましたし、地域活動など多くの事を知る機会が増えました。</p>
<br />

<p><b>＜父兄インタビュー＞</b></p>
<table border="0" align="center" cellspacing="5" style="border:solid 1px #66ccff;">
<tr>
<td style="border:dashed 1px #99ccff;padding:10px;font-size:12px;line-height:130%;">


<big>「区切りごとの感動や達成感を大切にしてくださいます」</big><br />
<div style="line-height:140%;padding-bottom:10px;padding-top:5px;">
石井先生は、演奏の技術指導だけではなく様々な側面から子供を見て長所を伸ばしてくださいます。たとえば、ステップ等による体験を生かして、主体的に自分の評価や分析を繰り返しながら自ら課題を見つけ克服していく姿勢を支援して下さるので、モチベーションがより一層高まります。また、コンクールを前にしたときには、先生の豊富な経験をもとにした思いやりのあるアドバイスがたいへん心強く感じられ、先生と一つになって共感できる喜びを実感しているようです。練習から発表までを計画的に考えて下さり、その区切りごとに感動や達成感を得る喜びを大切にして下さるので、親としてとても感謝しています。　　（谷川純子）</div>
</td></tr></table><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="5"></a>
<h3>5.これまでに９ステーション設立。そのパワーの源とは</h3>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-11-2.jpg" width="200" height="150" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="color:#0066cc;font-size:14px">ー神戸中央支部運営委員長としては、地元では色々な企画を実施されている様ですが。</p>
<p>　支部活動を活性化させる為には、先生方の意識向上をはかることが必要だと思います。私自身も含め、先生方が勉強することが大切なのです。その機会になればと思い、様々な講座や講演会を企画して、参加して下さるように呼びかけています。最近では、兵庫県立芸術文化センター大ホールにおいて、ポーランド・クラクフ国立管弦楽団とのコンチェルトの演奏会を開催し、幼稚園生から社会人の方までの演奏を１４００人余りの方々が聴きに来て下さいまして、大好評でした。<br />
又、有名なピアニスト、ルイサダ先生をはじめ、外国の先生を定期的にお招きして公開レッスンもしています。その他、バロック時代の舞曲を実際に目の前で踊っていただく舞踏演奏会や、指導に役立つコーチィング講座、脱力講座、バッハ講座など、先生方のご希望を取り入れながら多くの講座を企画して来ました。毎回、多くの先生方が受講して下さり、交流の場となっているようです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ <a href="http://www.piano.or.jp/report/40th/070105.html">９つのステーションを立ち上げられた</a>と伺っておりますが。</p>
<p>コンクールや受験のリハーサル等、「身近な演奏の場として神戸に色々な時期にステップがあると便利なのに」と思ったのがきっかけでした。それから多くの先生方に呼びかけ、協力をお願いしました。今ではほとんど毎月、それぞれの特徴をもったステップが開催されるようになり、指導者の輪が出来て、支部の活性化にもつながりました。</p>
<br />
<table border="0" width="260" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/20070815ishii-12-2.jpg" width="250" height="180"><br />
神戸中央支部のメンバーと。この日は、池川礼子先生のお誕生日のお祝いでした。
</td></tr></table>



<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 「３６４日働いているのでは？」という声もあるほどですが、健康管理などで気をつけていらっしゃることはありますか？<br />
<p>元気の秘訣は"ためないこと"ですね。トラブルがあると早めに話し合い早期解決するように心掛けています。<br />
又、多くの方々に支えられているからだと思います。主人や子供達、お手伝いさん、支部関係の先生方、そしてＹＭ神戸の福田さん。皆さんに助けられて、今の仕事が出来ているのだと感謝しています。</p><br />
<br />





<h2>＜取材を終えて＞</h2>
<p style="font-size:14px;">　私は、石井先生とは神戸中央支部でのお付き合いと、門下生の父兄としてのお付き合いをさせて頂いております。どんなシーンでも、いつもエネルギッシュで前向きな先生に圧倒されながらも、多くの事を学ばせて頂いております。今回の取材で、先生が生徒さんに対してどれだけ深い愛情を持って指導されているかという事、また、生徒さん達もそれをよく理解した上で先生を尊敬し、指導された事を活かそうと努力されているかという事がわかりました。石井門下の皆さんが、レベルの高い優秀な生徒さんに育っておられるのは、先生の素晴らしい指導力はもちろんのこと、先生のお人柄を慕っている生徒さんとの信頼関係が成せる技だと思いました。また、先生は、私達指導者に対しても気さくにお声をかけて下さり、勉強や活躍の場を多く与えて下さいます。そんなお優しい先生の周りには、自然に多くの方が集まってきます。生徒さんからも、御父兄の方々からも、神戸中央支部の先生方からも、本当に多くの人に愛されている素晴らしい先生。それは、レッスン室が移り変わる度に、さまざまなご経験をされ、人と人のつながりを大切にしながら、常に生徒とともに自らをも成長させてこられた賜物だと感じました。これからも石井先生ならではのアイデアで、どんどん新しい事にチャレンジし、更なる御活躍をされる事を期待しております。</p>
<p style="font-size:14px;text-align:right">本田真貴子　　</p>

<br />
<br />
<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="prf"></a>
<h3>石井なをみ先生プロフィール</h3>
神戸女学院中高部を経て神戸女学院大学音楽学部（ピアノ科）卒業。同研究生修了。<br />
国際ロータリー財団奨学生としてザルツブルグ・モーツアルテウム音楽大学大学院演奏家コースに入学。同校修了。徳末悦子、井澤利、故井上直幸、ハンス・ライグラフ、イングリット・ヘブラーの諸氏に師事。<br />
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会、ショパン国際コンクールin ＡＳＩＡ、日本クラシック音楽コンクール、ヤマハヤングピアニストコンサート、兵庫県学生ピアノコンクール、グレンツエンピアノコンクール等の審査員。<br />
2001年全日本ピアノ指導者協会「トヨタ賞」、2001年よりピティナ指導者賞を連続受賞、2005年より日本クラシック音楽コンクール優秀指導者賞を連続受賞。<br />
ピティナ・ピアノコンペティションにおいて、Ｆ級金賞、銀賞、銅賞、ベスト賞、全国入選、Ｅ級ベスト賞、全国入選、Ｃ級銅賞、全国入選。グランミューズＹカテゴリー全国入選。ショパン国際コンクールin ＡＳＩＡ全国大会金賞、銅賞。ＪＰＴＡオーディション全国大会出場、日本クラシック音楽コンクール全国入選当多数の入賞者を輩出。<br />
2006年にはピティナ全国決勝大会に５名が進出し、Ｆ級銅賞、ベスト賞、Ｅ級ベスト賞、全国入選、Ｃ級全国入選。日本クラシック音楽コンクールには高校生５名、小学生２名、計７名が全国入選。ショパン国際コンクールin ＡＳＩＡでは全国大会銅賞、ヤマハヤングピアニストコンサートで金賞、兵庫県学生ピアノコンクールにて金賞受賞等々。<br />
また、東京芸大、京都芸大、愛知県立芸大、沖縄県立芸大、大阪教育大、その他、私立音楽大学等合格者多数。<br />
1985年より兵庫県立西宮高校音楽科非常勤講師、現在に至る。]]>
        
    </content>
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    <title>第２６回　丸子あかね先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2007/03/01_7601.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2007:/report/03edc/class//40.7601</id>

    <published>2007-03-01T05:16:50Z</published>
    <updated>2009-01-14T05:47:29Z</updated>

    <summary> 丸子先生の詳しいプロフィールは　こちら 　城下町川越に丸子あかね先生のお教室は...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
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        <![CDATA[
<table border="0" width="115" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/maruko_akane.jpg"><br />丸子先生の詳しいプロフィールは　<a href="#prf">こちら</a></td></tr></table>
<p style="color:#666666;font-size:14px;">　城下町川越に丸子あかね先生のお教室はあります。ご自宅をかねた教室と、そこから徒歩1分にピアノと幼児教室のための専用教室があります。どちらのお教室もさんさんと日が当たり、丸子先生の人柄の温かさが感じられます。
</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo1.jpg"><br />
左：第一教室、右：第二教室<br /><br />

<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">１．丸子あかねピアノ教室で学んで</a>／
<a href="#2">２．気がついたら楽譜が読めるようになっている</a>／<a href="#3">３．母として</a>
</div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>


<h3>1．丸子あかねピアノ教室で学んで</h3>
<p>2006年9月に丸子先生のレッスンを受けている生徒さんとそのお母様10名ほどお集まりいただき、丸子先生のお教室についてインタビューを実施しました。</p><br />
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 丸子あかね教室に入ったきっかけは？</p>

<p><b>生徒Aのお母様</b>：ピティナ川越支部の入賞者記念コンサートに行く機会があり、出演者の中で「丸子あかね先生に師事」となっていた小学生のお子様たちがひときわ良い音で表現力豊かに弾かれていたのが印象的だったからです。</p><br />
<p style="color:#0066cc;">-丸子先生のレッスンはどのような感じですか？</p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo2.jpg" style="float:right;margin-left:10px;">
<p><b>生徒Aのお母様</b>：一言で言うなら、「つぼにはまるレッスン」です。<br />
子供の目線で考え、子供に理解できる言葉や体のすみずみまでの動きについて指導をしてくださいます。例えば、子供に理解しやすいように曲にあった具体的な歌詞をつけて一緒に歌いながら教えてくださったり、一人ずつの生徒の特性を見極めて、その生徒にあった「つぼにはまる」言葉で教えてくださいます。先生のボキャブラリーの豊富さおよび的確さにはいつも感心させられます。</p> 

<p><b>生徒Bのお母様</b>：丸子先生のレッスンは大変わかり易くて丁寧です。<br />
その子供に合わせて細かく弾き方、手や腕の使い方、練習の方法等を指導してくださり、初めてレッスンに伺った時はこんなにわかり易く教えて頂けるのだと、「目からウロコ」状態でした。<br />
「一週間でこれだけはやって来てください。」という注意（課題）が明確で、必ず出来る事だけをおっしゃるので迷いがありません。ポイントを押さえたレッスンというのでしょうか、感動したのを憶えています。<br />
同じ時間をピアノの練習にかけても暗中模索ではなく、確実に上達するなと、思えたものでした。</p>

<p><b>生徒Cのお母様</b>：こちらのピアノ教室に入って驚いたことがあります。<br />
それは、普段のレッスンをビデオで撮影するという事を皆さん当たり前のようになさっていたことです。先生のレッスンを録画し、復習するというのは、私にとって画期的なことでした。以前師事していた先生は、「親はレッスン室から退室してください。」と言われており、それが普通だと思っていたからです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 丸子先生のお教室は毎年ピティナのコンペティションをはじめさまざまなコンクール等ですばらしい成績をおさめていらっしゃいますが、そういった舞台に上がる前までのレッスンはどのような感じなのですか？</p>


<p><b>生徒D</b>：私は先生の曲の構成が大好きなのです。同じ曲を色々な方が弾いても、それぞれ違った出来上がり方になると思います。コンクールなどで実感することが多いのですが、結果とは関係なく先生のおっしゃった様に弾けるととても満足です。また、毎年色々な曲にコンクールを通して出会える楽しみが大きいです。</p>

<p><b>生徒Eのお母様</b>：先生は子供に「コンクールはお祭りよ！」とおっしゃってます。<br />
そして、「普段から努力をする子は絶対ご褒美もらえるのよ。」と。先生の中での予選のハードルがとても高く設定されているように感じます。それは全員が予選を通過できるように、そして本選でせっかく練習した曲を弾けるようにということからのようです。本選からは個人個人の目標を設定してくれます。<br />
コンクールだけでなく全ての舞台に対して 個人の目標が明確なため、生徒さんは目標に向かって頑張ることができ、そして達成したとき喜びを分かち合えることになります。</p>

<p><b>生徒Fのお母様</b>：必ず年に1回~2回は舞台に出る事を勧められて、ステップに出ています。舞台での演奏は、ほどよい緊張感と満足感があるので、とてもいい経験になっています。また、アドバイザーの先生からのコメントは、とてもためになりますし、継続して参加したいと考えています。現在、ステップでの目標は、継続表彰の盾をもらうことです。</p>

<p><b>生徒Gのお母様</b>：コンクールの際には特に心のケアをしてくださる様に思います。<br />
親身になって子供とともに一喜一憂し共に涙してくれるので、子供も先生に絶対的な信頼を持っているようです。決して1人ではなく先生がついているという確信があるから次の年もまた頑張ろうという気持ちになれるのだと思います。 </p><br />


<p style="color:#0066cc;">-丸子先生のお教室ではお母様方のつながりなどがありますか？</p>


<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/maruko_image01.jpg" alt="丸子先生と子供たち１" width="200" height="150" style="float:right;margin-left:10px;"><br />
<p><b>生徒Aのお母様</b>：丸子先生のサバサバしたフランクなお人柄を反映してか、教室内でお母様同士がとても仲が良いのです。連絡網があったり、横のつながりが心地良く、和気あいあいとしていて、動物園やコンサート等に出かけます。</p>

<p><b>生徒Hのお母様</b>：連絡網のシステムは先生のご出産の際に作られ、今は新しい方が入られたらその都度作り変えています。クリスマス会やコンペの打ち上げ、遠足など色々なイベントを行っているので、自然と親同士も仲良くなります。コンペ前はお母様の中の担当者の方がリハーサルの会場を予約したりしています。」 </p><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>


<div class="dl2colmr" style="width:410px">
<h3>2．気がついたら楽譜が読めるようになっている</h3>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 丸子あかねピアノ教室では、幼児（2歳から）のためのクラスを実施されているそうですが、幼児期の教育についてどうお考えですか？</p>

<p><b>丸子</b>：長年指導を行ってきて、楽譜を読めないとピアノが嫌いになっていく子供をたくさん見てきました。他の教室から移ってきた生徒があまりにも楽譜が読めなかったり、リズムが理解できなくて苦労されている先生は他にもいるのではないでしょうか。以上のような失敗や悩みから幼児期の教育の必要性を感じて、今の幼児教室の開設にいたっています。子供にはいつまでもピアノが好きでいてほしいですよね。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 幼児教室では具体的にどのようなレッスンを行っているのですか？</p>

<p><b>丸子</b>：私自身が受けたピアノの導入教育・ノウハウを独自の教材として形作り、他の講師でも同様の指導にあたれるようにしています。具体的な内容としては、ピアノの演奏に必要な要素を細かくとりあげています。一部ですが、例を示します。</p>

<p>
1.左右・高低や指番号を理解させる<br />
2.長調・短調を理解し、それを体で表現させる<br />
3.リズム・拍子（4/4・3/4・2/4・6/8）を理解させる<br />
4.五線の音符が読めるだけでなく、鍵盤と音符が一致できるようにさせる<br />
5.音程を理解させて速読へつなげる<br />
6.絶対音の習得を目指す
</p>

<p>上述の要素を歌やピアノに合わせて、手作りの教材を作りながら、楽しんでレッスンできるようにしています。遊びの中からピアノを弾くために必要な要素を習得し、「気がついたら楽譜が読めるようになっている」という状況です。<br />
そのため、ピアノ演奏に入ったときには、苦労することがないのです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 幼児のレッスンで工夫されていることはありますか？</p>

<p><b>丸子</b>：教室としての目標はピアノを弾く入り口まで到達することですが、幼児期は子供の成長において大切な時期ですから、随時状況に応じた取り組みを行っています。例えば、各クラスのレッスン毎のレベルおよび個人の状況に応じた指導案を事前に作成して、内容に合わせて幼児が興味をもてる教材を手作りでそろえ、レッスンに望みます。レッスンは、1クラス5人以内の生徒に対して2人の先生で指導することで1人1人に行き届いた丁寧な対応を行っています。さらに、レッスンをよりよくしていくために、レッスン後には報告書を作成し、月ごとにミーティングを行い、改善点を話して次回に活かすこともしています。 </p>

<p>幼児教室は長年やりたかったことでした。実際、希望が現実化して、レッスンをしてみると、子供たちがとても楽しそうにしているので、心にやすらぎを感じますし、本当にやってよかったなと思います。</p> <br />
</div>


<div class="dl2col" style="width:210px;text-align:center;margin-left:10px">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo3.jpg" width="135" height="180"><br />第二教室のレッスン室<br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo4.jpg" width="200" height="150" style="margin-top:10px;"><br />幼児教室のレッスン風景<br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo5.jpg" width="200" height="150" style="margin-top:10px;"><br />ごほうびシールのために真剣になります<br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo6.jpg" width="200" height="150" style="margin-top:10px;"><br />
<div style="text-align:left;">レッスン内容に応じたグッズを手作りして使っています</div>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo7.jpg" width="200" height="150" style="margin-top:10px;"><br />レッスンごとに指導案を作成します<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200703maruko_photo8.jpg" width="200" height="150" style="margin-top:10px;"><br />
幼児教室講師陣<br />
</div>

<div class="hp">
<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>


<h3>3.母として</h3><br />
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生はお若いのに指導歴は長いとお聞きしましたが？</p>

<p><b>丸子</b>：高校の頃からアルバイト程度でしたが、当時習っていた先生のお手伝いで始めたのが最初ですから、かれこれ20年弱です。大学生の頃は生徒さんのレッスンばかりしていて大学の先生に怒られたりしましたね。「でもあなたの様なピアノ人生もいいかもしれないわ。」と最後は応援して下さいました。<br />
でも、今から思うと若い頃の10年は何も分からず、1人で右往左往していたように感じます。コンクールに生徒を初めて出したのも大学3年生の時で、とにかく必死で楽しむ余裕はありませんでした。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 7歳と5歳の男の子のお母様というのは本当ですか？</p>
<p><b>丸子</b>：はい。毎日額に汗しながら戦ってるという感じです。（笑）<br />
子供を持ってから生徒さんに対しての視点がかなり変わりました。<br />
たった２人の兄弟ですが、２人の性格や得て不得手も全然違うんです。同じ様に育ててきたつもりでも、こんなに違ったタイプの子供に成長する事に日々驚かされます。親として見ているとそれぞれ個性豊かで、おもしろい！自然とそれぞれに対しての対応も変わってきました。ここまで出来たらOKというラインも違うんです。
若い頃の私は「このくらい出来なくちゃ」と皆を同じレベルに無理に引き上げようとしていたと思います。我が子だけ見てもこれだけ違うのだから、生徒さんが同じラインなんてありえないし、本人も親御さんもそれを求めているわけじゃないと思い知りました。<br />
ピアノを習わせるのはプロになって欲しいわけではなく、努力を重ねる・集中力を身につける・毎日コツコツと継続する力を養う事等々も要因の１つなんですよね。何より私自身が才能派でなくコツコツ努力派なのです。子供達にも努力した子にはいい思いをしてもらいたいという気持ちが大きいので、その気持ちをずっと忘れずにいきたいです。</p>

<p>ピアノの先生は，もしかすると学校の先生よりも生徒さんの人生に与える影響力が大きいのでは・・・と感じます。親としても指導者としてもまだまだ半人前ですが、「先生のレッスンに来るとすごく元気になるんです」と言ってくれる生徒さんの為にも親御さんと共に人生を応援し見守っていきたいと思います。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 今日はありがとうございました。</p><br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/maruko_image02.jpg" alt="丸子先生と子供たち２" width="200" height="150"><br />入賞者コンサートにて<br /><br />


</div>



<h2>【編集後記】</h2>

<p style="font-size:14px;">私が丸子先生を初めてお見かけしたのは、ピティナコンペティション川越地区予選の時でした。その時、丸子先生は、二人目のお子様の出産を間近にひかえ、大きなお腹を抱えてスタッフの方に指示をされていました。その姿を見て、そのバイタリティに驚いたのを覚えています。その後、コンペのリハーサルの見学に伺ってからお付き合いが始まりました。今では、先生の培ってきたノウハウをご指導いただき、幼児クラスの担当までさせていただいております。今回のインタビューでもありましたが、先生の「つぼにはまるレッスン」には、いつも脱帽させられます。先生のかける言葉一つで生徒さんの演奏が目に見えて変わる様は、まるで魔法の言葉をかけているようです。<br />
今回取材して一番印象的だったのは、生徒さんたちの丸子先生との距離感です。まるで親のような接し方をするほどの信頼関係が構築されているのを痛感しました。また、お母様方も丸子先生の指導を信頼されていますし、自分のお子さんを安心して預けているのだとも感じました。<br />
これからも先生のご指導を受けながら魔法の種明かしが理解できるように勉強をさせていただきながら、丸子先生をもりたてていきたいと思います。（取材・文：国分ゆかり）</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<h3>丸子あかね先生プロフィール</h3>
 川越女子高校卒業後桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒業。<br />
これまでに真継豊子、荻野美晴、荻野千里、北村陽子各氏に師事。<br />
全日本ピアノ指導者協会川越支部支部長、コンクール課題曲選定委員、コンクール審査員、ステップアドバイザーなどを務める。<br />
現在までに指導者賞9回、トヨタ指導者賞を受賞。<br />
現在後進の指導に熱意を注ぎ、各音楽大学・高校への受験指導にも力を入れている。
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    </content>
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    <title>第２５回　宮澤功行先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2006/12/01_7603.html" />
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    <published>2006-12-01T05:48:35Z</published>
    <updated>2009-01-14T06:10:32Z</updated>

    <summary> 札幌の地下鉄澄川駅より徒歩2分。春には満開の桜に包まれ、遠くには山々の峰を望む...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200612miyazawa02.jpg" alt="レッスン室第25回" width="196" height="261" style="float:right;margin-left:10px;">
<p style="color:#666666;font-size:14px;">札幌の地下鉄澄川駅より徒歩2分。春には満開の桜に包まれ、遠くには山々の峰を望む閑静な住宅街の一角に、趣のあるレンガ調の建物が一際目を引きます。<br />
札幌から全国へ、そして世界へと発信する札幌コンセルヴァトワールは今年校舎新設 20周年を迎えました。
宮澤功行先生は、ピティナ評議員を務める他、毎年世界各国の国際コンクールに審査員として招聘を受けています。揚原祥子、干野宜大、上杉春雄、川上昌裕などの著名なピアニストを多数輩出していることでも有名です。
また2001年には20年連続ピティナ指導者賞の実績を評価され、トヨタ指導者特別賞を受賞されました。<br /> </p>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">宮澤先生の詳しいプロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/koshi/miyazawa_noriyuki.html">こちら</a></p>
<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．自分自身が挑戦し続けること</a>／
<a href="#2">2．教育消費　~時間と空間を超えて~</a><br />
<a href="#3">3．札幌コンセルヴァトワール</a>／
<a href="#4">4．生徒さんインタビュー</a></div>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>

<h3>1．自分自身が挑戦し続けること</h3>


<p><b>◆宮澤先生のレッスン風景 </b><br />
宮澤先生のレッスン風景ですが、今回は佐竹茉梨子さん、山田真琳さんのレッスンにお邪魔しました。曲はモーツァルト：ピアノ協奏曲第20番K.466　第一楽章　です。宮澤先生がオーケストラパートを演奏しています。<br /></p>

<p>レッスン風景ビデオは　「おしゃべりＮＥＴＴＶ」の「情報トピックス」のコーナーよりご覧ください。 </p>



<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生の教育実績の一つとして、生徒さんのコンクール入賞歴がありますよね。 </p>
<p>「コンクールをひとつの例として挙げた場合,私はいつも「より優れた」「より魅力的な」音楽を目標にしています。その結果として30年に渡って必ず上位入賞をしてきました。やはり落ちるより入賞する方がモチベーションも上がります。こうした中から優秀な人材が生まれ、実績になっているのかもしれません。」<br /><br /></p> 



<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ やはりコンクールというのは先生の指導力が重要ですよね。 </p>
<p>「コンクールはある意味で先生も「挑戦者」でなくてはなりません。コンクールは生徒を通して、先生も試されているのです。「才能」というのは生徒自身が持っている力。先生がその才能を引き出すわけで、先生自身も常に勉強していなければ生徒も伸びません。このようなクリエイティブな仕事には常に先生自身が目標を持った挑戦者でなければ生徒の道は開けないと思っています。」<br /><br /> </p>



<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 具体的にレッスンの特徴、ポリシー、オリジナリティなどお聞かせください。</p> 
<p>「生徒によってケース・バイ・ケースですが、私の場合『単なるピアノを教えるのみの先生でありたくない』という考えがあります。次の4点を念頭にいれて指導にあたっています。」<br /></p>

