木下牧子 作品展4 ピアノ・プラス
日時 2017年10月5日(木) 開演:19時 開場:18時30分   
会場 東京文化会館 小ホール (東京都)
出演 木下牧子(作曲)永野光太郎(Pf)佐野隆哉(Pf.) 藤原亜美(Pf)田中拓也(Sax)藤森亮一(Vc)西久保友広(Mar)他
料金 一般4,000円/ 学生2,000円
曲目 「6つのフラグメント」より 2016年
「夜は千の目を持つ」 2011-12年
「もうひとつの世界」 2011-12年
「時のかけら」 2014年
「涅槃」 トリオ版/ 2017年
「2台のピアノのための新作〉2017年
問合先 (株) 新演 03-3561-5012 www.shin-en.jp
WEB
メッセージ 抜群の人気を誇る声楽作品に留まらず、立て続けにオーケストラ新作を発表するなど、多方面で精力的な創作活動を展開する作曲家・木下牧子が4度目となる作品展を開催します。 今回は彼女の原点ともいえるピアノをメインに、ソロ、デユオ、トリオ、カルテットとヴァラエテイに富んだ編成による新作中心のプログラムを,第一線で活躍する方々の演奏でお届けします。

出演者情報


 ダイナミックにして繊細。天性のイマジネーションから織りなす「色彩感」と「叙情性」に満ちた『実力派』ピアニスト。

1980年東京生まれ。都立芸術高校、東京芸術大学を経て、同大学院修士課程を修了。2005年に渡仏後、パリのスコラ・カントルム高等課程を最優秀で修了。その後、日本人男性として初めてパリ国立高等音楽院「第三課程研究科」(博士課程)からの入学を許可され、2008年に修了。
在学中より、日本音楽コンクール第2位入賞(03年)を始め、世界各地の「国際ピアノコンクール」で多数入賞。ホセ・ロカ国際2位(スペイン・08年)。ロン=ティボー国際5位及び聴衆賞、特別賞(仏・09年)。ショパン国際ディプロマ(ポーランド・10年)等を受賞。
これまでに、フランス国立管弦楽団、パリ国立高等音楽院オーケストラ、東京交響楽団、大阪フィル等と共演。国内はもとより、フランス、ヨーロッパ各地でリサイタルを開催し、好評を得ている。
「室内楽」の分野においても、パリ国立高等音楽院室内楽科を審査員満場一致の最優秀で卒業。日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門[共演者賞](03年)、国際サキソフォーンコンクール名誉ディプロマ(ポーランド・09年)を受賞するなど、国内外の幅広いジャンルのアーティストから厚い信頼を得ており、ソロ活動に留まらず多方面で活躍している。
2010年冬に帰国。現在、演奏活動の傍ら、国立音楽大学にて非常勤講師も務めている。
平成16年度青梅市芸術文化奨励賞受賞。


  東京生まれ。東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学院修了。大学院在学中に吹奏楽曲「序奏とアレグロ」と合唱組曲「方舟」を発表してプロ・デビュー。日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽曲の部)入選。日本交響楽振興財団作曲賞入選。オペラ「不思議の国のアリス」(モーツァルト劇場創立20周年委嘱作品)初演で三菱信託芸術文化財団奨励賞受賞。第三回作品個展「室内楽の夜」は、「この世代の作曲家としてひとつ抜きん出た存在であることを証明した」との新聞評をはじめ多くの音楽誌で高い評価を得た。また声楽系作品は特に人気が高く、歌曲・合唱とも全国で広く演奏されている。
 主要作品に、ピアノ・コンチェルト、オーケストラのための「呼吸する大地」、合唱とオーケストラのための「たいようオルガン」、吹奏楽曲「ゴシック」、室内楽曲「ねじれていく風景」、ピアノのための「夢の回路」等。出版は約100冊、CDも「室内楽作品集〜もうひとつの世界」(ライブノーツ/「レコード芸術」現代音楽部門 特選盤)、「邪宗門秘曲」(合唱&管弦楽/フォンテック)、「迷宮のピアノ」(ピアノ連弾/ライブノーツ)ほか多数。現在、日本現代音楽協会会員。
<a href="https://www.youtube.com/user/OfficeAsai">木下牧子YouTubeチャンネル</a> 


  1988年生。東京都八王子市出身。
 作曲家の両親のもと、3歳でピアノを始める。東京都立芸術高等学校に文化特別推薦で入学し、2007年ピアノ科を卒業。在学中、3年連続で東京文化会館で行われる「発表演奏会」に出演する。高校卒業後、音楽大学のピアノ科に合格するが入学を辞退し、独自の方法で研鑽を積むことを選択する。カナダのモントリオールにてダン・タイ・ソン氏に師事し、大阪にて、クラウディオ・ソアレス氏に師事している。
 第2回オーストラリア国際ショパンピアノコンクールにおいて第1位、併せて聴衆賞を受賞。台北ショパン国際ピアノコンクールにおいて第1位、併せて台湾作品最優秀演奏特別賞を受賞。第2回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念国際ピアノ・コンクールにおいて第2位、併せてショパンのノクターン賞を受賞。東京ピアノコンクール第1位。第16回ショパン国際ピアノコンクールにおいてディプロマ賞など、数多くの国際コンクールで入賞。
 世界各国で演奏活動を行い、東京、ワルシャワ、モントリオール、クラクフ、台北、シドニー、キャンベラ等でコンサートを開催。
 これまでに、東京交響楽団、高雄市交響楽団、ポズナン交響楽団、ウォムジャ室内管弦楽団と共演。
 アントニン・ショパン・フェスティバルでは日本人として初めてオープニングコンサートに登場し、ショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏。オーストラリアのキャンベラ国際音楽祭でベートーヴェンのピアノソナタを演奏し高い評価を得た。
 現代音楽の演奏にも定評があり、木下牧子氏のピアノ・コンチェルトをオーケストラ・プロジェクト2012(東京オペラシティ)で初演。また、CD「木下牧子室内楽作品集 もうひとつの世界」のピアノを担当した。
 室内楽奏者としても積極的に活動を行っていて、シャネル・ピグマリオン・デイズ・コンサートシリーズにおいてヴァイオリンとのデュオや歌曲リサイタル、ピアノ四重奏、ピアノ五重奏など、多数の室内楽演奏会を行っている。2015年のミュージック ダイアローグ 室内楽コンサートでメンデルスゾーンのピアノ四重奏曲を演奏した。東京とカナダでダン・タイ・ソン氏とピアノデュオの作品を演奏した。
 2010年シャネル・ピグマリオン・デイズ・アーティスト、八王子音楽院講師。

今後の公演

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