中井 正子先生
東京芸術大学附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。第3課程(研究科)を経てジュネーヴ国際音楽コンクール第3位、ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。パリ、リヨン、ワルシャワ等でのリサイタルの他、国内でも都響、新日フィル等を初め多数のオーケストラと共演や日本人として初めてのドビュッシー全曲演奏会他、ラヴェル全曲シリーズやショパン、シューマンのリサイタル・シリーズを開催し、高い評価を受ける。2003~2008年にドビュッシー・プロジェクト(全曲演奏・朝日新聞社主催、全曲CD録音・ALM Records、全曲実用版楽譜校訂・(株)ショパン)を行う。2009年よりラヴェル・プロジェクト(全曲レクチャーコンサート・カワイ表参道主催、全曲CD録音・ALM Records、全曲実用版楽譜校訂・(株)ショパン)を開始。近年数回に渡り行われているフランスでのリサイタルでは毎回高評を得ている。CDでは他にスクリャービン作品集(Fontec)、楽譜校訂ではバッハ「インヴェンション」「シンフォニア」、ショパン名曲選集26(ショパン刊)、ハノン(音楽之友社刊)がある。コンサート活動の傍ら東京芸術大学ピアノ科にて後進の指導も行う。
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セミナー企画内容例

ドビュッシーのピアノ曲指導法〜「子供の領分」〜

2003年より「ドビュッシー・プロジェクト」を組み、ドビュッシー作品の全曲演奏とCD録音、楽譜校訂を行っている中井正子先生。今回は「子どもの領分」を中心に、ドビュッシーピアノ曲指導法についてレクチャーしていただきます。