顔の見える寄付で若者に使命感を

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2013/05/06

130506shihonshugikakusin.gif『資本主義のための革新』によると、戦前に小学校の児童が優秀だと分かると教頭先生はじめ地域の人達が応援して勉強させて「一高」に進学し、その後「東大」→「官僚」と進み、その恩義があるので、官僚は世のため国のためにと必死で働いたそうです。

翻って現代、親のお金で塾に通って東大に入り、学生一人当たり2,900万円もの税金が投入されても、学生はその実感を持てずにいるのではないでしょうか。

ピティナCrossGiving福田靖子賞などで海外での学びや海外教授によるマスタークラスを受けている学生は、額がわずかでも自分が支援されているという実感があると思います。支援している人の顔が見えるからだと思います。それが将来、社会に恩返ししなければという使命感につながると見込まれます。育英の分野でもっと多く人から「寄付」を募り顔の見える支援をすることで、高い使命感をもった人を社会に輩出したいと思います。

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