【実施レポ】ピアノ演奏のための基礎力1 (吉永哲道先生)

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2013/10/24

2013年10月23日(水)吉永 哲道先生をお迎えして
『ピアノ演奏のための基礎力1 歌い、響き合う、ポリフォニーの実践的テクニック 』
セミナーを開催しました。

【セミナー内容】
・各声部の歌わせ方とバランスの取り方
・立体的な響を作る為の"耳"の使い方
・全ての声部を歌わせる"響きのレガート"のための腕の使い方

音楽の重要な要素:ポリフォニー・・・特に バッハの作品は ピアノ学習者にとって
苦手とされる傾向にあります。
吉永先生による美しく響く「ポリフォニー」の演奏は、バッハのシンフォニア、平均率が
とても素敵な音楽に聴こえ、バッハを弾きたくなってしまう感覚になりました。

美しく響く音で演奏するためには腕の脱力が重要なポイントであり、指の力だけで
弾かないよう常に気をつけて練習することが大切であることが先生の弾き比べで
分かりやすくなりました。

バッハの作品は古典、ロマン派、近現代へとつながっていきます。

今回、ブラームスの小品 OP118?2 を取り上げて、和声やメロディーなど、どう
反映されているのか、演奏を交えた解説によって大変わかりやすくなりました。

学習者にとってバッハは困難なイメージがありますが、心地よく響くポリフォニーを
味わう事で練習もより楽しくなるように感じました。
レッスンにおいて生徒さんに演奏を聴かせてあげると効果が上がるように思いました。
指導者の先生方も是非、ご自身で演奏を楽しんでいただけるとよりバッハの作品が
好きになるように思いました。

♪ 当日の様子は こちら にも掲載しております。どうぞご覧ください。
 
(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)


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