ハイドン/ソナタ第31番 変イ長調 Hob.XVI:46 第1楽章 ピアノ:フー・ツォン

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2011/05/06

1788年にHob.XVI:44および45と共に出版された。作曲年代は確かではないが、様式的に1766年のHob.XVI:45と同時期あるいは70年頃と考えられている。主題はどれも明朗で、全体として肩肘の張らない雰囲気をもつ作品である。その一方、展開部にしばしば現れる不安な、ときに激しさを伴う短調部分では、ハイドンの60年代後半から70年初め頃の作品にみられる興奮や情熱といった感情の表出的な特徴が垣間見られる。また、この時期には稀な4つの調号をもつ調性(下属調の第2楽章ではさらに調号が増える)や、フェルマータの多用や休符による間、やや唐突な転調など、いくらかの意外性も内包し、奥深さを示している。 ピアノ曲事典のページへ

音源情報

CD:Fou Ts'ong Haydn Piano Sonatasより

演奏

ピアノ:フー・ツォン(傅聰)

 

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