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    <title>ピアノ曲MadeInJapan</title>
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    <title>◆番外編◆ クリスマス＆お正月特集！</title>
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    <published>2011-12-21T16:06:28Z</published>
    <updated>2011-12-21T16:25:23Z</updated>

    <summary>坂本龍一「戦場のメリークリスマス」、宮城道雄「春の海」をご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="連載" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><big>寒さも一段と増し、慌ただしい年末気分が漂う今日この頃ですが...。こんな時こそ、音楽でしっかりと季節を味わいたいものです。今日ご紹介するのは、"この季節といえば！"という2曲、「戦場のメリークリスマス」と「春の海」です。難易度は、どちらも中級程度。特に中高生や大人の生徒さんには、オススメです。弾いて楽しむも良し、聴いて楽しむも良し、弾いて聴いてもらうはなお良し、です！ <div><br />
<span style="color:#006666"><strong>クリスマスといえば...坂本龍一「メリークリスマス・ミスターローレンス」</strong></span><div>
<div style="text-align: center;"><small>（♪クリックで再生↓）</small></div>
<a href="http://youtu.be/cojXQ7BttGY"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="senjo.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/senjo.JPG" width="357" height="203" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>この曲は、1983年の映画「戦場のメリークリスマス」のメイン・テーマとして、坂本龍一により作曲されものです。クリスマスのピアノ曲集には、必ずといっていいほど入っているこの作品。原曲はシンセサイザーによる壮大な音楽ですが、ピアノソロも味わい深くてなかなか素敵です。多くの楽譜は他の作曲家によりアレンジされたものですが、全音楽譜出版社刊「Avec Piano」版は、坂本龍一本人が編曲したものです。 
<br /><br />
<span style="color:#006699"><strong>作曲者：坂本龍一とは</strong></span>
<br /> 評論家の秋山邦晴は、坂本龍一の音楽を「現代音楽の技術で作曲された今日の新しいポピュラー音楽」と評しています。東京芸術大学大学院修了後、シンセサイザーとコンピューターを駆使したバンドY・M・O<small>（イエロー・マジック・オーケストラ）</small>に参加した坂本龍一は、その先鋭的なカッコイイ音楽で一躍時の人となりました。メンバーに命名された「教授」という愛称は、よく知られていますね。クラシックとポップスの境界線を取り払ったような彼の音楽は、今も多くの人を魅了し続けています。 
<br /><br />
<span style="color:#0066FF"><strong>演奏にあたって</strong></span>
<br />坂本龍一が、音楽家としてのみならず、主人公の一人としても出演したこの映画は、第二次世界大戦中のジャワの捕虜収容所が舞台となっています。閉ざされた収容所のなかで、東洋人と西洋人が出会い、傷つけ合い、殺し合う...。オルゴールのような冒頭部分に続く、5音音階のアジア的なメロディー。何度も繰り返されるその旋律が、心に沁み入ります。クラシック的なメロディーの歌わせ方（レガートで美しいスラーを描く）とともに、ポップス的なウラノリ（裏拍にアクセントを置く）を常に保ち続けることが、この曲を気持ちよく演奏するための秘訣でしょうか。 
<br /><br /><span style="color:#FF3366"><strong>お正月といえば...宮城道雄「春の海」</strong></span>
<div style="text-align: center;"><small>（♪クリックで再生↓）</small></div>
<a href="http://youtu.be/_lCKUd3XnwM"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="haru.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/haru.JPG" width="355" height="205" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br />この曲は、1930年の勅題「海辺の巌」<small>（勅題とは、天皇が新年の歌会始等のために毎年出題するお題のこと、ちなみに2012年は「岸」）</small>にちなんで、宮城道雄が筝と尺八のために作曲したものです。後にフランス人女流ヴァイオリニストのルネ・シュメー氏によってレコード化され、世界的に知られるようになりました。来日中にこの曲を聴いて気に入ったシュメー氏は、翌日にはヴァイオリン用に編曲し、日比谷公会堂のコンサートで宮城道雄のお筝と協演！その日本的な親しみやすいメロディーに、聴衆は熱狂したそうです。他にも様々な楽器に編曲されていますが、ピアノソロ版としても「全音ピアノ・ピースNo.288」等のアレンジ譜が出ています。
<br /><br />
<span style="color:#CC3399"><strong>作曲者：宮城道雄とは</strong></span>
<br />日本の伝統音楽にクラシック音楽の要素を導入し、「新日本音楽」を打ち立てた宮城道雄。筝曲家として活躍した若い頃よりクラシックのレコードを聴き、和声や形式を独学で勉強、新しい邦楽作品の作曲に生かしました。特にドビュッシーやラヴェル、ストラヴィンスキー等、比較的新しい時代の音楽を好んだようです。 「春の海」も、クラシックの形式感や技術を応用した、当時としては斬新な雰囲気を持つ邦楽作品でした。
<br /><br />
<span style="color:#CC33FF"><strong>演奏にあたって</strong></span>
<br />旅した瀬戸内海の美しさを描いたという、この作品。のどかな波の音で始まる第一部では、時にかもめの鳴き声が、テンポアップした第二部では、勇ましく行き交う漁船の様子が、そして第一部が反復される第三部では、再びのどかな春の景色が描写される、三部形式です。筝とは音階が異なるピアノでは多少弾きにくい部分もありますが、左手は筝、右手は尺八を思い浮かべつつ、スラーやスタッカート等のアーティキュレーションを正確に表現することで、原曲の雰囲気を存分に味わえるでしょう。
</div><div>
<br /><div style="text-align: center;"><b><span style="color:#FF9900"><strong>それでは音楽とともに、どうぞ良い年末年始をお過ごしください！</strong></span>
</b></div><br />
<small>参考文献：
<br />（楽譜）「Avec Piano」全音楽譜出版社
<br />宮城道雄「春の海　<font style="font-size: 0.8em; ">宮城道雄随筆集</font>」岩波文庫</small>
</div></div></big></big>]]>
        
    </content>
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    <title>【こどものためのJAPAN7-3】 田中カレン作曲 『地球』 上級編</title>
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    <published>2011-10-27T17:15:22Z</published>
    <updated>2011-10-27T17:36:37Z</updated>

    <summary>ツェルニー30番後半以上の6曲を、音源とともにご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyujoukyuu.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyujoukyuu.JPG" width="350" height="292" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>田中カレンさん作曲『地球』大解剖、最終回の今回は、<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/10/21_13255.html">前回の中級編</a>につづき、上級編<small><small>（「★★★」＝ツェルニー30番後半以上）</small></small>6曲を、音源とともに1曲ずつご紹介させていただきます！

<br /><br />
<span style="color:#33FF66"><b>弾いても聴いても大満足！</b></span>
<br />上級編ともなると、アルペジオやトレモロ、またジャズやダンス・ミュージックに近いリズム感など、かなり難しい要素も盛りだくさん！その分、流れ出る音楽も、より一層聴きごたえのあるものになります。細やかな音の連なりが、まるで錦織の生地のように艶やかに色合いを変えていく様子や、ノリよく刻まれるリズムが、あたかも生命の鼓動のように生き生きと紡がれていく感覚は、圧巻そのもの！弾いても聴いても、音楽に身を任せる喜びを存分に味わうことのできる、大満足な作品ばかりです。
<br /><br />
<span style="color:#00CC66"><b>技術とイメージ</b></span>
<br />例えば、急速なトレモロなど難しいテクニックは、リズム練習やアクセント練習などを積むことで、ある程度指は動くようになりますが、それだけではやはり音楽にならないところが、田中さんの作品の醍醐味でしょう。指が速く動いても、それが本当に風や光のように聴こえるか、また音価通りリズムを刻んでいるつもりでも、それが生きた鼓動のように聴こえるか･･･。幸い楽譜には、題名や発想用語など、曲のイメージがしっかりと書き込まれています。レッスンでは、まずは例えば絵を描いてもらうなど、イメージに注目を促すことが、案外、技術的な問題を音楽的にクリアするための近道となるかもしれません。
<br /><br />
<span style="color:#339966"><b>各曲ご紹介：アルペジオ編</b></span>
<br />以下、上級編の作品を、音源動画とともに1曲ずつご紹介させていただきます。まずは、特にアルペジオが美しい2曲、第7番「風力エネルギー」と第15番「地球」です。どちらも最初に、効率的な指使いをじっくり考えること、またなるべく和音に戻してハーモニーの色合いを感じることが、大切でしょう。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#6699CC">第7番　風力エネルギー</span><br /></div></strong>
<div style="text-align: center;"><small><small>↓クリックすると音源動画をご覧いただけます！</small></small></div><a href="http://youtu.be/Ev2wcaeCUGM"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>「風のように軽やか」な分散和音やアルペジオに乗って、どこか懐かしく切ないメロディーが流れ
ます。圧巻は、フラット系からシャープ系へとダイナミックにハーモニーが移り変わっていく、中間部のクライマックス！軽やかな風から生まれるエネルギーの強さを、実感します。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#6633CC">第15番　地球</span></div></strong>
<a href="http://youtu.be/PViusdvSgR0"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>「美しく大切な地球を思いながら」と書き込まれた、この曲集のタイトルともなった作品。宇宙からの映像でよく見るような、青く澄んだ神秘的な地球の姿が、本当に目に浮かぶ素晴らしい音楽です。雄大な中間部を経て、転調したテーマが戻ってくるときのペダルの使い方に、田中さんならではの響きへの研ぎ澄まされた感性を感じます。
<br /><br /><br />
<span style="color:#666699"><b>各曲ご紹介：トレモロ編</b></span>
<br />
次にご紹介するのは、トレモロを使った2曲、第1番「海」と、第13番「光」です。音の数が多いと、どうしても騒がしくなってしまいがちですが、そこをイメージと指先の感覚によって、なんとか淡く柔らかく表現したいものです･･･！
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#339999">第1番　海</span></div></strong>
<a href="http://youtu.be/O5tlkAVg8tk"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>「青い海と水面に輝く光を思いながら」と書き込まれた、この曲集の最初の曲。ゆったりと始まる歌に続き、アルペジオとトレモロによる波と光の幻のような中間部が現れ、最後はまた歌に戻って終わります。これから始まる、この曲集の壮大な物語へと誘うような、とても素敵な作品です。
<br /><br /><br />

