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    <title>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門レポート</title>
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    <updated>2009-02-23T09:33:08Z</updated>
    
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    <title>現地レポート終了、全ての出場者の前途を祈りつつ</title>
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    <published>2007-10-31T09:22:36Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:33:08Z</updated>

    <summary>田村君や入賞者の新しい情報を随時追加することはあるかと思いますが、ひとまず10月...</summary>
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        <![CDATA[<p>田村君や入賞者の新しい情報を随時追加することはあるかと思いますが、ひとまず10月19日からお届けした、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門2007の、パリからの現地レポートを終了します。田村響さん、入賞者の皆さん、そして今回の全てのコンテスタントの前途に、素晴らしい音楽が広がっていることを祈りつつ...。</p>

<p><b><br />
「たとえ今死んでしまっても後悔しない。そんな音楽、そんな芸術を、どのステージでも目指したい」（ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門2007第1位　田村響）</p>

<p>「音のない瞬間にさえ、ヒビキの腕の中には音楽が満ち溢れている。それが何よりも素晴らしいことだ」（審査員　ホアキン・ソリアーノ）<br />
</b></p>

<p><img alt="tamura1030.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamura1030.jpg" width="400" height="300" /></p>]]>
        
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    <title>表彰式、ガラコンサート開催</title>
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    <published>2007-10-31T00:57:56Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:54Z</updated>

    <summary>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門2007は、10月30日（火）、表彰式とガ...</summary>
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        <![CDATA[<p>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門2007は、10月30日（火）、表彰式とガラ・コンサートが行われ、全ての日程を終了しました。</p>

<p><img alt="tamuragotprize.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamuragotprize.jpg" width="300" height="225" /><br />
第1位の賞状を受け取る田村響さん<br />
1位のほかにも、ショパン、フォーレ、ラフマニノフの最優秀演奏者賞などが贈られました。今後、数え切れないほどの褒賞コンサートが待っています。</p>

<p><img alt="prizewinners.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/prizewinners.jpg" width="300" height="225" /><br />
入賞者の皆さん</p>

<p><img alt="gala2.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/gala2.jpg" width="400" height="300" /><br />
ファイナルと同じく、一音一音に全力投球の感動的なラフマニノフ</p>

<p><img alt="galaconcert.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/galaconcert.jpg" width="300" height="225" /><br />
鳴り止まない拍手とブラボー。パリの聴衆が田村君の今後の活躍にエールを贈りました。終演はなんと22時50分…。</p>

<p><img alt="tamuraaftergala.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamuraaftergala.jpg" width="200" height="267" /><br />
全てのスケジュールを終えた田村君。終演後、楽屋にて。<br />
昨日あたりからちょっと風邪気味だったらしいが、心から安堵した表情が印象的</p>]]>
        
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    <title>田村響さん、インタビュー（一夜明けて）</title>
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    <published>2007-10-29T20:39:58Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:34:43Z</updated>

    <summary>結果発表から一夜明けた29日（月）、お昼をご一緒しながら、田村さんに今のお気持ち...</summary>
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        <![CDATA[<p>結果発表から一夜明けた29日（月）、お昼をご一緒しながら、田村さんに今のお気持ちなどを伺いました。</p>

<p><img alt="tamura1029.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamura1029.jpg" width="200" height="267" /><br />
<b>まずは、改めて第1位おめでとうございます。今のお気持ちは？</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>実感が湧いていないのかもしれませんが、冷静に受け止めています。ただ、日本からもたくさんの友人・知人からメールや連絡が入り、それはとても嬉しいです。<br />
今朝起きて、一人、自分に言い聞かせたのは、「1位になったから頑張るんじゃなくて、これまでも自分は心の底から音楽に向かって頑張ってきたし、これからも変わらず行こう」ということです。人間なんで、頑張っていれば絶対良い方向に進んでいくはず。それを信じて努力を続けていこうという気持ちでいます。</p>

