ドビュッシー/「ベルガマスク組曲」より パスピエ ピアノ:青柳いづみこ

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2011/02/10

ベルガマスク組曲はドビュッシー初期のピアノ作品で、1890年ころから書き始めたが、完成に至るまではほぼ15年という長い年月がかかっている。ドビュッシー独自の語法はまだ確立しておらず、マスネ、グリーグ、サン=サーンスなどの影響が顕著にみられる。  「ベルガマスク」というタイトルの由来については、いろいろな説がある。イタリア在学中、北部イタリアのベルガモ地方を訪問した際、その地方独特の舞曲「ベルガマスカ」に強い影響をうけ、この名前もそこに由来している、というものや、詩人ヴェルレーヌの詩集《雅びた宴》のなかに出てくる「18世紀の宮廷的(ベルガマスク)な」という言葉が関係しているであろう、というものがある。 続き

音源情報

この音源が収載されたCD『ロマンティック・ドビュッシー』
第23回ミュージックペンクラブ賞「録音・録画作品(日本人アーティスト)」を 受賞することになりました。

講座情報

青柳いづみこ・フランス音楽専門講座
―基礎練習から作品の文化的背景まで―

ドビュッシーの演奏と研究で定評のある青柳いづみこが、少数精鋭のセミナーで丁寧 に指導致します。音大生、ピアニストからレスナーまで幅広く受講しています。前期 は5月8日開講。暫時入室可能。
毎月第2日曜日 午前クラス 10:00?13:00 午後クラス 13:00?16:00 各定員10名(高校生以上) オーディション有。
JMLセミナー入野義朗音楽研究所〒156-0043世田谷区松原5-22-2
お問合せ: TEL:03-3323-0646  FAX:03-3325-5468

演奏

ピアノ:青柳いづみこ

ピアニスト・文筆家。
安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。東京芸術大学付属高校、同大学音楽学部、同大学院修士課程を経てフランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。1980年1月のデビュー・リサイタルは毎日新聞紙上で大木正興氏に絶賛される。83年、東京芸術大学大学院博士課程に再入学。89年、論文『ドビュッシーと世紀末の美学』により、フランス音楽の分野で初の学術博士号。90年、武満徹・矢代秋雄・八村義夫作品を集めた『残酷なやさしさ』により、平成2年度文化庁芸術祭賞。
  演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集めており、1989?2000年まで《ドビュッシー・シリーズ》開催。これまでリリースした5枚のCDは『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』(白水社)で第9回吉田秀和賞、祖父の評伝『青柳瑞穂の生涯』(平凡社ライブラリー)で第49回日本エッセイストクラ賞を受賞。
  2001年には、『水の音楽』の書籍(みすず書房)とCD(キング・レコード)を同時刊行、話題を呼んだ。2003年リリースの『浮遊するワルツ』(ナミ・レコード)も、各紙誌で「創造の手応え」「行間にこめられた情念」を絶賛される。
  2005年刊行の『ピアニストが見たピアニスト 名演奏家の秘密とは』(白水社)は現在までに9刷、2007年刊行の『ピアニストは指先で考える』( 中央公論新社) も3刷を重ねている。
  2008年にはドビュッシー没後90周年を記念して、一連のコンサート《ドビュッシー・シリーズふたたび》の開催が予定されている。
  カメラータより7枚目のCD『ドビュッシーの時間/版画・練習曲集』、春秋社より評論集『ドビュッシー律動する時間』も刊行予定。
  日本演奏連盟、日本ピアノ教育連盟、日本音楽学会、日本文芸家協会会員。JML セミナー入野義朗音楽研究所にて「ドビュッシーのピアノ曲・解釈と演奏法」を開講。 大阪音楽大学教授。
オフィシャル・ホームページ http://ondine-i.net/

 

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