My Competition

第3回 続けることに意味がある

2018/12/13
第3回
続けることに意味がある
白砂百合さん(広島県/ノートルダム清心中学2年)
2018年ピティナ・ピアノコンペティションD級本選2地区に入選/重野美樹先生・竹中結紀先生に師事

A2級から参加を続けてきたコンペティション。中学受験の準備と、中学校生活に慣れるため、小6と中1の2年間はお休みしましたが、また今年、中2でD級に参加しました。2年間お休みした理由は、課題曲数が多く、また期間も長期に亘るからでしたが、ピアノに向き合う時間がたくさん持てた小学生の時と比べ、テクニックの衰えを感じ始めていたので、今年、D級でまたコンペにチャレンジしよう!と思いました。

中学校生活は、勉強面では宿題や試験も多く、授業進度も早いので、毎日の予習が欠かせません。放送部に所属していて、大会の前にはテレビやラジオの番組制作、インタビューも行い、毎日放課後遅くまで部活動に追われることも。そのような生活の中で、コンペの前にピアノの練習時間を確保できるのは、1日1時間程度でした。
限られた時間を有効活用するために、生活リズムを決めていて、平日は、学校から帰ったら19時~20時で夕食とお風呂、20時~21時でピアノの練習、その後、勉強。休日は、朝起きるとすぐに「9時~10時がピアノ、その後勉強」と、その日の計画をまず立てて過ごします。一度生活リズムに組み込んでしまえば、それほど負担に感じませんが、例えば、どうしても眠い時には、早く寝て、勉強を早朝にまわし、適度に状況に応じて、臨機応変にこなすようにしています。中でも、ピアノのレッスン前日は、練習時間を多めに確保するなど、1週間の中でも練習時間のメリハリを付けています。

今年コンペに再び参加してみて、2年間のブランクはありましたが、練習しているうちに、小学生のころの感覚を取り戻せて来て、「続けることに意味がある」ということを実感できたのが良かったです。本選の時期と学校の定期試験と譜読み、それぞれの準備時期が重なり、大変な思いをしました。計画を立てて、準備することの大切さについて、今後に向けて気付きを得ることも出来ました。また、おなじ門下生たちが頑張っている姿を見て、刺激を受けます。来年は中3になり、学校では大切なテストもあるので、友人と連弾でコンペに挑戦し、励まし合いながら頑張りたいと思っています。


ピティナ編集部
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