<p><b>今回のコンクールで一番満足している演奏は？</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>やはり最後のラフマニノフ（コンチェルト）でしょうか。ピティナの特級でも、園田高弘賞でも、いつもこの曲を弾いてきました。母とも電話で、「この曲に何か運命的なものがあるのかもしれないね」と話したところです。<br />
指揮者、オーケストラも、とても協力的でやりやすかったです。指揮者の方とは、特に音楽の波長がよく合うのを感じました。僕が何かコンタクトしたときに、淡々と音楽を進める方もいらっしゃるのですが、今回の指揮者の方はそれに反応して、さらに何かを返してくれるというタイプだったので、演奏していてすごく楽しかったです。</p>

<p><b>全体のプログラムを振り返るといかがでしたか？</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>フォーレと「O Bach」は新しい課題でしたが、それ以外は以前から弾いてきたものを組み合わせたので、音楽によく集中することができたように思います。どのラウンドもとても緊張しましたが、自分の音楽を出し切りました。<br />
ファイナルのソロを弾いた「サル・ガヴォー」は、とにかくドライで、お客様も近く、何か弾いていて違和感のある会場でした。逆に、コンチェルトの「サル・プレイエル」はとても素晴らしいホールで、好きでしたね。</p>

<p><b>各ラウンド、どんな気持ちで演奏されていたんですか？</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>「気負ってもしかたがない。見てる人は見てくれている。伝わる人には伝わっている」と信じて演奏しましたが、今回、発表後にとても嬉しいことがありました。それは、スペインのソリアーノ先生が、「あなたの演奏は、休符のときに素晴らしい音楽がある」と仰ってくださったことでした。それは、ある意味で、自分の目指してきたことでしたから。<br />
自分の音楽に、最後の瞬間まで、音のない瞬間まで聞き入ってもらう。自分の芸術に聴いている方を引き込む。そんな音楽ができればと思っていましたから、先生の言葉は感激でした。<br />
後は、よくソアレス先生がおっしゃっていたのですが、「頭を使って、賢く、よく考えて」ということですね。それぞれの作品が持つ意味と、絶妙な芸術的エネルギー。それを大切に弾こうと思っていました。そのエネルギーを色々感じるために、これからもたくさんの曲を勉強してみたいです。</p>

<p><b>話題は変わりますが、現在、音楽以外にはどんなことに興味をお持ちですか？</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>音楽以外では、心理学や哲学にとても興味があり、今も哲学的な本を色々読んでいます。<br />
15歳のときに、園田高弘賞コンクールで1位をいただいた後に、ソアレス先生が本をプレゼントしてくださったんです。それは、ちょっと哲学的な、精神に関わるような書物で、当時の自分にはまったく分からなかったんですが、その後、少しずつ興味がわいてきました。自分自身、すごく「弱い」人間だと思っているので、自分の精神をコントロールするにはどうしたらよいか、ということへの興味から、哲学、人生に関わるような精神的な本を読むのが好きになりました。</p>

<p><b>好きなピアニスト、尊敬するピアニストはいますか？</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>断然、クラウディオ・アラウ(1903-1991)ですね。アラウの音楽は、「生きてる！」という感じがします。生々しく、音楽があたたかく、呼吸しています。確かに、ヴィルトゥオーゾで鮮やかなピアニストはたくさんいて、そういう人たちに比べると、アラウの演奏は、重く、もさもさっとしているところはありますが、聞いていると心が落ち着くんです。<br />
「アラウとの対話」という本も読みましたが、その中でアラウは、音楽以外の要素、人生経験や色々なことへの興味や、そういったことが蓄積し、自然と音楽にも出てくるというようなことを語っていて、とても勉強になりました。僕は、アラウのそういった考え方や、特に晩年の音楽に非常に共感していて、もちろん真似してもしょうがないですが、そういう方向性は目指したいと思っています。</p>