<p>１． Education ：いまだ未熟な生徒にはその能力を引き出す＝Educe<br />
２． Care　　：自身で考える子供にはケアする、助ける、手伝う<br />
３． Chance　：様々な演奏機会を与える、チャンスを作る<br />
４． Support　：生徒の活動を応援、支援する<br /><br /></p>




<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生が継続して前進し続けていることとして、札幌コンセルヴァトワールの特徴の一つでもありますが、常に国際的な視点に立っていらっしゃることが挙げられると思います。 </p>
<p>「私の理想は吉田松陰の松下村塾、本居宣長の鈴屋塾に見られるような考え方なのですが、密度が濃ければどんなに小さくても良いと思っています。北海道に居ても国際的な視野を持つこと。音楽を通して人間としての『志』を持つこと。それによって品格や品性が磨かれ、一人一人が国家の宝になります。どんな土地にいてもグローバルな視点を持たなければ視野が狭くなり独り善がりになります。
そして社会的実践。常に社会的にアプローチしていくことは音楽家にとって不可欠です。」<br /><br /> </p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生はいつもパワフルでポジティブ、そして常にエネルギーが漲っていらっしゃいます。最初に掲げた『志』が変わらずぶれることもなく活動し続けることができる源は何でしょうか。 </p>
<p>「どうしてここまで頑張れたのか、理由は3つありますね。まず一つに幼少の頃、医者に三度も死ぬと言われたほど非常に病弱であったこと。私の信仰するミューズの神が生かしてくれたとの思いが強く、ミューズの神に奉仕するのが命の代償だと思っています。<br />
二つ目に、子供を見ると未来を感じること。自分の子供も含め、レッスンに来ている子供たちに未来・永劫を感じるのです。次代を担う子供たちを立派に育てていきたいのです。<br />
三つ目に、後進へ夢を与えていきたい、成功モデルを作っていきたいと思っています。成功モデルの一つに、芸術を学ぶ場として環境は非常に大事です。生き方が素敵になる、素晴らしくなる、というのはすべて文化の力なのですから。また既存のものを越えさせてくれる力、例えばピティナ北海道支部局長　石川越章氏のような良い方との出会いは発展と成功を導く鍵です。」</p>
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>

<h3>教育消費　~時間と空間を超えて~</h3>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 多忙な毎日をお過ごしの宮澤先生ですが、腕時計をしていらっしゃいませんが。</p>

<p>「私は日本にいるときは勿論、海外に行っても時計は持ちません。時間と空間を超える教育という発想で、現実のものに縛られることなく様々なものが生まれ、また当初からの志であるグローバルな視点も広がりました。現実を善しとしていたらヨーロッパ展開のような活動は生まれてこなかったでしょうね。」</p>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ お嬢様の宮澤むじかさんもピアニストとして活躍されています。</p>

<p>私の二人の子供たちにも時間と空間を超えた教育を実践してきました。生徒に対するのと同じように、自分の子供に対しても理想を実現化してきました。子供を育てるにはボキャブラリーの豊かさも重要なポイントかもしれません。」</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ むじかさんへのレッスンはされていたのですか？ </p>

<p>「娘には、求められない限りピアノのレッスンはしたことがありません。ヒントを与え子供自身に考えさせる時間が大切との思いからです。」</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生の基本的な教育概念は何でしょうか。</p>

<p>「私は『教育消費』という考えで子供を育てています。楽しんでやる、楽しんで使うことが「消費」です。教育投資、教育奉仕という概念では子供にプレッシャーを与えますし、子供自身もどこか卑屈になります。「消費」の場合は喜びを持って教育することができます。基本的にこの考えがあるからこそ、子供を成功へと導いているのです。」</p>

<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>
<h3>3.札幌コンセルヴァトワール~自分の能力を発揮できる場~ </h3>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">（１）創造的破壊 </p>


<p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200612miyazawa05.jpg" alt="レッスン室第25回" width="200" height="133" style="float:right;margin-left:10px;">
-様々な活動を行ってきた札幌コンセルヴァトワールは今年校舎新設20周年を迎えました。 </p>
<p>「より多くの方、社会の協力を得ながらここまで来ましたが、最初に打ち立てた『志』は全くぶれませんでした。今年20周年記念として多くのコンサートを企画・開催していますが、これらは今までの総集編として、また今後発展していくための道標として行っています。<br />
今までの自分の活動を考えてみましたら、主に3期に分かれると思います。第1期は世の中にとにかくまともにぶつかっていった時代。第2期はロマンティックな概念の時代。現在は第3期にあたりますが、コンセプトはクラシック。既存のものを、本当の意味での一流、高尚な、典雅な、本物の音楽芸術に発展させたい思いでいます。」<br /><br /> </p>



<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200612miyazawa01.jpg" alt="レッスン室第25回" width="200" height="133" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 札幌「コンセルヴァトワール」という名前はどうして付けられたのですか？</p> 
<p>「コンセルヴァトワールの元々の＜正当・保守的＞などの意から名付けました。現実社会へのアイロニーです。既存の音楽世界に対して、どんなに小さくても密度が濃ければ「これがまとも、これが本当」というものを打ち出してゆけるという思いから名付けました。」<br /><br /> </p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 今年校舎新設20周年を機に札幌コンセルヴァトワールはリフォームをしましたが、動機は何でしょうか。</p> 
<p>「保守的な人であれば、コツコツ積み上げてきたこの形をそのまま残していくでしょうね。しかし、外側が変わることで内側も変わる、リフォームすることによって中にいる人間も蘇る、そう思います。心の中も生き返りますのでこのようなクリエイティブな仕事にはイノベーションと創造的破壊は不可欠です。」</p>

<p>◆札幌コンセルヴァトワールの校舎リニューアル紹介ビデオ<br />
ビデオは　「おしゃべりＮＥＴＴV」の「情報トピックス」のコーナーよりご覧ください。 </p>


<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">（２）札幌コンセルヴァトワールを拠点として</p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200612miyazawa03.jpg" alt="レッスン室第25回" width="200" height="133" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 札幌コンセルヴァトワールには毎年世界各国から著名な教授が来られますね。</p> 
<p>「この点は当校の大きな特長の一つです。世界中の教授とお会いできることは私自身にとりましてもカンフル剤となっています。札幌にいながらにして海外の教授のレッスンを受けられることは、生徒たちにとって大変貴重な経験ですし、グローバルな視点を持つことができます。また、当校を巣立った桐朋学園大の干野宜大先生は、今後当校の客員教授として札幌コンセルヴァトワールの後進の指導にあたってくれることになりました。素晴らしい先輩が沢山いることは子供たちにとって幸せなことです。」</p>


<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200612miyazawa04.jpg" alt="レッスン室第25回" width="200" height="133" style="float:right;margin-left:10px;">
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 「クラシック」をコンセプトにリニューアルした札幌コンセルヴァトワールですが、 先生にとりましてどういう場になってほしいと思いますか。</p> 
<p>「芸事はエンドレスです。生涯学び続けることができます。札幌コンセルヴァトワールが生徒にとっての学び舎であり、中継地であり、また音楽上の故郷になってくれればと思います。音楽を学ぶ場としてこんなに素晴らしい場があるのだと、皆に伝えていきたいのです。また「クラシック」と云う第３ステージが私の人生で一番面白くなりそうな予感がします。若い後進に場を作り、私のイデーを広げていってもらいたいですし、自分がその礎になればと思っています。」</p>

<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>
<h3>4.生徒さんインタビュー</h3>
<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">~現講師（元生徒）と現生徒さんに聞く！宮澤先生・札幌コンセルヴァトワールについて </p>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200612miyazawa06.jpg" alt="レッスン室第25回" width="300" height="200" style="float:right;margin-left:10px;">
<p>インタビューにご協力いただいた方：阿部志津先生、加藤亜希子先生、武田麻実さん、佐竹茉梨子さん、木村麻里江さん・友梨香さん姉妹、川口春霞さんのお母様 </p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 宮澤先生はいつでもとにかくパワフルで全身全霊でレッスンしてくださいますよね。 </p>
<p>木村（友）：「よく歌ってレッスンされますが、それに踊りがつくこともありまさに全身でレッスンしてくださいます。」</p>
<p>佐竹：「音楽だけでなく人としての生き方が情熱的だと思います。」</p>
<p>阿部：「とにかく熱心に、全生徒に全エネルギーを注いでレッスンをされていたことが特に印象的です。レッスン以外の面でもトータルケアをしてくださいました。」</p>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ レッスン以外の面での支えは精神的に大きいと思います。</p> 
<p>阿部：「そうですよね。たとえば、次の日の本番に備えてベストな状態に持っていけるように食事のアドバイスをしてくださったり、前日によく眠れるように気付け薬としてワインを勧めてくださったこともありました。」</p>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 宮澤先生の「音」に対する追求は終わりがないですよね。</p> 
<p>武田：「よく『金の音を』と言われます。真鍮や鉛の音ではなく一番欲しい一番よい音を、と。」</p>
<p>木村（麻）：「『耳のブレンダーになりなさい』と言われたこともあります。音楽的な音を自分で聴き分けて演奏するということですね」</p>
<p>川口：「先生ご自身の音がとにかく素晴らしく、初めて耳にした時、今までに聴いたことのないような素晴らしい音色に感動しました。先生に気づかれないように感動の涙を流していたこともあります。」 </p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 宮澤先生の元生徒であり現在講師である今、札幌コンセルヴァトワールについてどう思いますか。 </p>
<p>加藤：「自分もここで育ってきましたから、幼児から指導している生徒がどのように成長してゆくのかとても楽しみですね。」</p>
<p>阿部：「現在指導する立場になり、自分が学んできたことを伝える難しさを実感しています。宮澤先生の、生徒へ様々な角度から伝え、そして才能を引き出していく方法を学ばせていただいています。また、ここでは総勢20名の講師がいますが、日々向上し刺激しあいながら指導にあたっています。講師1年目は、生徒の頃にはわからなかった、先生方の陰の努力に感心させられてばかりでした。」</p><br />



<h2>【編集後記：取材を終えて】 </h2>
<p style="font-size:14px;">私が宮澤先生に初めてお会いし入門した時から20数年経ちました。エネルギーに溢れ毎日音楽の神に感謝していらっしゃるお姿は、今も全く変わりません。昔から、「座右の銘はインベンション、イノベーション」とおっしゃっていた先生。常に前向きで、生きる緊張感を持ち続けご自身を高めていらっしゃることを、このインタビューを通してあらためて実感しました。先生に出会って、どれだけ沢山の人が音楽の本当の素晴らしさを知ったことでしょうか。先生の魂の熱さにどれだけの人が心を打たれたことでしょうか。私自身、先生の生き方に感動を覚えた一人です。<br />
<br />
今日も明るい笑顔の生徒たちが沢山レッスンにやって来ます。宮澤先生率いる札幌コンセルヴァトワールは未来に向かってこれからも前進し続けます。<br />
</p>
<p style="text-align:right;font-size:14px;">（取材　：　札幌コンセルヴァトワール　ピアノ科専任講師　村上和歌子） </p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>第２４回　稲垣千賀子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2006/06/01_7605.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2006:/report/03edc/class//40.7605</id>

    <published>2006-06-01T06:11:27Z</published>
    <updated>2009-01-14T06:43:14Z</updated>

    <summary> 稲垣先生の詳しいプロフィールはこちら 兵庫県在住、ピティナ評議員で宝塚支部長も...</summary>
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        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<table border="0" style="float:right;margin-left:10px;width:120px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki07.jpg" height="120" width="100"><br />稲垣先生の詳しい<br />プロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/koshi/inagaki_chikako.html">こちら</a></td></tr></table>
<p style="color:#666666;font-size:14px;">兵庫県在住、ピティナ評議員で宝塚支部長もなさっている稲垣千賀子先生のレッスン室は、閑寂な住宅街にあります。レッスン室はぬいぐるみがいっぱいの可愛い可愛い お部屋、あったかーい雰囲気でホッとする空間です。部屋には、スタインウェイと練習用のピアノが２台、コンクールシーズンになると３台のピアノが朝から夜 の12時近くまでフル活動をします。
「感じる気持ち」を育てる稲垣先生のレッスン室をご紹介します。</p>

<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．レッスン風景から</a>／
<a href="#2">2．関本昌平くんと出会って</a><br />
<a href="#3">3．今も広がる活動の輪</a>／
<a href="#4">4．感じる心を大切に</a><br />
</div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>
<h3>1．レッスン風景から</h3>

<div class="hp">
<div class="curve-01"><div class="curve-head"><div></div></div>
<div style="margin:0px 10px;font-size:13px;">
まずは稲垣先生のレッスンをご紹介。先生は、ご自宅でのレッスンのほか、近隣の楽器店での講座（積極的にというわけではないけれど、頼まれたら断れない...というのが先生らしいところです）や公開の勉強会などで教えていらっしゃいます。月１回ペースで実施している勉強会には、遠く愛知・山口・滋賀・九州からいらっしゃる指導者の方や生徒さんも！稲垣先生のまわりには、いつも「もっと勉強しよう！」という意欲が溢れています。</div>
<div class="curve-bottom"><div></div></div></div>
</div>


<table border="0" width="270" style="float:right;margin-left:10px;border:solid 1px #0099ff"><tr><td style="padding:10px;">
<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:14px">♪生徒さんのお母様から♪</p>
<span style="font-size:14px;">娘が稲垣先生にお世話になって3年半になろうとしています。レッスンでは、１曲が作品として仕上がるのにどれほどの情熱とエネルギーが注がれているか、言葉では伝えきれません。マジックのような、魔法にでもかかったのか、どんどん変わっていく演奏。自分の気持ちを演奏に表現することの難しさの中、最大限に娘の心の中を引き出して下さいます。<br />
あの手、この手、押したり引いたり、稲垣先生のレッスンに終わりはありません。<br /> 
音に色をつける、頭と耳で弾く、体の中からのエネルギー、音から音への空間を感じる心、聞いて下さる人へのメッセージ、と色々、課題は山積みです。<br />
それを１つ１つ丁寧に指導して下さいます。厳しい中にいつも温かく溢れる愛情一杯で、私自身、人として母として、稲垣先生のレッスンを通して勉強させていただいております。先生と先生の素晴らしい音楽の世界に出会い、娘が将来の夢に向かって進むことを導いて頂き、感謝するとともに、幸せをかみしめています。</span>
</td></tr></table>

<p>さっそく稲垣先生の勉強会から。今日は、バロック音楽を勉強しはじめたかいちくんをモデルにレッスンです。</p>
<div style="text-align:center;margin-bottom:10px"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki_lesson01.jpg" width="150" height="133"></div>

<p>◆バロック音楽の気品を身につけよう<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="margin:3px 0px;"><a href="/report/03edc/class/videos/200606inagaki_01.wmv"> ビデオ１(WMV 3分19秒）</span></a></p>

<p>◆「響き」を大切にした音作り~フィンガーレガート<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="margin:3px 0px;"><a href="/report/03edc/class/videos/200606inagaki_02.wmv"> ビデオ２(WMV 2分25秒）</a></p>

<p>◆グランドピアノの機能を活かして<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="margin:3px 0px;"><a href="/report/03edc/class/videos/200606inagaki_03.wmv"> ビデオ３(WMV 2分21秒）</a></p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">◎稲垣先生のメッセージ</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki_lesson02_pg.jpg" width="150" height="113" style="float:left;margin-right:10px;">
<p>とても純粋で、涙もろい稲垣先生。勉強会では毎回、生徒さんとの体験談やコンクール・ステップで出かけた先での思い出を交えて、音楽の魅力を語ってくださいます。</p>
<br />
<p>◆ステップで出かけた先で...~人生がにじみ出る音楽の魅力<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="margin:3px 0px;"><a href="/report/03edc/class/videos/200606inagaki_04.wmv" style="margin:3px 0px;"> ビデオ４(WMV 2分59秒）</a></p>

<p>◆悪戦苦闘している男の子のお話<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" style="margin:3px 0px;"><a href="/report/03edc/class/videos/200606inagaki_05.wmv"> ビデオ５(WMV 3分39秒）</a></p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>

<h3>2.関本昌平くんと出会って</h3>

<div class="hp">
<div class="curve-01"><div class="curve-head"><div></div></div>
<div style="margin:0px 10px;font-size:13px;">
稲垣先生といえば、今、日本でもっとも期待される若手ピアニスト、関本昌平さん（2003年度特級グランプリ、2005年ショパンコンクール第4位）を育てた恩師として、その師弟愛はよく知られるところです。関本くんとの出会いが稲垣先生にもたらしたものとは？
</div>
<div class="curve-bottom"><div></div></div></div>
</div>

<table border="0" width="204" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki01.jpg" width="200" height="150"><br />青山音楽賞の授賞式にて</td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 関本くん、ショパンコンクール入賞、デビューリサイタル開催と、大活躍ですね。見守る先生のご心境は？</p> 

<p>I：ワルシャワでの昌平君の頑張りに涙した昨年！そして今年は、彼のコンサートを追っかけています。でも、どんなに素晴らしく弾いてくれても、いつもいつも私の心臓はパクパク、ハラハラ！私の中では、どんなに大きくなっても、アゴヒゲを生やすようになっても昔のままなんです。</p>

<p>昌平君とはピティナのコンペでいうとＢ級からＧ級、中学卒業までいっしょに頑張りました。コンペの会場では、よくお母さんに間違われたものでした（笑）。あるとき、九州に審査で伺ったとき際には、「関本君のお母さんがどうして審査員席にいるのだろう？」と不思議に思われたこともありました。いつも彼の舞台では私がそばにつきっきりで、お水やハンカチを差し出したりと、何かと世話を焼いたのを覚えています。</p>
<br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 関本くんが東京に出ると決まったときのお別れコンサートは感動的でしたよね！</p>
<table border="0" width="204" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki05.jpg" width="200" height="150"><br />特級グランプリ受賞！<br />関本君、二宮裕子先生と</td></tr></table>
<p>Ｉ：不思議なことに、コンペの時から、彼の行くところにはいつも何人かの人が聞きにいらしていました。彼独特の魅力が伝わっていたのだと思います。中学を卒業して、東京の高校に進学し、二宮裕子先生につくことが決まると、当然のごとく「地元で初リサイタルを！」という声があがり、これが「お別れコンサート」となりましたが、このときの様子は忘れられません。<br />
コンサートは大盛況で、満席でも足りずに、ホールに特別のお許しを得て、舞台にまで椅子を並べてピアノを取り囲みました。そのうえ、学校のクラスメートは、通路や一番後ろの床に座り込み。一曲一曲終わるごとに、待ち構えていたように「しょうへい~！」の声援！どんなに感動的なコンサートだったか、ご想像いただけると思います。本当に幸せでした。</p><br /> 


<table border="0" width="204" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki02.jpg" width="200" height="150"><br />関本君の飛び入り参加で<br />「脱力」の見本を体験！</td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 関本くんとの出会いが先生にもたらしたものは？</p>
<p>Ｉ：今でも、昌平君と一緒に音づくりをした曲が流れてきますと、ハッとします。昨今、指導者もちょうど良いときに成長させていただけるものだとつくづく思わせていただきます。私も昌平君と一緒にたくさんのことを学ばせていただきました。「生徒さんの体を通して、先生も一緒に勉強をしましょうね」と若い先生方にお話をさせていただいていますのは、私の心から出た言葉なのです。「生徒と一緒に成長する」、このことを教えてくれたのが昌平君だったんです。</p>
<br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>

<h3>3.今も広がる活動の輪</h3>

<div class="hp">
<div class="curve-01"><div class="curve-head"><div></div></div>
<div style="margin:0px 10px;font-size:13px;">
忙しいレッスンの合間に、「音楽の心」を伝えようと、審査員・アドバイザーはもちろんのこと、ピティナ評議員、ステップアドバイザー派遣委員、宝塚支部長としても献身的に活動をなさっている稲垣先生。何が稲垣先生を動かすのでしょうか？
</div>
<div class="curve-bottom"><div></div></div></div>
</div>



<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 宝塚支部の活動も、コンペ・ステップにとどまらず、活発な勉強会や地域活動に広がっていますね。</p>


<table border="0" width="204" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki03.jpg" width="200" height="150"><br />支部の先生方で開く<br />地域の実年音楽教室も開催</td></tr></table>
<p>I：ピティナ北摂支部から分離をしました私たち宝塚支部も、もう若い世代の先生方が増えてきています。ずいぶん長い間支部長をさせていただいています。楽器店にはない、先生方ばかりの支部独特の特徴を生かして、ここまで皆さんと共に歩んでまいりました。何にも一人ではできないこのような頼りない私を先生方が支えてくださいましたことは、大変ラッキーだったと思いますし、幸せだと感謝させていただいています。これからは、少しずつ若い先生方にバトンタッチができますよう、恥ずかしくない先輩になれますように精進して参りたいと思っております。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 審査・アドバイスでも全国をまわっていただいています。</p>

<table border="0" width="204" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki08.jpg" width="200" height="144"><br />横浜金沢、大人のステップにて<br />優しくアドバイス</td></tr></table>
<p>I：一年間いろいろなコンクールの審査やステップのアドバイザーをさせていただいて特に嬉しく感じておりますことは、各地の先生や生徒さんたちとふれあいが出来ることです。どんな方たちとお会いできるのだろう、どんな演奏にめぐりあえるのだろうとワクワクします。
審査に行かせていただいたことがきっかけで、ホームページを通していろいろな質問に答えたり、励ましのメールをしていますうちに心がどんどん開いていく喜びは何ものにも代えがたい喜びを味わっています。ピアノを通して、いろいろな方々とのふれあい、なんと素敵な出来事でしょう！</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>

<h3>4.感じる心を大切に</h3>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 最後に、先生がご指導の上で大切になさっていること、これから伝えていきたいことをお聞かせください。</p>

<p><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki04.jpg" height="150" width="200" hspace="10" align="right">Ｉ：最近は、美しいものを美しいと感じる子供たちが少なくなってきているのを感じます。それは、美しいものを感じる体験が身のまわりからなくなっているからだと思います。私にこういった体験の大切さを教えてくれたのは母でした。母は、たとえば夜に「"月の道"を見に行きましょう」と散歩に連れ出して、自然の美しさを感じることの素晴らしさを私に教えてくれました。</p>
<p>感じる素地がきちんとあれば、演奏するときも自然と心の中から出てくるものなんです。ですから、子供たちに、私なりに経験してきた「美しさを感じる気持ち」を伝えていきたいと思いますね。</p>
<p>コンクールでも、私は子供たちに、結果ではなく「帰ったら、応援してくれたお父さん・お母さんにありがとうって言えるかな？」と問いかけます。支えてくれる人に感謝の気持ちを持って、たとえ結果は伴わなくても、「今があるから次がある」と思えるように導いてあげることが必要です。<br />
人と人とのつながりを大切にし、今後も、技術ではなく気持ちを伝えていきたいと思っています。</p><br />

<h2>【取材を終えて】</h2>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200606inagaki06.jpg" height="200" width="150" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="font-size:14px;">　稲垣先生と私の出会いのきっかけは、10年くらい前になるでしょうか、クリスマスコンサートでの関本昌平君(当時中１)のショパンの「葬送」ソナタを聞き、鳥肌がたつぐらいの衝撃を受け涙したことからでした。</p>

<p style="font-size:14px;">　すっかりファンになった私は、稲垣先生からお借りしました彼のＤ級のコンペのビデオを毎日見ては幸せの世界にいました。今まで上手な演奏はたくさん聞いてきましたが、こんなに人をひきつけることの出来る演奏にであったのは初めてで、昌平君の弾いたピアノ曲を私の生徒とも取り組んでみたりして昌平君の世界に触れようとの日々でした。ちょうどそのとき、先生から、「私の生徒も今その曲をやり始めたので、よかったらレッスン見に来られます？」とのお誘いいただき、本当に軽い気持ちで生徒をつれてお邪魔させていただいたのです。</p>

<p style="font-size:14px;">　その時の事は今でも思い出すたびに涙がでるほど忘れられられない衝撃な出来事でした。<br />
先生とのレッスンによって生徒の演奏がどんどん良くなっていき、私が悪戦苦闘をしていたこともいとも簡単にやさしくコロッと変えて下さる様子を見て、ため息、感動。　「この曲ね、昌平君ともこうしてレッスンしたのよ、こういう風にして仕上げていったのよ」と。<br />
私は思いました。「昌平君は確かにすごい。けれど、この先生あっての昌平君なのだ」と。</p>

