【実施レポ】基礎的脱力奏法から美しい音へのアプローチ(佐々木恵子先生)

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2011/06/03

blog110531maiduru_sasaki.jpg5月30日、舞鶴支部では、佐々木 恵子先生をお迎えして、
「基礎的脱力奏法から美しい音へのアプローチ」という
テーマでセミナーを開催いたしました。

前夜からの激しい雨で心配していましたが、セミナー当日、
舞鶴は朝から警報が出て、学校は休校、JRは止まり、高速道路は閉鎖、国道は土砂崩れ、と川水の氾濫で通行止めになり、参加申込者のキャンセルが相次ぎ入ってくる最悪の日となりましたが、その中を23名の先生方が出席してくださり、佐々木先生の明るいトークと所々に素晴らしいピアノ演奏を交えたご指導により、とても有意義なひと時を過ごすことができました。

音そのもので表現される芸術である音楽において、一番大切な「美しい響きの音作り」とは、
1.すべての基本は脱力から
2.脱力+指の支え
3.響く打点(サウンドポイント)を意識する
この3点が先生がお話された中で印象に残ったお言葉でした。

まずは、全ての基本である"脱力"という感覚を身体的に覚えること、出席者の先生を実験台にされ、コンニャク体操を始めとする様々な動きを教えてくださいました。次に脱力を共に重要な指先を支える。関節補強のテーピングの実演もしていただきました。

最後に脱力といっても一音一音手首や腕をまわして歌っているつもりになっている人がいるが、音楽的フレーズを作っていくのが最終目的だから、細切れの動きにならないよう、意識してやって欲しい、と、締めくくられました。参加した指導者一同がこのセミナーの内容を少しでも取り入れられてレッスンができればいいなあ、と願っています。

(Rep:ピティナ舞鶴支部  藤澤眞理子)

 

 

 


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