<p>よく、「20歳でまだまだ若いんだから、もっと若々しい音楽をすればいいのでは？」と言っていただくことがあります。もちろんアドバイスとしてはありがたく伺いつつも、でも、「20歳」というのもただ一つの基準で長さを数えたものに過ぎなくて、同じ20歳でも精神的に幼い人もいれば成熟した人もいるし、見た目も同様に皆違いますよね。だから、年齢は関係ないと思うんです。<br />
「そういう演奏は、40代、50代になったらすればいいよ」とも言われますが、もし今死んでしまったら、それはできないわけです。今、僕はこういうスタイルの音楽をやりたいと思う気持ちを、未熟でも、一生懸命追求したいと思っています。</p>

<p><b>最後に、今の気持ちと、これからの抱負をお聞かせ下さい。</b></p>

<p><b>Ｔ：</b>少し前まで、自分らしい音楽を貫いてよいものか、しょっちゅう迷って不安な時期がありました。けれど、今、一歩一歩確実に歩んでいけば、それでいいんだ、と確信しています。音楽も、一音一音、丁寧に確実にたどっていけば、必ず最後の音までたどりつける、それと同じです。けれど、そのためには、常に音楽を大切にする気持ちを忘れないで、自分の精神をコントロールしなければなりません。少しずつでも良くなっていけるように、さらに勉強を続けていきたいです。</p>

<p>コンクール1位といっても、それは今回たまたま僕がいただいただけで、参加者が変わり、審査員が変われば、また違った結果だったでしょう。ただ、どのように条件が変わろうと、「自分の音楽」というものだけは変わらないわけです。ですから、今あることに感謝しつつ、常に自分自身を高めていくしかないんだろうなと思っています。そういう意味で、もちろんすごく嬉しいですが、今は自分を驚くほどクールに冷静に見ることができています。</p>

<p>「ロン・ティボー1位」という肩書きはお墓までは持っていけません。僕が死んだあとに残るのは、僕の精神、僕の芸術。ですから、これからも命がけで、自分の芸術を高めていきたいと思います。それを皆さんにもあたたかく見守っていただけたら、嬉しいです。</p>

<p><b>ありがとうございました。本当におめでとうございます。</b></p>]]>
        
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    <title>ガラ・コンサート、プログラム発表</title>
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    <published>2007-10-29T19:20:12Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:54Z</updated>

    <summary>10月30日（火）現地時間の19時30分より、サル・プレイエルにて、授与式および...</summary>
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        <![CDATA[<p>10月30日（火）現地時間の19時30分より、サル・プレイエルにて、授与式およびガラ・コンサートが行われます。ガラ・コンサートは、3位までがソロ、1・2位が協奏曲を披露します。プログラムが発表されました。</p>

<p>第6位　Tristan PFAFF （フランス）<br />
ドビュッシー：エチュード「対比的な響きのための」<br />
リッカルド・ピック・マンジャガーリ：Danse d’Olaf, 作品33</p>

<p>第5位　Antoine de Grole'e（フランス）<br />
BETSY JOLAS (1926) : O Bach<br />
ラヴェル：「クープランの墓」より「トッカータ」</p>

<p>第4位　Tae-Hyung KIM （韓国）<br />
サン・サーンス＝リスト＝ホロヴィッツ：死の舞踏</p>

<p>第3位　Sofya GULYAK （ロシア）<br />
リスト：ペトラルカのソネット第104番<br />
リスト：パガニーニによる大練習曲第3番「ラ・カンパネッラ」</p>

<p>休憩</p>

<p>第2位　Jun Hee KIM （韓国）<br />
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第4番ト長調　Op.58</p>

<p>第1位　Hibiki TAMURA （日本）<br />
ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18</p>

<p>※共演<br />
フランス国立管弦楽団、指揮：ALAIN ALTINOGLU</p>]]>
        
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    <title>特別賞の受賞者</title>
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    <published>2007-10-29T19:10:04Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門、最終結果と同時に、各種の特別賞も発表され...</summary>
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        <![CDATA[<p>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門、最終結果と同時に、各種の特別賞も発表されました。</p>

