11月13日、大きなクリスマスツリーの、華やかなイルミネーションに迎えられて、石川県金沢市にある東海林也令子先生のレッスン室へ。いたるところに、東海林先生の誕生日に届けられた花が飾られていた。
「美しいものを見て、素直に“きれいね!”といえる感受性を育てたい」と、四季折々の美しさを、いつもレッスン室に取り入れているという。
東海林先生は、20年も前から、アンサンブルの大切さを実感し、ヴァイオリン・チェロのプロ奏者との室内楽レッスンを開講。その成果発表にと、室内楽やコンチェルトの共演の機会を多数創出してきた。「ここの生徒さんたちは、のびのびして柔軟性があるので、とてもアンサンブルがしやすい」と、チェロの先生。表現する気持ちを萎縮させることなく、のびのび弾ける配慮の行き届いた、東海林先生のレッスンを、ともに見学された指導者からの感想だ。「先生の笑顔が見たい! と言わんばかりに、先生を見つめ、先生の手元をしっかり見ている生徒さんたちの視線が、印象的でした。1人1人の生徒さんに向き合って、できたことを認めて、笑顔で褒めてあげることが改めて大事だなと思いました。」
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