
皆さんの「ピアノ」はグランド?アップライト?それとも電子でしょうか。
クラシックを学ばれるみなさんはピアノと呼ばれる楽器をお使いだと思います。しかし弾いている作品は必ずしもピアノのためのものではありません。たとえばバッハ(1685年生まれ)は「ピアノのため」には曲を書かなかったと考えられています。 また、ショパン(1810年生まれ)のピアノは、現代のものとはだいぶ違います。いっぽうクラシックでは作曲家が書いたままに演奏します。「当時の楽器はどんなもの?」と興味がわくのは自然なことですよね。
もちろん学ぶ効果もあります。たとえばピティナのコンペ課題曲は「4期」に分かれていて、時代ごとに「弾き分ける」のが課題です。では「その時代らしい」とはなんでしょう?それを知る近道の一つが、当時の楽器に触れることです。
「鍵盤楽器事典」は様々な方法で楽器の魅力を皆さまにお伝えし、音楽の楽しみを深めるお手伝いをします。どうぞご期待ください。
(ピティナ・ピアノ曲事典 編集長)

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