<p><br />
<b>モナコ・アルベール2世大公賞</b>（6100ユーロ）<br />
※リサイタルの最優秀者に贈られる<br />
Jun Hee KIM（17歳、韓国）</p>

<p><b>ピエール・ラクロワ財団賞</b>（3000ユーロ）<br />
※チャイコフスキーまたはラフマニノフの協奏曲の最優秀者に贈られる<br />
Hibiki TAMURA 田村響（20歳、日本）</p>

<p><b>セサム賞</b> （3000ユーロ）<br />
※現代作品課題「O Bach」の最優秀演奏者に贈られる<br />
Hibiki TAMURA 田村響（20歳、日本）</p>

<p><b>モーツァルト友の会賞</b> （3000ユーロ）<br />
※ファイナルのリサイタルでモーツァルトの最優秀演奏に贈られる<br />
Jun Hee KIM（17歳、韓国）</p>

<p><b>ジェルメーヌ・ムニエ賞</b> （3500ユーロとパリ・ショパン協会の演奏招待）<br />
※1次予選のショパンの最優秀演奏に贈られる<br />
Hibiki TAMURA 田村響（20歳、日本）</p>

<p><b>日本製紙グループ賞</b>　（3000ユーロ）<br />
※オリジナル・創造的なプログラムをリサイタルで披露した方に<br />
Jun Hee KIM（17歳、韓国）</p>

<p><b>マダム・ギャビー・パスキエ賞</b> （3000ユーロ）<br />
※ファイナルのリサイタルでフォーレの最優秀演奏に贈られる<br />
Hibiki TAMURA 田村響（20歳、日本）</p>

<p><b>パリ・コンセルヴァトワール賞</b><br />
Hibiki TAMURA 田村響（20歳、日本）</p>

<p><b>フランス国立管弦楽団賞</b><br />
Sofya GULYAK （27歳、ロシア）</p>]]>
        
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    <title>田村響さん、優勝インタビュービデオ＆受賞の瞬間</title>
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    <published>2007-10-28T23:58:57Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:40:55Z</updated>

    <summary>見事に第1位を獲得した田村響さんに、受賞直後に生の声を伺いました。まだ、何が起こ...</summary>
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        <![CDATA[<p>見事に第1位を獲得した田村響さんに、受賞直後に生の声を伺いました。まだ、何が起こったか、信じられない様子でしたが、喜びをかみしめていました。<br />
<img alt="tamurainterview2.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamurainterview2.jpg" width="200" height="150" /></p>

<p><a href="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamurainterview.wmv">田村響さんインタビュービデオを再生する</a>　(WMV 2分20秒)<br />
<a href="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/resultannounce.wmv">田村響さん優勝発表の瞬間</a>　(WMV 38秒)<br />
※アップロード側の回線環境が弱いため、低画質のビデオとさせていただいております。<br />
※当初のアップロード状況に不具合がありました。映像が途中で止まってしまった方は、ページを「更新」して再度再生をお試し下さい。</p>]]>
        
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    <title>ファイナリスト、結果発表の表情</title>
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    <published>2007-10-28T23:54:38Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary> ファイナリスト最年少の17歳ながら、第2位入賞のJun Hee KIMさん。 ...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="junheekim.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/junheekim.jpg" width="200" height="267" /><br />
ファイナリスト最年少の17歳ながら、第2位入賞のJun Hee KIMさん。<br />
「驚いています。信じられないですが、とても嬉しいです。素晴らしい経験になりました」</p>

<p><img alt="taehyungkim.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/taehyungkim.jpg" width="200" height="150" /><br />
浜松に続き、第4位に入賞したTae-Hyung KIMさん。発表後、ペトロフ先生にアドバイスを受ける。コンクール直後、11月3日には、日本で、横浜市招待披露演奏会に招かれて演奏する。</p>

