【実施レポ】「指導者のためのピアノレッスンに活かせるコーチング」 - 10/11愛知・青木理恵先生

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2007/11/02

blog_071011aichi.jpg去る10月11日(木)、日響楽器池下店にて「ピアノレッスンに活かすコーチング」と題して青木理恵先生をお迎えし、ピティナ・ピアノセミナーを開催いたしました。
当日の様子ととたくさん寄せられた受講者レポートの中から、青木先生にピックアップいただいたいくつかのレポートをご紹介します。

ピアノレスナーと生徒という存在があって、初めてピアノレッスンが成り立つのですが、その両者の間に立って、生徒さんのピアノの練習かつ上達には欠かせない存在である親御さんにも多数ご参加いただきました。
コーチングとは何ぞや...と言うところからお話は始まりました。青木先生の生き生きとしたよく通る声と、メリハリのある明るい表情で一気に話に引き込まれて行きました。
「コーチングとはコミュニケーションである」という観点から、ロールプレイを通じて講座は進行されました。
『アイスブレイク』と称して、たまたま席が隣り合った二人で組になり「互いの共通点を3分間で30個みつけましょう」という指示のもと、早速ロールプレイが始まりました。どこの誰なのか名前も知らない二人でも「3分間で30個」という明確な言葉の投げかけがあるために、的確にそのゴールに向かって行動することが出来ました。例えばここで「3分間」とか「共通点」というだけの指示ではその目標を達しようとするエネルギーが半減してしまう、というお話でした。
参加者からは「体温が上がった」「体があったかくなった」「意欲が湧いた」...などの感想が述べられました。
次に『話を聞いてもらえない』ロールプレイを体験しました。話をしようとしている相手に、「うなずかない・ためいきをつく・舌打ちをする・よそ事に気を散らす...」というリアクションしか取ってはいけない、という指示です。いくら一生懸命話をしようとしても、どんどん話す意欲が無くなっていくのが感じられました。それをしながら「あ...これ、無意識に自分がしている事かも...」と日頃の自分の行動や態度を反省しました。意欲がなくなるのは、相手に受け入れられていないと感じる事で自信が失われ、自己受容出来なくなる事の表れであるというお話でした。
続いて『話を聞いてもらえる』ロールプレイをしました。『あい(アイコンタクト、あいづち)・う(促し「それから?それから?」という言葉がけ、うなずき)・え(笑顔)・お(同じ言葉をそのまま繰り返して相手に返す)』をキーワードに、先程とは全く反対のエネルギッシュな言葉のキャッチボールが為されました。
コーチというのは、何か答えを指し示すのではなく、もやもやと考えがまとまらないで模索している相手に自ら答えに気付いてもらうために最後まで見守る役割だ、というお話でした。先生は、どんな展開になっても相手に気付きを起こさせるために、常に十個位の質問を投げかけられる準備をしているのだそうです。
 「学校の先生は、子供に関わったとしても1~2年。しかしピアノの先生というのは、3歳位からその子の成長とともにずっと関わっていける存在。ピアノだけを上手にするレッスンではなく、やるぞという瞬発力を子供の中に芽生えさせ、ピアノを通じてその子が将来、人を思いやる気持ちや、美しいと思う心を育てていきたい」という言葉が印象的でした。
最後に、自分がどういう性格なのかを知るタイプテストをしました。小項目で思い当たる所にチェックをしていき、そのチェック項目が一番多いタイプが自分の性格だというものです。やっぱりね...とうなずく人もあれば思いがけない結果に驚いている人もありました。
 輝くのは生徒であり子供。それを輝かせるのは先生であり親。本人が何をしたいのか、今自分が立っている現状を明確に本人に把握させることによって、目的に向かって行けるのだそうです。相手(子供)の全てを受け入れ、承認しているのだという安心感を本人に与え、自信を持って一歩を踏み出すためのお手伝いが出来るようになりたいものだと思いました。
(Rep:愛知バスティン研究会/村松佐よみ先生)

♪最近よく耳にするコーチングという言葉。今日の話を聞いて、相手の話を聞いて、共感して、やる気やアイデアを出してあげることだと分かりました。青木先生の話し方、笑顔にも自分が気持ちよくなっていると気付き、生徒や子供、主人にも話し方、愛コンタクト、うなずき、笑顔などを気をつけたいと思いました。
♪ロールプレイで、意気消沈していく感じ、高揚していく感じを2分で味わいました。聞き手の対応の重大さに、分かっていたつもりでも驚きました。自分の生徒でも誉められるのを嫌がる子がいて、内心「どうして?」と思っていました。タイプが違っていたのですね、新しい発見でした。
♪「教える」という立場を私は間違って理解していたことに気付かされました。おしつけや上からの教えは決して「自発」を生みません。「やる気のない子にどうやったらやる気をおこさせられるのか」が知りたくて、このセミナーを受講しましたが、私の態度を「引き出す」言葉にかえることによって、可能になるかも・・・と希望が見えてきました。
♪4つのタイプの話を聞き、子供のタイプを知ることで、子供を承認し、上手に誉め、子供の夢・目標をかなえてあげたい、かなえようと思う子供に育っていくようにしたいと思います。


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