【実施レポ】あっという間に全調が弾けるピアノ指導法 ―『雪だるま』が主人公の指導法テキストで読譜を身につける?― (添田みつえ先生)

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2016/06/28
あっという間に全調が弾けるピアノ指導法 ―『雪だるま』が主人公の指導法テキストで読譜を身につける―
添田 みつえ
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6月23日(木)スガナミ楽器経堂店ミュージックホールにて、添田みつえ先生ピアノ公開講座「あっという間に全調が弾けるピアノ指導法 ―『雪だるま』が主人公の指導法テキストで読譜を身につける―」が開催されました。



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添田先生とスガナミ楽器経堂店は、5年前の東日本大震災により先生が福島から世田谷へお教室を移されたときからのお付き合いとなります。
世田谷に教室を移されてから半年で、生徒数が50名を超えたというレッスンの秘密は『雪だるまメソッド』。3和音を雪だるまに見立てたユニークな全調を覚える方法です

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調をマスターすることにより譜読みも速くなる。調の特性を感じて弾くことで音色が変わる。ピアノを上達するには調を覚えることが近道というお話しが大変興味深かったです。
曲からいろいろ転調して感性を育むことも容易となります。実際に先生の生徒さんは、ハ長調の『たんぽぽがとんだ』(虹のリズム)をハ短調に転調し、『年をとったたんぽぽ』といって自主的に音遊びをしているそうです。お子さんの感性って柔軟で、調を覚えることはゲーム感覚なんだなぁと、うらやましく感じました。

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『あっという間に全調が弾ける本』は雪だるまのほかにもねこちゃんとこぎつねくんが登場し、物語になっています。物語を想像し、ピアノで弾く、こどもの情操教育にはピアノを習うといいと言われていますが、その理由がわかったような気がしました。

添田先生のお話はとてもパワフルで2時間の講座時間があっという間に過ぎました。
受講された皆様も一緒になって指の体操をされたりと熱心に聴講されていました。
たくさんのアイディアをいただけたので早速レッスンに取り入れますとの声がたくさん聞かれました。また、実際テキストを使用されている方は、指導がしやすく、教えることが楽しくなりましたと語る受講者もいらっしゃいました。

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テクニックだけじゃない、感性を磨くレッスンが大切なんだと気付かされました。
世田谷の楽器店として、これからもお役に立てていただければと思います。
添田先生、本当にありがとうございました。

Rep:スガナミ楽器 経堂ショールーム 太田 明菜

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