<p><img alt="groleeresult.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/groleeresult.jpg" width="200" height="267" /><br />
「とにかくほっとしたよ」と語る、地元フランス、第5位入賞のAntoine de GROLEEさん。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>審査員の先生方に聞く　-田村響さんの優勝を受けて</title>
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    <published>2007-10-28T23:51:46Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary>田村響さんのロン・ティボー国際コンクールピアノ部門優勝の印象を、審査員の先生方に...</summary>
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        <![CDATA[<p>田村響さんのロン・ティボー国際コンクールピアノ部門優勝の印象を、審査員の先生方に伺いました。</p>

<p><img alt="tamuraannounce.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamuraannounce.jpg" width="200" height="267" /><br />
発表直後、少し照れたような表情で。</p>

<p>アルド・チッコリーニ先生（審査員長、イタリア）<br />
「彼は本当に素晴らしかったですね。見事なテクニック、素晴らしい音色、そして何より音楽性が高く、音楽があふれ出てきます。将来が本当に楽しみなピアニストです。」<br />
<img alt="ciccolini.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/ciccolini.jpg" width="200" height="267" /></p>

<p>ホアキン・ソリアーノ先生（スペイン）<br />
「ヒビキは素晴らしい。彼の演奏には、音楽の全てがあります。個性、知性、何より、音楽に取り組む意味が音に満ちています。弾いていない瞬間（休符など）に、彼の腕の中には音楽が広がっているでしょう？それが何より素晴らしい。全てのラウンドで、私は彼の演奏が大好きでした。」</p>

<p>ニコライ・ペトロフ先生（ロシア）<br />
「1位の田村、2位のKIM、この二人は本当に素晴らしい、祝福されるべき才能でした。おめでとう、と言いたい」</p>

<p><img alt="clidatamura.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/clidatamura.jpg" width="300" height="225" /><br />
審査員長のアルド・チッコリーニ先生（中央）、フランスの副審査員長フランス・クリダ先生の祝福を受ける</p>

<p><img alt="tamura_ebipennetier.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamura_ebipennetier.jpg" width="300" height="225" /><br />
日本からの審査員・海老彰子先生、フランスの副審査員長ジャン＝クロード・ペヌティエ先生に祝福されて</p>]]>
        
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    <title>ファイナル（協奏曲）、演奏レポート</title>
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    <published>2007-10-28T23:09:13Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary>ファイナル2日目は協奏曲。パリの名門、サル・プレイエルで、6名がAlain Al...</summary>
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        <category term="02コンクールレポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/">
        <![CDATA[<p>ファイナル2日目は協奏曲。パリの名門、サル・プレイエルで、6名がAlain Altinoglu指揮フランス国立管弦楽団と共演しました。<br />
<img alt="sallepleyel.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/sallepleyel.jpg" width="200" height="267" /><br />
会場のサル・プレイエル</p>

<p>●14時</p>

<p>(11)Antoine de GROLEE (23歳、フランス）<br />
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58<br />
<img alt="groleeconcerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/groleeconcerto.jpg" width="300" height="225" /><br />
最初に登場は、フランス期待のGROLEEさん。<br />
クリアで粒立ちの良い音で、細部への表情付けも十分に盛り込みながら、オーケストラの中に「量」でなく「質」で音を刻んでいきます。ベートーヴェンとしては、もう少し雄弁な箇所もあってもよいかもしれませんが、細かなニュアンスまで大切にされた、玄人好みの味わいのある演奏に仕上げてきました。</p>

<p><br />
(14)Tae-Hyung KIM (22歳、韓国）<br />
チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23<br />
<img alt="taehyungconcerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/taehyungconcerto.jpg" width="300" height="225" /><br />
すでにステージ姿も堂に入ったTae-Hyung KIMさんは、輝きのあるダイナミックな音で、豪華なサウンドをふんだんに用いたチャイコフスキー。ただ、高音域がやや硬くなる音質が、音楽を単調で直線的にしてしまう瞬間があり、惜しいところです。終楽章の見事な技巧で多くのブラボーを浴びました。</p>