<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#FFFF66">第13番　光</span> </div></strong>
<a href="http://youtu.be/Hn8gxFV1UTU"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>ほぼトレモロのみによって構成された、技術的に高度な、そしてその分非常に美しい作品。音が移り変わるときに、ついついガクッと段差ができてしまいがちですが、「とてもやわらかに。キラキラと輝く美しい光を思いながら」弾くことによって、絹のようになめらかに弾きたいものです。腕に力が入ると痛くて最後まで弾けないので、脱力の勉強にもなる作品でしょう。
<br /><br /><br />
<span style="color:#336666"><b>各曲ご紹介：リズム編</b></span>
<br />
最後にご紹介するのは、リズムが特徴的な2曲、第5番「マグマ」と第14番「生命の楽園」です。両曲とも、クラシックというよりは、ジャズやダンス・ミュージックに近いビート感、グルーブ感に満ちた作品で、とてもカッコいいです！ただそれを本当にカッコよく弾くのは、なかなか難しい･･･。クラシックのみならず幅広い音楽への興味が、大切になるでしょう！&nbsp;<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#CC0000">第5番　マグマ</span></div></strong>
<a href="http://youtu.be/C5wwKLJ2hQc"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>地の底からマグマが湧き出てくるような、とても「エネルギッシュ」な作品。伴奏が6/8拍子（2拍子系）、メロディーが3/4拍子（3拍子系）で刻まれる中間部は、なんとか伴奏の2拍子系のノリで3拍子のメロディーを歌えると、カッコよく弾けます。冒頭や最後のアッチェレランドは、思い切って前進しましょう！
<br /><br /><br />

<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#FF3366">第14番　生命の楽園</span> </div></strong>
<a href="http://youtu.be/4FqYaw1KHrc"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>田中さんいわく「チック・コリアやクインシー・ジョーンズのようなドライブ感、また上原ひろみさんのような体全体でリズムに入り込む集中力とノリ」が大切となる、「生き生きと喜び」に溢れた作品。私自身、ジャズのその圧倒的なノリにはまだまだ到達できずにいるのですが、よく動画を見ては躍動感溢れるリズムにしびれています･･･。鍵は、田中さんのお言葉による「ドスの効いた感じ」の低音や、クールでメリハリの効いたタッチでしょうか・・・。自分で弾いていても、ついつい踊り出したくなるような、とても楽しい曲です。
<br /><br /><br />

田中カレンさん作曲『地球』、いかがでしたか？この宝石のような15曲の作品を、ぜひぜひみなさんも、弾いて聴いてお楽しみくださいませ！
<br /><br /><br />

<div style="text-align: center;"><small><small><span style="color:#666666">今回の連載にあたり、カリフォルニアご在住の作曲者、田中カレンさんに、<br />メールを通じて日々たくさんのアドヴァイスをいただくことができました。心より感謝しています。</span></small></small></div>
<br /><br /><br /></big></big>]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN7-2】 田中カレン作曲 『地球』 中級編</title>
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    <published>2011-10-20T15:06:10Z</published>
    <updated>2011-10-20T15:17:32Z</updated>

    <summary>ツェルニー30番前半程度の4曲を、音源とともにご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyucyuukyuu.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyucyuukyuu.JPG" width="351" height="292" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></big></big><div><big><big>田中カレンさん作曲『地球』大解剖。第3回の今回は、<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/10/13_13221.html">前回の初級編</a>につづき、中級編<small>（「★★」＝ツェルニー30番前半ぐらい）</small>の4曲を、音源とともにご紹介させていただきます！
<br /><br />
<span style="color:#3366CC"><strong>ハーモニーの移ろいに・・・</strong></span>
<br />前回の初級編に比べて、ハーモニー感が一層大切となる中級編。一筆書きのようにシンプルで美しいメロディーが、ハーモニーで暖かく覆われるようにして移ろっていきます。その移ろい方に、また心がジワリ・・・。どの作品も、どことなくポップな雰囲気がありつつも、何度弾いても飽きのこない奥深さがあるように思います。同時に抑える音の数が増えたり、分散和音的に細かい音が増えたりと、テクニック的にも難しくなります。
<br /><br />
<span style="color:#3300FF"><strong>移ろいを感知する・・・！</strong></span>
<br />ハーモニーの感じ方には、その人その人の感性がよく現れますね。それまでの長三和音が短三和音になったとして、物悲しさを感じる人もいれば、厳しさを感じる人もいます。ただ、何も感じないというのはもったいないですね。例えば一つ一つの臨時記号を大切に捉えることで、楽譜に書き込まれている様々な表情記号の意味も、深く理解できるようになることでしょう。難しい和声分析はできなくても、楽譜上の細やかな音の変化からハーモニーの移ろいを感知できるよう、レッスンでは促していきたいものです。
<br /><br />
<span style="color:#3399CC"><strong>各曲ご紹介：地に根ざした作品編</strong></span>
<br />以下、中級編の作品を、音源動画とともに1曲ずつご紹介させていただきます。まずは、第2番「グリーン」と第9番「大地」。両曲とも和音をふんだんに用いた作品で、地に根を張る自然の美しさが感じられます。図らずも、放射能の影響に鬱々とした日々を送る昨今･･･。私自身はこの2曲を弾きながら、震災前の日本の土壌の豊かさや、それをいつか取り戻す日のことに、ついつい想いを巡らせてしまいます。
<br /><br />
<div style="text-align: center;"><span style="color:#006666"><strong>第2番　グリーン</strong></span></div>
<div style="text-align: center;"><small>↓クリックすると音源動画をご覧いただけます！</small></div><a href="http://youtu.be/J5PqsrchPW8"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a>「やさしい」風に緑がそよいでいるような、さわやかな作品。何気ないハーモニーの変化は、風向きの変化でしょうか・・・。中間部の裏ノリのリズムが、ポップでチャーミングです。
<br /><br /><br />
<span style="color:#CC9900"><strong><div style="text-align: center;">第9番　大地</div></strong></span><a href="http://youtu.be/5jxU8OBNakM"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a>「美しい大地と豊かな収穫を思いながら」と冒頭に記された、実に優しく暖かい作品。左手にメロディーが移る中間部は、歌い方がどうしてもぎこちなくなりがちなので、要注意です。豊かな長調の中に時々現れる短三和音が、時に物悲しく、時にどこか懐かしく感じられます。
<br /><br /><br /><span style="color:#330099"><strong>各曲ご紹介：自然の神秘が感じられる作品編</strong></span>
<br />次にご紹介するのは、第6番「オゾン」と第10番「生命の水」です。地球を覆う清らかな気体や、生命の源となる柔らかな液体・・・。どちらも分散和音をメインとした作品で、その繊細な移ろいから、自然の神秘が感じられます。ミクロあるいはマクロ的な、ちょっと超越したイメージを持って弾きたい作品です。
<br /><br /><div style="text-align: center;"><span style="color:#66FFFF"><strong>第6番　オゾン</strong></span></div>
<a href="http://youtu.be/le_LHCDBswo"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a>思わず天空をイメージしたくなるような、田中さんらしいクリスタルな作品。和音は一つも出てきませんが、ハーモニーの中で各音を捉えると、なめらかに流れます。
左手が歌う中間部は、強弱記号と相俟って、非常に美しく感動的です。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#330066">第10番　生命の水</span></div></strong><a href="http://youtu.be/JYocue20UCU"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a>細かい音符や手の交差がふんだんに使われる、テクニック的にかなり難しい作品。さらにそれらを、「柔らかに」、また「軽やかに」音にするには、まさに「水」をイメージすることが重要でしょう。速い音符を、分散和音的にハーモニーとして捉えることも、「柔らか」さや「軽やか」さにつながります。
<br /><br /><br />最終回の次回は、いよいよ上級編6曲をご紹介予定です。どうぞお楽しみに！！
<br /><br /> </big></big></div>]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN7-1】 田中カレン作曲 『地球』 初級編</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/10/13_13221.html" />
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    <published>2011-10-13T13:18:24Z</published>
    <updated>2011-10-13T16:48:40Z</updated>

    <summary>バイエル終了程度までの5曲を、音源とともにご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyusyokyuu.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyusyokyuu.JPG" width="351" height="293" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/10/07_13171.html">前回ご紹介させていただいた</a>田中カレンさん作曲『地球』。今日は初級編<small><small>（「★」＝バイエル後半＆「★+」＝バイエル終了ぐらい）</small></small>の5曲を、音源とともに1曲ずつご紹介させていただきます！

<br /><br />
<font class="Apple-style-span" color="#ff0000"><b>一筆書きのような・・・<br /></b></font>以前、田中さんにインタビューさせていただいた際、こどものための作品の作曲について、「湧き出たものを書き取るといった、一筆書きのような楽しい作業」というお話を伺いました。今回ご紹介する初級編の作品にも、一筆書きのようにシンプルで、かつ研ぎ澄まされた美しさが感じられます。とても自然なのに、心にジワリと沁みこむメロディー、そしてそこに光を当て、影を象るハーモニー。作曲というのは、やっぱりカミワザなのだ、と改めて感じずにはいられません！

<br /><br />
<span style="color:#FF9900"><b>目指せ、センス・アップ！</b></span>
<br />そんな素敵な作品を素敵に弾くには、演奏者にももちろん高いセンスが求められます。ただ、それがなかなか難しい･･･。幸い田中さんの楽譜には、スラーや強弱、速度などが、細やかに書き込まれています。まずはそれらを丁寧に弾き込むことで、センス・アップをはかりたいものです。加えて、同じように見えるメロディーでもハーモニーの変化に合わせて歌わせ方を変化させたり、臨時記号がついた音に少し陰影を加えたりしていけると、より生きた演奏につながりますね。
<br /><br />
<span style="color:#FFCC00"><b>各曲ご紹介：「ジョージ」編</b></span>
<br />以下、音源動画とともに1曲ずつご紹介させていただきます。まずは、この曲集の縦軸となる「ひとりぼっちのゾウガメ ジョージ」にまつわる3曲、第4番「ジョージのつぶやき」、第8番「ジョージの歌」、そして第12番「ジョージの夢」です。田中さんご自身が前書きにも書かれているとおり、ゾウガメのジョージは、ガラパゴス諸島に現存する地球上で最後の一頭のゾウガメです。人間による乱獲等によって絶滅の危機に追い込まれたそのジョージの心が、3曲の物語となって綴られています。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#669900">第4番　ひとりぼっちのゾウガメ ジョージのつぶやき</span><br /></div></strong>
<div style="text-align: center;"><small><small>↓クリックすると音源動画をご覧いただけます！</small></small></div><a href="http://youtu.be/RifvrWctnfk"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>「ゆっくり優しく」、胸の内をつぶやくジョージ。臨時記号による転調ごとに、つぶやきにも気持ちが入ります。短い中にも、たくさんのメッセージが込められているような曲です。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#33FF00">第8番　ひとりぼっちのゾウガメ ジョージの歌</span></div></strong>
<a href="http://youtu.be/h_yAfwBOnjw"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>「のびやかに、自由に」歌うジョージ。大きく8小節フレーズでとらえ、その中で強弱記号を表現すると、歌いやすくなる気がします。おおらかさの裏側に、深い悲哀を感じるような曲です。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#33FF66">第12番　ひとりぼっちのゾウガメ ジョージの夢</span> </div></strong>
<a href="http://youtu.be/ZE1JYhVcpRc"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
冒頭、4/4拍子と3/4拍子が交互に登場し、一見難しく見えますが、大丈夫、左手は「ドソレラ」の繰り返しです！この美しいオルゴール場面の後にくるジョージの夢物語が、なんと明るく楽しいことでしょう。まさに夢のような、儚く幸せな曲です。
<br /><br /><br />

