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編曲で広がる音楽の入り口
2025/05/29
執筆:専務理事 福田成康
2025年度月刊ピアノ×編曲オーディションの結果が発表されました。入賞結果を見て、改めて思うのは、指導者に求められる役割が広がっているということです。今回は昭和歌謡を題材とした作品が多く入賞し、SNSなどで若い世代が昭和歌謡を再評価している潮流を的確に反映していました。
私たちは日々、クラシックを中心とした教材に向き合っていますが、生徒の「弾きたい!」という気持ちに応えるには、それらとは異なるレパートリーやアプローチも必要です。時代の流行に敏感になり、生徒個々の関心に寄り添い、編曲という手段で音楽の入り口を広げることが、ますます重要になるのではないでしょうか。
ぜひ日々のレッスンに編曲の視点を取り入れ、生徒の「弾きたい!」を叶える指導を目指していきましょう。
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