【ちびっこステージ実施レポート】横浜夏季

6月13日(日)、横浜夏季ステップで、「ちびっこのためのステージ」が行われました。見学された 一宮ステーションの先生方のレポートと、ステージを体験された参加者の皆さんの感想をお届けします。
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・ ちびっこフリーステージ
・ ステーションの先生方によるリトミック体験会
・ 親学ミニレクチャー
を実施しました。
晴天の日曜日、横浜夏季ステップの会場へ到着すると、ロビーには、自分の出番を今か今かと待っているちびっこ達がたくさん。みんな今日のためにおしゃれをしたり、おじいちゃんおばあちゃんが聴きに来てくれたりと、普段とは少し違った雰囲気の中で、自分の出番を楽しみに待っているようでした。
狭い世界でただやみくもに教育者一人が生徒と向き合っていく、というのは本当に心細いことだと思います。
より良い指導法をどうレッスンに取り入れたらよいか分からない/子育ての経験がないためにお母様方から子育ての悩みを打ち明けられても答えられない/子供をより良くしたいと思うあまり、楽しい音楽活動でなくなってしまっている/お母様と子供達の関係がうまくいってないようにみえても解決策を伝えられない・・・等々、悩みの種は尽きないことと思います。
日々追われる中で、自身の悩みも解決できないまま、保護者の方の悩みも見落としがちなままに過ぎていってしまいがちです。普段のレッスン環境だけでなく、多くの人と交流し、活力を得る場が大切になってくるのだと思います。
今回、このちびっこフリーステージでは、
(1)小さな子供達が舞台にあがったこと。
(2)リトミック体験を通して、お友達と交流が持てたこと。
(3)保護者の方々のために、経験豊富な先生による親学講座が開かれたこと。
等、たくさんの良い点がありました。各ステージについて感じたことです。
(1)ちびっこフリーステージ
連弾、アンサンブル、うたなど、小さな子供でも無理なく楽しい音楽体験をさせてあげられることがよく分かりました。これまでは、舞台に上がる=たくさん練習して一人で演奏する。無理をした結果、うまくいかなかった残念な体験になる、ということがあったのではないでしょうか?ピアノを始めて間もなくても、1本指の演奏でも、ご家族の方や先生と一緒に安心して発表すれば、どんなに楽しい思い出になるか、またそれが、次へのやる気にも変わると思います。どの子供の演奏も本当に実りあるものだったと思います。
(2)リトミック体験会
リトミックそれ自体を体験できたことがすばらしいと思いますが、それに加え、普段一人でピアノと向きあっているのとは違い、お友達との交流ができたことも大変良いことだと思いました。保護者の方も我が子だけではなく、他の子供達を見ることで、忘れがちな我が子の成長を再発見できたと思います。何より、楽しんでいる子供達の姿を見て、音楽は楽しいものであるべきだと、指導者も保護者も再確認できたと思います。
(3)親学ミニレクチャー
お母様方は、常に我が子をより良い方向へ導いてあげたい、とたくさんの愛情を注いでみえると思います。時代のせいか、たくさんの愛情を注いであげたいのに、それが許されない環境だったり、逆に愛情を注ぎすぎて、結果よくない方向へ進んでしまったり、核家族が増え、親子関係というのはいろんな所に無理が生じてきている感じがします。このような時代に、子育ても教育者としても経験豊富な先生が、親のあるべき姿をお話して下さるというのは大変すばらしいことだと思います。若い教育者が保護者の方に伝えるよりも、体験からお話して下さることで、保護者の方の受け取り方もきっと違うと思います。
今回のちびっこフリーステージを見て、諸先生方と、参加されたお母様方へインタビューさせていただいて、特に大切だと感じたことは、「小さな子供達をたくさんの大人が協力して育てていく。それにより教育者も保護者も成長していく。」ということです。
ちびっこフリーステージを通じて、保護者の方々、地域の教育者が協力し、我が子だけでなく、子供達みんなを良くしようという思いが、本当にすてきな子供達を作っていくのではないでしょうか。
それはピアノだけに留まらず、大切な子供達の人生をより良くしていくことにつながると信じています。
ちびっこステージが行われる第3部が始まると、出演する子供たちが順番にステージに上がり、堂々と演奏してくれました。お母さんと連弾をする子、お父さんと連弾する子、お姉ちゃんや友達、ミッフィーちゃんと一緒にお話し演奏をする子、振りもつけて歌を歌う子、家族みんなで合奏をする子など、本当に様々な形でお客さんを楽しませてくれました。驚くことに、中にはピアノを初めて1か月というお子さんもいましたが、立派に舞台の上で演奏していました。
どのお子さんも、本当にうれしそうに舞台の上にたっていて、それを見守る先生やお客さんもとても温かかったのが印象的でした。

ロビーにて行われたリトミック体験会では、横浜地区の先生方が、手作りのお面をつけて登場。集まった子供たちに、手作りの双眼鏡をプレゼントして、音楽の森へ出発です!