<span style="color:#FFCC00"><b>各曲ご紹介：「エネルギー」編</b></span>
<br />
次にご紹介するのは、「エネルギー」にまつわる2曲、第3番「太陽エネルギー」と第11番「バイオエネルギー」です。この曲集には、他にも上級レベルの第7番「風力エネルギー」が収められていますが、各々ソーラーパネルや微生物、また立ち並ぶ風車等が思い浮かびますね。どの曲からも、刻々とエネルギーが生み出されていく様子とともに、太陽やバイオ、風そのものの力が感じられる気がします。なおこの2曲は、先の「ジョージ」編よりはやや難しいテクニックが必要となっています<small><small>（16分音符のアルペジオや音階、また左手のメロディーを歌わせるなど）</small></small>。
<br /><br /><br />
<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#FF3333">第3番　太陽エネルギー</span></div></strong>
<a href="http://youtu.be/XPB0d6adO-w"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>「明るく楽しい」前半＆後半と、雄大な中間部。朝日や夕日など、太陽の様々な姿が思い浮かぶような曲です。途中の16分音符は、強弱を丁寧に表現できると美しく聞こえるでしょう。
<br /><br /><br />

<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#FFCC00">第11番　バイオエネルギー</span> </div></strong>
<a href="http://youtu.be/uGACh1nU-ao"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuYouTube.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuYouTube.JPG" width="231" height="152" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>冒頭、6/8拍子の伴奏型の上で、3/4拍子的なメロディーを歌わせるのが、難しくもあり楽しくもあります。途中、右手が16分音符で動き出す部分は、練習曲のようにならないよう、イメージを膨らませましょう。淡々とした営みの中に、静かで強い生物の鼓動を感じる、まさに「生き生きとした」曲です。
<br /><br /><br />

次回は、中級編4曲をご紹介予定です。どうぞお楽しみに！！
<br /><br /><br /></big></big>]]>
        
    </content>
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    <title>【こどものためのJAPANピアノ作品集7】 田中カレン作曲 『地球』 大解剖！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/10/07_13171.html" />
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    <published>2011-10-06T15:34:40Z</published>
    <updated>2011-10-13T16:46:40Z</updated>

    <summary>待望の新刊、田中カレン作曲「地球」大解剖！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuu.hyoushi.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuu.hyoushi.jpg" width="174" height="240" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>今回特集させていただく作品集は、今年6月にカワイ出版より出版された、田中カレンさん作曲『地球』です。田中さんのこどものためのピアノ曲集といえば、同じくカワイ出版刊の『星のどうぶつたち』と『光のこどもたち』が、仲道郁代さんのCDによってもよく知られていますね！新作『地球』には、図らずも今の日本が直面している自然の威力や安全なエネルギーが、絶滅の危機に瀕したゾウガメのジョージとともに、丁寧に描かれています。田中さんならではの洗練された音楽性が、一層のポップさを伴って内包された、とても魅力的な1冊です。
<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="color:#FF6600">田中カレンさんとは</span>
<br />
<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/tanaka_karen/index.html">田中カレン</a>さんは、現代の日本を代表する中堅世代の作曲家です。その作品は世界各地で演奏され、特にピアノ曲にはこどもから大人まで多くのファンがいます。青山学院を中退後、桐朋学園にて三善晃氏に師事、その後パリに留学され、現在はカリフォルニア芸術大学にて教鞭を取られる田中さん。数々の作曲賞を受賞された、現代音楽界のいわばエリート的な存在でいらっしゃいますが、その透明感と躍動感に満ちた音楽は、現代音楽という分野の難解さを通り越して、多くの人々に愛される魅力を放っています。
<br />
<br />
<span style="color:#FF3399">現代を生きる作曲家</span>
<br />
田中さんの音楽が愛される理由には、もう一つ、扱われるテーマの魅力があるように思います。2年ほど前に、この連載でも<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2009/11/20_9608.html">田中さんにインタビュー</a>させていただきましたが、その中で、「今自分が生きている時代から出てくるものを作らないと」、というお話を伺いました。時代や社会にフィットした、開かれた作曲家の在り方を感じます。今回ご紹介する『地球』は、前作『光のこどもたち』の続編として、同じく地球環境保護という昨今の地球規模のテーマのもとに作曲されました。そこにさらに、今最も話題になっている自然エネルギーをテーマとした作品が図らずも含まれていたことに、田中さんの鋭い先見の目を感じずにはいられません。
<br />
<br />
<span style="color:#FFCC33">『地球』の魅力</span>
<br />
さて、そうした鋭いテーマ性をもつ『地球』ですが、まず印象的なのは表紙の絵でしょう。色々な動物たちが地球の球体の上で楽しげにダンスしているこのかわいらしい絵は、イギリス人イラストレーターのティファニー・ピークさんが書かれたもの。うちでも、ピアノの上にこの楽譜を置いていたところ、多くの生徒が「これ、なに？」とまず興味を示していました。
<br />
<br />
目次には、15曲の題名が並びます。「海」「グリーン」「マグマ」といった自然の情景を表す題名の中に、「太陽エネルギー」「風力エネルギー」といった発電系の題名や、間奏曲という副題をもつ「ひとりぼっちのゾウガメ・ジョージ」シリーズが挿入されていて、興味をそそられます。15曲が、まるでひとつの物語のように末広がりに並んでいるところも、また魅力的です。
<br />
<br />
その後、「この曲集に使われている音楽用語」というコーナーが続きます。その中の「各曲の発想用語」欄には、「青い海と水面に輝く光を思いながら」、「重くなく、空中に浮かぶような気持ちで」、「アフリカのマリンバやドラムのように」といった、美しく具体的な様々な表現が並びます。視覚的、感覚的イメージを、作曲者が大切にしていることが伝わってきますね。
そしていよいよ、「海」から「地球」にいたる15曲の物語が始まります。
<br />
<br />
<span style="color:#FF0000">『地球』の使い方</span>
<br />
<a href="http://editionkawai.shop16.makeshop.jp/shopdetail/003002000243/order/">カワイ出版のこの楽譜のHP</a>には、グレード「初級から中級」とありますが、どちらかというと中級レベルの曲が多いように思います。全体的に16分音符等の速い音符が多い印象がありますが、同じ音型やフレーズの反復も多く、見た目の印象よりは弾きやすい曲が多いでしょう。ノリの良いリズムや反復によるグルーヴ感、またメロディーやハーモニーの美しさ、分かりやすさもあり、現代曲的なエッセンスを持ちつつも、ニューエイジやヒーリングミュージック等に近い雰囲気も感じられます。
<br />
<br />
そのような点から私は、小学校中学年(進度が速い生徒さんは低学年でも！)から中学生ぐらいの、基礎力を身につけて、そろそろ速い曲やポップな曲を弾きたくなった生徒さんに、この曲集をオススメします。その年頃になれば、テーマとなっている地球環境や自然エネルギーについても、少なからず理解できることでしょう。また、この楽譜には指使いが書き込まれていないのですが、先生と一緒にそれを考える力も備わっているように思います。
<br />
<br />
今回も全15曲を、テクニック的な難易度順に以下3つのレベルに分類させていただきました。
<br />
<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chikyuunannido.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/chikyuunannido.JPG" width="351" height="291" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>「★」
<br />バイエル後半?終了ぐらい<br />
<br />「★★」
<br />ツェルニー30番前半ぐらい
<br />
<br />「★★★」
<br />ツェルニー30番後半以上
<br />
<br />
<br />
<br /><br /><br />次回以降は、全曲の音源動画とともに、各レベルごとに3回にわたって詳しくご紹介させていただく予定です。どうぞご期待ください！
<br />
<br /></big></big>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>◆大人のためのJAPAN14◆ 近藤譲『視覚リズム法』 （1970&apos;s-2「ポスト・モダン」）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/09/02_12581.html" />
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    <published>2011-09-01T15:55:52Z</published>
    <updated>2011-09-01T16:11:46Z</updated>

    <summary>ポスト・モダンな「線の音楽」。</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="連載" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><big>今日ご紹介するのは、世界的にも熱烈なファンを得ている作曲家・近藤譲氏のピアノ曲『視覚リズム法』（<a href="http://www.edition-peters.com/works/modern/Kondo-Jo">Peters社</a>刊）です。この曲は、「線の音楽」という、近藤氏ならではの音楽思想がよく現われた作品ですが･･･。さて一体、「線の音楽」とはどんな音楽なのでしょうか。まずは動画で、お楽しみください！
<br /><br /><br />
<div style="text-align: center;">♪　Jo KONDO / SIGHT RHYTHMICS <small>（近藤譲 / 視覚リズム法 / 演奏：須藤英子）</small></div>
<a href="http://youtu.be/OW9PSqOPSKM"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kondo.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/kondo.JPG" width="412" height="254" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br /><br />
<br /><strong><span style="color:#6633CC">『視覚リズム法』とは</span></strong><br />お聴きいただいたとおり、短い6曲から成るこの作品は、シンプルな音が、一音ずつ淡々と連なり、まるで線のように紡がれていく作品です。もともとこの作品は、ヴァイオリン、バンジョー、スティールドラム、電気ピアノ、チューバの5楽器によるアンサンブル作品でした。あるパートが一音発し、他のパートが次の一音を発し...、それらが連なって1本のメロディーとなっていきます。1曲ごとに、1パートずつゆるやかに変化していくので、各曲は似たようでいて少しずつ異なるメロディーに...。最終曲のみ、2パートが同時に変化するので、全く違ったメロディーが出現するように聴こえます。 5楽器を大譜表にまとめたピアノ譜では、各パートの微妙な重なり合いを正確に弾くのが難しく、音を発するタイミングより切るタイミングへの意識の向け方が大切になります。また、近藤氏独自の音の表記（4分音符の2/3の長さの音を、鍵型の棒で表すetc...）もあり、現代作品ならではの譜読みの難しさも、多少あるかもしれません。
<br /><br />
<br /><strong><span style="color:#3366FF">「線の音楽」とは</span></strong><br />
この作品は1975年に作曲されたものですが、近藤氏はその2年ほど前に「線の音楽」という独自の思想を編み出し、その思想に沿って作曲を進めていました。著書「線の音楽」<small>（朝日出版社、1974年刊）</small>の冒頭は、次のような文章で始まります。
<br /><br />
<span style="color:#330066">「聴こえない音を夢見ることは出来ても、聴こえない音で出来た音楽を見付けることは出来ない」</span>
<br /><br />
この禅問答のような文章の背景には、「音というものと音楽というものはどこが違うだろうか」、「ある音を聴いたとき、それが音楽だと感じるのはどこからだろうか」という、作曲家としての真摯な問いがありました。
<br /><br />
<br /><strong><span style="color:#3300FF">作曲家・近藤譲とは</span></strong><br />
近藤譲氏は、東京芸大1年生の頃から既に新進気鋭の作曲家として注目され、その後世界的にも熱烈なファンを得ている、日本を代表する作曲家の一人です。音楽史や音楽思想に関する著書も多く、現代音楽の諸傾向を全て踏まえた上で個性ある作曲法を打ち立てた、頭脳派作曲家と言えましょう。「線の音楽」以前は、アメリカ実験音楽の影響を強く受け、「音楽を作るというのは音を組み立てることではなくて、演奏者同士の行為のネットワークを作ること」といった考えを中心にしていましたが、その後、より聴衆の立場から考えるようになり、「線の音楽」に到達しました。偶発的な音の連続から成る実験音楽とは異なり、考え抜かれた音の連鎖を耳で追うことで、聴き手はそれまでの音楽とは異なる極度の集中を体験することになります。
<br /><br />
<br /><strong><span style="color:#3399FF">ポスト･モダンの先駆者として</span></strong><br />
1970年代の現代音楽界では、ドル･ショックやオイルショックといった社会的ショックの影響で、それまで主流だったアメリカやヨーロッパの前衛音楽が影をひそめ、代わって各地の独自の価値観を重視するポスト・モダンの雰囲気が広がっていました。近藤氏の音楽は、その頃アメリカに現れたミニマルミュージック（反復を主とする調性的音楽）から、「聴き手に新たな'聴き方'を求める」といった思想的な影響は受けたものの、根本的にそれらとは違う独自の作曲法により、どこか東洋的な音色を持つ個性的な音楽となりました。私は、ソルフェージュ的に決して易しくはない近藤氏の作品を演奏していると、そのシンプルで洗練された音響とも相俟って、茶道や華道、あるいは禅の修業をしているような気分になります。近藤氏は、最先端の作曲思想を持ちつつ、そうした独特な空気感を持つ音楽に成功した点で、世界のポスト・モダン音楽の先駆者的作曲家といえましょう。
<br /><br /><br /></big></big>
参考文献
<br />日本戦後音楽史研究会編「日本戦後音楽史（上）」　平凡社　2007
<br />「日本の作曲20世紀」　音楽之友社　1999
<br />「はじめての音楽史」　音楽之友社　1996
<br />石田一志「モダニズム変奏曲」　2005
<br />西村朗編「西村朗対話集?作曲家がゆく」　春秋社　2007
<br />近藤譲「線の音楽」朝日出版社　1974]]>
        