<p style="font-size:14px;">　先生はいつも言っておられます。「いつもいつも勉強ですよ。どんな条件の生徒も全力投球で育てなければ！上手な子を教えるのは簡単だけれど、手がかかる生徒であればあるほど、どう育てられるか私の課題であり、その生徒が勉強する機会を与えてくれているんです」と。稲垣先生のところでレッスンされておられる生徒さんは、決して特別に選りすぐられた子供たちではありません。ごく普通のピアノ大好きな子供たちが、稲垣先生と一緒になって、音作り・音楽作りをし、そしてみんなみんな素敵な演奏ができる"ミニ昌平君"になっていきます。</p>

<p style="font-size:14px;">　稲垣先生にめぐり合えた方たち（生徒も、父兄の方も、指導者も）は本当に幸せだなと思います。私は稲垣先生は指導者としても、人間としてもこれ以上の指導者はいないと思っています。素敵な世界、稲垣ワールドに乾杯！</p>

<p style="font-size:14px;">取材・執筆：稲垣千賀子先生ホームページ「<a href="http://www.jttk.zaq.ne.jp/musik-piano/index.html" target="_blank">みんなで作ろう音の世界</a>」管理人<br />
※ホームページでは、稲垣先生からのメッセージや活動紹介のほか、掲示板で投稿や質問も受付けています。</p>
]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>第２３回　藤澤克江先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2006/06/01_7606.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2006:/report/03edc/class//40.7606</id>

    <published>2006-06-01T02:00:00Z</published>
    <updated>2009-01-14T07:20:29Z</updated>

    <summary> 藤澤先生の詳しいプロフィールはこちら 　今回のレッスン室拝見は、先生個人のレッ...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<div class="hp">
<table border="0" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_fujisawa.jpg" width="240" height="180" hspace="10"><br />藤澤先生の詳しいプロフィールは<a href="#prf">こちら</a></td></tr></table>
<p style="color:#666666;font-size:14px;">　今回のレッスン室拝見は、先生個人のレッスン室にお邪魔するというよりも、先生が赴かれた先に追っかけ同行取材をさせて頂いた。主人公はピティナの監事をおつとめ頂いている藤澤克江先生、舞台は2005年7月の広島と10月のドイツ　マンハイム。</p>
<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">音楽を紡ぎだす指を作る</a>／
<a href="#h">広島編</a>／
<a href="#m">マンハイム編</a></div>



</div>
<br />
<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>

<h3>音楽を紡ぎだす指を作る</h3>

<p>　藤澤先生は、国内では広島だけでなく福岡、岡山を定期的に訪れて指の講座とレッスンを行っている。10月の訪独は同地音楽学校ペーター・アイヒャー教授の招聘による訪問で、マンハイムはかつて藤澤先生が勉強された地でもあり、今回は2003年度に続く2度目の招聘、愛弟子の小佐野圭先生、中島裕紀先生、古賀美加緒先生、門馬　恵先生（いずれもピティナ会員）が同行し、10月7~9日にわたって、指と音に特化した講座とレッスンを行った。</p>

<p>　音楽に対するイメージをどうしたら実際の音として実現していけるのか、そのエッセンスは2004年4月東京での指導セミナー、またそれに続くフォローアップ講座で披露して頂いた「音色の芸術」で多くの人の知るところとなったが、今回は実際の講座や個人レッスンを取材し、先生のレッスンの真髄とそれに打ち込む先生の熱い思いをご紹介する。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">◆まず先生が指のトレーニングに興味を持たれたきっかけをお伺いいたします。</p>

<p>◇ライマー＝ギーゼキング著の「現代ピアノ演奏法」という本がございますね。あれを学生の頃訳してみたのが最初のきっかけです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">◆井口秋子先生訳で市販されているもの（注：ワルター・ギーゼキング&カール・ライマー共著「現代ピアノ演奏法」音楽之友社刊）ですね。学生の頃それを訳されたというのは？</p>

<p>◇ドイツ語の原文を芸大の図書館で見つけて訳してみました。その頃の先生は今の先生のように手取り足取り教えてくれる訳ではありません。良ければまあまあ誉められる、悪ければ怒られる、というただそれだけですから、学生が自分で工夫しなければならなかったのです。演奏する上で指の機能が重要である、という事は自分でも気付いていましたが、さてどうしたら良いか、それを具体的に教えてくれるものが何か無いか？と図書館を調べていた時に見つけたものです。内容を理解したさに、駆け出しのドイツ語で訳してみました。その後すすめられて、それを大学自治会の会報か何かに掲載した事を覚えております。</p><br /> 

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">◆現在福岡、広島、そして2005年9月からは岡山、と各地でレッスンを続けていらっしゃいますね。その生徒さん方（各地藤澤会の皆様）と出会われた最初のきっかけはどんな事でしょう。</p>

<p>◇国立音大を定年になりました後、熊本音楽短大（現平成音楽大学）に教えに行く事になりました。住まいは東京のまま、1年に何度か集中的なレッスンを行ったのです。その熊本音楽短大の卒業生が福岡にいらして、その方から福岡に来て教えて欲しい、というご依頼があったんですね。それからはそのお友達、そしてまたその知り合い、というように輪が広がって参りました。</p><br /> 

<p>それでは現地の様子を実際にご紹介し、先生の指導の一端に触れて頂きたい。</p><br />

<table border="0" style="table-layout:fixed;font-size:14px;">
<tr>
<td style="border:solid 3px #ccccff;padding:10px">
<a href="#h">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_fujisawakai_ooshima.jpg" width="120" height="90" style="float:left;margin-right:10px;" border="0"></a><br />2005年7月 広島<br />
<a href="#h">⇒本文へ</a>
</td>
<td style="border:solid 3px #ccccff;padding:10px">
<a href="#m">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_manhaim.jpg" width="120" height="90" style="float:left;margin-right:10px;" border="0"></a><br />2005年10月 マンハイム<br /><a href="#m">⇒本文へ</a>
</td>
</tr></table>
<br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="h"></a>

<h3>2005年7月?広島　指のトレーニング講座　指の基礎工事</h3>

<table border="0" width="244" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_hiroshima.jpg" width="240" height="180"><br />広島　先生を取り囲む講座風景<br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_hiroshima01b.jpg" width="240" height="180"><br />指の動きを手を添えて教える<br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_hiroshima02.jpg" width="240" height="180"><br />個人レッスンでも手の形と脱力を
</td></tr></table>

<p>　2004年4月に指導セミナーで音色の芸術の講座を行っていただいたがその後東京でそのフォローアップ講座、また広島、福岡各地でも講座を行ったところ大変な反響があり、ここ広島での講座にも2004年末から新メンバーが増えたそうだ。<br />
音色の芸術の講座で説明した各スタイルの弾き分けを確実に行うために、どのような訓練が必要なのか、というその実践をここでは行っている。そのため、先生一人がお話をして、聴衆がそれを聞く、という形式ではなく、なるべく先生を取り囲むように近くに座って頂き、指の訓練の実践が先生からすぐ見える位置で行うようにしている。先生みずから手を貸して指の動きを手助けすることもしばしば。また以前から講座に通っているベテランの生徒さん達はなるべく散らばって座り、新しい方への説明の補足、チェックなどを行って自分も学びながら、先生のアシスタントをつとめている。人に説明することによって自分の理解がより深まる、というメリットもあるようだ。</p>

<p>　藤澤先生は主要な説明を続けながらもその様子をご覧になりつつ、ご自分でも直接に手を貸してトレーニングをサポートしたり、アシスタントの方の説明に補足を行ったり、とまさに八面六臂の動きをされている。そんな中でも時には大きな笑い声の起こる和気あいあいとした雰囲気が特徴的、何よりも集まった皆さんが藤澤先生の魅力に「ハマって」しまっているようだ。<br />
毎回ひとつ以上のトレーニングが「宿題」として課せられる。それらをひとつひとつこなしていくことによって、自分の出したい音を出すための指の基礎工事が出来上がっていく。</p>

<p>　「ある程度力のある人にはこの講座は取り急ぎ必要無いかもしれません」藤澤先生はそう語られる。「指の訓練に特化したレッスンは他にもありますし、国際コンクール入賞者などを輩出している教室もあります。でも機械的な指のトレーニングを取り入れて、すぐにそれを音楽表現に生かせる人はやっぱりもともと相当な底力があるのです。習った事を理解し、それを実際の音にして初めて効果があったと言えるのですが、ピアノ学習者の皆がそれをすぐに出来る訳ではありません」</p>


<p>　習った事を頭で理解し、実際に自分でそれをやってみる、さらにそれを実際の音楽表現にどう使いこなしていくのかを学ぶ、そして音楽表現を聴き取る耳を育て、さらにその耳が指を磨いていく、これらの事を順を追ってひとつひとつ確認しながら覚えていってもらうのが、私のレッスンのやり方だ、と藤澤先生は語る。今広島で実際に先生の講座とレッスンを受けているのは皆それぞれに指導経験豊富なピアノ指導者達、中にはお孫さんがいらっしゃる方もいる。必ずしも広島市内の方ではない、それらの方々が時にはお弁当持参でほぼ1日をつぶしてこの集まりに駆けつける。「本当に私の方が頭が下がりますよ。でも今実際に生徒さん達を教えているこの方々だから切迫感を持ってその必然性を感じて下さる。私にああだ、こうだ、と言われながらもがんばっているこの方達のもとからピアノを学ぶ子供たちがたくさん育っている訳です。この人達がしっかりすれば日本のピアノ界がさらに変わっていくでしょう。」</p>

<p>　ピアノ指導もここ数十年では長足の進歩を遂げた。今や少し勉強している指導者であれば、初歩の段階から譜面の読み方、指使い、だけではなく、音楽を演奏する、俗にいうピアノを歌わせる事を学ばせなければならない、という事はよく承知している。しかし実際にピアノを歌わせるためには何が必要なのか？豊かな感受性、イメージ、確かにそれも大事だ。しかし実際に出て来るのはピアノの音、ピアノを歌わせる、という事が本当に完成するのは自分の指で「歌っている音」を鳴らせた時である。</p>

<p>　そのために、各指がどう動かなければならないのか、という所に立ち返って藤澤先生の講座とレッスンは続く。耳と運動機能に恵まれた一部の人々なら、「歌わせる」という意識を持った瞬間にその試みは成功するのかもしれない。しかし瞬時にはできなくても、必要な手順を確認しながらひとつひとつクリアしていくことによって自分で思った音楽を実現する事ができる、と藤澤先生は考えている。</p>

<p>　「そういう事はむしろ大人の方が得意です、子供は逆に直感で捉えてしまいますので、私も子供相手のレッスンの時には細かい説明はあまりしません。子供はやってごらん、と真似させるだけでも相当な事が出来てしまいます。それに比べると大人は自分の中に持っているもの（音楽）があっても、それを実際に音にすることが出来ない。私は彼女達を普段から知っていますから、ああ、こうしたいんだな、とかこう歌いたいんだな、という事が判りますが、演奏というのはその演奏そのものでどんな人にも納得してもらえるものでないといけません。そのためには実際に想定している音が出せる指を作り、的確な命令を下す脳の回路をトレーニングしなければならないのです。」</p><br />

<table border="0" style="table-layout:fixed;border:solid 3px #ccccff;margin-bottom:20px;"><tr><td style="padding:10px;font-size:14px;">

● 藤澤先生の講座、先生から概要を説明　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_01hiroshimagaiyou.asx" target="_blank">WMV3.5MB</a>（2分9秒）<br /><br />

● 指を引き寄せる　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_03yubiwohikiyose.wmv" target="_blank">WMV962KB（34秒）</a><br /><br />

● 参加者からのビデオメッセージ　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_04videointerview.asx">WMV4.4MB</a>（2分39秒）</td></tr></table><br />

<h3>応用編　心から脳へ、そして指が作り出す音</h3>
<table border="0" style="table-layout:fixed;border:solid 3px #ccccff;margin-bottom:20px;"><tr><td style="padding:10px;font-size:14px;">
● まず１音、しっかりと音を出す　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_05ichion2.wmv" target="_blank">WMV1.4MB（50秒）</a><br /><br />

● 意識を持ってその命令を指に早く正しく伝えよう　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_08noukarate.asx">WMV1.7MB</a>（1分4秒）<br /><br />

● 音の明るさを調整するには　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_09otonoakarusa.asx">WMV3.4MB</a>（2分16秒）
</td></tr></table>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="m"></a>

<h3>2005年10月?マンハイム</h3>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_manheim01.jpg" style="float:right;margin-left:10px;">

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">◆前回（2003年）先生が訪れた際には基礎的な指の訓練を相当なさった、という事ですが今回はどのような内容ですか。</p>

<p>◇指導セミナーでさせて頂いたような四期の音の弾き分け、というのを講座中心に実践も含めて理解して頂こうと思います。前回はほとんどの時間を指の運動やトレーニングに費やしてしまいましたので、今度はより音楽に近寄ったアプローチを目指しました。ただ感覚ではなく頭で理解して頂くことも重要なのでスライドや、あと実際のピアノのアクションを持参してその動きも皆さんに見てもらうつもりです。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">◆近年日本の教育法、特に基礎から中級程度の緻密な指導法に注目しているヨーロッパ人も出て来た、という事ですがアイヒャー先生などはその代表ですね。</p>

<p>◇そうですね、最近ではご自身のレッスンでも以前より指の話を取り入れていらっしゃるようですから、参考にしてもらっているとすればうれしい事です。そもそもヨーロッパの人は体格が違いますから、日本人よりも多少無理な事をしても弾けてしまう、という部分もあります。一流になるにはそれではいけませんが、一流になる人はだいたい自然に出来ている人が多いわけで、それを手を取って出来るようにしてやる、というのはあんまりしてないようですね。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">◆お弟子さんの小佐野先生、中島先生、古賀先生、門馬先生がご一緒でにぎやかですね。</p>

<p>◇このメンバーと行動するのは本当に楽しいですよ。何日も顔を突き合わせている訳ですから気兼ねなくものが言える同士でないとお互いに疲れてしまいます。でも色々な面でサポートしてもらえるので助かります。</p>

<br />


<h3>2005年10月?マンハイム　Die Kunst des Klangs（音色の芸術）</h3>

<table border="0" width="244" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td>

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_kaijo.jpg" width="240" height="180"><br />会場へ向かう藤澤先生ご一行<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_eihye.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px;"><br />ペーター・アイヒャー先生<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_volpe.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px;"><br />ナポリ音楽院教授　パオラ・ヴォルペ先生<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_uehara_kazuko.jpg" width="240" height="180"><br />通訳をつとめて下さった上原和子先生。国立音大で藤澤先生に師事。現在はマンハイム音楽学校で教えている<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_manheim02.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px;"><br />自らデモンストレーションを受けるヤンデル先生<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200601fujisawa_manheim03.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px;"><br />舞台上にはるばる日本から送ったアクションをセッティング
</td></tr></table>

<p>　前回2003年にマンハイムを訪れた際には、音を奏でる手・指をどう創るか、という事にかなり重点をおいて実施した部分もあったとの事だが、今回は概要の説明と、より楽曲に沿って、それぞれの音楽が求める音を実際の楽曲の中で出していく事に力点が置かれていた。<br />
今回音が出る瞬間のピアノの動きを判りやすくするために、ピアノのアクションを実際にホールの中に展示して（かなり苦労して楽器メーカーから拝借し、輸送したとの事）なぜ藤澤先生が提唱する方法が有効であるか、それを視覚でも確認してもらう試みも実施した。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:16px">《進行》</p>
<p>8、9日の2日間にわたって午前・午後の部で、バロック・クラシック・ロマン・近現代のそれぞれについて、藤澤先生の講義、小佐野先生・中島先生によるデモンストレーション、希望者に対するデモ・レッスン、という流れで進んだ。客席には学生だけでなく、マンハイム音楽学校の先生方、中には小さい生徒さんを何名か引率して参加している方もいらした。小さいお子さんにはちょっと難しい内容だったかもしれないが、ぜひ生徒にも聞かせたい、という熱心さの現われだろう。<br />
ひと通りその時代の留意点、音作りのポイントなど、マンハイム音楽学校講師の上原和子先生のドイツ語通訳を通して説明が行われた。言葉だけよりも実際の音を、という事で中島先生、小佐野先生がバッハ、スカルラッティ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの有名な曲の一部でデモンストレーションを行った。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:16px">《現地の方の反応》</p>
<p>中島先生、小佐野先生のデモンストレーションでは「日本人は達者に弾くなあ」というように単に感心している様子であったが、皆さんに本当にを実感して頂けたのは、その後希望者に実際にピアノの前でデモンストレーションをしてもらってからではなかったか、と思う。会場にはマンハイム音楽学校キーボード専攻のヴェルナー・フレックマン先生、分校の校長先生でもあるトーマス・ヤンデル先生も来場されていて、この先生方も実際に生徒達のいる前で自らデモンストレーションを受けた。日本では指導者の方がこういう場に気軽に出て行くのは何となく難しい雰囲気が漂いがちだが、この先生方は非常に自然な感じでステージに上がって下さった。<br />
実際にデモンストレーションをして頂くと、さすがに指導者の方は音作りのポイントそのものだけでなく、この事が自分達の指導にとって如何に重要であるか、をも即座に理解された模様である。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:16px">《脱力！脱力！そして自分のイメージする音へ》</p>
<p>最初は音作り云々よりも、まず脱力が意外のほどに出来ていない場合が多く（日本人と体格が違うので、それでもある程度弾けてしまうらしい）むしろそちらに大車輪だった藤澤先生だったが、2日間続けて聴いてくれる人が多かったためか、2日目からはだんだんその時代特有の音、についての言及が出来るようになっていった。まだ17歳、というがびっくりするほど大きなフレデリック君（10度の和音など軽々、という手の大きさ！）など、ほぼ全講座積極的にステージに上がって熱心にレッスンを受けていた。（座っている彼と立っている藤澤先生の高さがほぼ同じ、というのは何とも微笑ましかった）講座の時間以外にもアイヒャー先生のお弟子さん同士、或いは今回イタリアのナポリから招かれたパオラ・ヴォルペ先生に同行した十代のお弟子さん同士で「こんな事をやったんだよ」などと教え合っているらしく、時間を経る毎に理解が早く、また深くなっていくように感じられた。</p><br />

<p>今回アイヒャー先生は主催者で各会場に気を配らなければならなかったり、またご家族にご病人がいらしたり、と公私共に大変な多忙を極め、藤澤先生の講座をじっくり見学する時間も無かったようだが、1日目の様子を少し見学された後、イレギュラーでご自分のお弟子さんのホープを2日目のデモンストレーションに寄越された。近々本番を控えた日本と韓国からの留学生で、本番への最後の仕上げをするにあたって彼女等の音により一層の確実さを求められたのだろう、と思われる。</p>

<p>最終日には関係者全員で打ち上げパーティを行ったが、藤澤先生のお孫さんよりもっともっと若い生徒達が次々と先生を囲んで記念撮影に興じていた。この小柄で高齢の日本人女性が彼らにもたらした数日間の素敵なマジック、それを彼らは東洋の神秘、と受け取ったのだろうか。いずれ彼らが弟子を教える年齢になった時、また改めて聞いてみたい気がする。（文責：正木　麻里子）</p><br />

<table border="0" style="table-layout:fixed;border:solid 3px #ccccff;margin-bottom:20px;"><tr><td style="padding:10px;font-size:14px;">
● この講座についての概要説明　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"><a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_10manheimgaiyou.asx">WMV7.2MB</a>（4分34秒）<br />

● バロックについての概要説明　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"> <a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_11baroque.asx" target="_blank">WMV5.1MB</a>（3分14秒）<br />

● クラシックについての概要説明　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"> <a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_12classic.asx">WMV2.2MB</a>（1分25秒）<br />

● フレデリック（17才）のレッスン風景　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"> <a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_14fredericlesson.asx">WMV2.2MB</a>（1分18秒）<span style="font-size:12px;">（見学しながら質問するフレックマン先生）</span><br />
● ロマンについての概要説明　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"> <a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_13romantic.asx">WMV3.8MB</a>（2分38秒）<br />

● 近現代についての概要説明　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"> <a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_15contemporary.asx">WMV4.1MB</a>（2分30秒）<br />

● まとめの言葉　<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0"> <a href="/report/03edc/class/videos/200601fujisawa_16manheimmatome.asx">WMV1MB</a>（39秒）</td></tr></table>




<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="prf"></a>
<h3>藤澤克江先生プロフィール</h3>

東京音楽学校（現東京藝術大学）ピアノ科卒業後、ドイツ・マンハイム音楽大学にて研鑚を積む。小倉末、レオ＝シロタ、Ｒ．ラウグス、Ｈ．ライグラフの各氏に師事。<br />
その後積極的な演奏活動を展開し、日本各地でリサイタルを開催する。<br />
また教育者としては、都留文科大学教授、国立音楽大学ピアノ科教授、熊本音楽短期大学ピアノ科客員教授として教鞭を執り、多くの優秀なピアニストや音楽教育者、研究者等を世に送り出すとともに、日本各地でピアノ教育者のためのゼミを開催し、ピアノ演奏のテクニックや教授法についての講演を行うなど、日本の音楽界・ピアノ教育界の発展に大きな貢献をしている。また、戦後日本の合唱の基礎を築いた第一人者でもある。<br />
１９９４年バーデン＝ビュルデンベルク音楽学校連盟よりマイスタークラスの講師として招聘され（於：ドイツ・マンハイム）、その長年の功績が国際的に評価された。<br />
現在、全日本ピアノ指導者協会（ＰＴＮＡ）監事、コンクール審査員として活躍。<br />
広くピアノ学習者及び教育者の育成に力を注いでいる。

]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>第２２回　江崎光世先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2005/04/01_7607.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2005:/report/03edc/class//40.7607</id>

    <published>2005-04-01T07:21:59Z</published>
    <updated>2009-01-14T07:56:04Z</updated>

    <summary>江崎先生の詳しいプロフィールはこちら 港ヨコハマの歴史と新しいベイエリアや活気溢...</summary>
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        <![CDATA[<table border="0" width="110" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td><div style="text-align: center;line-height:110%"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/ezaki_mitsuyo_s.jpg" width="80" height="96"></div>江崎先生の詳しいプロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/koshi/esaki_mitsuyo.html">こちら</a></td></tr></table>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">港ヨコハマの歴史と新しいベイエリアや活気溢れる中華街。こんなおしゃれな街から電車で１０分ほどの静かな住宅地に江崎先生のお宅はあります。<br />
日当たりのいいお庭には、先生のご主人様が丹精込めて育てた四季折々の花が咲き誇ります。今日も江崎先生の妥協を許さぬ精神で、音楽性とテクニックを鍛えぬく熱心なレッスンが始まります。</p>

<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．楽しいソルフェージュクラス</a>／
<a href="#2">2．ピアノ以外の道を選んで（卒業生に聞く）</a><br />
<a href="#3">3．先生クローズアップ</a>／
<a href="#4">4．ピアノを長く続けてほしい</a></div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>
<h3>1．楽しいソルフェージュクラス</h3>
<table border="0" width="240" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki4.jpg" width="240" height="180"><br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki5.jpg" width="240" height="180"><br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki6.jpg" width="240" height="180"><br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki7.jpg" width="240" height="180"></td></tr></table>

<p>2005年1月27日、江崎先生ソルフェージュクラスのグループレッスンを取材しました。小２?中１までの８人の子供たちが楽しくて力のつくソルフェージュレッスンを受けていました。<br />
綿密なプログラムが立てられたレッスンは、テンポ良く進みあっという間の1時間です。実際のピアノのレッスンで学んでいる事をソルフェージュと結びつけた総合学習です。実際のレッスン風景を、ビデオで見てみましょう。</p>


<table border="0" style="border:solid 3px #ccccff;margin-bottom:20px;width:380px"><tr><td style="padding:10px;">
<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">1．2人で伴奏。他の子は指揮をしながら歌う。<br />
テキスト：きれいにうたいましょう　ソルフェージュ1（ヤマハ）<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki01.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(39秒</a></div>

<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">2．先生に言われたコードネームを鍵盤で弾く。その和音の解決を捜す。V7→<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki02.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(2分28秒）</a></div>

<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">3．先生の演奏を聞いて調性を当てる。</div>

<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">4．異名同音について。音階を書いたり、ドイツ音名で言う。ここは、先生としては生徒がパパッと言えるようになって欲しい所！<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki03.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(1分37秒）</a></div>

<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">5．先生の弾いた和音を聴いてコードネームで答える。和音の解決を口で言う。VとV7の違い。和音の性格の違い。<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki04.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(1分34秒）</a></div>

<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">6．和音の持つイメージを自由に語る。<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki05.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(2分07秒）</a></div>

