
ピティナ・ピアノ曲事典は、古今東西のピアノ・鍵盤音楽の情報を網羅することを目指してきました。現在、ピアノ曲事典は月間10万人以上の方が利用しているインターネット最大級のピアノ(鍵盤)音楽事典です。しかしピアノ(鍵盤)音楽の世界は広大です。ピアノが生まれてから約300年立ちますが「白黒の鍵盤」以上に広く受け入れられている楽器は未だにありません。今日も多くのピアノ曲・鍵盤音楽が生まれ続けています。
「ピアノ音楽の今」を十分に伝えるには、利用者の皆様のご協力が必須です。このたびはピアノ曲事典の新しい「エンジン」を3つ、ご紹介します。

「ピアノ曲事典」への寄付の仕組みをリニューアル。「応援する作曲家」のために寄付を行っていただけるようにしました。また、「この曲の演奏が聴きたい」「解説文を載せて欲しい」「楽譜を手に入り易くしてほしい」等のご希望を募ります(※)。

- 頂ける寄付金は「応援する作曲家」の情報充実のために使いますが、寄付金の詳細の用途を厳密に限定するものではありませんので、ご了承ください。
動画配信サイトのYouTubeでは膨大な量の音楽演奏を視聴することができます。ピティナ・ピアノ曲事典では約9000点の動画をYouTubeに掲載しているほか、「お勧め」情報の更新も行ってきました(⇒こちらやこちら)。そしてこのたびは、どなたでもリクエストを行っていただける窓口を開設しました!
ピアノだけではなくオルガンやチェンバロ等の鍵盤曲。あるいはキーボードが活躍するロックのライヴ映像など、「鍵盤」が活躍する映像はなんでもリクエスト可能です(※)。採用となったリンクは「お勧めリンク」のページにコメント付で紹介されます。演奏されている曲がピアノ曲事典に無くても大丈夫です。必要に応じて、作品ページ、人物ページを新設します。
- 著作権を侵害している可能性のある動画や短期間でネット上から削除される可能性のある動画は、ピアノ曲事典編集部の判断で掲載を見合わせます。
特定の音楽分野や作曲家について研究をされていて、その成果をピアノ曲事典に提供してきた方々で、継続的に執筆や作品リストの整理を手伝ってくださる方々に「監修者」としてご協力いただくことになりました。新任監修者のコメントをご紹介します。
主にフィンランドのピアノ作品を担当致します、小川至です。北欧諸国の音楽はそれぞれに大きな違いを持っており、フィンランドはその中においても独自の個性を放っています。私自身もピアニストであり、フィンランド音楽の持つ魅力に演奏と研究の両面で触れ合いながら、少しでもこの国の持つ深い音楽文化の浸透に役立てたらと思っています。
この度、ピアノ曲事典の作曲家「クレメンティ」の監修者を拝命しました。大学2年次までピアノを専攻していましたが、現在は18世紀・19世紀のピアノ文化の研究を行っています。自らの演奏経験を活かしつつ、研究成果を発信することで、ピアノ演奏・教育と音楽研究の橋渡しができるよう努めたいと思います。よろしくお願いいたします。
「19世紀ピアノ音楽(フランス関連)」というカテゴリーで監修を担当させて頂きます。国籍を問わず、19世紀にフランスで活躍した音楽家と楽曲解説の充実に貢献できればと思っております。当面は過去に書かれた解説の修正・補筆などのメンテナンスが中心になると思います。修正の提案、ご意見もお待ちしております。