    </content>
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    <title> ◆番外編◆ 特級セミファイナル邦人作品特集！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/08/12_12978.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2011:/report/02soc/pmj//26.12978</id>

    <published>2011-08-11T15:57:49Z</published>
    <updated>2011-12-21T13:34:31Z</updated>

    <summary>来週のセミファイナルで演奏される邦人作品を特集！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="連載" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="youkou.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/youkou.jpg" width="224" height="224" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>ピティナ・ピアノコンペティション特級セミファイナル･･･、邦人作品を必ず演奏するよう、義務付けられているラウンドですね！例年、いくつかの邦人課題曲の中から選択する課題選択制ですが、今年は「出版されている作品なら何でもOK」という自由選択制になり（※）、<a href="http://www.piano.or.jp/compe/event/11final/semifinalist.html">来週8月18日（木）のセミファイナル</a>では、7名のセミファイナリストが全員違う邦人作品を演奏されることになりました！<br /><br />
45分から55分というセミファイナルの自由プログラミングの中でも、邦人作品はひとつのチャームポイントとなり得る曲ですね。クラシックの名曲ほどには知られていない曲が多いだけに、どのような作品を選ぶか、またそれをいかに演奏するかによって、全体のプログラムの印象まで大きく変えてしまう可能性があります。
<br /><br />
今日は◆大人のためのJAPAN番外編◆として、7名のセミファイナリストが選ばれた邦人作品各々について、各作曲家の特徴や各曲の作品解説、また聴きどころなどを、ご紹介したいと思います！
<br /><br /></big><big><font class="Apple-style-span" size="1"><span style="color:#999999">※編集部注：ピティナの新曲課題曲募集事業で採用曲が無かったため。新曲が採用される年は、そちらが優先的に課題曲となります。</span><br /></font><br />
<strong><span style="color:#CC0000">作曲家について</span></strong><br />
7名が選ばれた作曲家の内訳は、<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/takemitsu/index.html">武満徹</a>氏が2名、<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/ichiyanagi/index.html">一柳慧</a>氏2名、<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/nishimura/index.html">西村朗</a>氏2名、そして<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/tokuyama/index.html">徳山美奈子</a>氏1名です。武満、一柳両氏は、共に1930年代生まれの日本を代表する大作曲家。また西村、徳山両氏は、共に1950年代生まれの、今最も脂がのった世代の作曲家です。今回選ばれた作品から見る各作曲家の特徴を、端的にひと言で表すならば、武満氏は「音と沈黙」、一柳氏は「音の空間性」、西村氏は「アジア的宇宙」、徳山氏は「現代日本」といったところでしょうか･･･。<br /><br /><br />

<span style="color:#FF0033"><strong>各曲解説</strong></span><br />
以下、各々の作品について短い解説を書かせていただきました（演奏者順）。
<br /><br />
<span style="color:#FF6600"><em>1　梅田智也さん </em>／一柳慧作曲「イン・メモリー・オヴ・ケージ」<br /></span>
<small><div style="text-align: right;">1993年作曲、演奏時間約3分、楽譜出版ショット社</div></small><br />
一柳氏の師で、アメリカを代表する現代作曲家ジョン･ケージの追悼公演のために作曲された。大譜表3段にわたって書かれた、弱音を基調とする静謐な作品。曲の最後で、C（ド）、A（ラ）、G（ソ）、E（ミ）、H（シ）と、John Cageの名前にまつわる音が、彼が得意とした ピアノの内部奏法（弦のミュートやピチカート）によって響き、長く余韻を漂わせる。<br /><br />

<span style="color:#FF6600"><em>2　太田実花さん</em>／西村朗作曲「ピアノのための《オパール光のソナタ》」<br /></span>
<div style="text-align: right;"><small>1998年、約10分、全音楽譜出版社</small></div><br />
ドイツのピアニスト、クリスティ・ベッカーの1998年10月22日の誕生日のために作曲された。10月の誕生石オパールが、様々な光と輝きを放つような作品。細やかな音色の糸が、西村氏らしいアジア的な強烈さを帯びながら、濃厚で艶やかな光の生地へと七変化してゆく。<br /><br />

<span style="color:#FF6600"><em>3　内匠慧さん</em>／武満徹作曲「ロマンス」<br /></span>
<div style="text-align: right;"><small>1948年、約4分、ショット社</small></div><br />
武満氏の最初期の作品。生涯で唯一作曲の指導を受けた作曲家、清瀬保二氏に献呈されている。後期の作品とは異なる力強さや土着的なメロディーの中にも、やはり彼本来の沈黙性が垣間見られる。<br /><br />

<span style="color:#FF6600"><em>4　阪田知樹さん</em>／武満徹作曲「雨の樹・素描 2 -オリヴィエ・メシアンの追憶に-」<br /></span>
<div style="text-align: right;"><small>1992年、約5分、ショット社</small></div><br />
武満氏の最後のピアノ曲。大江健三郎氏の短編「頭のいい雨の樹」にインスパイアされて作曲された「雨の樹」シリーズのひとつで、敬愛するメシアンの訃報を聞いて書かれた。「武満トーン」と呼ばれる儚くロマンチックな音楽が、沈黙の合間に現れては消えてゆく。<br /><br />

<span style="color:#FF6600"><em>5　菅原望さん</em>／徳山美奈子作曲「ムジカ・ナラ-ピアノのために-」<br /></span>
<div style="text-align: right;"><small>2006年、約7分、マザーアース</small></div><br />
第6回＆第7回の浜松国際ピアノコンクールで、2次予選の課題曲となった曲。約80名の参加者がこぞって選曲したという、魅力的な作品。奈良出身の徳山氏ならではの洗練された和風情緒と、作曲者いわく「若いからこそ弾けるリズムや疾走感、ユーモア、ロックやジャズなどの要素」が、バランスよく配置されている。<br /><br />

<span style="color:#FF6600"><em>6　中川真耶加さん</em>／西村朗作曲『ヴィシュヌの化身』より「1.マツヤ(魚)」</span><br />
<div style="text-align: right;"><small>2002年、約12分、全音楽譜出版社</small></div><br />
ヒンドゥー教の神ヴィシュヌの化身たちをテーマした、6曲からなる組曲の第1曲。「川で出会った魚が巨大魚となり、神の化身として大洪水を預言する...」という物語に基づいて書かれている。音や音型のリピートを基調とした澄んだ流れの中に、時に西村氏らしいアジア的旋律が顔を覗かせる。<br /><br />

<span style="color:#FF6600"><em>7　奥村百合名さん</em>／一柳慧作曲「雲の表情 I　（Andante con moto）」<br /></span>
<div style="text-align: right;"><small>1989年、約3分、ショット社</small></div><br />
10曲から成る「雲の表情」シリーズの第1曲。一刻も同じ姿をとどめない雲の造形が、動的に描かれている。大譜表3段にわたって書かれた楽譜からは、「重層化された時間」や「各時間を分かつ空間性」といった一柳氏の作曲思想が見て取れる。<br /><br /><br />


<strong><span style="color:#FF0099">聴きどころ</span></strong><br />
演奏時間としては、西村朗作品を演奏されるお二人が最も長く、プログラムの中に占める邦人作品のボリュームも、最も大きいと言えましょう。西村作品は、楽譜的にも音数が多く複雑で、譜読みにも苦労しますが、一度手の内に入るとドップリ浸かれるような、独特の世界観と物語性があります。
<br /><br />
反対に、楽譜としてはシンプルながら、その世界観を表現するには研ぎ澄まされた感性が必要なのが、武満徹作品でしょう。無難に弾いてしまうと何てことない曲が、その感性如何では忘れがたい曲となる可能性がおおいにあります！
<br /><br />
一柳慧作品は、共に約3分と短いながら、大譜表3段の楽譜は、譜読み的にも解釈的にも難しいでしょう。作曲者が意図する「空間性」が、音の密度や質感の変化によっていかに表現されるかがポイントです。
<br /><br />
その点徳山美奈子作品は、場面変化が分かりやすく、人懐っこさがあります。イメージがハッキリと浮かぶようなメリハリある展開が、この作品の魅力につながるでしょう。
<br /><br />
なお参加要項にも、「特級セミファイナルの邦人作品については、視奏してもかまいません」とある通り、現代作品は暗譜をしない、という暗黙の了解が存在します。これはおそらく、暗譜をするにはあまりに譜面が複雑すぎることと、無理に暗譜して間違えられるよりは、しっかり楽譜を見て一音一句間違えずに弾いて欲しい、という作曲者の想いに起因するものと思われます･･･！もちろん、暗譜で完璧というのが、最高なのかもしれませんが。。。
<br /><br />
いずれにしても、「なんだか良い曲だったな」という聴き手の印象こそが、邦人作品のキーポイントでしょう。どんな良い曲に出会えるかを楽しみに・・・、セミファイナル、乞うご期待です！<br />
<br />