<div style="font-size:14px;margin-bottom:10px;">7．カードを見て、調を当てる。カデンツ、コードネームで答える。<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki06.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(2分22秒）</a></div>

<div style="font-size:14px;">8．白熱する子供達の手作りのカード取り。<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/200504esaki07.wmv"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="15" height="15" border="0" hspace="3">WMV384K(1分02秒）</div> 
</td></tr></table>


<div class="hp">
<p style="text-align:center">ソルフェージュで培った力で生徒さん自身でアナリーゼした楽譜</p>
<div style="text-align:center">
<table>
<td style="vertical-align:bottom;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki_shiryo3.jpg" width="240" height="125" hspace="3"></td>
<td style="vertical-align:bottom;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki_shiryo2.jpg" width="240" hspace="3"></td></tr>
<tr>
<td style="vertical-align:bottom;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki_shiryo4.jpg" width="240" height="208"hspace="3"></td>
<td style="vertical-align:bottom;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki_shiryo1.jpg" width="240" height="142" hspace="3">
</td></tr></table>
<br />
</div>
</div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>
<h3>2．ピアノ以外の道を選んで（卒業生に聞く）</h3> 
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki11.jpg" width="240" height="180" style="float:right;margin-left:10px;">

<p>「ピアノを教えることは人を育てること。そして自分が進む人生をしっかり歩んで欲しい」そう願って長年人間教育をテーマにレッスンを行ってきた江崎先生。<br />
今回は、多くの門下生の中でも特にピアノ以外の道へ進まれた方に　その後の様子と青春の日々を振り返っていただきました。</p>

<p>※アンケートにご協力いただいた方々（敬称略）<br />
秋山知子、岡本智恵子、木村康子、野村由紀、松崎敦子、松本みどり、矢島明子</p><br />


<p style="color:#0066cc;">1．ピアノを習っていて楽しかったことは？</p>

<p>
─ レッスンに行った時に会える友人とのお喋りは楽しみでした。<br />
?先生、仲間、家族と真剣にコミュニケイトできた事です。また、コンクールやコンサートで大勢の人の前で演奏できた事は楽しかったです。先生のレッスンはその当時は厳しかったこともあったのかもしれないけれど、今思うと楽しかったことばかり。また、ピアノを弾いてみたくなりました。<br />
?まだ豊かでなかった子供時代、クリスマス会や勉強会は本当に楽しかった思い出です。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">2．ピアノを学んで人生のプラスになったことは？</p>

<p>
─ 道を極める厳しさ、何かを学ぶ時は妥協してはならない事を学びました。<br />
─ 集中力がついたことです。音楽に限らず、芸術的に素敵なものに惹かれるようになりました。<br />
─ 何事もコツコツやり続けると大切なものが見えてくるということを学びました。<br />
─ コンクールや発表会を通じて、人前に立つ度胸がつきました。<br />
─ 持続する力がついたと思います。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">3．ピアノを習っていて悩んだことは？</p>

<p>
─ 高校２,３年生の頃「自分の実力では音楽の道へ進むのは無理かも。向いていないかも」と感じていたが、それを自分で認めることも、周囲に言うことも出来ず、進路の選択で悩みました。<br />
─ 自分には音楽の才能が無いのではと悩んだこともあります。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">4．ピアノの道に進まなかった理由</p>
<p>
─ 自分の才能を見極めた為です。音大に進学できても、その先音楽家として成功する自信が無かったからです。<br />
─ ピアノは趣味で、好きな時好きなように弾きたかったからです。<br />
─ ピアノを弾くことを職業にするには、仕事の場が少ないと思ったからです。<br />
─ 他の学問も学びたかったからです。<br />
─ やりたいこととの両立ができなかったからです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">5．江崎先生を一言で言うとどんな先生ですか？</p>

<p>
─ 行動するマリア様、私が生きていく上での指針<br />
─ ピアノの先生というより人生の先生<br />
─ パイオニア<br />
─ お世話になった方々の中でも別格の存在。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">6．後輩たちに伝えたいことは？</p>
<p>
─ 努力した分、自分に返って来ます。<br />
─ 挫折は失敗でも落第でもない、曲がり角にすぎないということです。また、自分の能力を社会に役立てることが「社会人」ということ。ピアノ学習者は、ピアノを通じて社会にどう貢献していけるのかという事を意識してピアノを学んで欲しいと思います。ただ親のスネをかじっているだけでは、「社会の寄生虫」になってしまうから。ピアノは自発的に弾いて欲しいです。「弾かされている」と思ったときは、一度立ち止まる勇気をもって欲しいと思います。<br />
─ 長い人生の中で集中してひとつの事を勉強する機会が持てた事は本当に幸せです。ただ、私が学生の時に気が付かなかったことは、音楽の道は音大に進みピアノの先生になることが全てではないという事です。</p>

<div class="hp">
<div class="curve-01"><div class="curve-head"><div></div></div><div style="font-size:14px;margin:0px 10px">
<span style="color:#0066cc;">江崎</span>・・ 親が結果の出るコンクールにはまってしまって、私のコントロールが効かなくなりピアノから離れてしまった子、他の才能を伸ばしていった子、さまざまな生徒がいます。
でもピアノをやめても"頑張ってきたこと"は無駄ではない事、そして、その時わからなくてもいつかわかる時が来るだろうと信じ、願ってここまでやってきました。<br />
ですから、門下生達が自分で見つけた道で活躍している話を聞くと本当に嬉しいのです。<br />
また、発表会やあゆみ会コンサートでは、昔の仲間が集まり元気な顔を見せてくれることも楽しみにしています。<br />
他の道に進んだ子は、特にユニークな活動ぶりを発揮しているようです。頼もしいですね。
</div><div class="curve-bottom"><div></div></div></div>
</div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>

<h3>3．先生クローズアップ</h3>
<table style="float:right;margin-left:10px;" border="0" width="244"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki12.jpg" width="240" height="180" style="margin-bvottom:10px;"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki9.jpg" width="240" height="180"></td></tr></table>

<p>江崎先生ご自身に、一問一答でいろいろな質問をさせていただきました。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">１. 好きなこと</p> 
<p>勉強と前向きな姿勢。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">２. 先生の好きな語録集より</p>
<p>【相田みつを語録より】<br />
・ アノネ　がんばらなくてもいいからさ　具体的に動く事だね<br />
・ そんかとくか　人間のものさし　うそかまことか　佛さまのものさし<br />
・ 体験して　はじめて　身につくんだなあ<br />
・ 古いものを出さなければ　あたらしいものは入らない<br />
・ 一生燃焼　一生感動　一生不悟</p>
<p>【シューマンの座右の銘】<br />
・耳を養う事が、一番大切です。早くから調性と音を知るように心掛けなさい。<br />
・やさしい曲を上手に美しく弾くように努力しなさい。難しい曲をいい加減に弾くよりずっとましです。<br />
・あなたの弾こうとしている曲を　指だけでなくピアノなしにも口ずさめるようにならなくてはいけません。想像力を研ぎ澄まして、曲の旋律だけでなく、その旋律に属する和音も一緒に記憶するように。<br />
・二重奏、三重奏など。他の人と一緒に演奏することのできる機会を逃さないようになさい。それは、貴女の演奏を流暢に活発にしてくれます。時々歌い手の伴奏もやりなさい。<br />
・学ぶ事に終わりはありません。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">３. 尊敬する人</p>
<p>シュバイツァー</p><br />

<p style="color:#0066cc;">４. 嫌いなこと </p>
<p>責任感の無い事。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">５. 健康の秘訣</p>
<p>黄色の信号を見落とさずによく眠る事。<br />
自分の体の癖を知り、自然治癒力を信じること。<br />
たいていの病気は、自分でコントロールして病院へ行かずに治します。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">６. 好きな作曲家・作家 </p>
<p>シフの演奏するバッハは好きです。曲によって好きな演奏家は異なりますが、モーツアルトは癒されますね。<br />
常に読んでいるのは、野口晴哉の整体の本です。</p>
<p>※野口晴哉（１９１１?１９７６）<br />
野口整体を編み出し、整体協会を設立。自分の体癖を知ることによって、自立能力を活性化し、薬に頼らない健康生活を提唱。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">７．これから取り組みたいこと</p>
<p>楽譜を音にするだけのレッスンでは、音楽離れに繋がるのではと危惧しています。本当の音楽の楽しみ方を提案していきたいですね。<br />
でも、ただ楽しくするのではなく、私のやり方は「苦痛を伴いながらも光の見える学び方」です。<br />
新しいアイデアとしては「アミューズピアノアンサンブル」別名おばさんアンサンブルです。なんて言ったら怒られちゃうかな？<br />
老後に長く楽しめるピアノとの関わりあい方に取り組みます。</p><br />

<table border="0" style="border:solid 3px #ccccff;margin-bottom:20px;"><tr><td style="padding:10px;font-size:90%;">

<p style="color:#0066cc;">江崎光世先生　最近の活動から</p>

<p style="font-size:14px;">○ 最新のピティナ会報から<br /> 
★Our Music 247号：特集１「表現力を高めるエチュードレッスン」<br />
私はエチュードをこう考える?技術とは、総合学習で得られるもの</p>

<p style="font-size:14px;">★Our Music 248号：特集１「編曲で広がるレッスンの可能性」<br />
ピアノ指導者と作曲家のコラボレーションがもたらすもの</p>

<p style="font-size:14px;">★Our Music 251号：巻末特集「課題曲アドバイス」<br />
ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー</p><br />


<p style="font-size:14px;">○今後の主な予定</p>

<p style="font-size:14px;">★ピティナ・ピアノステップアドバイザー</p>

<p style="font-size:14px;">
10/10（月） 岐阜<br />
10/16（日） 鯖江<br />
11/3（木）　掛川<br />
11/13（日） 犬山<br />
12/4（日）　川越12月</p>


<p style="font-size:14px;">○江崎光世先生監修「ピアノ学習者のための室内楽導入シリーズ」</p>

<p style="font-size:14px;">ピアノ学習者のための室内楽導入シリーズ Vol.1（編曲●小山和彦）<br />　
＜収録曲＞<br />
シューマン◎楽しき農夫<br />
シューマン◎勇敢な騎士<br />
チャイコフスキー◎甘い夢<br />
チャイコフスキー◎フランスの古い歌</p>

<p style="font-size:14px;">ピアノ学習者のための室内楽導入シリーズVol.2（編曲●轟千尋）<br />
＜収録曲＞<br />
ブルグミュラー◎牧歌<br />
ブルグミュラー◎小さな嘆き<br />
ブルグミュラー◎天使の声<br />
テュルク◎アリエッタ</p>
</td></tr></table>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>


<h3>4．ピアノを長く続けてほしい</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki8.jpg" width="240" height="180" style="float:right;margin-left:10px;">
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?ピアノを学ぶ子供たちにメッセージをお願いします。</p>
<p>真剣にきちんとお稽古に取り組んで、しっかり基礎を身につけて下さいね。そうすれば、途中で怠けても休んでも大丈夫。中断することを恐れることはありません。<br />
むしろ、ピアノ以外の栄養を体に取り組んで、いつでもピアノに戻っていらっしゃい。長く続けていれば、必ず良いことがありますよ。<br />
人生は長いのです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">◆とっておき！</p>
<table boreder="0" width="244" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td class="t2h1"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki2.jpg" width="240" height="180"><br />２人の妹さんと江崎先生（ピアノ）42年前の写真</td></tr></table>
<p>[江崎先生の妹さんのコメント]<br />
小さい頃はいつも姉がミニコンサートや発表会で私たちの伴奏をしてくれていました。１度だけ姉以外の人に伴奏してもらった時、姉がいかに私たちに呼吸をあわせてくれていたかを知って、びっくりしたんですよ。<br />
だから、音大でもよく先生方に頼まれて伴奏していましたね。<br />
また、常に１０年先を見て物事を考えるところを尊敬しています。<br />
（江口邦子先生　ヴァイオリン）</p>

<div class="hp" style="margin-bottom:20px;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki1.jpg" width="240" height="180" style="float:left;margin-right:10px;">
<p>[江崎先生ご主人のコメント]<br />
ママさんは、素晴しい奥さんで素晴しい先生です。ワッハッハ<br />
（江崎孝三郎氏　元大阪府立大教授）</p>
<br />
</div>

<h2>インタビューを終えて</h2>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200504esaki3.jpg" width="240" height="180" style="float:right;margin-left:10px;"> 
<p style="font-size:14px;">　この日は、江崎先生のご主人様の７０歳のお誕生日でした。<br />
　江崎先生は、ピアノ指導者として第一線で活躍されていますが、とても家庭的な先生です。昔は（３０年位前）レッスンに伺った時に、先生手作りのミルクの香りのする素朴なクッキー、ちょっと固いけれど最高においしいバターロール、先生お得意のチーズケーキやドウから仕上げたピッツァなどをご馳走になるのが楽しみでした。レッスンで、怒られてしゃくり上げながらも口に入れた手作りの味は懐かしく甘酸っぱい思い出で胸が一杯になります。<br />
　そして、レッスンの後私達は、洗濯物をたたんだり、掃除機をかけたり、お米を研いだり小さなお手伝いです。レッスンから開放されて先生の役に立てる喜びでうってかわって生き生きと働きます。<br />
　また先生宅に泊まり込んで連弾の特訓を受けたり、BFや婚約者を連れて行ってご馳走になったり、先生はいつも母親のように私たちを受け入れて下さいました。この夜は喜多村知子先生と川崎みゆき先生からは素敵なマフラーのプレゼント。私たちの即興のハッピーバースデー連弾、そして夫達も加わって手料理で暖かくお祝いしました。</p>

<p style="text-align:right;font-size:14px;">（取材：<a href="http://blog.goo.ne.jp/rie3612" target="_blank">青木理恵</a>、協力：沼田はるみ）</p>]]>
        
    </content>
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    <title>第２１回　渡部由記子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2005/03/01_7608.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2005:/report/03edc/class//40.7608</id>

    <published>2005-03-01T07:56:44Z</published>
    <updated>2009-01-14T08:28:07Z</updated>

    <summary>渡部先生の詳しいプロフィールはこちら ムジカノーヴァにとりあげられたこともある「...</summary>
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        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<table style="float:right;margin-left:15px;"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_watanabe01.jpg"><br />渡部先生の詳しいプロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/koshi/watanabe_yukiko.html">こちら</a></td></tr></table>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">ムジカノーヴァにとりあげられたこともある「心ときめく夢の世界」の渡部由記子先生のレッスン室は、千葉県市川市、地下鉄東西線行徳駅から徒歩７?８分のマンションにあります。毎年コンペティションで素晴らしい実績を出し、ステップステーションの主宰、指導者の指導など積極的に活動されるヴァイタリティを追い、レッスン室でどんな指導が行われているのか、取材にお邪魔しました。</p>


<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．自分の翼で羽ばたける人に</a>／
<a href="#2">2．上達レッスンの秘訣は基礎の積み重ね</a><br />
<a href="#3">3．先生クローズアップ</a>／
<a href="#4">4．ステップに託す思い</a>／
<a href="#5">5．最後に~「夢はかなう」と信じること</a>
</div>


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>
<h3>１．自分の翼で羽ばたける人に</h3>

<table width="244" border="0" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_happpyo2.jpg" width="240" height="130"><br />王子ホールで2/13に行われた教室の発表会は大盛況幼稚園から指導者まで各世代が共演した<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_happyo01.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px;"><br />発表会には、飛行機や新幹線で遠く鹿児島・京都・長野・岩手からもお客様がかけつけた。<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_takuto_karen02.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px;"><br />舞台裏にて小島卓人君・かれんちゃん兄妹2人のレッスンビデオは<a href="#2">その２</a>へ！</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?今日は先生の熱のこもったレッスンに圧倒されました。渡部先生というとやはりコンペティションの指導のイメージが強いのですが、まずは、コンペという場をどのように捉えていらっしゃるのでしょうか？</p>
<p>渡部：まず、ピアノ指導ということでは、１つの曲を半年という長い期間をかけてじっくり勉強できる非常に貴重な機会と考えております。ふだんのレッスンでは、１つの曲を半年掘り下げて勉強するということは、時間の都合から、なかなかできるものではありません。けれども、コンペティションを利用しますと、４つの時代の作品を、深く掘り下げて勉強することができますので、曲の表面のことだけでないさまざまな事柄を教えることができます。</p>

<p>そして、そのことで生徒たちに大きな自信を持ってもらいたいと思っております。ピアノが上手になること、コンペティションで素晴らしい成績を残してくれることももちろんうれしいですが、それとは別に、生徒たちには、「自分の翼で羽ばたける人間」になってほしいと強く願っています。自分の人生を自分で切り開いていくためには自信が必要です。コンクールを通じて、その自信を身につけてほしいという思いで指導しております。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?指導するうえでのポイントは？</p>

<p>渡部：たくさんありますけれど、１つ挙げれば、特に小さなお子さんたちを指導するときには、親御さんにもいっしょに色々勉強していただくということでしょうか。親が変わらなければ子供は変わりませんし、ピティナのコンクールやステップを通じて、お子さんと一緒に、親御さんにも、今まで以上に、子供との関わり方や、人生に対し、自信を持って頂きたいと思っています。その意味で、ピティナに参加して頑張ったというのは、成長したという自信の裏付けになりますね。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 指導するうえでどんなことに気をつけていらっしゃいますか？</p> 

<p>渡部：これは私自身のプロフィールから来ていると思うのですが、私は小学校３年生からピアノを始めまして、周りのお友達に比べて遅くからのスタートだったものですから、「どうしたら上手く弾けるようになるか」をよく考えながら練習したおぼえがあります。<br />
苦労した分、「弾けない」ということがどういうことなのかをよく分かっているつもりですし、どうしたらそれを克服できるのかをじっくり考える姿勢が身についているのだと思います。</p>

<p>それから、子供たちがこの年齢でこれだけの作品を弾くことに、まずは「すごい！」という感動を持って接してあげることですね。これも、私自身のそのような経歴から来ていると思います。</p><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>


<h3>２．上達レッスンの秘訣は基礎の積み重ね</h3>

<p>取材当日は小島卓人（たくと）君（小２）、かれんちゃん（年長）兄妹のレッスンにお邪魔しました。この日は、発表会が10日後に迫り、最終段階のレッスンです。</p><br />


<table width="244" border="0" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_watanabe_karen01.jpg" width="240" height="180"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_watanabe_karen02.jpg" width="240" height="180" style="margin-top:10px"></td></tr></table>
まずは、妹のかれんちゃんからです。 </p> 
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="3"><b><span style="color:#0066cc;">レッスン風景ビデオを見る</span></b>　<a href="/report/03edc/class/videos/watanabe_lesson1.asx">WMV (7分54秒)</a></p>

<p>レッスンの始めには、発表会と同じようにお辞儀から始まり、最後まで通して弾きます(アンサンブルピアノに録音)。 その間に先生は、先生用に用意されてある楽譜に注意点を記入します。そして、レッスンでは、その注意点を１つずつ丁寧に指導していきます。</p> 
<p>
まずは、曲の第一音が少し硬いので、弾いたらすぐ手首をおこして脱力の練習。「遠くまで伸びやかに飛ばして、楽に楽に！」と先生の声。先生の腕のうえにかれんちゃんが指をのせ、鍵盤を弾くように先生の腕を押して、力がすぐに抜けているかを確認します。(ぐっと押された指が、脱力すると元に戻っているのを、先生は腕で、かれんちゃんは目で確認をします) それを今度は鍵盤で音にしてみます。先生が弾いてはかれんちゃんが弾く。何度も何度も弾いて先生の音に近づけます。</p>

<p>左手の２音の、アーティキュレーションスラーの練習。<br />
最初の音は、手首を下から上におこして充分に響かせて、２音目につなげます。和音の上の音「ソ♯~ソ、ファ♯~ファ」とまずは歌ってみて、そして今度は歌いながら弾いてみます。それがうまくいったら右手を合わせます。</p>

<p>右手の流れの練習（1小節目と2小節目の間があきすぎて切れてしまう）でも、 まず声を出して先生と歌ってみます。それから歌いながら弾いてみます。今度は先生のお手本を聴いて弾いてみます。また声だけ出してみます。それをくりかえして練習します。</p>

<p>先生のレッスンでは、イメージを描いての練習が重視されます。
「海の上で、ゆったり浮いている感じ」「ここはかれんちゃん、海草がゆらゆら、そしてきれいなお魚が泳いでいる感じ。」などイメージを膨らませるようなメッセージ、それに合わせてかれんちゃんもイメージを描きながら弾きます。</p>

<p>このように一箇所一箇所、丁寧に何度も何度も弾いては、その音を確認していくレッスンでした。</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>

<h3>３．指導者のための指導~指導者検定の利用</h3>

<p>渡部先生の重要な活動のひとつに、指導者の先生方のレッスンを数多くなさっていることがあります。</p>

<p>特にピティナの指導者検定を受ける先生が多く、今まで8名の先生がすでに上級まで合格しています（初級~上級の全級合格者はピティナ全体でも37名）。また20名の方が今も受験しています。今回は、その中から12名の先生方にお集まりいただきました。 上級まですべて終わり、インターンを経験された先生方、すでにステップ・アドバイザーとして活躍されている先生、現在も受験中の先生方は、全員が日比谷スタインウェイ関東ステーションのスタッフでもあります。</p><br />
<table border="0" width="304" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;padding-bottom:10px"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_syugou.jpg" width="300" height="225"><br />取材に集まってくださった先生方　渡部先生を囲んで
</td>
</tr>
<tr>
<td style="border:solid 1px #ccccff;padding:10px;">
<div style="text-align:center;font-size:14px;">◆取材にお集まりくださった先生方◆</div>
◎大友ちひろ、太田留里子、金田理恵子、久保真理子、三水ひろみ、土持恵理美、谷智代、日向寺明子、前原佐百合、松永由里、水崎知美、遠藤操　（以上、五十音順/敬称略）
</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?指導者検定を受験したきっかけは？</p>
<p>・渡部先生から勧められて。<br />
・学校を出てから何年もたち、自己流ではいけないと思って。<br />
・自分自身への挑戦。レベルアップを目指して！<br />
・いろいろ調べて内容が充実しているピティナの指導者検定が一番勉強になると思って。(演奏実技、初見視奏、セミナー、音楽通論、音楽史、ディスカッション、指導実技)<br />
・スタインウェイ関東ステーションの先生が何人も受けていたので、刺激を受けて。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 受験してよかったことは？</p> 
<p>・音楽史、楽典なども再確認できた事で、生徒のレッスンに活かせた。<br />
・音楽史では、時代の背景なども勉強し、いろいろな音楽を聴いて耳貯金が出来た。<br />
・普段あまり見る事がない、他の先生方の指導実技を見学できて、とても勉強になった。<br />
・日常生活では出会わない、頑張る自分に出会った。また、緊張する自分に驚いた。<br />
・コンペの審査員の先生方が何人も聴いてくださり、コメントをいただけた。<br />
合格しなかった時も、先生方の励ましのコメントを譜面台において頑張った。<br />
・いっしょに受けている先生方との交流、昼食を食べながら、情報交換や勉強をした。<br />
地方からこの試験のために上京されている方も多く、とても刺激になった。<br />
・ピアノの先生の資格として、ひとつの基準になると思った。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 指導者検定への要望は？</p> 

<p>・音楽通論、音楽史、新たに加わる、和声、樂曲分析などの講座を是非やって欲しい。（渡部先生の所に集まる先生方は皆、勉強熱心！）</p><br /> 

<p>お集まりいただいた先生方からは、「後回しでいいと思っていましたが、先生に背中を押していただきました」　「先生のお蔭で、前向き、肯定的になれました」といった、渡部先生への感謝やエピソードが次々に飛び出しました。</p>


<p>かくいう私自身も、渡部先生に背中を押して頂いた一人です。2001年4月のことでした。8月に受けるつもりで、渡部先生のレッスンに伺っていました。ちょうどその日が5月の検定の締切日でした。先生はレッスンが終わると、「5月に受けましょう。今日これから本部まで申し込みに行ってらして！」とおっしゃられて...。その渡部先生のパワーに励まされて、５月に初級、８月には中級、翌年10月には上級を終え、お蔭様で２回のインターンも終了する事が出来ました。</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>

<h3>４．ステップに託す思い</h3>
<p>渡部先生が代表をつとめるスタインウェイ関東ステーションでは、年２回、6月と11月にステップを開催しており、渡部先生のアドバイスがいただけるということもあって、毎回定員を超えるお申込が殺到しています。渡部先生がステップに携わることになった経緯を伺いました。</p><br />


