日本をリードするピアニストを育てる選考会

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2015/03/27

福田靖子賞選考会は創設から12年経ちます。その間に公益財団法人として独立し、選考会の参加経験者は「奨学生」と呼ぶようになりました。

奨学生は、全員が1回以上の海外派遣の権利を持つほか、50回以上の開催実績がある海外教授マスタークラス、時折開講する英語研修や音楽鑑賞 会、海外若手アーティストとの意見交換会などに参加できます。

ですから、福田靖子賞の参加枠9名に入ることは大きな意味を持ちます。選考はコンクールの入賞履歴とエッセイを吟味して行われます。大学の AO入試に近い選考方法で、長年の精進が問われます。

その9名は、8月の選考会で審査員3名からレッスンを受け、30分のソロ演奏を経て順位を決められます。10代の子どもにとっては過酷ともい える試練ですが、これを経て、将来日本をリードするピアニストが育つのだと思います。

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