<p><br />
(16)Jun Hee KIM (17歳、韓国）<br />
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58<br />
<img alt="junheeconcerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/junheeconcerto.jpg" width="300" height="225" /><br />
ファイナリスト最年少のJun Hee KIMさん。<br />
ベートーヴェンの4番という内容のある作品を説得力をもって展開するには、まだ持っている音楽の素材が少なすぎる印象で、音楽を前進させ、変化させ、構成を成立させていくためにはどのような要素が必要か、考えが及んでいない様子が随所に見受けられます。けれど、高音域に見せる思い切ったクリアな音色は、他のコンテスタントにない独自のもので、大いに可能性を感じさせました。</p>

<p><br />
●18時</p>

<p>(18)Tristan PFAFF (22歳、フランス）<br />
ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18<br />
<img alt="pfaffconcerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/pfaffconcerto.jpg" width="300" height="225" /><br />
フランスのPFAFFさん以降、夜の部は3名ともラフマニノフの2番という、オーケストラの皆さんにとってもハードな内容。<br />
PFAFFさんは、輪郭の美しい粒立ちの良い音で積極的に音楽を引っ張るのですが、ところどころアンサンブル的な点、テクニック的な点で、致命的とも言えるミスをしてしまい、この作品を手中におさめていない弱さを露呈してしまいました。繊細で芸術家肌の感性が、コンクール全体を通じて、良いほう、悪いほうそれぞれに、大きく揺れ動きました。</p>

<p><br />
(24)Hibiki TAMURA 田村響 (20歳、日本）<br />
ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18<br />
<img alt="tamurahibikiconcerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamurahibikiconcerto.jpg" width="300" height="225" /><br />
日本から唯一のファイナリスト、田村響さん。ラフマニノフは、日本でもオーケストラと何度も合わせていることもあり、ソロよりもむしろ落ち着いた表情です。<br />
ピアノパートの細部への的確な気配りを忘れずにいながらも、基本的には大きな音楽の流れをオーケストラと「一緒に」追い求め、アンサンブル能力の高さを示します。第2楽章では、弱音を意識的に配分し、立体感のある音楽に仕上げていきます。テクニックのキレも素晴らしく、音の向こう側に作曲家の人生や演奏家の人間性までも感じさせ、地の底から湧き上がるような大きな拍手とブラボーを浴びました。</p>

<p><br />
(25)Sofya GULYAK (ロシア、27歳）<br />
ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18<br />
<img alt="gulyakconcerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/gulyakconcerto.jpg" width="300" height="225" /><br />
フランスでも大人気のGULYAKさんが、ロン・ティボーの最後を締めくくります。<br />
かなり粘るタイプの指揮者にもよく付き、アンサンブルの基本を踏まえながら、その中で田村君のようにオーケストラに寄り添うのではなく、自分の型をも押し出してくるタイプのピアニスト。細かい部分の意味性よりも、個々のフレーズやフレーズ間の関係性を捉えながら、より大きな流れで聞かせていく手腕は、スケールが大きく、まさにラフマニノフにぴったりです。終楽章では、技巧と合わせにやや危ない点を露呈したものの、コンクールの最後をダイナミックな和音で締めくくり、悲鳴にも似た盛大なブラボーがとびました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>【速報】最終結果発表、田村響さんが優勝！</title>
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    <published>2007-10-28T21:26:00Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門は、28日（日）、ファイナルのすべての演奏...</summary>
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        <category term="01コンクール結果" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門は、28日（日）、ファイナルのすべての演奏を終了し、最終順位が発表されました。</p>

<p>第1位　(24)Hibiki TAMURA 田村響（20歳、日本）<br />
第2位　(16)Jun Hee KIM (17歳、韓国）<br />
第3位　(25)Sofya GULYAK （27歳、ロシア）<br />
第4位　(14)Tae-Hyung KIM (22歳、韓国）<br />
第5位　(11)Antoine de Grolee（23歳、フランス）<br />
第6位　(18)Tristan PFAFF （22歳、フランス）</p>