</big><div><div><div></div></div></div>]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN6-3】 発表会で弾きたい全音JAPANピース3</title>
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    <published>2011-07-14T15:46:18Z</published>
    <updated>2011-08-24T12:50:06Z</updated>

    <summary>レトロで小粋な作品、橋本国彦作曲「小円舞曲」をご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
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        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big>`発表会で弾きたい全音JAPANピース'最終回の今回は、レトロな香り漂う小粋な作品、橋本国彦作曲「小円舞曲」をご紹介いたします！

<br /><br />♪ 橋本国彦／小円舞曲<font class="Apple-style-span" style="font-size: 0.8em; ">（下画像をクリックして音源ページへ！</font></big><span class="Apple-style-span" style="font-size: 16px; "><font class="Apple-style-span" style="font-size: 0.8em; ">）</font></span><div><big>
<a href="http://youtu.be/QmKc7ISKCWk"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenon.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenon.JPG" width="452" height="277" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>

<br /><br />
<span style="color:#993300"><strong>昭和初期の花形作曲家</strong></span><br />
作曲者・<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/hashimoto/index.html">橋本国彦</a>は、昭和初期の日本で大活躍した作曲家です。中学生の頃からヴァイオリンを学び、東京音楽学校（現・東京芸大）でもヴァイオリンを専攻。当時作曲専攻がなかったこともあり、ほぼ独学で作曲を学びました。その後、文部省派遣留学生として3年間ヨーロッパ・アメリカへ遊学。シェーンベルクなど当時の最先端の音楽に触れ、多くの刺激を浴びるように吸収します。帰国後は母校で教鞭を取るとともに、ポピュラーから前衛まであらゆる音楽を作曲し、花形作曲家として大活躍しました。
<br /><br />

<span style="color:#990066"><strong>「小円舞曲」とは</strong></span><br />
橋本氏40歳の頃に作曲された「小円舞曲」は、まさに昭和の歌謡曲的作品です。ショパンの円舞曲風の始まり方をしますが、すぐに哀愁をおびた歌謡曲が登場。中間部で印象派風の斬新な響きを楽しんだ後、歌謡曲が戻って終わります。誰もが親しめるメロディーと、その一歩先をゆくような斬新な響き...。あらゆる音楽を手掛けた橋本氏ならではの、絶妙な融合と言えるでしょう。ただ、これほどまでに分かりやすいメロディーの背後には、時代の要請もあったように思われます。<br /><br />

<span style="color:#CC3300"><strong>時代の流れの中で</strong></span><br />
この曲が作曲された1944年の日本は、第二次世大戦真っ只中。愛国精神豊かだった橋本氏は、国立の東京音楽学校教授として、戦意高揚のための音楽も多く生み出していました。橋本氏の音楽には「昭和前期の喜怒哀楽、栄光と悲惨の全て」<small>（音楽之友社「日本の作曲20世紀」より）</small>があると言われますが、「小円舞曲」の歌謡曲性にも、多少なりともそのご時勢が影響しているかもしれませんね。その後橋本氏は、敗戦とともに戦時中の責任をとって教授を辞任、直後に癌を発症し44歳の若さで亡くなりました。<br /><br />

<span style="color:#CC3399"><strong>「小円舞曲」活用法</strong></span><br />
全音ピアノピースには、他にも橋本国彦の作品が4曲ありますが、「おどり」（242番、難易度Ｃ）と「踊子の稽古帰り」（243番、難易度Ｄ）は品薄状態、「夜曲」（266番、難易度D）と「雨の道」（267番、難易度C）は、在庫があるようです。どちらも素敵な作品ではありますが、やはり分かり易さの点では「小円舞曲」がピカイチでしょう。発表会では、こどもさんに限らずシルバー世代の方々にもお楽しみいただけること間違いなしですし、また例えば、ショパンやブラームスなどの「円舞曲（ワルツ）」と比べて弾いて、各々の味わいを楽しむという使い方もありますね！歴史あるピースならではの、このレトロで小粋な作品。良い機会を見つけて、ぜひお楽しみください。

<br /><br /></big></div>]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN6-2】 発表会で弾きたい全音JAPANピース2</title>
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    <published>2011-06-30T05:20:19Z</published>
    <updated>2011-06-30T11:38:59Z</updated>

    <summary>`発表会で弾きたい全音JAPANピース&apos;をご紹介する特集第2弾の今回は、テレビや...</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
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    <category term="青島広志先生作曲「ビートルズの主題によるソナチネ」ご紹介！" label="青島広志先生作曲「ビートルズの主題によるソナチネ」ご紹介！" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big>`発表会で弾きたい全音JAPANピース'をご紹介する特集第2弾の今回は、テレビや雑誌でもお馴染みの作曲家・青島広志氏による、「ビートルズの主題によるソナチネ」です！まずは、どれも魅力的な以下3曲を、どうぞお聴きください。
<br /><br />青島広志／ビートルズの主題によるソナチネ／第1楽章イエロー・サブマリン<br />
<a href="http://youtu.be/sxhflXicINo"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenon.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenon.JPG" width="452" height="277" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br />青島広志／ビートルズの主題によるソナチネ／第2楽章ミッシェル<br />
<a href="http://youtu.be/xn6MgQK99FI"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenon.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenon.JPG" width="452" height="277" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br />青島広志／ビートルズの主題によるソナチネ／第3楽章オブラディ・オブラダ<br />
<a href="http://youtu.be/zY9Ab6ap93o"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenon.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenon.JPG" width="452" height="277" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br /><br />
<span style="color:#FFCC00"><strong>ビートルズの魅力</strong></span><br />
全世界が熱狂したイギリスのロック･バンド、ビートルズ...。解散後40年、4人のメンバーのうち2人が亡くなった今も、圧倒的な人気を誇っている歴史的スターですね。素晴らしいメロディーラインとシビレるハーモニー、そして時に意外な転調...。私も中学生の頃にその魅力に開眼し、高校では「ビートルズの会」まで結成して、全身でその音楽を味わったものです。そのビートルズの楽曲の中から、人気曲3曲（「イエロー・サブマリン」、「ミッシェル」、「オブラディ・オブラダ」）をテーマとしたものが、この作品「ビートルズの主題によるソナチネ」です。<br /><br />

<span style="color:#FF9999"><strong>「ビートルズの主題によるソナチネ」とは</strong></span><br />
作曲者・<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/aoshima/index.html">青島広志氏</a>は、'ブルー・アイランド氏'の愛称を持つ、大人気作曲家。テレビや雑誌、書籍などで、そのユーモア溢れる辛口トークを楽しまれている方も多いでしょう。東京芸術大学大学院修了後、最も多くの作品を生み出された1980年代の後半に、この曲は書かれました。「一般の人々が聞いても違和感を感じない穏健な手法」<small>（ご著書「作曲家の発想術」より）</small>をモットーとされている青島先生。作曲家としては異色のそのマルチなご活動から、人々が喜ぶツボを知り尽くされた先生ならではの、サービス精神たっぷりの楽しさが、この「ビートルズの主題によるソナチネ」には溢れています。<br /><br />

<span style="color:#FF9900"><strong>この作品の魅力は</strong></span><br />
まず最初に歌われるテーマが、良く知るビートルズの名曲という時点で、嬉しくなりますね。聞いて楽しんでいたものを、自分で気持ちよく弾けることの楽しさといったら、ありません！またそれが発展して、原曲にはないメロディーやハーモニーが加わることの面白さが、ここにはあります。ソナタ形式による一楽章では、提示部・展開部で発展された「イエローサブマリン」が、再現部で感動的に再登場する嬉しさが、緩徐楽章の二楽章では、もともとウラノリの4ビートだった「ミッシェル」が、その雰囲気を汲んで3拍子で歌い上げられる気持ちよさが、そしてロンド形式の三楽章では、ノリノリな「オブラディ･オブラダ」の間に、ヨハン・シュトラウス「春の声」や、モーツァルト「魔笛」が勢い余って登場してしまう可笑しさが、各々存分に楽しめます。もちろんそれを聴く発表会のお客様方には、大受けすること間違いなし！です。<br /><br />

<span style="color:#CC9900"><strong>ソナタ形式を学ぶ</strong></span><br />
楽譜には、作曲者によって「A」「B」「C」といった練習番号のような記号が付されています。また、それに従った詳しい楽曲解説が冒頭に記されているので、弾いて聴いて楽しむだけではなく、ソナタ（＆その簡易版ソナチネ）という音楽様式を学ぶ格好の教材にもなります。この楽譜は、ピースとしては少々お値段がお高い（１冊945円）のですが、それだけの価値は十分にあるように思います。ビートルズを知る世代も知らない世代も、今ではYouTubeなどで手軽にその名曲を聞くチャンスはありますね。時には、そんなクラシック以外への興味も広げつつ、名曲をテーマとするからこそ分かりやすい様式学習を、青島先生ならではの面白可笑しい切り口から味わってみるのも、楽しいですね！
<br /><br /></big></div>]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN6-1】 発表会で弾きたい全音JAPANピース1</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/06/23_12763.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2011:/report/02soc/pmj//26.12763</id>

    <published>2011-06-23T03:15:00Z</published>
    <updated>2011-06-23T03:18:47Z</updated>

    <summary>全音JAPANピース人気曲、「幻想曲さくらさくら」をご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big>前回の「<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/06/10_12722.html">全音ピアノピース大解剖！</a>」に続き、今回は発表会で弾きたい全音JAPANピースをご紹介します。第一弾の今回は、なんといってもこの曲、平井康三郎作曲「幻想曲さくらさくら」（297番）です！<br /><br /><a href="http://youtu.be/dLj52vMbMD8"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenon.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenon.JPG" width="452" height="277" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>

