酒井 直隆先生
ピアノを小薗井弘子、児玉邦夫に、作曲を戸塚克郎に師事。1979年、山形大学医学部卒業。医学博士。米国メイヨー・クリニック研究員、横浜市立大学医学部講師を経て、現在、横浜市立大学医学部整形外科客員教授、宇都宮大学工学部教授、洗足音楽大学客員教授、京都市立芸術大学講師。
医学・工学・芸術の三分野が連携する超複合領域を提唱し、横浜市立大学医学部附属病院整形外科外来で20年前より音楽家専門外来を開いて診療を続けている。2003年にヨーロッパ音楽家医学会で招待講演、2004年に日本演奏家医学シンポジウムを主宰、ハノーバー音楽演劇大学でも講演。
国際手の外科学会委員、日本手の外科学会・日本リウマチ学会・日本整形外科スポーツ医学会・日本運動器リハビリテーション学会・東日本整形災害外科学会等評議員。日本機械学会バイオエンジニアリング部門運営委員。日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会・日本リウマチ学会・日本手の外科学会専門医、日本医師会認定産業医。
セミナー企画内容例

手の痛みとピアノ奏法

ピアニストの手の痛みの原因は何か?予防法は?演奏で気をつけるべきことは?ショパンやリストはどんな手をしていたのか?理想的なピアニストの手は?  ムジカノーヴァ連載「ピアニストの手」の筆者が、これからのピアノ教育に必要な、医学知識をわかりやすく解説すると同時に、生徒の手の痛みから始まったピアノ奏法理論の歴史を概観します。