<p><img alt="tamura_concerto.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamura_concerto.jpg" width="450" height="338" /><br />
<img alt="tamura_concerto02.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamura_concerto02.jpg" width="200" height="267" /></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ファイナリストの声（1日目）</title>
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    <published>2007-10-27T22:06:13Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary>今日は、明日に協奏曲を控えており、2名ずつの演奏だったために奇数番号の演奏者はそ...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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        <category term="03コンテスタント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/">
        <![CDATA[<p>今日は、明日に協奏曲を控えており、2名ずつの演奏だったために奇数番号の演奏者はそのまま帰ってしまったようで、なかなかコンテスタントにはお目にかかれませんでしたが、ロビーに出てきたお二人にコメントをいただきました。</p>

<p><img alt="taehyungaftersolo.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/taehyungaftersolo.jpg" width="200" height="267" /><br />
キム・テヒョンさん（韓国）<br />
「（今日の演奏の出来は）まあまあですね。最初から、とにかくピアノが重いのに驚きました。徐々に慣れてきたので、後半は本来のテンポよりどの曲も若干遅めにして、じっくりと音を出せるように調整しました。」</p>

<p><img alt="pfaffaftersolo.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/pfaffaftersolo.jpg" width="200" height="267" /><br />
Tristan PFAFFさん（フランス）<br />
「（今の気分は？の質問に）とにかく今は、明日のコンチェルトのことで頭がいっぱいですので、そちらに気持ちを向けて頑張るだけです」</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ファイナル（ソロ）の演奏</title>
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    <published>2007-10-27T22:01:54Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary>ソロリサイタルでは、6人がそれぞれに魅力ある演奏を披露し、会場から大きな拍手を浴...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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        <category term="02コンクールレポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/">
        <![CDATA[<p>ソロリサイタルでは、6人がそれぞれに魅力ある演奏を披露し、会場から大きな拍手を浴びていました。</p>

<p>●14時</p>

<p>(11)Antoine de GROLEE (23歳、フランス）<br />
モーツァルト：ロンド イ短調K.511<br />
ショパン：バラード第3番変イ長調Op.47<br />
フォーレ：主題と変奏 Op.73<br />
B.Jolas：O Bach<br />
ベートーヴェン：ピアノソナタ第28番イ長調Op.101<br />
<img alt="groleesolo01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/groleesolo01.jpg" width="300" height="225" /><br />
最初に登場は、地元フランスのGROLEEさん。パリ国立高等音楽院のブルーノ・リグット先生門下だそうです。<br />
1次予選から一貫して、各作品の性格をよく捉え、そこにどう自分の個性を盛り込むか、よく心得ているピアニスト。精神と肉体をバランスよくコントロールし、音楽全体のペース配分が入念に練られています。<br />
フォーレの淡い情感、mp-pの音量の計画的な配置、まろやかながらよく響く音。ベートーヴェンのフレーズの彫りの深さ、様式を崩さない最大限の範囲での積極的な個性の表出、左手の見事なニュアンス。トップバッターを務めるに十分の知的な演奏に仕上がっていました。</p>

<p><br />
(14)Tae-Hyung KIM (22歳、韓国）<br />
モーツァルト：ソナタ 変ロ長調　K.570<br />
リスト：巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」<br />
B.Jolas：O Bach<br />
フォーレ：ノクターン第6番変ニ長調Op.63<br />
プロコフィエフ：ピアノソナタ第7番変ロ長調Op.83<br />
<img alt="taehyungsolo01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/taehyungsolo01.jpg" width="300" height="225" /><br />
浜コン３位のキム・テヒョンの登場。<br />
モーツァルトから、コクのある美しい音で、深みと幅を感じさせますが、好調時に高音域に見せる、ハッとするような繊細な美しさが出きらない印象。続く「エステ荘」でも、本来のテヒョンの輝きのある処理を知っていると、それが調子の悪さなのかピアノのコンディションなのか、心配になるところです。とはいえ、安定的に技巧・解釈が成立しており、見通しの良いオーソドックスな音楽の魅力を崩さないところはさすがです。プロコフィエフのコーダの見事さに、盛大なブラボーが飛びました。</p>

