ピアノでオーケストラを!~リストが好んだベヒシュタインに見る交響的色彩
日時 2017年7月30日(日) 開演:13時 開場:12時45分   
会場 株式会社ニコニコ堂本店8F (埼玉)
出演 末永匡(pf)
料金 一般2,000円
曲目 リスト:巡礼の年 第1年「スイス」 より 「オーベルマンの谷」 
リスト:バラード 第2番 ロ短調  

問合先 Tel:048-642-0678 FAX:048-641-8387
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メッセージ ベヒシュタインは1853年創業、ベルリンフィル初代指揮者ハンス・フォン・ビューローに見出され、ベルリンの演奏会ステージに華々しくデビューし、その個性を育んでいきます。特にシンフォニックな表現を期待するピアニストにとって、その透明な響き、人の声のような音の膨らみは高く評価されました。今回のレクチャーコンサートではベヒシュタインを好んで使用したことで知られるリストが、どのような響きの作用を音楽表現の中で尊重したか、ご一緒に考えて参ります。

出演者情報


 桐朋学園大学、ベルリン芸術大学、フライブルグ音楽大学、モーツァルテウム音楽院で研鑽を積む。2006年ドイツ演奏家国家資格を授与され、2009年東京文化会館にて公式デビュー。確かな実力が認められ様々な音楽祭やコンサートに招かれている。日本国内はじめアジア、中東、ヨーロッパの各地で国際的な演奏活動を展開。ソロのみならず著名な演奏家との室内楽、国内外のオーケストラと数々の共演を重ねている。昨年、カイロ交響楽団シーズンオープニングガラコンサートのソリストに抜擢。カイロとアレキサンドリア両公演で大成功をおさめ多くのメディアで取り上げられたことは記憶に新しい。2015年、演出白井晃、脚本中島かずき、音楽監督三宅純の各氏によるベートーヴェンの舞台「No.9-不滅の旋律-」では全公演全幕のピアノ演奏を担当した。末永の柔軟なアイデアや鋭い感覚は現代アートでも遺憾無く発揮され、類を見ない表現力を可能にしている。その圧倒的な音楽性、幅広い活動に各界から多くの賛辞が贈られている。「多様性、自己との対峙、人間存在を問うこと」は末永の音楽哲学の本質である。演奏活動と同時に教育にも従事している。未来の社会を担う子供たちへのアウトリーチ活動や公開レッスン、ゼミ、レクチャー等を全国で精力的に行なっている。「開かれた教育、学際的」という末永の教育理念に基づいた各活動には熱心な聴講と参加希望者が絶えない。ちちぶ国際音楽祭講師、数々のコンクール審査、PTNAステップアドバイザー、そして立教大学、桐朋学園大学、東京工業大学に講演、講義など各方面から招かれている。2018年2月「TED×Titech」に登壇予定。デビューアルバム「Intermezzo」がレコード芸術にて準特選に選出。ベートーヴェン3大ソナタ「悲愴、月光、熱情」が収録された待望の2ndアルバムリリース記念コンサートが2018年9月14日浜離宮朝日ホールにて予定されている。所属事務所ミリオンコンサート協会。昭和音楽大学講師。中島和彦、G.ミショリー、H.ライグラフ、D.クラウス、 E.アンドレアスの各氏に師事。「末永匡オフィシャルブログ」http://tdsuenaga.blogspot.jp

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