19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したポーランド出身のピアニスト・コンポーザー、レオポルト・ゴドフスキー作曲による「ショパンの練習曲に基づく練習曲」。その第34番はショパンの練習曲作品25の5をモチーフとし、舞曲のリズムに後期ロマン派らしい濃密な和声が織り重ねられた、耽美的なマズルカに仕立てられている。(演奏:2010年2月11日 於:王子ホール ピティナ・ピアノコンペティション王子賞受賞披露演奏会)
演奏:仲田みずほ(なかだ みずほ)
ホームページはこちら
静岡県西伊豆町出身。
3歳よりピアノを始める。東京音楽大学付属高等学校を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業。卒業演奏会、読売新人演奏会などに出演。
全日本学生音楽コンクール東京大会、小学生の部(第51回)、中学生の部(第53回)、高校生の部(第56回)入選。2005年ロゼピアノコンクール一般の部B 第一位。第9回(2004年)、第12回(2007年)、第14回(2009年)浜松国際ピアノアカデミー受講。第12回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第3位、第14回同コンクール第5位。2007年テレビ朝日『題名のない音楽会』に出演し、東京交響楽団と共演。ザルツブルクのモーツァルテウムサマーアカデミーに大学より奨学金を得て参加(2007)した他、ニース(仏)国際サマーアカデミーに参加(2008)。共に選抜演奏会に出演。
2009年、第33回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ受賞、併せて文部科学大臣賞、讀賣新聞社賞、ミキモト賞、王子賞、東京シティ・フィル賞を受賞。
これまでに相模原市民交響楽団、東京音楽大学シンフォニーオーケストラ、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団と共演した他、水戸、浜松、東京など各地でピアノソロリサイタルを開催。
現在、東京音楽大学大学院2年特待奨学生。
山本田鶴子、小高明子、石井克典、オクサナ・ヤブロンスカヤの各氏に師事。