【開催レポ】学校クラスコンサート(10/15八幡北小)

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2020/11/19
学校クラスコンサート
実施レポート
草加市立八幡北小学校
日時:2020年10月15日(木)
会場:音楽室
参加人数:4年生73名
出演:尾崎 未空(ピアノ)、城戸 かれん(ヴァイオリン)

10月15日、埼玉県草加市立八幡北小学校の音楽室で、学校クラスコンサートが開催されました。第40回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリの尾崎未空さんが、ヴァイオリニストの城戸かれんさんと共に、4年生の音楽のクラスを訪れました。「タイスの瞑想曲」や「愛の挨拶」などのヴァイオリンとピアノのデュオや、リストの「愛の夢」などのピアノソロの演奏を届けました。

「終わった後に口々に「楽しかった」「すごかった」などと言いながら、いつも以上に素敵な笑顔で教室に戻っていき、音楽の力はすごいなと、改めて思いました」と、音楽の先生は語りました。

ピアニスト・尾崎未空さんからのメッセージ

今年の大変な状況で、ますます気軽に生の音楽に触れられる機会が減ってしまったと思うのですが、このような中だからこそ子ども達に、音楽のもつエネルギーや美しさを目の前で感じてもらえるきっかけになれたら嬉しいと思い、お引き受けさせていただきました。
子どもたちは、演奏中にはじっと聴き入り、トーク中や質問コーナーにはたくさん手が挙がって元気な反応が返ってきて、とても素直に受け止めてくれているのがわかりました。
ピアノやヴァイオリンの楽器の解説にもとても興味津々になっていて、普段あまり触れないものにも感動できる子どもの柔軟な感性に、こちらも刺激を受けました。 質問コーナーでは、楽器についての質問のほかに、「弾いてるときには何を考えていますか?」「音楽家にいつなろうと思ったのですか?」など、思いの他切り込んだ質問がたくさんあり、今回のコンサートが、「音楽家」という立場についても考えることに繋がったのだと、とても驚きと嬉しさがありました。
今年は小学校では楽器を触ることだけでなく、合唱などの歌を歌う機会もかなり限られてしまっていると伺いました。そんな中でも、クラスコンサートで城戸さんと一緒にお邪魔して、演奏したり音楽のお話しをしながら小学生と近距離で触れ合えたことは私にとっても大きな喜びでした。子どものうちに、このような生演奏の迫力を味わう機会がこれからも作り続けられるようであるといいなと改めて感じました。


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