ピティナの課題曲でもある「マーチ」の曲に合わせて行進し、体で二拍子を感じます。次に、手でお友達とリズムを叩き合います。そのリズムを叩きながら、足も一緒に歩いてみることに!2つのことを同時に並行して行う体感です。少し難しいことも、お友達が一緒なので、みんなとても楽しそうです。
次はスカーフが出てきました。きれいに色分けされたスカーフを使い、赤は「ド」、黄は「ミ」、青は「ソ」と、自分の担当の音を歌い、気がつくとそこはきれいなハーモニーの泉に。
今度はきれいな水の流れるような音楽に合わせて、スカーフを高く投げてみます。投げる瞬間に音が始まり、落ちてくると同時に音は消える。音の空間の体感です。
最後は「ド」「ミ」「ソ」の高さを体で振付をつけて歌います。楽しく踊りながら音感、音程の練習をしています。どの子も笑顔で楽しそうに動いていて、音楽を楽しんでいるようでした。
先生たちの愛情のこもった手作りの体験会で、子供たちも、舞台の上で発表する緊張感のある時間とはまた違った、楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。



(保護者のお話 ※3歳9ヶ月)
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- 会の帰り道「楽しかった!またやりたい」と言っていました。何だか一人前になれた気分らしく嬉しそうでした。
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- 会の一週間前ぐらいからは、自分から椅子によじ登って練習するようになりました。弾ける楽しさ、聞いてもらえる楽しさに気づいたようです。また、「ドレスを着てちゃんと弾くんだ」という気持ちも持ったようです。
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- 親にとっても、心配でドキドキする体験でしたが、小さいなりに頑張ってくれて嬉しかったです。
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- ロビーでのリズム遊びは、最初かたまっていたのが、だんだん音に引き込まれて楽しくなっていったようで、家に帰ってから双眼鏡をぶら提げて行進しています。
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- 親子共に貴重な体験をさせていただき、とても丁寧な講評もいただけて感謝しております。プレゼントも喜びました。ありがとうございました。
(指導者のお話 ※3歳9ヶ月)
少し不安を持ちながらピアノを始めてわずか一ヶ月半ですが、本番を目指し、経験することで、かなり密度の濃い時間になったように思います。毎日練習するという事、メロディーが弾ける喜び、本番の楽しさ、集中する力など、短時間にムダなく、深く、インプットされた感じです。幼い時に体で覚えた事は、その子の精神のベースになりますし、おけいこの出発点として、大きなバネになると思います。この貴重な体験をムダにせず、一歩ずつ進んで、ピアノ大好きな子に育って欲しいと願います。
(保護者のお話 ※3歳)
この度は、思いかけずに貴重な体験をさせていただきありがとうございました。ステップのお話を頂いた時は正直、不安で一杯になりました。まだ産まれて二年しか経っていないのに、この子がステージでピアノを弾くなんて...と。案の定、ピアノ椅子に座らせるのがやっとで、お菓子でつってみたり、4つ上の姉にも協力してもらったりと必死にやってどうにか椅子に座って鍵盤に手をおけるようにはなりました。でもなかなか真面目に取り組むこともなく全く覚える様子もなく、私も暫く無理強いはせずに様子を見守ることにしました。
自分から『練習する』と言いだしたのは、皆でリハーサルをするようになってからです。一歳年上のお兄ちゃんのように『なわとび』を弾いてみたいとか、お姉ちゃんみたいにコンクールでカッコよく弾きたいとか...前向きな発言がでてくるようになり、少しは前進したのかしらと嬉しく思いました。ステップ当日も『ヤッター』と喜んで目覚め、チョウネクタイを着けてもらって得意気でした。親として大変喜ばしい光景でした。やはりステージを経験するということはどんなに小さい子供でも、意識も変わり、モチベーションも上げてくれるのですね。この気持ちができるだけ続いてくれると、毎日の練習ももう少し頑張ってくれるかもと、期待してしまいます。この度は親子共々、貴重な体験ができたこと感謝しております。ありがとうございました。
(保護者のお話 ※3歳)
正直、まだ3歳なのでピアノを習うには...もう少ししてから始めようと思っておりました。まだ、小さいのでリズムはおろか鍵盤をたたくことさえ難しいのではないかと考えておりました。でも、親が考える心配や不安は子供の様子を見ていくうちにきえていきました。姉の日々の練習を聴いているせいか、すっかりリズム感はあり練習を重ねれば重ねるほど理解し、できるようになっていきました。
最初はピアノの前に座ることすらできなかったのに、きちんと音を聴いて自分で弾く鍵盤を探して、リズムを感じて弾くことができるようになっていったのです。しかも想像していたより早く...。
子供の可能性は、無限大だと改めて昨日のステージに参加して感じました。「小さいから...」「まだまだ無理...」...と決めつけてしまうことで、親が子供の可能性を無意識のまま潰してしまっているのではないでしょうか?
