【実施レポ】「表現」と「テクニック」の同時進行 こどものためのピアノ曲集「なにしてあそぶ?」で楽しいレッスン(安倍美穂先生)

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2016/11/21
「表現」と「テクニック」の同時進行 こどものためのピアノ曲集「なにしてあそぶ?」で楽しいレッスン
安倍美穂

2016年10月31日(月)熊本ピアノハープ社にて安倍美穂先生をお招きし、「「表現」と「テクニック」の同時進行  こどものためのピアノ曲集「なにしてあそぶ?」で楽しいレッスン」という題で講座が開催されました。

先生には前日の熊本秋季ステップにてアドバイザーとトークコンサートもしていただき、2日に渡り安倍美穂先生ワールドに浸らせていただきました。
熊本で初の安倍先生講座の内容は、先生ご自身が作曲された曲集「こどものためのピアノ曲集『なにしてあそぶ?』」を使って、楽しく「表現」と「テクニック」を一緒に身に付けるためのアイディア満載の2時間でした。作曲家ご本人からその曲の解説をいただくことで、想いやねらいがよくわかり、楽譜を読み込むことの大切さと楽しさをあらためて感じました。

「ことば」がそのままリズムとなりメロディとなり、休符にも擬音を当てはめて表現したり、登場人物のキャラクターや心の動きの変化、時間の推移、情景等、まるで本の世界のように、想像力を豊かに働かせて楽譜を読み取り、遊んでいるように弾くことの楽しさ、そのイメージの音を出すためのテクニックを学ぶことは、子ども達にとって、興味ある楽しい学びとなります。
「ここは何をしてるところ?」「どこが好き?」歌詞をつけたり、鍵盤ハーモニカで吹いてみたり、踊ってみたり、絵を描いてみたり、「こう弾きたい!」という気持ちを最大限に引き出して、「音楽って楽しいな」と思えるレッスンのアイディアをたくさんいただきました。
ピアノのレッスンって、音楽って「こうありたいよね」という根っこの部分を、あらためて確認させていただいた笑いいっぱいの楽しく有意義な時間でした。私達講師がまず、想像の翼を広げられる柔らかい感性を持ち、的確なアドバイスができて、毎回のレッスンを生徒さんと楽しめる力を持つことが大切ですね。

安倍美穂先生、熊本でのハードスケジュール、本当にありがとうございました。「さあ、次にお会いする時は、なにしてあそぶ?」とお見送りいたしました。

Rep:熊本きなっせステーション 宮下むつみ
 

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