<strong><span style="color:#FF6666">異例の人気曲</span></strong><br />
ピース日本人作品としては異例の（？）人気を誇る、この作品。なんと、こちら<a href="http://www.zen-on.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?dispNo=001001001006004&amp;type=&amp;sort=&amp;page=2">全音ホームページのベストセラーピース30曲</a>にも、「エリーゼのために」や「トルコマーチ」などと共に、ノミネートされています。私も、大学で教えている保育科の学生さんが、「こどもの頃に発表会で聞いて、ずっと憧れていた」と、この曲を弾いてきたことが...！誰もが知るメロディーを華やかにアレンジしたこの「幻想曲さくらさくら」は、特に発表会ではひときわ映える作品と言えましょう！<br />
<br />
<strong><span style="color:#FF99CC">「幻想曲さくらさくら」とは</span></strong>
<br />作曲家・平井康三郎（1910?2002）氏により作曲されたこの作品は、日本人なら誰もが知る「さくらさくら」を、幻想的にアレンジしたものです。「さくらさくら」は、江戸時代に子ども用の筝の曲として作られたもの（作曲者は不詳）でしたが、そのメロディーの美しさから、明治以降に歌詞が付けられて一般に広まりました。平井康三郎氏は、東京音楽学校でヴァイオリンと作曲を学び、日本音楽コンクール作曲部門で1位を受賞した経歴を持つ作曲家。大学在学中より民謡に関心を持ち、民謡を編曲した合唱曲を多く残していますが、この曲もその流れの中で作曲された作品と言えましょう。華やかな序奏に続いて、原曲の素朴さを保ったテーマが現れ、その後'祭り'を彷彿とさせる中間部を挟みつつ、素朴なテーマが幻想的にそして煌びやかに変奏されていきます。<br />
<br />
<strong><span style="color:#FF00FF">弾き方のポイント</span></strong><br />日本的「もののあはれ」を歌い上げるようなテーマのメロディー、「太鼓のように」と記された中間部の左手リズム、そして曲中何度か登場する「stringendo」のテンポ感...。まさに日本音楽そのもののようなこの曲を、美しく格好良く表現するには、まずは身近にある日本の音楽を思い浮かべながら、思い切り表現してみることが大切です。演歌のようにメロディーを色濃く歌い、和太鼓奏者になったつもりで「太鼓」のリズムを刻む、「stringendo」は拍子木を打つかのようにまっしぐら...！'なりきって'弾くことこそが、弾く人も聴く人も気持ちのよい演奏への第一歩でしょう。
<br />
<br />
<strong><span style="color:#FF9999">同じ系統のピース作品</span></strong><br />
同じように日本のうたをテーマとした作品が、全音JAPANピースには他にもいくつか存在します。例えば、同じく平井康三郎作曲「荒城の月の主題による変奏曲」（296番）や、小山清茂作曲「かごめ変奏曲」（316番）、また山田耕筰作曲「からたちの花」（456番）など...。いずれもレベルは、同じく中級のCです。幼い頃に親しんだわらべ歌や、学校の授業で習った日本歌曲を、ピアノ用に煌びやかにアレンジした作品群。これらを弾くことで、またひとつ、ピアノの楽しみ方が増していくことを願います！</big>
<br /><br /><br />]]>
        
    </content>
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    <title>【こどものためのJAPANピアノ作品集6】 全音ピアノピース大解剖！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/06/10_12722.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2011:/report/02soc/pmj//26.12722</id>

    <published>2011-06-09T15:00:00Z</published>
    <updated>2011-06-09T15:16:24Z</updated>

    <summary>全音ピアノピースより、学習者向けJAPAN作品をご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big>全音ピアノピース...。「エリーゼのために」や「トルコマーチ」などが、1曲ごとに冊子になっているその楽譜は、私など小さい頃から憧れの楽譜でした。楽譜裏のピース一覧表を見ては、今度はこの曲を！と、憧れを新たにしたものです。ところでその一覧表の後半には、日本人作曲家の作品が数多く存在するのを、ご存知でしたか？
<br /><br /><br />
<strong><span style="color:#FF0000">全音ピアノピースの中のJAPAN</span></strong>
<br />ピースについては、お馴染み連載「みんなのブルグミュラー」で、以前詳しく調査されていましたね（<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/bma/2008/04/04_6316.html">連載記事へ</a>）。その中で、もともと筝や尺八など邦楽曲だったものをピアノ用にアレンジした作品については、私も以下で一緒に調査させていただきました！
<br /><br /><a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/bma/2008/08/01_6318.html">ZADAN：第０７回　ピース邦楽曲を聴く　~全音ピアノピースってすごいよね！！~</a>
<br /><br />
<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/bma/2008/08/08_6317.html">ZADAN：第０８回　ピース作品のご使用法　~全音ピアノピースってすごいよね！！~</a>
<br /><br />
<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/bma/2008/09/17_6315.html">ZADAN：第０９回　ピース邦楽曲を聴く 其の二 ~ピース邦楽曲の背景　~全音ピアノピースってすごいよね！！~</a>
<br /><br />ここでは、その後日本人作曲家によって書かれたピアノのための作品について、ご紹介させていただきます！
<br /><br /><br />
<strong><span style="color:#990000">難易度別の日本人作品</span></strong>
<br />私が持っているピースの中で、最新と思われる一覧によると、日本人作品（邦楽作品を除く）の難易度は以下の通りとなっています。

<br /><br />A（＝初級）：5曲
<br />B（＝初級上）：8曲
<br />C（＝中級）：25曲
<br />D（＝中級上）：15曲
<br />E（＝上級）：17曲
<br />F（＝上級上）：6曲

<br /><br />レベルC（＝中級）が最も多く、その次に、E（＝上級）、Ｄ（＝中級上）と続きます。日本人作品となると、やはり現代音楽的な曲も多く、D、E、Fといった上級者レベルのものも多くあります。例えば、<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/05/19_12562.html">前回の連載で紹介させていただいた一柳慧「ピアノ・メディア」</a>などはFに分類されていますが、上級レベルには、このように歴史的に重要な作品も数多く、ピースが日本のピアノ曲の歴史に大切な役割を果たしてきたことが分かります。ただこれら上級レベルの作品は、専門教育を受けた人にとっても譜読みが難しく、高度なソルフェージュ能力が必要とされます。そこで今回は、A、B、Cといった、学習段階の子どもさんでも弾けるレベルの作品を調査しました。

<br /><br /><br />
<strong><span style="color:#CC3300">学習者レベルの曲</span></strong>
<br />レベルAやBについては、残念ながら絶版になってしまっているものも多かったのですが、その中でも例えば、助川敏弥作曲「315 糸かけ 糸かけ 糸がかり / そこまで春が」（レベルA）や、野田暉行作曲「こどものための三つの小曲」（レベルB）などは、なかなか魅力的な曲でした！
<br /><br />
レベルA「糸かけ...」には、「糸かけ 糸かけ 糸がかり」と「そこまで春が」という、春にちなんだ作品2曲が収録されています（さらに、この2曲を収録した『やさしいピアノ曲集「ちいさな四季」』という曲集も、全音から出版されています！）。春先に、小さな女の子がかわいらしく弾く姿が浮かぶ･･･ような2曲です。
<br /><br />
<div style="text-align: center;">助川敏弥作曲／糸かけ糸かけ糸かがり（全音ピアノピース315より）</div>
<a href="http://youtu.be/fTcskqh0kb0"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenonmini.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenonmini.JPG" width="194" height="119" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br /><br />
<div style="text-align: center;">助川敏弥作曲／そこまで春が（全音ピアノピース315より）</div>
<a href="http://youtu.be/fzmtBfvIVPs"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenonmini.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenonmini.JPG" width="194" height="119" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>

<br /><br />
また、レベルBの「こどものための...」には、「飛行機」「ヨット」「夢の馬車」という3曲が収録されています。私事ですが、1歳の息子が乗り物大好き、その男友達も乗り物大好きなことから、題名を見たとたんに、'これは男の子にうってつけ！'と思ってしまいました。どの曲も生き生きとして、とっても魅力的な作品です。

<br /><br />
<div style="text-align: center;">野田暉行作曲／飛行機（全音ピアノピース473より）</div>
<a href="http://youtu.be/bcIwroZmpDk"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenonmini.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenonmini.JPG" width="194" height="119" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>

<br /><br />
<div style="text-align: center;">野田暉行作曲／ヨット（全音ピアノピース473より）</div>
<a href="http://youtu.be/iea0gaMWmOE"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenonmini.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenonmini.JPG" width="194" height="119" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>

<br /><br />
<div style="text-align: center;">野田暉行作曲／夢の馬車（全音ピアノピース473より）</div>
<a href="http://youtu.be/y_z6Qkbm7fc"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="zenonmini.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/zenonmini.JPG" width="194" height="119" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br /><br />
<strong><span style="color:#FF0066">発表会向きの曲</span></strong>
<br />最多曲数を誇るレベルCには、ヒット曲（？）もいくつか存在し、選択の幅も随分広がります。ある程度色々な曲が弾けるようになり、たまには少し雰囲気の違う曲も弾きたくなってきた子などには、もってこいですね。例えば発表会で、世界の名曲に混じってちょっと和風の知られざる名曲を弾くのも、かっこいいものです。そこで次回から3回にわたり、発表会で弾きたい全音JAPANピースとして、このレベルCの中から3曲ほど、ご紹介させていただきます。邦楽系ヒット曲や、ポップス的ソナチネ、そしてレトロな香り漂う小品などなど...。どうぞお楽しみに！
<br /><br /><br />
</big>]]>
        
    </content>
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    <title>◆大人のためのJAPAN13◆ 一柳慧『ピアノ・メディア』 （1970&apos;s-1「鍵盤への回帰」）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/05/19_12562.html" />
    <id>tag:www.piano.or.jp,2011:/report/02soc/pmj//26.12562</id>

    <published>2011-05-19T05:16:00Z</published>
    <updated>2011-07-19T16:22:04Z</updated>

    <summary>知る人ぞ知る、超人的ピアノ曲をご紹介！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="連載" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big>一柳慧作曲『ピアノ・メディア』 。知る人ぞ知る、超人的ピアノ曲です！一度聴き始めたら、最後まで止められない...。まずはどんな作品か、動画でお楽しみください！
<br /><br />
<a href="http://youtu.be/xus4APJcELw"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pianomedia.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/pianomedia.JPG" width="322" height="197" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></a>
<br /><span style="color:#FF6600"><strong>鍵盤への回帰</strong></span>
<br />お聴きいただいた通り、同じフレーズの繰り返しによって作られているこの曲は、1972年に<a href="http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/ichiyanagi/index.html">一柳慧</a>氏によって作曲されたものです。一柳氏といえば、それまでは前衛音楽最前線の作曲家！以前<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2008/08/29_7464.html">当連載でもご紹介させていただいた</a>通り、図形楽譜による偶然性の音楽を通して、ジョン・ケージに代表されるアメリカ実験音楽を日本に紹介した第一人者でした。その一柳氏が、図形楽譜をやめ、内部奏法も排し、文字通り鍵盤音楽に回帰して発表したのが、この作品！『ピアノ・メディア』は、一柳氏自身の転換点となる作品であると同時に、「前衛音楽の終焉、ポスト･モダンの萌芽」として、日本の現代音楽の歴史的転換点ともなる作品となりました！

<br /><br /><strong><span style="color:#FF9900">『ピアノ・メディア』とは</span></strong>
<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="110516_1528491.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/110516_1528491.jpg" width="145" height="176" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>1972年に、ピアニスト高橋アキ氏によって初演されたこの曲は、右手が9音からなるフレーズを徹底的に繰り返し、そこに左手が異なった拍数のフレーズを投入していく、というシステムで作られています。作曲の直接の契機は、モーツァルトのピアノソナタのコンピューターによる自動演奏を聴いた作曲者の驚きと反発であったそうですが、その根底の作曲システムは、一柳氏がニューヨーク滞在時に知った、ミニマル･ミュージックという新しい現代音楽の書法によるものでした！以前は「全音ピアノ・ピース370番」として、ピースとしては珍しいオシャレな装丁で楽譜が販売されていたこの作品。ここ数年で残念ながら絶版になってしまったようで、再販希望のお声もよく聞きます。

