【実施レポ】たかが連弾されど連弾(江崎光世先生)

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2012/05/23

blog120516toyama_esaki.jpg2012年5月16日(水)楽器センター富山にて、江崎 光世先生をお迎えし、音楽性を育てるためのピアノ連弾からのアプローチ 第1回「たかが連弾されど連弾」と題し、指導者セミナーを開催致しました。

待ちに待ったセミナーとあって、会場は満席状態。江崎先生が、
「参加者の熱気が伝わってきていいですね!」とおっしゃって下さり、
和やかなスタートとなりました。

前半は連弾のメリットについてのお話で、スコア譜で導入することにより目から役目を受け取れるようになること、バランスをコントロールする力が養われソロへの影響が大きいこと、合わせるための呼吸や意識して聴くことを育てるには最適であることなどを、先生の豊富な経験を交えて聞かせて頂きました。

後半ではコンペの連弾課題曲を直接レッスンして下さり、椅子の配置、カウントの取り方、プリモと
セコンドの適性、4手の基本的な役割とバランス、表情に合った音作りなどを学ばせて頂きました。
加えて、鉛筆を使ったアフタータッチの効果的な練習法や、各声部のバランスをコントロールする
為の練習メニューなど、レッスンにすぐ使えそうな内容もあり、大変充実したセミナーとなりました。

ソロにおいても10本指のアンサンブル能力は重要な為、早い段階で連弾を経験させ、『生徒の
中に宝物を入れてあげて熟成させることが大切』とのお言葉が心に残りました。
はるばる富山までいらして下さった江崎先生に心より感謝申し上げます。

(Rep:富山支部 高野浩美)


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