ドビュッシー/前奏曲第1集より 音と香りは夕暮れの大気に漂う ピアノ:村田理夏子

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2011/05/13

ドビュッシーの"印象主義"と呼ばれる作風をピアノ音楽上に確立した最初の作品は『版画』だったが、さらにそれを発展させて完成の域にまで達したのが、この2集からなる前奏曲集ということができる。そのため、いずれの曲もドビュッシーの特有の個性が発揮された名曲揃いとなっている。
 第1集の12曲は1909年から10年にかけて作曲されている。各曲のタイトルは、固定観念に縛られないようにとドビュッシーの配慮から、各曲の終わりの余白に小さく書込まれた。(続きを読む)

コンサート情報

日本ショパン協会 第255回例会 パウゼシリーズVol.12 村田理夏子ピアノ・リサイタル
2011年6月25日(土) カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」

演奏

ピアノ:村田 理夏子

東京藝術大学卒業。在学中ソリストに選抜され芸大オーケストラと共演。1996年よりドイツ政府給費留学生(DAAD)としてベルリン芸術大学に留学、パスカル ドゥヴァイヨンに師事。1997年マリアカナルス国際コンクール入賞、2000年にはポルトー国際ピアノコンクールで第3位受賞など数々の成功をおさめ、各地でソロリサイタルおよびラジオ録音を行う。1998年のベルリン交響楽団(Das Sinfonie Orchester Berlin)との共演が大好評を博し、以後毎年招待を受けベルリンフィルハーモニーホールにおけるピアノ協奏曲の公演は既に20回近くを数えている。 ベルリン芸術大学では、DAADのほか、Nafog財団、ロームミュージックファンデーション、ヒンデミット財団各奨学生として研鑽を積み、2000年同大学を満場一致の最高点(1.0)で首席にて卒業、"国家演奏家コース"へ進学。現在はベルリン芸術大学講師として後進の指導にあたっている。最近ではヨーロッパ最大の講習会の一つ、フランスのクールシュヴェール夏期国際音楽アカデミーに講師として参加しているほか、自主企画MessageFromBerlinと題し、日本でのプライベートレッスンシリーズを開始。大好評を博している。近年パスカル・ドゥヴァイヨンとピアノ・デュオ活動を本格化。世界各地から招待を受け、2008年にはメシアン生誕100年を記念した初CD、そして2010年"編曲の名手たち"と題しラヴァルスなどフランスの名曲を集めた2台ピアノCDをリリース。レコード芸術《特選》を受賞した。これまで、中川裕子、矢部民、高良芳枝、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、浜口奈々、パスカル・ドゥヴァイヨンほか各氏に師事。

 

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