<br /><br /><span style="color:#FF3300"><strong>ミニマル・ミュージックとは</strong></span>
<br />ところで、先のミニマル・ミュージックとは、どのような音楽でしょうか。よく知られているのは、アメリカの作曲家スティーヴ･ライヒの『ピアノ･フェイズ』です（→<a href="http://youtu.be/JW4_8KjmzZk">参考動画</a>）。反体制的カウンターカルチャーが渦巻く60年代後半のニューヨークにて生み出されたこの音楽は、「反復」と「漸次的変化」を特徴とするもので、一定のビートや調性感を持つ点で、それまでの前衛音楽とは一線を画すものでした。一柳氏はこのシステムを応用し、さらに独自の構築法を用いることによって、この『ピアノ・メディア』を生み出しましたが、その後多くの作曲家が同じくミニマル的手法を用いつつ、新しい音楽を生み出していくことになります。

<br /><br /><strong><span style="color:#FFCC00">ポスト・モダン時代へ</span></strong>
<br />「クラシック音楽を学ぶには、やはり本場ヨーロッパへ留学したい」という思いは、今も昔も多くの日本人演奏家が抱くものですが、日本人作曲家の世界では、この1970年代頃から次第に、「より上を目指すために」と欧米へ目を向ける意識が弱まっていきます。その背景には、欧米の現代音楽が行き詰まり、規範的な大きな動きが少なくなったこと、またドル･ショックやオイルショックといった社会的ショックを体験し、海外を頼るよりも自身の内側や同じアジア各国へと目を向ける意識が強まったことなどが挙げられるでしょう。価値観の相対化と多元化...。日本の現代音楽界も、真の意味で独自の個性を重視するポスト・モダン時代へと、いよいよ突入していくことになります。</big>

<br /><br />参考文献
<br />日本の作曲20世紀　音楽之友社　1999
<br />はじめての音楽史　音楽之友社　1996
<br />石田一志「モダニズム変奏曲」
<br />日本戦後音楽史研究会編　日本戦後音楽史（上）　平凡社　2007]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN5-3】中田喜直作曲 『こどものゆめ』 上級編</title>
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    <published>2011-04-22T02:02:25Z</published>
    <updated>2011-04-22T02:10:14Z</updated>

    <summary>ハーモニーの色彩変化を表現！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="jyoukyuu.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/jyoukyuu.JPG" width="337" height="454" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>
中田喜直作曲『こどものゆめ』大解剖、最終回の今回は、上級編（「★★★」＝ツェルニー30番後半以上）7曲を、ご紹介させていただきます！
<br /><br /><span style="color:#CC0000"><strong>和音をしっかり掴む！</strong></span>
<br />さすがに上級編！譜読み的にもテクニック的にも、そして音楽的にも、初級・中級に比べてかなり難しくなります。メロディーを美しく歌わせること、またリズムを楽しく刻むことのみならず、和音をしっかりと掴み、その色合いを表現することまで必要となるためです。速い連打和音や分散和音もふんだんに使われるので、まずは手の甲で支えをしっかりと作り、和音内の全ての音をくまなく押せるようになることが大切でしょう。
<br /><br /><span style="color:#FF3399"><strong>ハーモニーで色彩変化を</strong></span>
<br />それがしっかりとできるようになった上で、さらにハーモニーの色彩変化を表現できれば、申し分ありません！和音が移り変わるたびに変化してゆく、微妙なハーモニーの色合い...。中田先生の作品では、やはりメロディーが命であることには変わりありませんが、その背景で変化してゆく豊かなハーモニーを、無神経に弾くのと繊細に表現するのとでは、全く違う曲に聞こえることでしょう。同じメロディーでも、和音の色彩によっては全然違った味わいになるのです！
<br /><br />
<span style="color: rgb(255, 102, 0); "><strong>各曲ご紹介</strong></span><br />ハーモニーの繊細な表現には、まずはそれを感じ取るセンスが必要ですね。ただセンスというものは、残念ながら、なかなか自然に身に付くものではありませんね。その辺りは先生が、和声的な知識も活用しながら、色々な表現の仕方を弾いて示してあげることで、経験として蓄積していってもらうことが大切でしょう。

<br /><br />以下これまで通り、音源とともに、各曲のポイントを《メロディー》、《リズム》、《ハーモニー》に分類し、曲ごとに簡単な解説を加えさせていただきました。選曲、そしてレッスンの参考にしていただければ幸いです！
<br /><br /><br /><span style="color: rgb(255, 102, 0); ">第18番　朝のうた</span> 《ハーモニー》<br /><a href="http://youtu.be/jP-w5DsMwns" style="text-decoration: underline; "><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; display: inline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></span></a>メロディーを彩る16分音符の淡い色彩。ペダルを使って香り立つように弾きましょう。後半部では、♭系から♯系へのハーモニー変化が何度かありますが、それをいかに表現するかがポイントです。最後の左手の細やかなパッセージは、鳥のさえずりか何かでしょうか･･･。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color: rgb(255, 51, 51); ">第19番　アルペジオ練習曲</span> 《ハーモニー》<br /><a href="http://youtu.be/5oDzWY8BZF8" style="text-decoration: underline; "></a><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; display: inline; "><a href="http://youtu.be/5oDzWY8BZF8" style="text-decoration: underline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></a>文字通りアルペジオの練習曲ですが、その和音の連なりの中から、時々中田節メロディーが顔を覗かせます！まずはアルペジオをくまなくしっかりと掴めるように、そしてさらにその変化を表現していけるように、ゆっくりじっくり取り組みたい曲です。最後に一瞬現れる妖艶な音階が、この明るい曲調に彩りを添えています。
<br /><br /><br /><br /><span style="color: rgb(204, 0, 102); ">第20番　ファゴットとフリュートの対話</span>　《メロディー》<br /><a href="http://youtu.be/9Ckarby60g8" style="text-decoration: underline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></a></form>愛嬌あるファゴットと、のびやかなフリュートの対話が楽しい曲です。付点のリズムが乱れないように、それでいて管楽器らしく長いフレーズ感を持って弾きましょう。中間部、両方のメロディーがバッハの対位法のように重なってくるところが、この曲で一番難しい部分かもしれません。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color: rgb(255, 153, 51); ">第21番　ノクターン</span>&nbsp;《メロディー》<br /><a href="http://youtu.be/uV-umfxVF6M" style="text-decoration: underline; "><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; display: inline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></span></a>中田節がおおいに発揮された和風ノクターン！右手の美しいメロディーの下で、淡く変化してゆく左手のハーモニー。左手だけでも美しい曲に聞こえてくるまで、いろいろ工夫できるといいですね。一番最後の余韻の残り方が、何とも言えず哀愁をそそります･･･。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color: rgb(255, 0, 102); ">第22番　おどりとうたと</span> 《リズム》<br /><a href="http://youtu.be/hsVtIwn0S9A" style="text-decoration: underline; "><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; display: inline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></span></a>「おどり」の部分では、途中5/8拍子も登場するなど、リズム的な面白さを楽しめる曲。和音をしっかりと掴んだ上で、アクセントにも気をつけながら、しっかりリズムを刻みましょう。一瞬登場する「うた」の部分では、和音が一気に背後に回り、メロディーの引き立て役へと変身します。リズムのみならず、和音の様々な扱い方も学べる曲とも言えるでしょう。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color: rgb(204, 51, 51); ">第23番　風の即興曲</span>&nbsp;《メロディー》<br /><a href="http://youtu.be/5q-HrfIhs-8" style="text-decoration: underline; "><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; display: inline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></span></a>淡い3連音符の連なりから、ハーモニーが感じられたり、ふわっとメロディーが浮かび上がったりと、ハーモニーとメロディーが美しく混在している曲。どの部分をどう捉えるかで、幾通りにも表情を工夫できるでしょう。どんなときにも決して重くならず、さわやかな風になりきって弾きたい曲です！
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color: rgb(204, 102, 0); ">第24番　演奏会用練習曲</span> 《ハーモニー》<br /><a href="http://youtu.be/Vnt3NvRd0EI" style="text-decoration: underline; "></a><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; display: inline; "><a href="http://youtu.be/Vnt3NvRd0EI" style="text-decoration: underline; "><img class="mt-image-left" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; float: left; margin-top: 0px; margin-right: 20px; margin-bottom: 20px; margin-left: 0px; " /></a>曲集の最後を飾る曲らしく、華やかで大人っぽい曲。和音をしっかりと掴み、そのハーモニーの変化まで表現できると、一気に曲が引き締まってくるでしょう。最後に一瞬登場するカンタービレの部分では、どこか懐かしい中田節メロディーに、ホッと心が和みます。<br /><br /><br /></span></big>
]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN5-2】中田喜直作曲 『こどものゆめ』 中級編</title>
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    <id>tag:www.piano.or.jp,2011:/report/02soc/pmj//26.12414</id>

    <published>2011-04-14T03:04:10Z</published>
    <updated>2011-04-14T03:11:44Z</updated>

    <summary>自然なリズム感を身につける！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
    </author>
    
        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/">
        <![CDATA[<big><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 20px 20px 20px 20px" height="453" alt="cyuukyuu.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/cyuukyuu.JPG" width="337" />
<br />中田喜直作曲『こどものゆめ』大解剖第3回の今回は、前回の初級編につづき、中級編（「★★」＝チェルニー30番前半ぐらい）の7曲を、ご紹介させていただきます！ 
<br /><br />
<span style="COLOR: #ff0000"><strong>自然なリズム感を身につける<br /></strong></span>
初級編では、メロディーを歌わせることを重視した曲が多かったですが、中級編では、それにリズム的要素も加わった曲が多くなります。と言っても、現代音楽的な複雑なリズムではなく、例えば4拍子の拍子感であったり、また付点のリズム感であったり...。聞いている人も一緒に体を動かしたくなるような、自然なリズム感を身につける練習といえるでしょう。

<br /><br /><strong><span style="COLOR: #ff6600">メトロノームを活用！</span></strong><br />聞いている人も一緒に体を動かしたくなるように弾くには、まず一定のテンポを保つことが大事ですね。そこで、曲をある程度弾けるようになったら、メトロノームを使ってみるとよいでしょう。自分では気付かなかったテンポの揺れを、強制的に直してくれます。ただ今度は反対に、メトロノーム通りで音楽的ではなくなってしまう場合がありますよね。曲を完成させていく段階では、一定のテンポ感を持ちつつ、その均等なビートからはみ出しながらメロディーを歌わせる、というテンポルバートの技術こそが、大切になってくるのかもしれません。