<table border="0" style="float:right;margin-left:10px;" width="284"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_hibiya01.jpg" width="280" height="210" style="margin-top:10px;"><br />11月の日比谷ステップからにこやかに実年の方々にインタビュー<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_staff.jpg" width="280" height="200" style="margin-top:10px;"><br />渡部先生とステーションの先生方の細やかな気配りが行き届く日比谷ステップ<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_hibiya02.jpg" width="280" height="220" style="margin-top:10px;"><br />講評でも一人ひとりに優しく語りかける</span><br /><br />
<a href="http://www.piano.or.jp/blog/stepnews/2004/11/2200_2004112021_11.html" target="_blank">日比谷11月ステップ・レポート</a><br />(2004年11月21日）
</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ ステップにはどのように関わり始められたのでしょうか？</p> 

<p><b>渡部</b>：最初は、アドバイザーやステップ実行委員をさせていただいておりました。その後、ステーションの代表をさせていただくようになりました。</p>

<p>初めてアドバイザーに伺ったのは熊谷地区で、よく覚えております。70代のご婦人が、ショパンのノクターンを弾かれました。少女時代から憧れていらした曲に5年前から挑戦されて、1週間に1小節ずつ練習していったというコメントでした。</p>

<p>最初、音があまり聞こえてこないので、どうしたのかな？と思って拝見しますと、鍵盤に置いた手が震えていらっしゃり、ところどころ楽譜を見たり、止まったりしながらの演奏だったのです。けれども、そこから紡ぎ出される音楽を通じて、その方の人生が見えてくるようで、聴いていて涙が止まりませんでした。その演奏を聴いて、私もこんな素敵なピアノというものをやってきて本当によかったと改めて思いましたし、ステップっていいものだな、と感じました。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ ステーションを開設されたきっかけは？ </p>
<p><b>渡部</b>：本部で運営していらしたスタインウェイでのステップを、ステーションとしてやってみませんか、とお誘いいただいたのがきっかけです。最初は、私のところに習いに来てくださっている指導者の方々や、私の講座によくいらしてくださる先生方に「すごく楽しそうなことがあるので、一緒にやってみませんか？」とお声をかけました。今では、32名の先生方が、スタッフとして活躍してくださっています。</p>

<p>スタッフの先生方が、「ステーションのメンバーとして活動できて本当によかった」 「同じピアノ指導者としての仲間ができて、勉強会や食事会などがとても楽しい」と仰ってくださるので、ステーションを始めて本当によかったと嬉しい気持ちで一杯です。</p>

<p>今後も、ご参加くださった方々に「日比谷で受けてよかったな」 「また受けてみよう」と思っていただくステップになるように運営していきたいですね。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px">─ 夏はコンペや受験を目指す若い生徒さん中心に、秋は実年の方々に素敵なステージを、という性格付けも、日比谷ステップの特徴ですね。 </p>

<p><b>渡部</b>：以前から、ステーションのスタッフの生徒さんで、実年の方が出てくださっていたことはあったのですが、テーマとして「大人のステージ」を打ち出したのは、昨秋が初めてです。</p>

<p>私自身、音を楽しむ気持ちが伝わってくる、実年の方々のピアノがとても好きです。全国各地のステップにも伺いますが、毎回実年の方々の演奏を聞かせていただくのを楽しみにしています。</p>

<p>日比谷でも、実年の方々に、もっと参加していただきたいと思い、ステーションのスタッフの先生方にもお声をかけて、秋は「大人のステージ」ということでお知らせしました。</p>

<p>夏はコンペや受験を目指す生徒さんたちに、すぐに役立つようなコメントを一生懸命書かせていただき、秋は「音を楽しむ」実年の方々にもたくさん集まって楽しく弾いていただくという、今の形を続けていきたいですね。</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="5"></a>
<h3>５．最後に~「夢はかなう」と信じること</h3>

<table border="0" width="274" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_watanabe02.jpg" width="270" height="203"><br />レッスン室で、 静かに、けれど熱く思いを語ってくださった</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生がピアノの指導を続けてきて得られたものは何でしょうか？</p> 

<p><b>渡部</b>：「夢は必ずかなう」ということでしょうか。前向きに物を考え、強い思いを持って一生懸命やっていけば、いつか必ず夢はかなう...そのことを実感いたしました。</p>

<p>私も、生徒がコンペティションに参加しはじめた当初は、「夢は必ずかなう」という法則は、若い生徒さんにしか当てはまらないのかと思っていました。けれども、指導者検定で頑張る先生方やステップでお弾きになる実年の方々の姿を拝見して、「夢は必ずかなう」という法則は年齢にかかわらず当てはまるものだと実感しました。</p>

<p>たとえば、「うちの子はダメなんです」と仰る親御さんや、「私が指導者検定なんて、とんでもないです」という指導者の方がいらっしゃいますけれど、「そんなことないんですよ。強く思えば、夢はかなうんです」と申し上げております。私のところにいらしてくださった皆さんに、これからもそのことを伝えていきたいですね。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?今日はありがとうございました。</p><br />

<table border="0" style="border:solid 1px #ccffff;margin-bottom:20px;">
<tr><td style="font-size:90%;text-align:center;padding:10px;">
<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">◇ 渡部由記子先生　今後の予定 ◇</p>

<p>● ステップ日比谷6月地区、参加者募集中 ●<br />
<a href="http://www.piano.or.jp/fmftp/step_schedule/">詳細は、ステップ地区情報のページへ</a></p>

<p>● コンペティション課題曲講座＆レッスン ●<br />
<a href="http://www.piano.or.jp/blog/seminarnews/">詳細は、課題曲関連講座のページへ</a><br />
<span>日比谷、船橋、長浜、堺で説明会・レッスンを開催。</span></p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">◇ 渡部由記子先生ホームページ開設 ◇</p>

<p>渡部由記子WEBSITE　：　
<a href="http://www.yukiko-w.com/">http://www.yukiko-w.com/</a></p>
</td></tr></table>

<h2>~編集後記~</h2>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200503watanabe_watanabe_endo.jpg" width="150" height="200" style="float:right;margin-left:10px;">
<p style="font-size:14px">10年ほど前、私がピティナを知らなかった時、楽譜売り場で見つけた「ピティナ・ピアノコンペティションの参加要項」。開いてみると、北は北海道から、南は沖縄までの開催地区、そして細かく区分された課題曲、褒賞金の額。これらを見て「全日本ピアノ指導者協会、これは一流のピアニストを育てる、恐ろしげなピアノの先生の集団かもしれない、やめておこう...」とそのままもとの棚に戻しました(笑)。その私が今、渡部先生の取材をして、こうして編集後記を書いている・・・出会いとは不思議なものです。</p>

<p style="font-size:14px">棚に思わず戻した「参加要項」を翌年また見つけて、もう買わずにはいられなくなっていたところから始まりました。そして知人の紹介で、渡部先生との出会いがありました。</p>

<p style="font-size:14px">渡部先生はいつも、「大丈夫！　今起こっていることは、それが起こるべきしてあるもので、それが一番ベストな状態であること。そうなるためにあるのだから...」と背中を押して下さいました。そのお声がいつも頭の中に残り響いてきて、私は暗示にかかったように目標に向かって激走しています（現在進行形です！）「魔法のレッスン」の魔法に一番にかかったのは、私かもしれません。
</p>
<p style="font-size:14px">そして「恐ろしげなピアノの先生の集団？」と思ったピティナは、ピアノ学習者にとっても、指導者にとっても多いに学ぶ事の出来る素晴らしいところです。自分自身のアンテナを高く張っておけば、いろいろな先生方の講座、セミナーなどで、多方面の勉強が出来ます。生徒さんたちも、コンペ、ステップなどで沢山の事を吸収できます。この「ピティナ」との出会い、そして渡部先生との出会い、ステーションの先生方、さまざまな講座などで知り合った同志の先生方、そして生徒さんとの出会いに感謝しております。</p>

<p style="font-size:14px">今回の取材では、ご協力いただきました小島さんの、一生懸命に頑張る姿に感動しました。そしてお忙しい中お集まり下さいました先生方、渡部先生、ピティナの加藤さん、ありがとうございました。</p>


<p style="font-size:14px;text-align:right;">【取材・文　<a href="http://www.geocities.jp/music_misao/index.html">遠藤　操</a>】</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第２０回　庄司美知子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2004/12/01_7609.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2004:/report/03edc/class//40.7609</id>

    <published>2004-12-01T08:28:44Z</published>
    <updated>2009-01-14T09:01:13Z</updated>

    <summary>庄司先生の詳しいプロフィールはこちら 杜の都・仙台は今、新プロ野球団歓迎ムードで...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<table border="0" width="200" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji_shouji.jpg" width="196" height="149" hspace="20"><br />庄司先生の詳しいプロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/koshi/shoji_michiko.html">こちら</a></td></tr></table>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">杜の都・仙台は今、新プロ野球団歓迎ムードで盛り上がっています。<br />
ＪＲ仙台駅から徒歩で5分ほどのところに庄司美知子先生のご自宅があります。先生の下で研鑚を積んだ門下生の皆さんは、毎日学生音楽コンクール、カワイ音楽コンクール、PTNAピアノコンペティション等を始めとする多くの国内コンクールで優勝、入賞を果たしており、また、仙台国際音楽コンクールへの出場やイタリアのベッリーニ国際コンクールでの入賞等、世界の舞台においても活躍し、注目されています。PTNAコンペティションの審査員としてもご活躍ですが、ここ数年は海外の講習会にも講師として招かれ大活躍。地元の仙台で指導を始めて30年。その魅力的なレッスンにたくさんの生徒達が東北各地から集まってきます。先生のお宅にお邪魔してレッスンを拝見しました。</p><div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．国境を越えたレッスン</a>／
<a href="#2">2．海外の講習会に参加して?生徒達の声? </a><br />
<a href="#3">3．毎日のレッスン~庄司先生が大好き！</a>／
<a href="#4">4．門下生のつながり~みちの会について</a><br />
<a href="#5">5．仙台から世界へ~仙台国際音楽コンクール?門下生の活躍</a>／
<a href="#6">6．最期に</a></div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>
<h3>１．国境を越えたレッスン</h3>
<p>庄司先生がこれまでに講師として招聘された夏期講習会</p>

<p>２０００年　スペイン・ピレネー音楽祭<br />
２００２年、２００３年　イタリア「トスカーナの夏」<br />
２００２年　ユーロ・ミュージックフェスティバルｉｎコーリア<br />
２００３年　バルセロナ国際フォーラム<br />
２００４年　スペイン・ヴィーライエール講習会<br />
２００４年　ユーロ・ミュージックフェスティバルｉｎプラハ</p>

<p>こういった講習会にはご自分の生徒も一緒に連れて行かれる庄司先生にお話を伺いました。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 日本の子供たちと海外の子供たち、双方を教えてみて感じた違いは何ですか？</p>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji1_1.jpg" width="309" height="162" style="float:right;margin-left:10px;">
<p><b>庄司</b>： 小さい子に関しては日本人のほうがずっと弾けます。器用だし、難しいものを弾いている。よく練習するし、テクニックもある。レッスン中も集中しています。<br />
　向こうの子供たちはのんびりしていますが、雰囲気がありますね。そしてある年齢を過ぎたときに、音楽的にとても「豊か」な演奏をします。それはやっぱり見聞きしているもの、文化の違いかしらね。<br />
　アメリカからいらした先生に私の生徒がレッスンを受けたときに「日本語はとてもフラット（平面的）に聞こえるけれど、それが演奏に出ているよ。音楽にイントネーションがない。」そう言われて、とてもショックでした。私はやらせているつもりだったから。特にここ、東北地方の人間は消極的だし、言葉の表現もおとなしいでしょ（笑）そういうのが音楽に出ていることに、あらためて気づかされた気がします。</p><br />

<table border="0" width="220" style="float:right;margin-left:10px;"><tr>
<td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji1_2.jpg" width="216" height="219" style="margin-top:5px;"><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji1_4.jpg" width="262" height="156" style="margin-top:5px;"><br />プラハ音楽院からのぞむモルダウ川<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji1_3.jpg" width="266" height="172" style="margin-top:5px;"><br />韓国でのコンサート</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 日本の生徒達が海外の講習に参加して、どんな変化が見られますか？</p> 
<p><b>庄司</b>：やっぱり頭で知っているのと実際に見たり聴いたりするものは全然違いますよね。自然はもちろんだけれど、建物、特に教会の雰囲気なんかも。何百年もたっている時の流れ、歴史の重さが石の壁から感じられる・・・それは言葉では表現できないものですね。<br />
　それから文化。スペインではシエスタ（昼寝）をして10時半からのコンサートに出演して遅い夕食をとって・・・とかね。そういう文化の実体験を小・中学生でできるのは貴重なことです。<br />
　向こうの人たちは表情が豊かだし友好的でしょう？セミナー中は合宿生活のような部分もあって、先生ともお友達とも交流が深くなるから、おとなしいと思っていた子も変化をみせましたね。言葉が通じなくても身振り手振りで何とか伝えて友達をつくったりして。<br />
　日本ってなんでも予定通りにことが運びますよね。でも向こうは全然そうじゃない。レッスンにしてもコンサートにしても、自分の予定は自分で確認しないとね。誰も助けてくれないし、自分で表現しないと伝わらない。それに気がつくのは大きな変化ですね。<br />
　何もかもが新鮮で何もかもが驚きで。「感動する」ことを覚えたんじゃないかしら。日本に帰ってからも今まで当たり前にあったものが違って見えてきたりしてね。<br /
　そういう意味ではかわいい子には旅をさせろというか・・・空気が子供たちを変えていくんです。みんな大らかになりますよ。</p>
<br />
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生ご自身、指導される上でどんな変化がありましたか？</p> 

<p>　私自身も大らかになりました。以前はやっぱり生真面目に教えていましたね(笑)自分にも余裕がなかったし、生真面目に教えて、生徒達も生真面目に学び取っていたと思います。それが「今できなくてもいつかできるかもしれないね。」って言えるようになりました。年のせいかもしれないけれど（笑）それは確実な変化ですね。</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>
<h3>２．海外の講習会に参加して~生徒達の声~</h3>
<p>今年、スペインの講習会に参加した古関美乃莉さん（小６、2004年Ｄ級仙台中央地区優秀賞）、佐藤衣麻さん（小６、2004年Ｃ級東北地区優良賞）にお話を伺いました。</p><br />

<div class="hp">
<table border="0" style="float:right;margin-left:10px;" width="244"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji2_1.jpg" width="242" height="187"><div style="text-align: left;">左から佐藤衣麻さん、古関美乃莉さん<br />
「スペインでは毎日遅くまで起きていたけれどちっとも疲れなかった！」と元気いっぱい。</div><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji2_2.jpg" width="196" height="144" style="margin-top:5px;"><br />
コンサートでは連弾もしました。</td></tr></table>



<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">―外国の先生のレッスンを受けてどう思った？</p> 

<p><b>みのり</b>： 外国の先生は日本の先生より体を使って教えてくれるから面白かったです。
歌ったり踊ったり・・・。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 外国のお友達はできましたか？</p> 

<p><b>えま</b>：できました！エリサちゃん、マイケルくん・・・。<br />
一緒に鬼ごっこしたよね。ジェスチャーとかで何とか会話もできました。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 外国のお友達もよく練習していた？</p> 

<p><b>みのり</b>：全然してなかったです。でもコンサートでは上手だったのが不思議。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 海外で庄司先生のレッスンを受けるとき、先生はいつもと違う？</p> 

<p><b>みのり</b>：うーん・・・日本語で通じるのに英語使ったりしていたよね（笑）<br />
<b>えま</b>：日本にいるときよりよく笑っていると思いました。</p><br />

<table border="0"width="293" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji2_3.jpg" width="289" height="129"><br />浴衣を着てすっかり人気者。お友達もできました。<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji2_4.jpg" width="254" height="193" style="margin-top:10px;"><br />お話を聞かせてくれたみなさん</td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?海外に行って自分は変わったと思う？</p>
<p><b>みのり</b>：外国のピアノと日本のピアノの違いがわかりました。<br />
<b>えま</b>：ピアノを弾くとき、音を出すことに気をつけるようになりました。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ また海外に行きたい？</p> 

<p><b>みのり＆えま</b>：絶対行きたい！！</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ どうもありがとう。</p>

<br />
</div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>
<h3>３．毎日のレッスン~庄司先生が大好き！</h3>
<p>先生のご自宅では毎日４時頃から７時過ぎまでレッスンが続きます。今日はピティナっ子たちのレッスンを拝見しました。</p>

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">レッスン風景を見せてくださった生徒さんたち</p>

<div class="hp">
<table border="0" style="margin-bottom:20px">
<tr>
<td style="text-align:center;vertical-align:top;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji3_1.jpg" width="172" height="131"><br /><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="3">レッスン風景ビデオを見る<br /><a href="/report/03edc/class/videos/200412shouji_yunome.wmv">WMV</a>　<a href="/music/ram/200412shouji_yunome.ram">Real</a></td>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;margin-left:10px;">
<b>(1) 湯目詩織さん（小５、2003年C級東北地区優良賞、デュオ部門東北地区優良賞、2004年ステップ継続表彰コンサート出演）</b><br />
　 レッスン曲目：バルトーク/ルーマニア舞曲<br />
「庄司先生には３歳からみていただいています。初めてステージに出たとき、たくさんのお客さんにビックリして大泣きして、袖にいる先生のところに戻ったこともありました。<br />
先生はピアノ以外のことも教えてくださる、お母さんのような先生です。ステージに出るときにはいつも背中をポンと押してくれます。<br />
今年の９月に出演したステップ継続記念コンサートでは、９５歳のおばあさんの演奏にとても感動しました。私もピアノが大好きなのでこれからもずっと続けて行きたいです。」
</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align:center;vertical-align:top;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji3_2.jpg" width="160" height="131"><br /><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="3">レッスン風景ビデオを見る<br /><a href="/report/03edc/class/videos/200412shouji_yamauchi.wmv">WMV</a>　<a href="/music/ram/200412shouji_yamauchi.ram">Real</a> </td>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;margin-left:10px;"><b>(2) 山内美玲さん（小２、2004年Ｂ級山形地区優秀賞）</b><br />
　 レッスン曲目：バッハ/インベンション３番<br />
「庄司先生は優しくて、ピアノの弾き方をていねいに教えてくれます。<br />
　私はお客様の前でピアノを弾くのが大好きなので、将来はピアニストになりたいです。」</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align:center;vertical-align:top;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji3_3.jpg" width="157" height="120"><br /><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="3">レッスン風景ビデオを見る<br /><a href="/report/03edc/class/videos/200412shouji_umekawa.wmv">WMV</a>　<a href="/music/ram/200412shouji_umekawa.ram">Real</a> </td>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;margin-left:10px;">
<b>(3) 梅川侑里恵さん（小５、2004年Ｃ級東北地区優秀賞、全国大会出場）</b><br />
　レッスン曲目：ショパン/ワルツ Op.64<br />
「集中して弾けたときや思い通りの音が出せたとき、そしてその努力が結果になったとき、ピアノをやっていて良かったなぁと思います。自分の音で聴いている人を感動させられるようなピアニストになりたいです。<br /<
　庄司先生はいつも私のことを励ましてくださいます。先生から指の練習のためにいただいたスーパーボールは私の宝物で、コンクールのときもお守りにして持っていきました。」 
 
</td>
</tr>
</table>
</div>




<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>

<h3>４．門下生のつながり~みちの会について</h3>
<p>2003年10月、庄司美知子ピアノ門下生有志が集まって「みちの会」を結成しました。<br />
会員は現在33名。学生だったり留学中だったり、後進の指導にあたったり。旅館の経営者だったり新米ママだったり、皆それぞれの「みち」を歩んでいます。共通点は庄司先生のもとで音楽が大好きになったこと。<br />
「みちの会」について、会員の住田怜美さん（指導者会員：桐朋学園附属こどものための音楽教室仙台教室講師）にお話を伺いました。</p>
<p>★みちの会問合せ先はこちら(<a href=",mailto:michinokai@hotmail.com">michinokai@hotmail.com</a>)</p><br />

<table border="0" width="312" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji4_1.jpg" width="127" height="135"><br />住田怜美さん：<br />10月28日に仙台でリサイタルを開催。<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji4_2.jpg" width="243" height="185" style="margin-top:10px;"><br />師弟で連弾<br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji4_3.jpg" width="309" height="170" style="margin-top:10px;"><br />2004年4月みちの会発足記念演奏会にて<br />（仙台：電力ホール） </td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ まず、「みちの会」の名前の由来を教えてください。</p> 

<p>もちろん先生のお名前「みちこ」から来ていますが、「道」「未知」「美知」・・・さまざまな意味をかけています。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 会が始まったきっかけは？ </p>

<p>私もその１人ですが、進学や留学で先生と疎遠になってしまった門下生が、海外の講習会で先生と再会して時間をかけてゆっくり話をするうちに、また先生の魅力に取り付かれて・・・先生と一緒に勉強した頃の気持ちに戻って、あの頃の仲間とまた集まりたいね、皆でコンサートができたら楽しいね、と。仙台の会員を事務局にして今年の４月に発足記念演奏会を開催し、幕開けとなりました。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 活動内容は？ </p>

<p>会員による演奏会の企画・開催、会報「ＲＯＡＤ」の発行、庄司先生や会員が関わるコンサートの案内、公開レッスンは夏季セミナーの案内、年末の交流会開催が主な活動です。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 今後の予定は？ </p>

<p>ただ演奏するだけではなくて何かテーマを決めて・・・例えばある曲集を分担して全曲演奏するとか、研究するとか。お互いに勉強できる企画をしたいと思っています。発足記念演奏会は仙台でしたが、来年は東京で開催の予定です。<br />
　それから、いつも人のつながりを大切にしたいですね。縦にも横にも。仲間にはすごく刺激されるし、先輩から学ぶことは大きいし、後輩は応援していきたいです。今現在、庄司先生に習っている生徒さんたちとの交流も大事にしています。彼らのひたむきに勉強する姿、先生の教える姿、学ぶところがたくさんあります。進学や留学の際にはお手伝いしたいと思いますし。<br />
　それからもう一つ、地元を大切にしたいと思っています。これは先生のご意向でもあるのですが、育ったこの街に感謝をこめて、街角の小さな空間でコンサートができたら素敵だな、なんて。まだまだ夢ばかりですけどね。</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="5"></a>
<h3>５．仙台から世界へ~仙台国際音楽コンクール~門下生の活躍</h3>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji5_5.jpg" width="128" height="89" style="float:right;margin-left:10px;">
<p>今年５月、久しぶりに「楽都仙台」の緑色の文字が街中を飾りました。３年に一度開かれる『仙台国際音楽コンクール』（ピアノ・ヴァイオリンの２部門）は、コンチェルトを課題曲の中心に据えた、たいへん特色のあるコンクールです。<br />
参加申込者は、出場者を決定するためのオーディションから、ピアノ伴奏で協奏曲の第1楽章を演奏します。<br />　オーディションに合格したコンクール出場者は、すべての審査段階で弦楽五重奏やオーケストラと協奏曲を共演することが求められ、４曲の協奏曲を準備しなければなりません。出場者には、たいへん高い技術と音楽性が要求されます。<br />
このコンクールに２回とも庄司先生のお弟子さん（第１回：今村亜紀さん、第２回阿部祥子さん）が出場し、地元出身の出場者による堂々とした演奏に聴衆は大いに沸きました。</p>
<br />

<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji5_1.jpg" width="114" height="114" style="float:left;margin-right:10px;">
<p><b>今村亜紀さん（第１回仙台国際音楽コンクール出場：現在桐朋学園大学２年生在学中）</b></p>
<p>　当時はまだ高校生、しかも初めて出た国際コンクールでコンチェルトを数曲も準備するのは大変でしたがいい経験になったと思います。庄司先生には演奏だけでなく、あらゆる面で助けていただきました。<br />
　これからは音楽だけでなく絵を見たり本を読んだり、自分を高めながら幅広く勉強していきたいと思っています。</p><br />
<p><b>庄司（仙台国際音楽コンクール組織委員）：</b></p>
<p>　このコンクールは多くの市民が参加してとてもあたたかい雰囲気です。生徒達もほとんど毎日通っていましたね。予選から応援しているので、好きな出場者には追っかけのようにくっついてまわったりして。これから世界で活躍していく若い才能のある音楽家の演奏を目の当たりにすることは生徒達にとって本当にいい刺激です。憧れるのでしょうね。地元にこのようなコンクールがあるのは大変嬉しいことです。 </p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">海外で活躍中の門下生の中から３人をご紹介。</p>

