ショパン/ノクターン嬰ハ短調 遺作 ピアノ:根津理恵子

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2012/03/23

1830年にウィーンで完成され、ショパンの姉ルドヴィカに送られた作品。慣例的にノクターンの1つに数えられているが、これは、ルドヴィカの編纂したショパンの未発表作品の目録の中で「ノクターンの様式のレント」と記されているからであり、恐らく、ショパン自身はノクターンと命名しなかったと推測されている。そのため、速度表示の「Lento con gran espressione」がそのままタイトルとして使われることも多い。ルドヴィカに送られた手稿は、後にショパンの父の友人で、民俗学者・音楽家のOskar Kolbergによって筆写され、それをもとに1875年に初版が出版された。<続きを読む>

音源情報

2010年5月23日 第4回公開録音コンサートの音源より

コンサート情報

2012年4月1日 文化庁後援事業「ピアノ調律の日」全国統一記念事業
第14回4・4ピアノコンサート 〜光とやすらぎをもとめて〜

(仙台市青年文化センター コンサートホール)

演奏

ピアノ:根津理恵子

東京藝術大学卒業後、ポーランド政府給費留学生としてビドゴシチ音楽アカデミー研究科修了。 1986年、PTNAピアノコンペティションA1級全国決勝大会金賞。1995年、同コンペティション特級全国決勝大会銀賞。1996年、スウェーデン・キル国際ピアノコンクールにて優勝。2004年、第6回パデレフスキ国際ピアノコンクール第4位、及びパデレフスキ作品最優秀演奏賞。2005年、第15回ショパン国際ピアノコンクールにおいてファイナリスト名誉表彰を受ける。

国内外でのコンクールの他、「PTNAリサイタルシリーズ・十代の演奏家」(2000年)など若くしてコンサート活動も開始。「シャネル・ピグマリオンデイズ・アーティスト」(08年)、「第244回日本ショパン協会例会」(09年)等々にも出演。

海外ではヨーロッパ各地の「ショパン・フェスティバル」や音楽祭に招かれ、「聴衆を圧倒的な熱狂へと導く才能」と高評を得る。
また伝統ある「第24回ヴァルデモサ・ショパン・フェスティバル(マヨルカ島)」(07年)、「ショパン生誕200周年記念/日本&ポーランド国交樹立90周年記念祭(於・国際連合欧州本部/ジュネーブ)」(09年)では日本人ピアニスト初の招聘アーティストとしてソロ・リサイタルを行う。

現在ポーランドを拠点にソロ、室内楽の他、フランス・アヴィニヨン管弦楽団、ワルシャワ国立フィル、ポーランド各地方管弦楽団、藝大フィルハーモニア等々、オーケストラ協演も多く、幅広く活動を展開している。

CDは「ショパン・コンクール・ライヴ2005」(株・ビクターエンタテイメント)、「Rieko Nezu plays Paderewski & Chopin」(CD-ACCORD)など。
2002年より8年にわたり開催されたリサイタルシリーズ「ショパンをめぐる作曲家たち」は、毎回好評を博し、多くの話題を呼んだ。様々な企画や真摯な音楽にファンも多く、今後の活躍に期待も大きい。

これまでに金子勝子、御木本澄子、杉谷昭子、播本枝未子、迫昭嘉、ダン・タイ・ソン、故ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、エヴァ・ポブウォツカの各氏に師事。マルタ・アルゲリッチ、レギナ・スメンジャンカ、ドミニク・メルレ各氏の指導も受ける。
2011年4月より、昭和音楽大学非常勤講師。


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