<br /><br /><span style="color:#FF9900"><b>各曲ご紹介</b></span>
<br />ただ、テンポルバートといっても、なかなか頭で計算してできるものではありません。その点メロディアスな中田作品は、自然にそれを学ぶことができる教材といえるでしょう。一定のテンポ感に留意しつつ、歌いたいところは少しはみ出しても歌ってしまおう！という感じでしょうか･･･。<br /><br />ここでは各曲を、初級編の《メロディー》と《ハーモニー》に《リズム》も加えて分類し、曲ごとに簡単な解説を書かせていただきました。音源とともに、選曲の参考にしていただければ幸いです！ 

<br /><br /><br /><span style="color:#CC6600">第9番　おじいさんのワルツ</span>&nbsp;《リズム》<br /><a href="http://youtu.be/pZLalxEXc1Q"></a>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><a href="http://youtu.be/pZLalxEXc1Q"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></a>日本人には難しいワルツのリズム...。'ブンチャッチャッ'という左手を一定に刻むのは、跳躍もありかなり難しいのですが、それを救ってくれるのが「おじいさんの」という題名かもしれません。少しぐらいヨタヨタしつつも、楽しんで踊っている様子が表現できるといいですね。
<br /><br /><br />
</span><br /><br /><span style="color:#CC3333">第11番　右手黒鍵</span>&nbsp;《メロディー》<br /><a href="http://youtu.be/fM1TRCc16wc">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></span></a>よりダイナミックな題名が付いていてもおかしくない、ストーリー感のある素敵な曲です。右手のみならず左手も黒鍵が多く、その♭的な優しい音色が、やや民謡風の柔らかいメロディーに乗って流れていきます。スタッカートとレガートを弾き分けながら、細い黒鍵の上でも、美しくメロディーを歌わせていきましょう。<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#FF0066">第12番　たのしいワルツ</span>&nbsp;《リズム》<br /><a href="http://youtu.be/G0ZFLGP1OAw">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></span></a>「おじいさんのワルツ」とは違い、左手の'ブンチャッチャッ'がない、ちょっと洒落たワルツ。一定のリズム型がないなかで、いかに踊りやすく3拍子を刻んでいくかがポイントです。2拍目に休符を含むリズム型の部分は、特に間が詰まらないように気をつけましょう。黒鍵を多く含む、優しい響きの素敵な曲です。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#FF9933">第13番　朝のさんぽ</span>&nbsp;《メロディー》<br /><a href="http://youtu.be/UxLHgaxlT5s">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></span></a>時折聞こえてくる中田先生らしい日本的な節回しが、なんとも愛らしい曲。後半には16分音符や半音階も出てきて、少し難しくなりますが、それをいかに美しくレガートで弾けるかがポイントです。朝のさんぽ中に見えてくる、色々な風景を思い浮かべながら弾きましょう。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#CC0066">第14番　元気なおどりとしずかなおどり</span>&nbsp;《リズム》<br /><a href="http://youtu.be/jKzDfZfLPyc">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></span></a>付点のリズムが、少しジャズ的な雰囲気も醸し出す、カッコいい曲！4拍子は、クラシックでは1拍目と3拍目が大事とされていますが、この曲では、どちらかというとウラノリ、つまり2拍目と4拍目を強調する方が、素敵に聞こえるかもしれません。最後に出てくる3拍子の部分が、さらに大人っぽさを演出します。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#FF3333">第15番　明るいひざし</span>&nbsp;《メロディー》<br /><a href="http://youtu.be/mYHtim27T94">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></span></a>左手の分散和音にのって、右手が大らかに歌います。右手のメロディーが、音数の多い左手に負けてしまわないよう、気をつけましょう。左手にもスラーがついている部分は、右手の半分ぐらいの音量で、一緒にクレッシェンド、デクレッシェンドをしてあげると、美しい弧線が描けます。
<br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#FF6600">第16番　みんなで歩こう遠くまで</span>&nbsp;《リズム》<br /><a href="http://youtu.be/tlvWzB-WmPI">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-left" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 20px 20px 0px" height="156" alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" /></span></a>4拍子の元気な行進曲！列が乱れないよう、一定のテンポで弾きましょう。メロディーには、スキップをしているかのような付点のリズムが常に出てきます。左手がメロディーの部分は、右手の刻みを軽くして、左手に堂々とスキップさせてあげたいですね。一瞬現れる3拍子の部分は、途中で寄り道でもしているのでしょうか...。最後まで生き生きと、楽しさ溢れる曲です。</big>
]]>
        
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    <title>【こどものためのJAPAN5-1】中田喜直作曲 『こどものゆめ』 初級編</title>
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    <published>2011-04-07T02:50:00Z</published>
    <updated>2011-04-07T02:52:40Z</updated>

    <summary>メロディーを歌わせる、というテクニックを磨く！</summary>
    <author>
        <name>sudo</name>
        
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        <category term="特集　こどものための" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<big><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;">
前回ご紹介した、<img alt="syokyuu.JPG" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/syokyuu.JPG" width="337" height="456" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>
<a href="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/2011/03/31_12331.html">中田喜直作曲『こどものゆめ』</a>。
<br /><br />
難易度「★」から「★★★」まで全24曲のうち、今日は初級者向き（「★」＝バイエル100番ぐらいまで）の10曲を、音源とともに1曲ずつご紹介させていただきます！
<br /><br /><span style="color:#FF0000"><b>まずはメロディー！</b></span><br />中田先生の作品の魅力は、まずなんといっても、その味わい深いメロディーにあるでしょう。初級編の曲でも、早速、魅力的なメロディーが次々に登場してきます。シンプルながらも、つい口ずさみたくなる、どこか懐かしい歌い回し...。それを、いかに自然に美しく弾けるか、が初級の大きな目的と言ってよいでしょう。
<br /><br />
<span style="color:#FF9900"><b>メロディーを歌わせる、という'テクニック'</b></span>
<br />ただ、ピアノでメロディーを歌わせることほど、難しいことはありませんね。心の中で一緒に歌う、ということは基本ですが、ピアノは基本的に打楽器！それだけではうまくいかないことも、多いでしょう。そこで活躍するのが、スラー。スラーの山に沿って、かすかにクレッシェンド＆デクレッシェンドをつけてあげると、美しいメロディーラインが描けますね。
<br />歌う、というのも、ピアノを弾く上では、基本的かつ最重要な'テクニック'のひとつだと、私は思います。
<br /><br />
<span style="color:#FFCC00"><b>各曲ご紹介</b></span>
<br />初級編の曲では、1　左右どちらの手でもメロディーを美しく歌わせること、2 黒鍵が含まれていてもきれいなメロディーラインを描けること、また、3　和音の中に隠れているメロディーを浮き立たせることなど、様々な角度からメロディーの歌わせ方を練習できる工夫がされています。ここでは、1と2を《メロディー》、3を《ハーモニー》と分類し、以下曲ごとに簡単な解説を加えさせていただきました。音源とともに、選曲の参考にしていただければ幸いです！

<br /><br /><span style="color:#CC6600">第1番　おぎょうぎよくね</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=lDQwKE3aWAc"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>作曲者による「練習のてびき」にも書かれているとおり、左手でもメロディーを美しく歌わせるための練習曲。スラーとスタッカートをよく区別しながらきちんと弾くと、「おぎょうぎよく」聞こえます。時々右手に出てくるメロディー部分で、中田先生らしい日本的な音階が使われているのが印象的です。
<br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#FFCC00">第2番　卵のかたちの練習曲</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=AjmeF5E89M8"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>黒鍵を使いつつ、手を卵の形にしたまま弾く練習。左右ともに手のポジション移動が全くないので、シャープが多いわりには、弾きやすい曲です。黒鍵が含まれていても、スラーに注意して丁寧に歌うことで、卵らしい丸みや温かみが、曲からも味わえるでしょう。<br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#FF3366">第3番　さよなら またあしたね</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Rn1_r10iEv8"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>「さよなら」の淋しさが短調で、「またあした」の嬉しさが長調で表現されているような曲。左手の和音は、ほとんどがa-mollとC-durの基本的な和音ですが、その変化をひとつずつ感じながら、右手のメロディーをつぶやけると、感情が伝わってきます。
<br /><br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#CC6633">第4番　やさしい変イ長調</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=4ak9nb7DRP0"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>親指に黒鍵が当たるので、同じく黒鍵の多い第2番よりは難しい曲。左右両方に出てくるメロディーを、黒鍵が含まれていても美しく歌わせることが大切です。余談ですが、最後の方に出てくる右手のメロディーが、なんとなくラジオ体操を思い出させます...！
<br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#CC9900">第5番　日本のいなか</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=cPqJXV2FoHw"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>純日本風の曲。「♪ シーラシッシッ シッシラシー...」というメロディーを、いつでもしっかりと浮き立たせることが大切。中間部から左手に出てくる半音階によって、和音の雰囲気がどんどん変わっていくことにも意識を向けると、演奏に深みが増します。
<br /><br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#CC66FF">第6番　しずかに音階はうたう</span> 《メロディー》　<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=bbil_pzzN-4"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>初めての見開き2ページ作品。音階による、1フレーズの中での手のポジション替えをスムーズにし、メロディーをレガートで歌わせることがポイントです。一番最後に一瞬現れる和風のハーモニーが、この曲に味わいを増しています。
<br /><br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#FF9966">第7番　冬のコラール</span> 《ハーモニー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=2an8x7BtTxQ"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>作曲者による「練習のてびき」にも書かれている通り、和音の中で変化する音を、メロディーとして浮き立たせるための練習曲。どの声部を聞かせると美しく聞こえるか、最初は先生が何通りか見本を聞かせてあげるといいかもしれませんね。冬の寒さが、ヒシヒシと伝わってくるような曲です。
<br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#CC66FF">第8番　冬のメロディ</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=2fNRcP-b-18"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>中田先生らしい、味わいある短調の曲。中間部の長調では、左手がチェロのように歌い上げます。細やかに付けられているスラーを、まずは実際に声に出して歌ってみてから弾いてみると、フレーズの意味が分かりやすくなるかもしれません。
<br /><br /><br /><br /><br /><br />
<span style="color:#CC3366">第10番　アーモルのおじさん</span> 《メロディー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=5K5k6yUqoa8"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>中田先生のこどもの曲には、よく人物が登場します。この曲集でも、他に「おじいさんのワルツ」（★★）がありますが、人物が出てくると、想像力も一層かきたてられますね。「アーモルのおじさん」、一体どんなおじさんなのでしょう。そしておじさんに、何が起こったのでしょう。スラーに注意しながら、物語を紡いでいきましょう。
<br /><br /><br /><br />
<span style="color:#CC9900">第17番　しずかなおはなし</span> 《ハーモニー》<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=i3n0ntP94xs"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="YouTube.jpeg" src="http://www.piano.or.jp/report/02soc/pmj/images/YouTube.jpeg" width="258" height="156" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span></a>素朴なわらべ歌のような曲。和音の上で響くメロディーに、途中からオブリガートも付いてきます。どの音を目立たせたいのか、はっきり意識ながら弾くと、とたんに面白くなるかもしれません。

<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
次回は、中級編7曲をご紹介予定です。どうぞお楽しみに！！
<br /><br /><br /></big>]]>
        
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