<hr size="1" color="ccccff">

<table border="0"><tr>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji5_2.jpg" width="102" height="102"></td>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;"><b>阿部祥子さん（ドイツ：ドレスデン音楽大学在学）</b><br />
１９９５年イブラ大賞国際音楽コンクール第３位<br /><br />

　「ドレスデンはベルリンに比べると小さいけれど、芸術があふれる街です。現在はピアニスト４人で結成されたオーロラカルテットというグループの一員としての活動、そのほかにはドレスデンフィルのチェリストとのデュオ、またアラブ人作曲家の新しい作品を中心としたプログラムでシリア人バイオリニストとのデュオ活動を行っています。<br />
　最近は仙台での仕事も多く、そのたびに庄司先生といろいろなお話ができることが嬉しいですね。」<br/><br />

阿部祥子リサイタル：2005年10月20日（木）電力ホール（仙台）
</td>
</tr></table>

<hr size="1" color="ccccff">
<table border="0" style="margin-bottom:20px"><tr>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji5_3.jpg" width="97" height="144"></td>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;">
<b>松坂優希さん（オランダ：ロッテルダム音楽院在学）</b><br />
<span class="t2h1">　２００３年ベッリーニ国際音楽コンクール（イタリア）第３位
　２００４年フォルミア市国際音楽コンクール（イタリア）優勝。
　ホームページ：<a href="http://yukirdam.hp.infoseek.co.jp/indexhtm.htm">http://yukirdam.hp.infoseek.co.jp/indexhtm.htm</a><br /><br /></span> 

　「ロッテルダムは近代的な雰囲気で、学校の雰囲気は自由で明るい感じです。多種多様な人々と接することができ、彼らと話すことはとても刺激になります。<br />
留学して驚いたことのひとつはクラシック音楽がごく自然に人々に浸透していること。コンサートで演奏できる機会は日本とは比べ物にならないほどあります。大体が教会でのランチコンサートで４５分ほどのリサイタルですが、私たち学生にとっては大きなチャンスであり、いい勉強をさせていただいています。」 <br />
　松坂さん今後のコンサート：<a href="http://www.artlover-net.com/page073.html">http://www.artlover-net.com/page073.html</a>
</td>
</tr></table>

<hr size="1" color="ccccff"> 
<table border="0" style="margin-bottom:20px"><tr>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji5_4.jpg" width="106" height="114"></td>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;"><b>我妻みず穂さん（モロッコ国立ケニトラ音楽学校勤務）</b><br />
　「青年海外協力隊員としてこちらにきて１年半。５０人近い生徒に個人レッスンしています。ほとんどの生徒は家にピアノがないけれど一生懸命で、目をキラキラさせて通ってきます。最近は郊外の町をまわって移動音楽教室をしたり、異文化を楽しめるようになりました。帰国後はこの経験を生かしていければと思います。」</td>
</tr></table>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="6"></a>

<h3>６．最後に</h3>
<table width="275" border="0" cellspacing="15" cellpadding="0" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td style="vertical-align:top;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200412shouji6_1.jpg" width="270" height="245"><br />桐朋学園附属音楽教室の ソルフェージュの授業 <br />みんな庄司先生が大好き！</td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">?先生がピアノを指導していく上で一番大切にしていることを教えてください。</p>
<p>勉強の場はやはり自分だと思うんですね。求めなければ誰も与えてくれない、ということです。それは私がいつも生徒達に伝えたいことでもあります。私が教えるのではなくてあなたたちが求めてほしい、と。</p>

<p>それからもう一つ、基礎をしっかりとさせること。音楽家にならなくとも良い聴衆になってほしいと願っています。良い聴衆がいなければ音楽家は育たないし食べていけませんから。音楽の良し悪しがわかるように育てたいといつも思っています。<br />
そして出会いを大切にしてほしい。先生との出会い、お友達との出会い、コンクールではたとえ入賞しなくとも曲と、聴衆とホールに出会えるわけですよね。ひとつひとつの出会いを大切にしてほしいと思います。<br />
みちの会を作ったのも、ここから羽ばたいてここに戻ってきて欲しいという思いからです。生まれ育ったこの街に音楽の花の種を持って帰ってきてほしいですね。そのためにもみんなが勉強できる環境作りをこれからも進めていかなければ、と思っています。</p><br />

<table border="0" style="border:solid 1px #cccccc;" cellpadding="20"><tr><td style="padding:10px;">

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:15px">◇ 庄司美知子先生　今後の予定 ◇</p>

<b>♪ニューイヤーコンサート2005　庄司美知子＆東京ゾリステン</b><br />
　2005年1月25日（火）19:00~電力ホール（仙台）<br />
　曲目：バッハ/ピアノ協奏曲　他<br />
　お問い合わせ:仙台放送　<a href="http://www.ox-tv.co.jp/event/">http://www.ox-tv.co.jp/event/</a><br /><br />

<b>♪2台ピアノでモーツァルト</b><br />
　2005年1月27日（木）18:30~戦災復興記念館（仙台）<br />
　曲目：モーツァルト/2台ピアノのためのソナタ　Ｋ．375a 他<br />
　共演：菅野潤<br />
　お問い合わせ：仙台モーツァルト協会<br />
　メール：<a href="mailto:swpiano.hayashi@beach.ocn.ne.jp">swpiano.hayashi@beach.ocn.ne.jp</a><br /><br />

<b>☆ ピティナ・ピアノステップ仙台中央地区</b><br />
　2005年3月5日（土）6日（日）戦災復興記念館（仙台）<br />
　アドバイザー：庄司美知子、村井頌子<br />
　お問い合わせ：ＰＴＮＡ仙台中央支部 : 林<br />
　メール：<a href="mailto:swpiano.hayashi@beach.ocn.ne.jp">swpiano.hayashi@beach.ocn.ne.jp</a>
<br /><br />
<b>★ 庄司先生が主宰される仙台中央音楽センターのホームページ</b><br />
　　<a href="http://www.sendai-chuo-music.school-info.jp/">http://www.sendai-chuo-music.school-info.jp/</a><br /><br />

<b>★ 桐朋学園大学附属子供のための音楽教室仙台教室ホームページ</b><br />
　<a href="http://www.koyo-elc.co.jp/~touhou/">http://www.koyo-elc.co.jp/~touhou/</a>

</td></tr></table><br />



<h2>~編集後記~</h2>
<p style="font-size:14px">　先生のお宅に伺うときは必ず階段を上ります。上に近づくとだんだん聴こえてくるピアノの音。
「うまく弾けるかな」「あの曲、今日であがるといいな。」ドキドキしながら制服を着て上ったころの気持ちが今も蘇ります。</p>

<p style="font-size:14px">　庄司先生は不思議な人で、決して怖いわけではないけれど、お会いすると背筋が伸びます。先生の隣でピアノに触れば魔法にかかったように上手に弾けたり、先生に「大丈夫」と背中を押してもらえばどんな場面でも勇気が出てきたり。</p>

<p style="font-size:14px">　今回取材して一番印象に残ったのは弾いている生徒のまっすぐな目。先生に向けられる憧れのまなざし。ピアノが何より好きなんだ、と、全身で語っていました。そんな彼らを１人の音楽家として受け入れる庄司先生。<br />
彼らを育てていくのはコンクールでも演奏会でもなく、この瞬間の連続なのでしょうね。</p>

<p style="font-size:14px">　先生と生徒の関係っていつもいい状態ではいられない。反抗してみたり疎遠になってみたり。そうかと思えば急に不安になって先生の顔が浮かんできたり、親にも言えないことを相談してみたり。自分が教える立場になって初めて、その一つ一つのプロセスが教育なんだって思えるようになりました。</p>

<p style="font-size:14px">　庄司先生には、女性らしさや音楽家としての心構え、ひとりの人間として夢や勇気を持ち続けることの大切さを教えてくださったことに感謝しています。</p>

<p style="font-size:14px">　人のお世話でいつも忙しい庄司先生。生徒がさらによくなるために、いつもチャンスと勇気をくださいます。「自分のことはできないのに人のことばかりやっちゃうのよ、ダメね。」と先生はおっしゃるけれど、そんな先生が大好きで、今日もたくさんの生徒が緊張と期待に胸をふくらませて階段を上ります。<br />
　最後になりましたが、取材のためにご協力くださった生徒の皆さん、ＰＴＮＡ仙台中央支部の林さん、記事を編集してくださったＰＴＮＡスタッフの皆様、そして庄司美知子先生に心より感謝申し上げます。</p>
<p style="text-align: right;font-size:14px;">【取材・文　吉田　彩】</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第１９回　多喜靖美先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2004/09/01_7610.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2004:/report/03edc/class//40.7610</id>

    <published>2004-09-01T09:02:29Z</published>
    <updated>2009-01-15T09:39:14Z</updated>

    <summary>多喜先生の詳しいプロフィールはこちら 緑溢れる東京都八王子市南大沢にある多喜靖美...</summary>
    <author>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<table border="0" width="304" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_taki2.jpg" width="300" height="237"><br />多喜先生の詳しいプロフィールは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/koshi/taki_yasumi.html">こちら</a></td></tr></table>

<p style="color:#666666;font-size:14px;">緑溢れる東京都八王子市南大沢にある多喜靖美先生のレッスン室。ピティナのコンペティションにも 特級グランプリ、銅賞、コンチェルト部門上級連続 3 年間最優秀賞、グランミューズ部門 A1 カテゴリー全国第 2 位、第 3 位など多数受賞者を輩出されていらっしゃる多喜先生ですが、 多喜先生のレッスン室では、ソロのレッスンのみならず、室内楽、朗読とピアノの勉強会など、様々な要素をレッスンに取り入れていらっしゃいます。また、親子 2代でレッスンに通われている方、指導者の立場でレッスンにも通い続けていらっしゃる方など、色々な方がレッスンに訪れています。今回は3日間の取材で、多喜先生のレッスンの様々な側面を拝見し、また色々な生徒さん達にお話を伺うことができました。</p>


<div style="margin-bottom:5px;font-size:13px;margin-bottom:10px">
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．室内楽にも力を入れたレッスン</a>／
<a href="#2">2．ピアノがもっと好きになる！</a>／
<a href="#3">3．指導をしながら自身もレッスンへ</a><br />
<a href="#4">4． 親子二代でレッスンへ</a>／
<a href="#5">5．多喜先生からのメッセージ・今後のご予定</a></div>

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>
<h3>１． 室内楽にも力を入れたレッスン</h3>
<p> ピティナの室内楽委員もされている多喜先生ですが、プライベートのレッスンでも、室内楽の要素を多く取り入れていらっしゃいます。この日はご友人のヴァイオリニストの草野玲子先生をゲストにお迎えして、村田有希さん (桐朋学園大卒、指導者会員、昨年度アミューズ部門Ａカテゴリー優秀賞)のベートーヴェンのヴァイオリンソナタ４番と、小滝翔平さん（ 桐朋学園大 2 年 / コンペ及びステップ参加） のチャイコフスキーのトリオのレッスンが行われていました。</p> 

<table border="0" width="315" style="float:right;margin-left:10px;"><tr>
<td style="text-align:center">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_kotaki.jpg" width="302" height="213"><br />
Video1. 室内楽についてのインタビューとレッスン風景<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/takilesson1.wmv">
Windows Media Player
</a></td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 多喜先生が室内楽をレッスンに取り入れていらっしゃる理由はどんなことでしょうか。 </p>

<p><b>多喜</b>： まず、私自身が室内楽が好き、ということです（笑）。ピアノの演奏は一人でピアノに向かって練習して・・ということが多いですが、アンサンブルは人と一緒に演奏する楽しさがあります。私にとっては、自分を一番表現できるかな、と思うのが室内楽で、演奏活動もできる範囲で続けています。そんな室内楽を、自分が演奏するだけではなく、生徒さん達にも体験して頂きたいなと思い、レッスンにも取り入れているのです。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ アンサンブルを経験することによってどんなことを学ぶことができるのでしょうか。 </p>

<p><b>多喜</b>：「ソロ演奏に結びつくアンサンブル」ということを心掛けています。ピアノ自体が、本来何人かでパートに別れて演奏するべきところを一人何役もこなして弾く楽器ですが、その感覚が足りないんじゃないかな、と思う演奏によく出会います。ですから室内楽をその感覚作りに役立てて欲しいです。「一人アンサンブル」という意識ですね。 </p>

<table border="0" width="253" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_minamiosawa.jpg" width="249" height="171"><br />夏休み二日間で行われた多喜先生企画の室内楽セミナー。東京フィル主席チェリストの金木博幸氏と、来日中のポーランド出身ドイツ在住のヴァイオリニスト、ヤツェック・クリムキーヴィッチ氏をゲストに迎えて室内楽を研修。<br /></td></tr></table><br />
<p><b>多喜</b>：私のところでは今日のようにプロの演奏家をゲストにお招きして、生徒さん達と共演していて頂く、という形式でのレッスンを時々行っています。音楽大学等に入っても、学生同士の室内楽の機会はあっても、プロの演奏家と協演できる機会は滅多にないと思います。学生同士で試行錯誤しながら音楽を作り上げていくのも、もちろん大切なことですが、やはり上手なプロの方たちと一緒に弾くと、ほんの短時間でも大きな効果があり、例えたった一時間でもそこから得られるものは大きいと思います。ＰＴＮＡの室内楽研修での方法が予想以上に効果があったので、ウチでも応用しているのです。</p> 
<br />


<table border="0" align="center" style="align:center;table-layout:fixed;" cellpadding="15"><tr>
<td style="vertical-align:top;font-size:14px;padding:10px;border:solid 2px #ccffff;">
<div style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_murata1.jpg" width="219" height="166"></div>
<strong>村田有希さん</strong><small>(桐朋学園大卒、指導者会員、昨年度アミューズ部門Ａカテゴリー優秀賞) </small><br />
<span style="font-size:13px;">「ピアノは打鍵楽器なので、つい息遣いを意識しなくなりがちなのですが、 弦楽器と一緒に演奏することで、 フレージングや呼吸の仕方、レガートや構成作りなどとても勉強になり、ソロにもとても役立っています。」</span>
</td>
<td style="vertical-align:top;padding:10px;border:solid 2px #ccffff;font-size:14px;">
<div style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_kotaki2.jpg" width="224" height="173"></div>
<strong>小滝翔平さん</strong><small>（桐朋学園大 2年、学生会員、コンペ及びステップ参加）</small><br />
<span style="font-size:13px;">「室内楽を経験することによって、
ソロのコンサートの時にも、自分の演奏だけにのめりこむのではなく、 お客さんとの一体感を感じることができるようになりました。 これからも色々な室内楽の曲をどんどん挑戦していきたいです。」</span>
</td></tr></table>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 音大のピアノ科にいてもなかなか室内楽の機会はないと聞きますが、ましてや年齢の小さいピアノ学習者となると、更に室内楽の機会はありませんよね。</p>
<table width="311" border="0" cellspacing="10" cellpadding="0" style="float:left;margin-right:10px;"><tr>
<td width="291" style="text-align:center;vertical-align:top;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_gakufu4.jpg" width="307" height="210"><br />
多喜先生監修の日本ではじめての室内楽導入本<br />「しつないがくはじめの一歩」<br />
東音企画から好評発売中<br />
<a href="http://www.to-on.com/bastien/01method/08ensemble/taki.html" target="_blank">お問い合わせ・購入はこちらから</a><br />
Video2　多喜先生インタビュー<br />
「しつないがくはじめの一歩」について<br /><a href="/report/03edc/class/videos/takilesson2.wmv">Windows Media Player</a>
</td></tr></table>
<p><b>多喜</b>： そうですね。経験がないのでどうやって教えていいのかわからない、という先生達の声もよく耳にします。特に小さいお子さんや初心者の方は、室内楽の導入教材自体がない為になかなかレッスンに取り入れる機会がありません。私には小学生の息子がいます。ヴァイオリンやチェロを習っているお友達も多く、せっかくなので子供同士で合わせられたらと思い、ピアノ学習者の為の室内楽の導入教材を調べてみたのですが、私の調べた限りでは出版されていませんでした。では作ってしまおう！ということで東音企画から出版させて頂いたのが「しつないがく -はじめの一歩-シリーズ」です。</p> 

<p><b>多喜</b>： この教材は、初心者の方達が普段練習しているブルグミュラーやバスティンなどのソロ曲をそのまま演奏して、それにヴァイオリンやチェロのオブリガードを合わせる、という形式なので、アンサンブルを経験したことのない生徒さんや、教えた経験の少ない先生方も、気軽にアンサンブルの「はじめの一歩」を踏み出して頂けると思います。</p> 

<p>きっとソロで弾いていた時には感じられなかった別の感覚を味わえるのではないでしょうか。そして、ソロ演奏に役立つ様々な要素を学ぶ良い切っ掛けにもなると思います。</p><br />


<p><b>多喜</b>： 室内楽をより多くの方に体験して頂きたいと思っています。ＰＴＮＡでは<a href="http://www.piano.or.jp/seminar/project/esbl/">『室内楽研修』</a>もありますし、<a href="/seminar/ensemble/ensembletaiken.html">『ステップ室内楽体験』</a>はそのミニ版として、前日の「合わせ＆レッスン」ではマスタークラス形式を取り入れたグループレッスンが行われています。合わせのコツだけでなく、「室内楽の基礎知識」がピアノ奏者の立場から学べる良い機会ですので、気軽に参加して頂きたいなと思っています。</p>


<p>・<a href="../../seminar/ensemble/ensemble.html">ピティナ室内楽研修会</a><br /> 
　　 『東京室内楽研修会』 <br />
　　 2005年2月11日(金・祝)、12日(土)、13日(日)　エプタザール </p>

<p>・<a href="../../seminar/ensemble/ensembletaiken.html">室内楽イベント （ステップ室内楽体験）</a><br />
　　 『体験しよう！室内楽』 <br />
　　 10月24日(日)　国立AIスタジオ午前10時?午後5時 <br />
　　 問合せ　ピティナ多摩川ステーション　042-366-0451 </p><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="2"></a>
<h3>２． ピアノがもっと好きになる！ 　―「お話とピアノによるシリーズ」オリジナル作品製作の勉強会　―</h3>
<p>多喜先生は各地のピアノ教師の勉強会に講師として招かれて講演や公開レッスンを行っていらっしゃいますが、ご自宅でもいくつかの勉強会を開催されています。今回は「お話とピアノによるシリーズ」のオリジナル作品製作のグループを取材させて頂きました。古田裕美子さん。本番では妹さんと交替でピ多喜先生は各地のピアノ教師の勉強会に講師として招かれて講演や公開レッスンを行っていらっしゃいますが、ご自宅でもいくつかの勉強会を開催されています。今回は「お話とピアノによるシリーズ」のオリジナル作品製作のグループを取材させて頂きました。</p><br />


<table border="0" width="325" style="float:left;margin-right:10px;">
<td style="vertical-align:top;text-align:center;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_story.jpg" width="302" height="217"><br />
見学にいらしていたPTNA事務局の小野千草さんに<br />
朗読を手伝って頂き、「お話とピアノ」シリーズを実演<br />
（池田ゆかりさん「ふしぎなバイオリン」 ）<br /><br />
Ｖｉｄｅｏ3. お話とピアノシリーズについて<br />
<a href="/report/03edc/class/videos/takilesson3.wmv">Windows Media Player</a><br />
</td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 多喜先生が「お話とピアノ」シリーズを始められたきっかけは？ </p>
<p><b>多喜</b>： 数年前に、母が入院していた病院でのロビーコンサートを頼まれました。小児科に入院中の子供達にも喜んで欲しいな、と考えたのが「絵本を読みながら、知っている曲などを織り交ぜて演奏してみよう」というこの方法でした。これが思いのほか、子供達にも大人の方にも喜んで頂けたのです。お話だけ 30分、ピアノだけ30分では飽きてしまっても、それを組み合わせることで楽しんで頂けたのではと思います。今ではお客様の年齢層などに合わせていくつかのお話しを用意してアチコチで公演しています。 息子(宇野蘭之介君/8歳)にも朗読を手伝って貰っているのですよ。 このやり方をたくさんの人達に体験して頂けたら、と思って勉強会でも取り上げました。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 勉強会はどのような方法で行われるのですか？</p> 
<p><b>多喜</b>： それぞれの方がお話を自分で選び、どういう曲をどの場面に当てはめるかを考えながら選曲していきます。実際に上演することが大切ですので、必ず一人一人が実演の場を想定して作り始めています。ご自分や知り合いの発表会だったり、近くの幼稚園だったり。月に一度毎回一時間半の勉強会なのですが、皆で曲の当てはめ方や、言葉との合わせ方などをディスカッションします。実際に上演するところまでもっていくのには思ったより大変だったようで、一年も掛かってしまいました。</p><br /> 
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_book1.jpg" width="272" height="198" style="float:left;margin-right:10px;">
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ お話の題材はどんなものがあるのでしょうか。</span></p> 

<p><b>多喜</b>： 今回の勉強会では「ヘレンケラー」、「長靴をはいたねこ」、「ふしぎなバイオリン」「星の王子様」の四作でした。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ １つの作品を作るのにだいたいどの位の曲数から選曲するのでしょうか </p>

<p><b>多喜</b>： 私の場合は 20曲決めるのに約400曲以上ですね。勉強会ではそれぞれの方が持ち寄った曲を皆でチェックするので、その数は膨大になります。色々な曲を知ることが出来て、その意味でもとても良い勉強になると思います。</p><br />

<table border="0" width="104" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_furuta.jpg" width="302" height="213"><br />
「星の王子様」をご自身の発表会で上演された古田裕美子さん。本番では妹さんと交替でピアノと朗読を担当。<br /><br />

「外国人の牧師さんが、すごく良かった！と握手しにきてくれて、とてもうれしかった。」 <br /><br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_storymember.jpg" width="320" height="247"><br />
「お話とピアノ」シリーズ製作勉強会のメンバー。手に持っているのは、それぞれ自分のオリジナル作品のシナリオ。左から、池田ゆかりさん、古田裕美子さん、多喜靖美先生、大槻恭子さん、横山智一さん。

</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ お話とピアノシリーズの特徴は？</span></p> 
<p><b>多喜</b>： ピアノさえあれば (アップライトでも)どこでも簡単にできる、ということです。バイエルだけでも、大曲を入れても、どんなレベルの方でも自分の弾ける曲のレベルに合わせて構成することができます。また「音楽でイメージを表す」ということを身をもって体験することができるので、再び実際のソロの曲の向き合った時に、「イメージを考える」ということにより現実感が持てると思います。</p>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 実際に「朗読とピアノ」作品作りを経験してみて、どうでしたか？ </p>

<p><b>池田ゆかり (武蔵野音大卒/指導者会員/昨年度室内楽研修受講)　題材・ふしぎなバイオリン</b>： 

ソロ演奏の時は固定観念でイメージが勝手に作られてしまっていたけれど、「朗読とピアノ」を体験することによって、 1曲1曲のそれぞれの色があることがとてもわかり、今までソロを弾く時に「イメージすること」が足りなかったということに気付きました。 </p>

<p><b>古田裕美子　 (国立音大卒/指導者会員/室内楽ステップ参加)　題材・星の王子様</b>： 

今までは、曲と向かい合ったとき、ここが弾けない、あそこが弾けない、ということばかり気をとられてしまっていましたが、これを通して、「イメージを膨らませて弾く」ということが少しできるようになりました。</p> 

<p><b>大槻恭子　 (尚美短大専攻科卒/指導者会員/室内楽ステップ参加)　題材・ヘレンケラー</b>： 
これからも 1曲1曲イメージが膨らむようにメロディを歌いながら人の心に残るように演奏していけたら、と思います。</p>
 

<p><b>横山智一　 (東京音大卒/指導者会員/今年度グランミューズ全国大会第3位)　題材・長靴をはいた猫</b>： 
これをやることによって、楽しませる、という意識が生まれました。あと子供心・遊び心が自分の中で少しうまれて、純粋な感性に帰ることができたという感じです。</p>
<p><b>池田ゆかり</b>： 今まで自己満足の世界にいたな、と思います。自分ひとりでやっていい気持ちになっても、全然周りには伝わっていなかったり。</p> <br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 確かに、ソロだけやっていると「楽しませる」という意識を忘れがちになってしまいますよね。「一生懸命やった成果を聞いて下さい」というだけになってしまったり。 </p>