今回このような機会をいただけて、そのことに気づくことができました。本人も出来るようになったことを、たくさんの人の前で披露し聴いてもらえる喜び、ピアノを弾く楽しさを感じられたようです。
アドバイザーの先生方に講評をいただいて、たくさん褒めていただき成功体験として本人の自信にもつながりますし、楽しい雰囲気の中でピアノを弾けたことによりこれからもピアノを続けたいという気持ちが強くなったようです。
何より連弾ということもあり、本番も本番までも楽しくピアノを弾くことができました。これからもピアノ=楽しいという気持ちを原点において続けてほしいと思います。
(保護者のお話 ※3歳)
ステージの後に参加したリトミック、とても楽しかったようです。音に合わせて体を動かしたり歌ったり...とても充実した時間を過ごさせていただきました。
(保護者のお話)
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- グループ発表やご家族の参加に感激しました。ミッフィーちゃんのお散歩の様子が、とても鮮やかに表現されていて子供達の力に感動しました。
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- ご家族参加は、かけがえのない思い出になり、今後のレッスンに向けて原動力になったのでは、と感じました。
(保護者のお話 ※3歳)
ピアノを始めて一か月。短い時間と言えども大きなホールで演奏する事。息子はどんな気持ちで当日を迎えるんでしょうか!?と内心、心配していましたが、意外にも姉と母親と一緒に演奏出来ることを楽しみにしている様子でした。
会場に向かう道すがらでも、今日は皆で決めたい!!と自分の気持ちを口にしていました。
四つ上の姉のピアノレッスンについて行ったり、コンクール前には激励の言葉を送ったりと、自分は習ってなくとも、何となく色んなピアノイメージが出来ていたのは息子にとってラッキーなスタートだったと思います。
当日は気持ち良く弾けたようで終わってからも機嫌良く、まさに「わくわくステージ」でした。私も子供達に便乗して再び弾く機会をいただき、とっても楽しかったです!!出来たらいつか、子供達と一緒に色々な曲にチャレンジして楽しめたら...!!という一つの夢も持てました。
また同世代のお友達の演奏や歌などを、間近に聴く事が出来たのも等身大で楽しめたようです。思いがけず親子で音楽に包まれた良い一日を過ごす事が出来ました。この経験に感謝致します。ありがとうございます。
(保護者のお話 ※家族4人でファミリーアンサンブル)
舞台で演奏するのは、たいへん緊張しましたが、家族皆で演奏出来たことは、良い思い出になりました。先生のお宅での練習も新鮮な体験でした。本来主役は娘ですが、弟も親も一緒に音楽を楽しませて頂いたコンサートでした。娘は、またステップに参加したいという目標ができました。有難うございました。(ステップ初参加、弟さんウッドブロック初体験)
(保護者のお話 ※6歳)
3~4才児の子供はとても敏感に体で音楽を感じている時期なので家族や友人と楽しくアンサンブルをするのは子供にとってとても嬉しい事だと思います。身体がくっついている方がママのそばで嬉しいと親を逆に喜ばせてくれるような事を言って連弾に参加しました。
「また連弾して<遊ぼう>」子供からのこの言葉は嬉しかったです。アンサンブルをして子供達の心も成長していってくれると良いなと思っています。
(指導者のお話 ※3~8歳のチームで参加)
わくわくステージでは、3歳の生徒を出させていただきました。今回はいつも仲良くしているレッスン仲間のお友達やお姉ちゃんにも協力してもらい、3~8歳まで総勢6名による音楽劇仕立てのアンサンブルに挑戦しました。
曲目は、普段のレッスンで使っている「ミッフィーのぴあの絵本」のテキスト曲と、お兄さんお姉さんが今練習しているピティナのコンクール曲を組み合わせてみました。オリジナルストーリーを作成し、ナレーションを加えることにより、曲に対するイマジネーションが膨らみ、表現力がついたように思います。
またソロ曲だけでなく連弾曲も加えることにより、1人で弾く不安が消え、いつの間にか2人で弾く楽しさと相手の音楽を聴く大切さも感じることができたようで、とても良い経験になったと思います。
何より「みんなでひとつの音楽を作り上げステージに立つ」という大きな目標ができたおかげで、3歳の生徒だけでなくすべての生徒に団結力と忍耐力、そして音楽を学ぶマナーについて考えられるようになりました。椅子に座ることも大変だった生徒がじっとお友達の演奏を聴けるようになったり、ちょっぴり悪ふざけしてお友達やお姉さんに注意されたり...保護者や指導者から少し離れた所で少しずつ成長も感じられ、私自身も大変勉強になりました。
今年の4月からピアノをはじめた3歳児がステージに立つ...。はじめは不安もありましたが、演奏が終わった後の充実した笑顔をみて、ステージを経験させていただけて本当に良かったと思いました。ありがとうございました。