アドバイザーは手で語る vol.3 ルイ・レーリンク先生

2008/02/05 | コメント(0)  | トラックバック(0)  | 

「アドバイザーは手で語る」第3回はルイ・レーリンク先生です。オランダ生まれの「ルイさん」は穏やかな人柄、音楽への強い愛情と、そのユニークなキャラクターで人気が集まっています。


louis1.jpg ルイ・レーリンク先生
ピアニスト。洗足学園音楽大学、洗足大学高等学校音楽科非常勤講師。
ムジカ・フマーナピアノスクール主宰。当協会正会員」




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_ まず、ピティナ、そしてステップとの関わりについて教えてください。

日本にきて11年、12年目になるのかな。子供のころコンクールにはあまり出ていなかったけども、ピティナのことは、コンクールのことで知りました。直接の関わりはホームページでの連載を始めたところからです。連載(「ルイのピアノ生活」)は2年半続いていますね。ところで、私はあまりコンクールがあまり好きではない。人を比較してその人が上手だとか、他の人よりも低いとか決めるのは好きではないです。そもそもスポーツとかも含めて、勝負ごとが好きではない。もちろん私がそうだというだけで、そういうことが好きな人もいるとは知っています。それはそれでいいと思う。ただ、自分には合わないんです。そして、音楽は競争のために書かれているとは思わないですね。でも、コンクールが好きではないからそれを見ないようにするということはないです。自分の生徒でもコンクールに出る人はいますし、実際審査をすることもあります。
でもやはり、きれいにミスなく弾けることより音楽が楽しいことを伝えたいです。その点ステップはとても良いものだと思います。もう少し、アドバイザーと参加者の交流の時間などがより多くほしいと思うことがありますし、自分でもステーション(表参道ステーション。2006年、2007年の2回開催)をやっていて、少しずつ勉強してより良い会を作りたいですが、ステップそのものはとても立派な企画だと思います。

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_ ルイさんにとってステップ会場でのコンサートとはどのようなもの?

結構大変です(笑)。アドバイザーをしていると、休憩時間などに他の先生方から「楽しみにしていますよ」と声をかけられます。まずそこでちょっとプレッシャーがかかりますね。その先生方は、トークコンサートの時にはアドバイザー席に座っているわけです。なにか審査されるような気分ですね。変な緊張をしますよ。でも、それは参加している方の気持ちがわかるということでもありますから、貴重な経験でもあります。他の先生方にもコンサート、お勧めしたいです。

_ ルイさんにとって演奏とは?演奏のときに気をつけていることとは?
ちょっと変な言葉かもしれないですけども、「裸になる」ことかな。やっぱり弾くということは「裸になる」ことと思うのですね。自分の心を開いて、いいところも悪いところも見せてしまうのです。あまりかっこつけて弾くのは好きではない。「自分は上手だよ」というような気持ちで演奏するのではなく、自分と聴いている人が一体になることを目指して、オープンになれればいいと思う。コンサートなどに行っても、完璧に弾いているとか、ミスが無いだけだと「凄い」で止まってしまうのですが、その人の辛い思いとか悲しみなんかも含めて素直に出ていると感動します。自分が演奏するときもそれを目指すようにしていますね。

_ ありがとうございました。

今後の予定
レクチャー&公開レッスン(予定)
■ 3月20日(祝・木)
■ ユーロピアノショールーム
■ 問合せ:ユーロピアノショールーム
 TEL:03-3305-1211
ピアノ弾比べトークコンサート
■5月17日(土)14:00 -
■ 宮地楽器小金井店ホール
■ 問合せ:TEL:042-385-5585

●ルイ・レーリンク先生の連載「ルイのピアノ生活」はこちら

「アドバイザーは手で語る」 連載
vol.1 國谷 尊之先生 vol.2今野早苗&菅生晴美先生