【実施レポ】導入期のレッスン手法を広げましょう(2)(川崎みゆき先生)

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2009/10/09

 

blog_091008sugamo_kawasaki.jpg2009年10月8日東音ホールにて、川崎みゆき先生による
「導入期のレッスン手法を広げましょう(2)-幼児期からはじめる音楽表現とテクニックの指導-」というテーマで講座が開かれました。

昨年に引続き、今回は【ミッフィーのぴあの絵本(2)】
メインに【別冊ちゃれんじぶっく】 、新たに加わった
【はじめてのレパートリー】や、かわいいクラフトを使用した
導入期の楽しいレッスンにピッタリの愛情あふれるご指導を、実際のレッスンの映像も
合わせて拝見することができました。

導入期...といっても驚いたのが2、3歳の生徒さんが
「次はなんだろう?!」と先生の言葉を待つ体勢でレッスンを受けていることでした。
(川崎先生のお声がけがとってもお上手で聞いているこちら側も「先生、次はどんなことを
言うのかなぁ?」と期待してしまうくらい魅力的でした。)

音符を読むことやピアノを弾くことはまだできなくても言葉がけに合せて手をたたくなど、何度も
繰り返しているうちに指示された箇所だけでなく、先生の担当のリズムや言葉も真似して段々
上手になっていくのです。挿絵と和音が一緒に書いてあるカードを使用した例では、最初は
同じ絵のカードを選ばせることから始まり和音の響きを聴かせだんだん音名も言えるように
なっていくという無理のないアプローチの方法でした。

「言葉もまだうまく表現できない、手はフニャフニャ、けれども音を聴いて反応し、目で見て
反応する力は2,3歳児でも充分あります。拍を感じ、音程や音の高低、アンサンブル力や
鍵盤把握、出した音を目でなく耳で聴く力も必要です」と川崎先生。
また「楽譜に書いてあることを気づかせてあげる⇒自ら何が書いてあるかを反応して言える力が
つくようになる⇒それを継続していくことが大事」...とお話くださいました。

 今まで「まだピアノのレッスンには早いのでは...?」と入会をあきらめてしまっていた小さな
お子さんやずっと習っている小学生にも、時折目線を変えてかわいいイラスト入りの
リズムカードを活用してみるなど、導入期のためだけでなく先生方が悩んでいることを
ハッと気づかせてくれる使用法やアイデアがたくさんありました。

新たに加わった【はじめてのレパートリー】は4手連弾や6手連弾も含まれていて導入期の
レッスンだけでなく、発表会にも活用できそうです。イラストもかわいいので子どもたちは
何回もテキストを開いて弾いてくれて、自宅で練習する際に親御さんも楽しく、時には絵本
のように親しみを持っていただけるのではないかと思いました。

 小さな生徒さんもたくさんご指導されているからこそ毎回新しい発見やアイデア、子どもたちの
心理など聞きたいポイント等、惜しげもなく話してくださる川崎先生の明るさとご熱心さに
とても感激しております。

10/8(木)は台風の影響でJR全線が運休となってしまったため、参加できなかった方からも
とても残念でしたというお声が本当にたくさんありました。しかし川崎先生のとても温かい
お人柄のおかげで先生を囲み少人数でもアットホームな感じで講座が行われました。

(Rep:東京音楽教材研究会会員 眞下 孝子)


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