<p><b>多喜</b>：「音楽」では具体的な物は表現できないですよね。音だけを聞いて「夕日」を皆が思い浮かべるっていうのはありえません。でも何かイメージを伝えようとしながら演奏すると、聴いている人にそれが伝わり違うイメージを膨らませることが出来る。お話がつくことでイメージを共有することもできる。でも共有といっても個人個人のイメージの膨らませ方は様々である。そういう意味で、音楽の本来持っているものを更に確認して演奏することができるようになるんじゃないかな、と思います。是非、ソロ演奏のためにも、こういうことをやって欲しいなと思っています。</p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="3"></a>
<h3>３． 指導をしながら自身もレッスンへ ―　ＰＴＮＡ指導者会員の生徒さん達　―</h3>
<p>多喜先生の教室には、指導者の立場で演奏活動を続け、ＰＴＮＡのコンペティションや室内楽活動にも関わっている生徒さん達がたくさんレッスンにいらしています。今日はその方々に集まっていただき座談会形式でお話を伺いました。 </p><br />
<table border="0" width="313" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_zadankai.jpg" width="309" height="226"><br />座談会に集まって戴いた多喜先生の生徒さん達。<br />
見学にいらした日本ベーゼンドルファ社社長室の
福田多恵子さんと共に。<br />
皆さんピティナの指導者会員でもある。
</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 皆さんＰＴＮＡの指導者会員ということですが、ご自身が多喜先生のレッスンを受けることで、ご自分の生徒さんに対するレッスン方法等に影響を受けている点はありますか？ </span></p>

<p><b>宮下朋子 (桐朋短大専攻科卒/指導者会員/一昨年度アミューズAカテ優秀賞/昨年度奨励賞)</b>： レッスンで、生徒に言いたい事や気になることはいくつも出てくるけれど、多喜先生はいつも「今はこれを言うと後々良いだろう」という大きな流れの中で教えて下さる。その影響で、私も生徒さんに対して「今何を言ってあげたらいいんだろうな」ということを考えられるようになってきました。</p> 

<p><b>中村佳子　 (国立音大教育科卒/指導者会員/今年度グランミューズB1カテ予選通過)</b>： 

確かに、あれもこれも今やらなきゃ大変、手遅れになるかも、という風に思わなくなってきました。もっと引いて、全体を見ながら教えるのもいいんだな、ということに気付きました。</p> 

<p><b>多喜</b>： 私はレッスンで「教えすぎない」ということをモットーにしているので絶対に時間をオーバーしてまで教えないように気をつけています。１週間にほんの一つのことができるようになるだけで、１年間ではものすごく上手になる。逆に一回のレッスンで色んなことを全部言ったから上手くなるかというと、反対に消化不良になります。先生の役割は、誰もが持っている自然治癒力のような物を刺激する為にちょっとした方向性を示してあげることだと思っています。何が必要かを自ら考え自ら直してゆく力、それを身に付ける事が大切だと気付かせてあげるように心掛けています。</p><br />

<table border="0" width="273" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_pianos.jpg" width="269" height="196"><br />
スタインウェイとベーゼンドルファが並ぶレッスン室。このピアノで演奏できるのも、生徒にとってレッスンの楽しみの一つ。</td></tr></table>

<p><b>長谷川友紀 (武蔵野音大卒/指導者会員/今年度グランミューズA1カテ全国大会第２位)：</b> 

私も今まで細かい細かいところばっかりに視点がいって指導してしまっていたと思う。今の時点で何を言ってあげたら いいんだろう、と考えると、余裕を持って教えられるようになりました。どんなタイプの生徒でも自分が焦らないし、自分を追い込まないし、逆に生徒に自信を持たせてあげられるようになったと思います。</p> 

<p><b>永嶋敦子　 (国立音大卒/指導者会員/今年度グランミューズA1カテ千葉支部賞受賞)</b>： 

私は、「先生だったらこういうだろうな」という事が頭をよぎりながらレッスンしてます。楽譜の見方だとか、フレーズの作り方とか。</p><br />

<table border="0" width="350" style="float:right;margin-left:10px;border:solid 1px #ccffff;"><tr><td style="font-size:14px;padding:10px;">
<div style="text-align:center"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_hasegawa.jpg" width="302" height="213"></div>
今年度グランミューズA1カテゴリー全国第2位を獲得した長谷川友紀さん。ご自分の教室の発表会では多喜先生の男の生徒さん達をゲスト出演させて"男のピアノのカッコ良さ"を生徒さん達やお父様方にアピールされているのだとか。<br /><br />

<b>長谷川</b>：学生の頃は、ピアノは「誰より誰が上手」とか「学校で何番くらい」それだけの世界の中で弾いていた気がします。大学卒業と同時に多喜先生のレッスンを受けるようになりました。今でも相変わらず練習は好きではないけれど、先生のお陰で、人に喜んで貰ったり、何か『伝える』ということが本当の音楽の良さだな、と思えるようになってきた。多喜先生がいなかったら、こうはなってなかったんじゃないかなと思います。 
</td></tr></table>

<p><b>青木美樹　 (国立音大教育科卒/指導者会員/指導者検定初級中級取得)</b>： 

私はもともと積極性がないので、「逃げていてはいけない」ということや「皆の前で恥をかく」というチャレンジ精神を、多喜先生に習っているこの 10年で学びました。コンクールに出るとか人前で30分も弾くなんて今まで考えられませんでした。今、音楽教室の中で責任ある仕事も任せられるようになり、自分を苦しい立場に追い込まなきゃいけない、前に出る、という時にそのことが生きてます。</p> 

<p><b>藤原嗣美　 (指導者会員/今年度グランミューズB2カテ予選通過)</b>： 

指導法もですが、何よりまず多喜先生のお人柄に影響を受けました。色んなことをお話してカウンセリングのようにして頂いたり。それが、自分の指導にももちろんつながるし、生きていく上で、多喜先生の存在自体がとてもありがたいと思っています。 </p>

<p><b>長谷川友紀</b>： みんな自分の中に引っかかっている部分が一杯あって、それを解くだけで音楽もうまく行ったりすることがあると思うのですが、なかなか自分で解けないし、解いてくれる人に出会えない。多喜先生はそれをうまく解いてくれていると思う。お話して帰るだけで、帰って楽譜見たときに、前とは違うように見えたり。 </p>

<p><b>多喜</b>： 弾けるか弾けないか、というのは案外心理的な影響がすごく強いでしょ。上手く弾けるかどうか以前に、ピアノの前に座る気力もない、っていう時だってあると思います。反対に「弾きたい弾きたい」っていう気分の時もあるし。私はカウンセリングしているつもりは全然ないけど、でもお話していく中で生徒さんが「またピアノを弾きたい」っていう気持ちに戻れるんだったら、それも大事なことだなと思っています。何か一つ二つ多く注意するよりもそちらの方がずっと効果がある場合もあります。 </p><br />

<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="4"></a>

<h3>４．親子２代でレッスンへ</h3>
<p>多喜先生の生徒さん達の中には、親子 2代で通われている方もいらっしゃいます。今回は3名の方にお話をお伺いしました。</p><br />

<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:14px">4-1．　金子詠美さん、雅代さん親子</p> 

<p>ピティナ正会員で『ピティナ東京室内楽研修会』講師、室内楽委員である金子詠美さんは、 6年生で初めて多喜先生のところにレッスンに来るまでは、お母様にピアノを習われていました。その後、詠美さんは音大、留学を経て現在ピアニストとして活躍中でいらっしゃいますが、数年前から詠美さんの勧めで、お母様の雅代さんも多喜先生のレッスンに通われるようになったそうです。 </p><br />

<table border="0" width="333" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_kaneko.jpg" width="329" height="255"><br />10月の発表会では連弾に挑戦するという金子さん親子。左から金子詠美さん、金子雅代さん。詠美さんはＰＴＮＡ東京室内楽研修会講師でいらっしゃる他、ピアニストとしても活躍中。金子詠美さんのＨＰは<a href="http://www5e.biglobe.ne.jp/~utami/index.htm" target="\blank">こちら</a>。
</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ お母様にレッスンを勧められたきっかけは？ </p>

<p><b>金子詠美（娘）</b>： 留学から帰ってきて、親子といえども一人の人間と人間という関係になれて、母が普段ピアノを弾いている姿を、はじめて客観的に見ることが出来ました。生徒さん達の相談も私にしてくれるようになったので「初心に帰って先生についてみたら？」</p> 

<p><b>金子雅代（母）</b>： いやだったらすぐやめようと思ったのですが（笑）、とてもレッスンが面白く、今年に入って、和音も揃って音色も良くなってきた気がします。</p> 

<p><b>多喜</b>： 普通、お母様の方が先に習っていて次いで娘さんが、というパターンはよくありますが、娘さんが先にいらしてて、しかもお母様はピアノの先生として既にベテランでいらっしゃるのに、もう一度やりたい、とレッスンにいらっしゃるというのは、とても珍しいことですよね。</p> 

<p><b>金子雅代（母）</b>： 毎回教わることは、真新しくて感動することが多いです。音の出し方とかペダルの使い方とか。 </p>

<p><b>金子詠美（娘）</b>： （母は）昔に比べたら何倍も弾いてますね。</p> 

<p><b>金子雅代（母）</b>： あまり練習時間はとれないのですが、レッスン 3日前になると、ふっと気をひきしめて練習しています（笑）</p> 
 
<p><b>多喜</b>： 最近すごくコントロールが効くようになってきましたよね。どんどん上手になっていますよ。以前は次のレッスンの方が来ると「もう結構です」と恥ずかしそうに止められてしまったのですが、最近は弾き続けていてらっしゃいますよね（笑）</p> 

<p><b>金子雅代（母）</b>： 今年になってから「上達しそうだ」という感覚がやっと出てきました。</p> 

<p><b>金子詠美（娘）</b>： 何歳になっても自分で音を出す、というのは大切なことですよね。</p> 

<p><b>金子雅代（母）</b>： 室内楽もやってみたいと思っているのですが、まだ自信がなくて（笑）</p> 

<p><b>金子詠美（娘）</b>： 今年はまずは、私と連弾なんです。</p> 

<p><b>多喜</b>： ピアノに関わる親子関係は難しいご家庭が多いですが、すごく上手くいってらっしゃいますよね</p> 

<p><b>金子詠美（娘）</b>： （習い始めた小さい頃、）多喜先生のところは生徒さんのお母様が皆さん熱心にコピー譜に注意を書いてらっしゃったりしたので、うちもやらなきゃだめかな、と思って私の方から母にお願いしていました</p>

<p><b>一同</b>： 笑</p> 

<p><b>金子詠美（娘）</b>： レッスンから帰ってきて「ここは先生が注意したところでしょ、ダメでしょ」と言われたりもなかったですね。</p> 

<p><b>金子雅代（母）</b>： 「言わなかったですねー。習いにいったんだから、先生にお任せしたままで、と思っていました　笑」</p> 

<p><b>多喜</b>： 珍しい親子関係ですよね。</p>
<br />
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 10月の発表会では何を弾かれる予定なのですか？ </p>

<p><b>金子雅代（母）</b> ：娘と一緒にシューマンの連弾に挑戦します。これからブラームスの小品もちゃんとやってみたいですし、ベートーベンの悲愴も大好きなので、またやりたいです。</p><br />


<p style="color:#74B2D7;font-weight:bold;font-size:14px">4-2．藤原嗣美さん</p> 

<p>大阪から飛行機でレッスンに通われている藤原嗣美さん。もともとは息子さんが多喜先生に習われていましたが、今は お母様もレッスンを始められ、今年はグランミューズにも挑戦。</p>

<table border="0" width="333" style="float:left;margin-right:10px;"><tr><td><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_fujiwara.jpg" width="292" height="206"><br />息子さんが先に多喜先生に習い始めたのがきっかけでご自身もレッスンに通われるようになったという藤原嗣美さん。
</td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 藤原さん自身もピアノの先生でいらっしゃるのですか </p>

<p><b>藤原嗣美</b>： 音大は出ていないのですが、ピアノは小さい頃から続けていて、子供が生まれてから、近所の方を教えるようになりました。</p><br /> 

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 多喜先生のところにレッスンにいらっしゃるようになったきっかけは？ </p>

<p><b>藤原嗣美</b>： 中学校 2年の息子がいるのですが、その息子が小学校3年生の時に知り合いの紹介で多喜先生のレッスンに通うようになりました。最初は息子のレッスンについてくるだけだったのですが、最近になって私もレッスンを始めさせていただきました。</p><br />
 
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 今年は藤原さんご自身もグランミューズにも挑戦されて予選通過されたのですよね？ </p>

<p><b>多喜</b>： 普通は子供のお尻をたたくだけで終わっちゃいますのにね</p> 

<p><b>藤原嗣美</b>： たたき方も、自分自身がまず経験してみてからでないと（笑）</p><br /> 

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 普通、子供が「じゃあ、お母さんが弾いてみてよ！」と反抗して言うことはよくあると思いますが、本当にやってらっしゃる方がいるというのは、すごいですよね。</p>

<p><b>多喜</b>： そうやって、皆さん (先生方)も、子供さんにハッパをかけておられるお母さん方には、ご自身が習うことを薦めてみる、っていうのはいいかもしれないですよね。 </p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ お母様と息子さんご一緒にレッスンにいらっしゃるのですか？ </p>

<p><b>多喜</b>： 今は、別々にレッスンにいらしてるんです。子供に夢を持っていらっしゃるお母様は多いけど、藤原さんのように、全面的にポンと任せて下さったり、お母様も私と同じ方針でピアノに向かい合って下さっているので、とても助かります。 </p>

<p><b>藤原嗣美</b> ：（ピアノを弾くことを）これからも続けていけるな、という感覚があります。コンクールに挑戦したりというのはドキドキなのですが、それがどこか気持ちよかったりします。</p><br /> 


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="5"></a>

<h3>５．多喜先生からのメッセージ</h3> 
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200409taki_taki1.jpg" width="303" height="235" style="float:left;margin-right:10px;">

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 最後に、ピアノを習っている方々みなさんへのメッセージをお願いいたします。</p> 

<p>私のところの発表会は、『ピアノの集い』というのですが、文字通りそこに集まり演奏する方々はピアノを弾いている、ということだけが共通で、あとはバックグラウンド等は様々です。</p>

<p>ピアノは演奏してこそ命です。<br />
プロもアマチュアも年齢も関係ありません。</p>

<p>皆さんも、才能がないからダメだ、歳をとっているからダメだ、ブランクがあるからダメだ、などと思わずに、弾きたいと思った時から、今何をやればどんな楽しいことができるかを考えて、各々の立場で演奏する機会を見つけていってくださいね。 </p>
<br />
<table border="0" width="75%" align="center" style="border:solid 1px #ccccff"><tr><td style="padding:10px;">
<p align="center"><b>◇ 多喜先生　今後の予定 ◇</b></p>

<p><b>・ピテイナ・ステップの10月、11月の予定</b><br /> 
　　 10月17日(日)京都市・東部文化会館 創造活動室★ <br />
　　 10月30日(土)宮崎県立芸術劇場イベントホール☆ <br />
　　 11月3日(水)豊中市・ゆやホール☆ <br />
　　 11月6日(土)、7日(日)福岡市・女性センター「アミカス」☆ <br />
　　 11月13日(土)、14日(日)宮古市・響和楽器2Fホール★ <br />
　　 11月28日(日)千葉市民会館小ホール☆ <br />
　　 ☆は室内楽、★は『ヘンゼルとグレーテル』のトークコンサート</p> 


<p>・<b><a href="../../seminar/hon/esbl/">ピティナ室内楽研修会</a></b> <br />
　　 『東京室内楽研修会』 <br />
　　 2005年2月11日(金・祝)、12日(土)、13日(日)　エプタザール</p> 

<p>・<a href="../../step/repertory/ensemble/ensembletaiken.html"><b>ＰＴＮＡピアノステップ室内楽体験</b></a></p>


<p>・<a href="http://www.to-on.com/bastien/01method/08ensemble/taki.html"><b>『しつないがく-はじめの一歩-』問合せ先</b></a><br />
　　 (株)東音企画</p> 


<p>・<b>室内楽イベント</b> <br />
　　 『体験しよう！室内楽』 <br />
　　 10月24日(日)　国立AIスタジオ午前10時?午後5時 <br />
　　 問合せ　ピティナ多摩川ステーション　042-366-0451</p> 

<p>・<b>多喜先生ご出演の主なコンサート予定</b> <br />
　 『音楽の宝箱*クリスマスプレゼント*』<br /> 
　　 時　　　2004年12月25日(土)　午後２時開演<br />
　　 会場　　横浜ラポール１階ラポールシアター <br />
　　 出演者　第一部 : ヴァイオリン 清水大貴 / ピアノ 多喜靖美 <br />
　　　　　　 第二部 : 朗読 宇野蘭之介 / ピアノ 多喜靖美 <br />
　　 問合せ　MUSIC! Be free! 事務局　0492-53-4413</p> 

<p>・<b>『音楽の宝箱』</b> <br />
　　 時　　　2005年4月29日(金・祝日)　午後２時開演<br />
　　 会場　　八王子南大沢文化会館交流ホール <br />
　　 出演者　第一部 : チェロ 篠崎由紀 / ピアノ 多喜靖美<br />
　　　　　　 　 第二部 : 朗読 宇野蘭之介 / ピアノ 多喜靖美<br />
　　 問合せ　スタジオC　0426-74-7249</p> 

<p>・<a href="http://www32.ocn.ne.jp/~musicstudioc/">多喜先生が特別顧問をしていらっしゃる<br />
　　 「ミュージック・スタジオC」のホームページ</a></p>
</td></tr></table><br />

<h2>~編集後記~</h2>
<p style="font-size:14px;">私が多喜先生のもとに初めてレッスンに伺ったのは今から20年前のことになります。<br />
以来、音大入学までの14年間、毎週レッスンに通わせて頂いていました。</p>
<p style="font-size:14px;">今回ＰＴＮＡから多喜先生の取材をお引き受けして久しぶりに多喜先生のレッスン風景を見学させて頂きあの頃から今も変わらない部分と、新しく生まれた新たな魅力、両方をたっぷりと見させて頂いた気がします。 </p>
<p style="font-size:14px;">私が習っていた頃も、生徒達皆を連れての海外演奏旅行など、色々な企画を立てて下さっていた多喜先生ですが、ここ数年でますます幅広く斬新な企画が生まれていて、室内楽レッスン、朗読とピアノの勉強会etc.. どれも私自身すぐにでも参加させて頂きたくなるものばかりでした。</p>
<p style="font-size:14px;">今回の取材に当たって、10名以上の生徒さん達がインタビューや座談会に協力して下さいましたが、生徒さん皆さんが口を揃えて仰っていたこと。</p>
<p style="font-size:14px;">「多喜先生のお人柄、温かさ。」</p>
<p style="font-size:14px;">これは、私が習っていた頃から、ずっと変わっていない部分かもしれません。</p>
<p style="font-size:14px;">どんなバックグラウンドをもった生徒でも一人一人の生徒を、そのまま受け入れて下さり、「教え込む」のではなく、一人一人の可能性を伸ばして下さる。</p>
<p style="font-size:14px;">新しいことに挑戦するのが恐い時にも大丈夫よ、とポンと背中を押して下さる。</p>
<p style="font-size:14px;">ピアノを練習することや、舞台で演奏することが「キツい」「辛い」「恐い」ことでしかなかった生徒も
いつしか、ピアノを弾くことが好きになり、<br />
コンクールやコンサートで演奏することも、<br />
「わくわくしてしょうがない」瞬間になる。<br />
何より音楽を心から愛し、<br />
生徒さん一人一人を、干渉するのではなく温かく見守り伸ばしていく、というポリシー、<br />
同時に、まるで魔法のように次から次へと溢れ出る新しいアイディアや<br />
今までにない新企画、 それを現実のものにしていくバイタリティ。<br />
そんな多喜先生の温かいお人柄やエネルギーは<br />
確実に、生徒さん方、ご父兄の皆さん、そして多喜先生を囲む全ての方々に、伝わっているなと感じました。</p>

<p style="font-size:14px;">最後になりましたが、取材に応じて下さった多喜先生、生徒さん方、ビデオ編集等を手伝って頂いたPTNAスタッフの方々、本当にありがとうございました。</p>
</div>

<div style="text-align: right;">【取材・文　<a href="http://www.borderlessmusic.com/sayaka/" target="_blank">松本さやか</a>】</div>]]>
        
    </content>
</entry>

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    <title>第１８回　二本柳奈津子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2004/06/01_7611.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2004:/report/03edc/class//40.7611</id>

    <published>2004-06-01T09:03:23Z</published>
    <updated>2009-01-15T09:43:04Z</updated>

    <summary>【レッスン・レビュー編】 　二本柳奈津子先生は、大阪府豊中市の閑静な住宅街にある...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<h3>【レッスン・レビュー編】</h3>
<p style="color:#666666;font-size:14px;">　二本柳奈津子先生は、大阪府豊中市の閑静な住宅街にあるマンションにお住まい。レッスン室はヤマハ・アビテックスのフリータイプの小さな防音室に、グランドピアノが２台収められた本格的なもの。<br />
　昨年2003年のピティナ・ピアノコンペティションE級金賞に輝いた小塩真愛さん（受賞当時中1）のレッスンを拝見し、その成長の様子を見てみようという趣向である。</p><br />
<table border="0" width="272" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;">
<a href="/report/03edc/class/videos/other/200406nihonyanagi1.asx"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200406nihonyanagi1.jpg" width="268" height="201" border="0" vspace="2"></a><br /><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="3">ドビュッシーのレッスン風景（ビデオ）<br /><a href="/report/03edc/class/videos/200406nihonyanagi1.asx">WMV56k</a>
<br /><br />
<a href="/report/03edc/class/videos/other/200406nihonyanagi2.asx"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200406nihonyanagi2.jpg" width="268" height="201" border="0" vspace="2"></a><br /><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="3">リストのレッスン風景（ビデオ）<br /><a href="/report/03edc/class/videos/200406nihonyanagi2.asx">WMV56k</a></td></tr></table>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">●2003年12月14日(日)</span></p>
<p>　この日のレッスンは、ドビュッシーの版画から「雨の庭」。すでにステージでも弾いたことのあるこの曲は、仕上げの段階だった。<br />
　弾くことに関して具体的な方法の指示や提案はなく、専らイメージの形成に当てていく。この曲の背景について、できるだけ生徒に考えさせ、イメージをふくらませようとしつつ、簡単には言葉に置き換えられない生徒に対して、少しずつ誘導しながら考えさせていくレッスンだ。決して演奏が急変することはないかも知れないが、曲の仕上がりを着実にしていく。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">●2004年1月12日(月)</p>
<p>　この日はまず、リストのハンガリー狂詩曲第８番 嬰ヘ短調「カプリッチョ」から。前回のドビュッシーは爽快なパッセージが中心となる音楽で小塩さんの得意そうな１曲だったが、今回のリストは一転して濃厚な表現から始まる音楽。レッスンし始めて間もないこの曲は、フレーズの細かい部分を念入りにチェック、何度もやり直しながら表情を練り上げていく。<br />
　こうした段階においても、奏法の具体的方法の指示よりも音楽的な感じ方を追求して表情を作っていこうとする。レッスンは徐々に熱が入っていった。<br />
　この曲は、3月27日(土)東京の第一生命ホールで開かれた第27回ピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサートのマチネ第２部で演奏され、好評を博す。</p><br />

<table border="0" width="205" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;"><a href="/report/03edc/class/videos/other/200406nihonyanagi3.asx"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200406nihonyanagi3.jpg" width="268" height="201" border="0" vspace="2"></a><br /><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" width="14" height="15" hspace="2">ショパンのレッスン風景（ビデオ）<br /><a href="/report/03edc/class/videos/200406nihonyanagi3.asx">WMV56k</a></td></tr></table>
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">●2004年2月14日(土)</p>

<p>　この日のレッスンは、ショパンのスケルツォ第２番。この曲も3月27日(土)東京の第一生命ホールで開かれた第27回ピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサートのソワレで演奏するための仕上げで、各部分の細かい指導が続いていった。<br />
　ここでも指導者のイメージや方法を一方的に生徒に与えるのではなく、演奏者はどのような演奏をしたいのかを確かめ、常に考えさせる方法を取っている。指導者が客観的に聴こえる現象を生徒に伝え、問題点を呈示するが、その解決方法を一方的に与えるのではなく、自分で整理して明確にさせようとするあたりが、とても印象的であった。</p>


