【実施レポ】あきらめないで!ピアノ・レッスン(中嶋恵美子先生)

文字サイズ: |
2012/04/18

blog120417minamiurawa_nakajima.jpg2012年4月17日(金)10:30から12:30まで(質問コーナー合わせると13:30まで)ミリオン楽器南浦和店にて講師に中嶋恵美子先生をお迎えし、 「あきらめないで!ピアノ・レッスン -発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ-」セミナーを開催いたしました。

 ご自身の経験に基づいた発達障害児一人ひとりの知的・身体能力に合わせたレッスン方法、障害の程度の見きわめ方など、その成果について映像を交えながら紹介頂きました。

 指導者だけではなく、実際に障害を持つお子様の親も参加され、先生のお話に皆様すぐに引き込まれていきました。
子ども一人ひとりに合わせ、細分化されたレッスン方法。障害を持つ持たないに関わらず、限界を決めない、あきらめない、捉え方・同じ事でも言い方や見せ方を変える事、時期の見極めなど、大変勉強になりました。また、映像で見せて頂いた中嶋先生の生徒さんの成長には驚きと感動致しました。受講された方で涙する方も多くいらっしゃいました。
 15分程度と思われた、「質問コーナー」では受講された方からの質問や感想が終わらず、セミナー終了後1時間もお答え頂きました。素晴らしい講座と貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。

 多くのレポートを提出頂きましたが、抜粋して紹介いたします。

♪ 「障害があるから」という接し方というよりは「こういうことを理解させたたいから、こういうことを
 やってみる」というアプローチのレッスンは、通常の子どもにも十分通用し誰にでも理解しやすい
 方法だなと思いました。

♪ 今後のレッスンに役立つ大きな情報を得られ、良い勉強が出来ました。
 今後、障害を持つ生徒と出会った時には受け入れてみようと、さらに勉強を重ねたいと思いました。

♪ ダウン症の生徒を受け入れて半年になります。筋力が弱く指を動かす事が大変です。
 今回の講座で指の付け根の意識を聞き、根気よくがんばろうと思いました。

♪ たくさん試行錯誤のレッスンをされている先生がいらっしゃるのが分って、力が出ました。

♪ 本人を観察し、知ることの大切さ、急がず一つ一つ積み重ねることは、サポートする側が常に
 気を付けていかなくてはいけないと思いました。出来ることをあきらめず、時期を待つことも
 楽しんで、歩みをかみしめるように進んでいきたいです。

♪ 先生の生徒さんの映像には感動して涙が出てしまいました。

発達障害は特に一人ひとり個性があるため、まだまだお悩みの方はいらっしゃると思います。
私共として出来る事、同じお悩みの方との情報の共有や勉強の場の提供をしていきたいと思います。

(Rep:ピティナさいたま南支部 小林 寛宜)

 

 

 

 

 

 


【GoogleAdsense】
ホーム > ピアノセミナー > ニュース > 02レポート> 【実施レポ】あきらめ...