【実施レポ】アナリーゼして弾こう! (秋山徹也先生)

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2015/05/01
アナリーゼして弾こう!バッハ「インベンション」と「シンフォニア」から~演奏と指導に役立てるために~
秋山徹也先生
※バッハ『インベンション5番』『シンフォニア11番』
※応用編:ピティナコンペティションC級課題曲より
チマローザ『ソナタ37番変ホ長調』・モーツァルト『ソナタKV.283第1楽章』
秋山先生セミナー第4回.JPG

2015年4月10日(日)、横浜市栄区民センターリリス音楽ルームにて『アナリーゼして弾こう!バッハ「インベンション」と「シンフォニア」からセミナー』が開催されました。講師には秋山徹也先生をお迎えいたしました。

フーガ技法について簡単なご説明の後、それぞれの曲のアナリーゼに移りました。 まず「インベンション5番」と「シンフォニア11番」は、共に似たような構成をもっていることを指摘され、ついで双方とも素材は少なく、テーマの音型しか使用されていないのにもかかわらず、属調・下属調・嬉遊部などにこのテーマを利用し、バッハ独自の創意工夫となっている点を、懇切丁寧に解説して下さいました。

応用編は形式の違うソナタ2曲についてのお話しでした。 スカルラッティ式のソナタ、先生はそれを「二部分形式」と称しているとのことです。 もう一つは、私達も馴染みの深い古典派ソナタ。前古典派のチマローザは、この中間になるということでした。

そして先生がされた分析の中で次の点は、私たちにとってとても興味深いものでした。この曲の中には第2テーマを思わせる部分が2箇所あり、どちらともとれるこのフレーズを、一つは音楽的なテーマ、もう一つは属調に推移する形式上のテーマといえること。 そしてモーツァルトソナタでは、展開部などにおいて様々な手法で、素材をうまく利用していることを譜面上で分析していただきました。

曲中で素材をどこでどんな風に使っているかについて、生徒に考えさせてはみてはどうか?とのアドバイスも含め、濃い内容ともに啓発的な講座となりとても勉強になりました。

15回連続講座の第5回目は、6月30日(火)に前回と同じ会場にて開催いたします。 曲目は『インベンション14番』と『シンフォニア13番』。応用編は、ソナチネ徹底分析として、ディアベリ『ソナチネOP151-1第3楽章』クレメンティ『ソナチネOP36-4終楽章』を予定しています。これらの2曲は、ピティナコンペティションB級課題曲です。

Rep:かまくらの森ステーション 大山ナオコ

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