小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第37回(G.Ch.ヴァーゲンザイル)
日時 2019年5月2日(木) 開演:19時 開場:18時30分   
会場 近江楽堂 (東京)
出演 小倉 貴久子(クラヴィーア)・廣海 史帆(ヴァイオリン)
料金 一般4,000円、学生2,000円 ■チケット発売日:12/28 
※学生券は大学生以下が対象です。
※※未就学児の入場はご遠慮ください。
曲目 G.Ch.ヴァーゲンザイル:ヴァイオリン伴奏つきクラヴィーアソナタ ハ長調 作品2-3、変ロ長調 作品2-5/コンチェルト イ長調 WV330
モーツァルト:小品 ト長調 K.15y/ヴァイオリン伴奏つきクラヴィーアソナタ ト長調 K.9
モーツァルト:ネーデルラントの歌「ヴィレム・ファン・ナッサウ」による7つの変奏曲  D-Dur K.25
ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 K.378
問合先 メヌエット・デア・フリューゲル 048-688-4921
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メッセージ 小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家等をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》にみなさまをご案内いたします! 《第37回》G.Ch.ヴァーゲンザイル  ウィーンに生まれ宮廷との深い関わりをもち続け、若い頃は宗教曲や舞台作品を書き、後年はクラヴィーアのヴィルトゥオーゾとしても名声を博したヴァーゲンザイル。膨大な数の器楽作品は、当時の様々な形式を取り入れた名曲揃い。また新しい装飾法や形式を追求し、ヨーロッパ各地で人気の音楽家でした。〈ナンネルの楽譜帳〉には彼の作品が含まれていて、そこに「5歳になる3日前、夜9時から9時半の間に習得」とレオポルトのメモが記されています。その後もコンチェルトを研究するなどモーツァルト父子はヴァーゲンザイルを高く評価していました。  幼いヴォルフガングは、当時流行っていた「ヴァイオリン伴奏付きクラヴィーアソナタ」を作曲。ヴァーゲンザイルのこのジャンルの作品は、デュオソナタの形式になる前の過渡的形式としてではなく、優雅で華やかな宮廷の香りさえ感じさせる、ひとつの素晴らしい音楽のスタイルであることを私たちに伝えてくれます。

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