ヘラ―/ショパンの魂に pf:金澤攝

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2010/04/30

ウィーンに学び、パリで活躍したピアニスト・コンポーザー、ステファン・ヘラーによりフレデリック・ショパンの死を悼んで作曲された。ヘラ―は、生前のショパンとの交友でも知られる。冒頭に現れる前奏曲作品28の4をはじめ、練習曲作品10の1、ピアノソナタ作品35といったショパンの諸作品のモチーフが、曲中に引用されている。

演奏:金澤攝(かなざわ をさむ

【プロフィール】
作曲家、ピアニスト、研究家。1959年、石川県金沢生まれ。70年から74年までピアノを宮沢明子氏に師事。
15歳で渡仏、パリに学ぶ。作曲を独学で学び、ピアノのレッスンに並行して広範囲にわたる作曲家の研究に取り組む。78年帰国、研鑽を重ね、現在300人以上にのぼる音楽家を対象として研究、演奏を行っている。
第7回ラ・ロシュル国際コンクール第2位(1位なし)、第1回現代音楽コンクール審査委員長(故・園田高弘氏)奨励賞、第3回村松賞大賞、金沢市文化活動賞、石川テレビ賞ほかを受賞。エピックソニーよりアルカン選集全8巻、自作アルバムを発表。


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