<p>　昨年のピティナ・ピアノコンペティションE級で金賞を得てから、小塩真愛さんは次々とコンサートに出演したり、コンクールに挑戦したりして、次々と新しい曲にチャレンジしている。<br />
　明日2004年6月5日(土)18:00?は、大阪のザ・フェニックスホールで開かれる「エリーザベト王妃国際コンクール優勝S.V.エッカードシュタインピアノリサイタル＆PTNA入賞者によるプレ・コンサート」で、また別のレパートリーを披露する予定。<br />
　そして、6月21日からアメリカ・ソルトレイクシティで開かれる、ジーナ・バックアウワー国際コンクールジュニア部門（11?13歳）にも録音審査が通過し、参加する予定。今後の成長が大いに期待されている。（取材：諌山　隆美）</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">ありがとうございました。</p><br />

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第１７回　二宮裕子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2004/02/01_7612.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2004:/report/03edc/class//40.7612</id>

    <published>2004-02-01T09:04:14Z</published>
    <updated>2009-01-15T09:45:45Z</updated>

    <summary>世田谷区の閑静な住宅街の一角に、二宮裕子先生のレッスン室がある。ビルの最上階にエ...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<p style="color:#666666;font-size:14px;">世田谷区の閑静な住宅街の一角に、二宮裕子先生のレッスン室がある。ビルの最上階にエレベーターで上がると、もうそこは玄関。新しいレッスン室に、年季の入ったスタインウェイのグランドピアノが２台並んでいる。</p><br />


<table border="0" width="272" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402ninomiya_lnino1.jpg" width="268" height="187" vspace="3"><br />レッスン室にて
<tt>
<table border="0" style="border-collapse:collapse;margin:5px 0px 15px 0px" cellpadding="3" cellspacing="0">
<tr align="left">
<td colspan="2"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/class_vc.gif" alt="動画" width="14" height="15"><strong>ビデオ</strong>レッスン風景(4分35秒)</td>
</tr><tr align="left">
<td style="border:solid 1px #999999;">384K　<a href="/report/03edc/class/videos/040220A_384.asx">WMA</a>　<a href="/music/ram/040220A_384.ram">Real</a></td>
<td style="border:solid 1px #999999;"> 56K　<a href="/report/03edc/class/videos/040220A_056.asx">WMA</a>　<a href="/music/ram/040220A_056.ram">Real</a></td>
</tr>
</table>
</tt>
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402ninomiya_lesson1.jpg" width="268" height="192" vspave="3"><br />関本さんのレッスン<br /></td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">まずはレッスン室とピアノについて伺った。</p>
<p>「このレッスン室は、2000年に出来ましたから、もうすぐ４年になります。<br />
　母がピアニストでしたので、私は生まれた時から家にはスタインウェイがありました。一時期は母２台、私が２台所有していましたが、現在はこの２台です。<br />
　１台はハンブルグ製で、もう１台は恐らくニューヨーク製。片方は太平洋を２度も往復した、長い歴史と愛着のあるピアノなんです。」</p><br />


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">壁に並ぶ楽譜棚が便利そうですが、珍しいですね。</p>

<p>「そうかしら？　私の実家も叔母（ピアニストで東京芸術大学名誉教授の高良芳枝先生）宅もこの楽譜棚でした。アルファベット順に並べてあって、作って頂いた棚です。」</p><br />


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">お話しを伺う前には、先日の浜松国際コンクールで第４位に入賞した、関本昌平さんのレッスンが熱心に行われていた。関本さんはちょうど取材の数日前にはパリでコンサートに出演し、帰国後すぐに宮崎でもコンサートに出演したばかり。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">レッスン後は、お集まりいただいた３人の生徒さんに、二宮先生についてを語って頂いた。　二宮先生はどんなレッスンをして下さるのかをお話し下さい。</p>


<p><b>趙梨華さん</b>（桐朋学園大学４年。二宮先生に５年くらい師事。2002年ピティナ・ピアノコンペティションコンチェルト部門上級最優秀賞）<br />
「二宮先生のレッスンは、音に対する強いこだわりがあります。１音１音じっくりと吟味して音を追求していくレッスンで、私にたくさんのものを与えてくれます。」</p>

<p><b>天野浩子さん</b>（桐朋学園大学研究科１年。二宮先生には大学受験から５年半くらい師事。2001年ピティナ・ピアノコンペティションＧ級全国決勝大会ベスト５賞）<br />
「例えば、昨年のクリスティアン・ツィマーマンの来日公演に先生と一緒に聴きに行ったのですが、先生も私も本当に素晴らしいと感動したんですね。<br />
　でも先生は、素晴らしいと感じるだけで終わっていちゃダメだとおっしゃる。どのようにしてその素晴らしい音を出すのか、そういうことを考えて行かなくては行けないとおっしゃって、より高度なレベルへと引っ張って下さるんです。」</p>

<p><b>関本昌平さん</b>（桐朋学園高校音楽科３年。二宮先生には中２から４年ほど師事。2003年ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、第５回浜松国際ピアノコンクール第４位）<br />
「以前僕はすごく体を動かして弾いていたんですが、二宮先生の最初のレッスンで、自然できれいな体の動きを見たのがとても印象的でした。最初は脱力のことばかりを指導され、手を落とす、指を落とすということが全然わかりませんでしたが、やがて分かってきて、演奏がかなり変わってきたと思います。
　レッスンは毎回違うことをおっしゃるんですが、それによって演奏の可能性の幅が広がって、自分にとってはとてもいいレッスンです。」</p><br />





<table border="0" width="271" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402ninomiya_lstudents.jpg" width="267" height="185"><br />お話を伺った二宮先生門下の生徒さん</td></tr></table>


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">二宮先生自身は、どんな先生ですか？</p>

<p><b>関本昌平さん</b>：
「はじめは怖そうな先生なのかなと思ったが、とても話しやすい先生ですね。」</p>

<p><b>趙梨華さん</b>：
「私も初めは、見た感じとてもきれいな先生なので、気軽に話してはいけないのかなと緊張しましたが、レッスン中もレッスン後も楽しいお話しがとても多いんです。特に、先生がご主人のお話をする姿がかわいらしくて大好きです。」</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">二宮先生は、お母様もおばさまもピアニストという音楽一家でいらっしゃいますが、他にご家族に音楽家はいらっしゃいますか？</p>

<p><b>二宮</b>：
「主人の妹２人はバイオリニストで、サイトウキネンオーケストラのメンバーとしても演奏活動をしています。
　主人は音楽家ではないですが、音楽家がどのようにきびしく育っていくのかを見ているので、私の仕事を理解し、わがまま邦題にさせてくれるので、何よりも感謝しています。」</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">二宮先生は幼少時代から音楽に囲まれて育ったと思いますが、特に印象的な音楽体験がありましたら、お話し下さい。</p>

<p><b>二宮</b>：
「例えば、イタリアオペラの来日公演を見たのは、ショックな出来事でしたね。当時私は中学生でした。この時の凄い刺激、感激が、今も尚音楽家としての私を引っ張ってくれているような気がします。」</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">ピアノよりオペラだったのですね。</p>

<p><b>二宮</b>：
「声楽を聴いて学んだ"歌"をピアノに応用することを、信念をもって指導できるのは、子供の時から素晴らしいオペラに触れることができた"環境"のおかげかも知れません。そういう環境に恵まれた私は、とてもラッキーでしたね。<br />
　結婚後も、ニューヨークに住んでいたので、メトロポリタン・オペラに通いました。年間11演目あって、天井桟敷の席ですと当時１シーズン11回で200ドルもしない金額でしたので、子供と４人家族で毎回見に行きました。子供たちは音楽家ではありませんが、音楽が大好き。自らコンサートへ行くのが本当に大好きで、そういう環境を作れたことはとても良かったと思っています。」</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">なるほど。ではオペラはたくさん見ていらっしゃるのですね。</p>

<p><b>二宮</b>：
「そうですね、レオンタイン・プライスの最後のステージも聴きました。とにかく中学の時のイタリアオペラで聴いた、ジュリエット・シミオナートの美声に感激し、彼女の声に惚れ惚れしましたね。私にとっては、大変なインパクトがあったのですね。」</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">ピアノではいかがでしょうか？</p>

<p><b>二宮</b>：
「やはりアメリカで聴いた、ルービンシュタインとホロヴィッツですね。<br />
　アメリカに行く前にはルービンシュタインのレコードを聴いてもちっとも感激しなかったのですが、ニューヨークのカーネギーホールでのリサイタルは素晴らしかった。レコードと全然違って、本当に音がきれいなんですね。ルービンシュタインの演奏を聴いて、本当にうれしくなって、家へ帰ってきてもソファにでも座ってワインを飲みたくなる感じなんですね。その余韻にたっぷりと浸っていたいというか。<br />
　でも、ホロヴィッツは全然違うんです。彼のリズム、例えばポロネーズなどのリズムが全部体に入り込んでしまう感じになり、帰るとピアノを弾きたくなる。そのリズムの通りに弾けてしまう。強烈なものが体に入り込んでくる感じですね。」</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">こういう素晴らしい音楽に触れ、良い時代に学んで、そこからぜひ皆さんに伝えたいことは？</p>

<p><b>二宮</b>：
「やはり、オペラをたくさん聴いてもらいたいですね。オペラのチケットはとても高いのでなかなか行けないかも知れませんが、しかし、歌をたくさん聴くというのは音楽の原点ですね。素晴らしい弦楽器もいいですね。ピアノを勉強する人はピアノのコンサートにばかり行きますが、オペラはおすすめですね。<br />
　私はアメリカ生活が長く、学生時代はチケットが安く、結婚後は主人がすごく音楽が好きとラッキーな点も多く、たくさんコンサートに通いましたね。そのおかげで"感じる"ということが、私の中に入ってくれたかなと思います。やはり生のコンサートはたくさん聴かなくてはならないと、実感しています。」</p><br />


<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">ありがとうございました。</p><br />]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第１６回　中田元子先生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/news/2004/02/01_7613.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2004:/report/03edc/class//40.7613</id>

    <published>2004-02-01T08:00:00Z</published>
    <updated>2009-01-15T09:54:03Z</updated>

    <summary>空高く聳え立つ大阪ビジネスパークの高層ビルと、寝屋川の向こう岸に今もなお情緒豊か...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/">
        <![CDATA[<p style="color:#666666;font-size:14px;">空高く聳え立つ大阪ビジネスパークの高層ビルと、寝屋川の向こう岸に今もなお情緒豊かに佇む大阪城。建築家のご主人が設計されたという中田元子先生のご自宅からは、時代の新旧を一望することができる。<br />
中田元子先生（ピティナの評議員・千里支部長）は、ピアノの指導を始めて３０余年。相愛音楽教室の講師を経て、現在はここ大阪市都島区のご自宅にて、ピアノの指導をされている。</p>
《INDEX》<br />
<a href="#1">1．音楽的にも人間的にも、元気になるレッスン</a>
<a href="#2">2．一般大出身でも演奏活動を</a>／
<a href="#3">3．長期的な視野での指導</a><br />
<a href="#4">4．基礎作り/指作り＆ソルフェージュ</a><br />


<hr size="1" color="cccccc">
<br />
<a name="1"></a>
<h3>1、音楽的にも人間的にも、元気になるレッスン</h3> 

<table border="0" width="262" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;">
<div style="text-align:left;"><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata1.jpg" width="258" height="196"><br />中田元子先生と今回レッスンを拝見した3人の生徒さん</div>
<p><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata2.jpg" width="258" height="186"><br />大阪城</p>
<p><img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata3.jpg" width="258" height="192"><br />大阪ビジネスパーク</td></tr></table>

<p>　今日のピアノレッスンを拝見させていただいたのは、西村真紀子さん（関西学院大学社会学部2年生）と小西早哉佳さん（同志社大附属高３年）のお２人だ。<br />
　お２人とも、中田先生のレッスン室に通いはじめて、10年近くになるという。入門当初は、コンクールの予選が通らなかった彼女たちも、しっかり中田先生の導きに応え、一般の大学・高校に通いながら、コンクールにも挑戦しつづけ、入賞歴を重ねている。 </p><br />

<p style="color:#0066cc;">◎ 西村真紀子さんのレッスン</p>

<p>　1998年ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会で金賞（F級）を受賞したのは、高校1年生の時。その後受験を迎え、関西学院大学に進学して半年後、ピアノを再開した。今日は、コンクールの本選に向けてレッスンに臨まれた。曲目は、ショパンの幻想ポロネーズ。レッスン室には、この曲の自筆譜が置かれていた。<br />
　「 "こう弾きたい"という欲求が、あんまり前に出てきていない」という今日の西村さんの演奏に、中田先生が要所要所にヒントを与えていく。「ここは、色が変わっていくところよ」という指揮に、ピアノの音色もさーっと変化がついてきた。<br />
また、フレーズを言葉のイントネーションに置き換えて説明されるうちに、こまごまと粘りがちだったフレーズも徐々に整理されてきた。「いつも音楽は大きく作っていかないと・・」と先生の言葉が印象的だった。</p>

<p><b>西村さん</b>：「いつでもよく深夜までレッスンやっていただいていましたが、1度大学受験でピアノをやめてみて感じたことは、ピアノのレッスンで、音楽的にも人間的にも、元気をいただいていたんだな、ということです。自分の思っていることをなかなか表に出せない性格で、それがピアノにも出たりして、いろいろ悩んでいた時期、これから先、生きていく上での人生のアドバイスをいただいながら、パワーをもらっているんだなと思います。」</p>
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<p style="color:#0066cc;">◎ 小西早哉佳さんのレッスン</p>

<p>　2001年ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会でベスト賞（F級）を受賞し、昨年はアミューズ部門優秀賞（Aカテゴリー）を受賞している。間もなく大学受験日を迎えるという中、横浜でのアミューズ入賞者記念コンサートも控えている。今日のレッスン曲は、その演奏曲目のショパンのバラード1番。レッスンの順番がくるまでの時間を、レッスン室にあるショパンの本に目を通されていた。<br />
　感覚的にすぐやってみたい、と反応する小西さんは、ゆっくり深く考えてから意思表示をされる西村さんとはやや対照的。時に、研究しすぎて、どんどん演奏が変わってしまうこともあるという。先ほどの書籍は、彼女にどんなインスピレーションを与えたのか・・？<br />
　ややもすると高揚しがちな演奏に、力を入れるところと抜くところ、フレーズの切れ目を意識喚起させ、音楽に緩急のメリハリがついていく。「ここはもっとこういう深い響きの方がいいんじゃない？」という先生の提案に、具体的に指の重心の位置、指の第2間接の筋肉の動きにまで至り、具体的な運指ノウハウを解説されていた。</p>

<p><b>小西さん</b>：「 "こういう感じ"のたとえがとても面白いです。音色を頭でイメージしやすくしてもらったり、曲想の感じを歌ってくださったり。先生の気迫も伝わってきます。」</p><br />

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<h3>2、一般大出身でも演奏活動を</h3>
<table border="0" width="262" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata4.jpg" width="258" height="196" vspace="3"><br />レッスンに使われるショパンの自筆譜<br /><br />
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata5.jpg" width="258" height="196"><br />西村真紀子さんのレッスン風景</td></tr></table>
 
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 一般の大学に通いながら、これだけ専門的にピアノに関わり続けてこられるのって、素敵ですね。</p>　
<p>例えば、西村さんの場合、一般大学の受験を考えた時点では、塾に行ってもついていけなかったそうですが、ピアノで培った根性で、1年間でトップレベルの大学に入り、今こうして音大生と混ざってコンクールで競演し、自分の演奏を説得することができているわけです。音楽以外の友達と接して、いろんな考え方や学問と接して、割り合いはみ出さないまじめだった演奏も、心の中を出して音に出てきて、いい感じになってきていますね。</p>

<p>　一般の大学にいたら、ピアノが弾けること自体が、自分の強みになったりもしますよね。小西さんの場合、普通高校にいるので、コンクールで入賞して褒賞演奏会があるとなったら、クラスのみんなが興味を持って見にきてくれるようですよ。学校で「戦場のピアニスト」の映画鑑賞会をする前に、映画に出てくるショパンのノクターンを、400席満席の中で演奏したこともあったとか。それが、音楽高校や大学だと、金賞をとっても何もいわれないし、受賞した人も何もいわない雰囲気があるでしょ。音大も別分野なら皆から認められるんでしょうが。結局、ピアノが弾けることが希少価値である場に身を置いたほうが、かえって伸びる可能性も出てくるともいえるかもしれませんね。</p><br />

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 音大に進学をしなかったことに、それほど後悔は感じられないものでしょうか？</p>

<p>　音大に行かずにピアノを勉強し続けて、メリットはわかるけど、逆にデメリットはないんじゃないかしらって、話しているんですよ。高校を卒業した時点で、ある程度基礎的なことはクリアして、大学では、哲学や美学、歴史、音楽ビジネスなど、別の角度から音楽を研究しつつ、いろんな楽しいことも体験して、さらに、リサイタルやコンクールをやってもいいじゃないですか。音大を卒業した人と比べて、引けを取らない演奏が出てきたら、それもすばらしいことですよね。社会人になるときに、選択肢がいっぱいあるのも、いいですよね。かえって音楽とは違う分野にいる人ほど、純粋に音楽の活動をしたがるところもあるかもしれませんよ。</p><br />



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<h3>3．長期的な視野での指導</h3>
<table border="0" width="262" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata6.jpg" width="258" height="188"><br />小西早哉佳さんのレッスン風景</td></tr></table>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 生涯ピアノを続けていくにあたって、気をつけてほしいことは？</p>
<p>コンクールに通る手段としてピアノを習いたいのなら別ですが、私は音楽は人生とともに、育てていくものでありたいと思っています。人生の中の、ある時は伸びたり、ある時は停滞したり、またある時は下がったり・・・、そう、スッと咲く花、じっくり咲く花があるのと一緒で、子供の伸びる時期はいろいろあるんです。でも、人生を通じて、音楽力は高くなるものだと思っています。それが目先のことに振り回されて、"その時"しかないような感覚で、親も先生も接せられ、コンクールに落ちてしまったら、「あんなにがんばったのに、落ちて、何よ！」と怒られ、それでピアノを嫌になって止めてしまったら・・・、こんなに悲しい人生はないと思います。　もちろん、私たちも、コンクールで失敗したことも、一緒に泣いたこともありますよ。でも、「また頑張ればいいじゃない、人生長いんだから」と希望だけもってやってきているんです。そういう人生の方が楽しいですから。</p><br />
<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 長期的な視野でレッスンをされるきっかけは？</p>
<p>ピアノ指導の初期の頃、3歳から指導して毎コンで1位になった生徒がいて、その子を誇りに思っていたのですが、今はピアノをしていないんですよ。当時「あこがれの○○ちゃん」といわれていた生徒、ピアノを止め、音沙汰もなくなった生徒たち・・。それが心の痛みになっているのです。<br />
　また、ピアノも学校の勉強もとてもよくできる子が、風邪をこじらして高熱が続き、薬で脳の働きが止まって養護施設に行ってしまった子もいます。そういう人生もあるのを目の当たりにした経験は、私の教育観にも影響を与えていると思いますね。<br />
　それからある時、「そんなに東京芸大にこだわりがあるのなら、受けにいって様子をみてきたら」と送り出した生徒がいて、案の定不合格だったのだけど、勇気いっぱいで帰ってきたんです。「僕なんてまだまだ希望があります、サラリーマンの人が受けに来ているんですから」っと言って、一年後には東京芸大は入って、今は大阪芸大の講師をしています。<br />
　そういう体験をしたら、いいものがあるなと思ったら、かわいい子には旅をさせて、小さいときの採点で将来を当てにしないで、誉めすぎず、大事の育てていきたいと思っています。</p>

<p style="color:#0066cc;font-size:14px;">─ 先生の生徒さんは、特に中高生あたりからの飛躍が目を引きますね。</p>
<p>小さいときからすぐにコンペで全国決勝大会に入る子はいないんです。いけるとしたら、それも何年か経っていろんな総合的な基礎力がついてきて、最低でもC級からですね。結果が出る以前は、落ちてきても、常に励まし続け、基礎力がつくのを見守っています。<br />
　ピアノ指導の人生30何年は、個人と個人の戦いですね。ある意味では、生徒は、娘や息子です。子供を育てている経験もあるし、一人一人との付き合いが長いのでご家庭の方とも親しくなって、生活の中でのピアノの位置付けや、どういう生活をしているのかが、見なくても想像できるようになってくるんです。どの子も反抗期になって、がんばっていないわけではないけど、今気が乗れない、ピアノは止めたくないけど弾きたくない、という時期が来て、親とトラブルが生じます。なだめつつ、じっくり待ちましょう、と。そのうち自らピアノを弾きたくて仕方がない時期が訪れ、その時に真の基礎力が備わっている子は、ぐっと成長していくのです。</p><br />

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<h3>4．基礎作り／指作り＆ソルフェージュ</h3>
<table border="0" width="320" style="float:right;margin-left:10px;"><tr><td style="text-align:center;">
<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata7.jpg" width="258" height="196"><br />
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<img src="http://www.piano.or.jp/report/03edc/class/images/200402nakata8.jpg" width="196" height="258"><br />音符の長さ（音価）が視覚的にイメージしやすいよう、面積で表しているお母様手作りの音符カードを見せてくれた。</td></tr></table>
<p>では、ピアノの長期的なレベルアップを図れる基礎作りとして、レッスンではどのようなことを取り入れているのだろうか。</p><br />

<p style="color:#0066cc;">◎指作り</p>

<p>西村真紀子さんも小西早哉佳さんも、十代前半で中田元子先生のレッスン室に入門した当初は、徹底的な「指作り」に時間を費やしてきた。「まるで、ピアノの調律をしているように」、一音一音を鳴らすだけのレッスンが続いたという。</p>

<p>「自分の"求める音"を出すためには、そのツールである指が出来ていることが大事です。細い線も硬い線も太い線もやわらかい線も、全て指で作るわけですから。指作りの最短距離の鍛え方というのがあって、これはフィンガートレーニングと違い、鍵盤上で実際に音を出して、自分の耳で音を聴きながら、指を作っていきます。」</p><br />

<p style="color:#0066cc;">◎ソルフェージュ</p>

<p>ピアノのレッスンの前に、ソルフェージュのレッスンを拝見させていただいたのは、萩原文ちゃん（大阪教育大学附属天王寺小学校1年）。ピアノでは、ブルグミュラーの練習曲が弾ける進度で、ソルフェージュの基礎からじっくり学んでいる様子だ。</p>

<p>「ソルフェージュを通して、ピアノの読譜能力、音楽的な感性を作りたいと思っています。ピアノのレッスンの延長線上に位置付けているので、ソルフェージュだけのレッスンはしていません。ピアノのレッスンの中で、今のピアノ演奏で欠けていることをソルフェージュで補っていきます。ピアノの演奏で、リズム的なことが弱ければリズムの訓練を取り入れ、リズム譜を作らせたり、模倣させたり、体験させたりしていきます。相愛大学の音楽教室でも、ソルフェージュのレッスンや研究を25年間やってきましたが、やはりソルフェージュ力のある子とない子では、演奏力に歴然とした違いがありますね。」</p>

<p>ソルフェージュのレッスンの中で、特に新鮮だったのが、読譜力の訓練だった。新曲を5分ほど黙読させ、記憶し、それを譜面に起こす、というもの。楽譜のじっくり読む習慣をつけさせるばかりでなく、短時間に効果的に正確に記憶できるよう、いろいろ自発的に知恵を働かせるという。音型、和声進行、フレーズを見ながら、楽曲の構造を把握し、分析する力につなげていく。ピアノのレッスンで、ミスの多いところを、記憶して譜面に起こさせるというのも、アイデアだ。</p><br />


<h2>後記：</h2>

<p style="font-size:14px;">ほんの数時間だけのレッスン室拝見でだったが、中田元子先生の母親的な大きさ、明るさに、生徒がのびのびと自発的にピアノに取り込んでいる雰囲気が感じられた。目先の結果に動じることなく、前向きな気持ちを生徒やそのご家族と持ち続けながらも、長い成長曲線を支える基礎力の育成に対する信念の強さは、その独自の教育方法の豊富なノウハウに、垣間見ることができた。<br />
ピアノをとるか勉強をとるか・・・、学生時代には誰もが直面する問題も、"両方やってこそ楽しい人生なんだよ"と、生徒さんの自信に満ちた笑顔が語ってくれた。（取材：霜鳥美和）</p>
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