2.講師プロフィール

土田英介(つちだ・えいすけ)
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修了。第53回日本音楽コンクール作曲部門第1位入賞(管弦楽曲)。第14回民音現代作曲音楽祭にて委嘱曲「交響的譚詩」が初演される。主要作品に「追悼曲~ピアノのための~」「ピアノ・ソナタ」「ラプソディ~ヴァイオリンとピアノのための~」「フルート、ヴィオラ、ピアノのためのトリオ」「前奏曲~クラリネットのための~」「弦楽四重奏曲」児童合唱組曲「あしたへ」「子守唄、子守唄より~女声合唱のための~」「ヴァイオリン協奏曲」「窓~混声合唱のための~」「ピアノのための波動」「光陰の空間から~オーケストラのための~」「ファンタジー第1番、第2番~ピアノのための~」等がある。中でも児童合唱組曲「あしたへ」は、横浜市の委嘱によって書かれ、横浜在住の小学生、大友直人指揮神奈川フィルにより、「ヴァイオリン協奏曲」は戸田弥生(Vn.)大東尚宏指揮札響、漆原啓子(Vn.)小松一彦指揮新日本フィルにより演奏されている。また「光陰の空間からオーケストラのための~」は、ソウル、上海、ハノイにおいて演奏され高い評価を得た。CDでは特に、「ピアノ・ソナタ」を収録した「泊真美子2大ピアノ・ソナタを弾く」(ライヴノーツ)がレコード芸術誌特選に選ばれ、毎日新聞でも絶賛された。ピアニストとしては、山下一史指揮東フィル、飯森範親指揮東響の他、国内外の一流アーティストとの室内楽での共演やソロ演奏を多数行い、CDや初演した新曲も数多い。また、著書としては「バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻~演奏のための分析ノート 1・2」が、(株)音楽之友社より出版されているが、これらは「ピティナ・ピアノフェスティバル」での公開講座が契機となって執筆された。 現在、東京音楽大学ピアノ科教授、洗足学園大学作曲科客員教授、東京藝術大学作曲科、桐朋学園大学作曲理論科非常勤講師等を努め、意欲的な教育活動も行っている。
古屋晋一(ふるや・しんいち)
3歳よりピアノを始める。音楽家の豊かで健やかな演奏活動を支援するため、脳科学、身体運動学の研究・教育活動を行う。主な研究テーマは、適切な奏法や身体の使い方、効率の良い練習法、ジストニアをはじめとする音楽家の疾患の治療法など。大阪大学基礎工学部を卒業後、同大学医学系研究科で博士(医学)を取得。ミネソタ大学神経科学部、ハノーファー音楽演劇大学音楽生理学・音楽家医学研究所にて研究員として勤務した後、現職にて「音楽医科学研究室」を運営。主な研究・教育受賞歴として、ドイツ研究振興会よりハイゼンベルグ賞、フンボルト財団よりリサーチフェローシップ、日本学術振興会より特別研究員および海外特別研究員、大阪大学より共通教育賞など.ピアノ演奏歴として、神戸国際音楽コンクール入賞、和歌山音楽コンクール入賞、日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、ブロッホ音楽祭出演、兵庫県立美術館や国立精神・神経研究センター病院などにてリサイタルなど。ドイツ、スイス、イギリス、オランダなど、国内外で講演を行い、音楽演奏科学の教育・研究基盤の確立に力を注いでいる。 www.neuropiano.net
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