<p><br />
●17時</p>

<p>(16)Jun Hee KIM (17歳、韓国）<br />
モーツァルト：ソナタ ニ長調 K.311<br />
フォーレ：バルカローレ第1番イ短調Op.26<br />
B.Jolas：O Bach<br />
ラフマニノフ：コレルリの主題による変奏曲　Op.42<br />
ラヴェル：ラ・ヴァルス<br />
<img alt="leesolo01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/leesolo01.jpg" width="300" height="225" /><br />
ファイナリスト最年少、17歳のJun Hee KIMの登場。<br />
モーツァルト、フォーレとも、くっきりとした粒立ちの良い音ではっきりと音楽を刻んでいき、響きの処理も極めてクリアなのですが、音楽を自分のものにしきれておらず、つまらないミスも散見されてしまいます。ラフマニノフでも、硬質な音色と対照的に配置する柔らかい音色を持っていないために、「押す」だけの音楽で、変奏曲の意味合いがぼやけてしまいます。ただ、最後のラ・ヴァルスでは、素晴らしくクリアに処理できる技術と耳を持ち合わせていることを示し、ダイナミックに締めくくりました。将来が楽しみな17歳です。</p>

<p><br />
(18)Tristan PFAFF (22歳、フランス）<br />
B.Jolas：O Bach<br />
モーツァルト：「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲ハ長調K.265（キラキラ星変奏曲）<br />
フォーレ：ノクターン第1番変ホ短調Op.33-1<br />
プロコフィエフ：ピアノソナタ第8番変ロ長調Op.84<br />
<img alt="pfaffsolo01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/pfaffsolo01.jpg" width="300" height="225" /><br />
地元フランスから、Tristan PFAFFの登場。<br />
この人は、1次予選の出来がいまいちだった印象から入りましたが、セミファイナルのラヴェル「ソナチネ」の名演といい、今日のファイナルといい、尻上がりに調子を上げてきました。<br />
知性と芸術的感性のバランスが高いレベルで取れているピアニストで、モーツァルトの有名な変奏曲でさえ、主題提示の繊細さだけで、引き込まれるものを持っています。ガラス細工のような透明な輝きのある細くて美しい音で、各変奏のニュアンスを自在に付けてチャーミングなモーツァルトを描くと、次のフォーレでは、冒頭から凄まじい美しさの音を出し、少し弾き崩した即興的な運びも好ましく感じられます。プロコフィエフでも、轟音をひけらかすわけではないのですが、美しさ・切なさ・儚さ・豊かさ、様々なニュアンスを実際に音によって複雑に絡み合わせて示すことができる素晴らしい才能を披露しました。</p>

<p><br />
●20時</p>

<p>(24)Hibiki TAMURA 田村響 (20歳、日本）<br />
モーツァルト：ソナタ イ短調 K.310<br />
フォーレ：主題と変奏 Op.73<br />
B.Jolas：O Bach<br />
シュトラウス＝ゴドフスキー：「こうもり」による演奏会用パラフレーズ<br />
<img alt="tamurasolo01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamurasolo01.jpg" width="300" height="225" /><br />
日本から唯一のファイナリスト、田村響さん。<br />
硬い表情で登場しましたが、自分の持てる力を全て出し切ろうという決意が感じられます。モーツァルトは、ゆっくりとしたテンポで、鍵盤に一音一音を刻み込んでいくような演奏。楽譜にある細かいスラーや強弱のニュアンスも、左右ともに極めて丁寧になぞっていき、楷書体の誠実なモーツァルトに仕上げます。音楽の停滞を感じさせるほどのテンポで犠牲を払いながら、深遠な音色で、「こうありたい」という確固たる意志の感じられる音楽を提示します。<br />
続くフォーレは、宗教作品のような出色の仕上がり。ハーモニーの変化に対応する色彩感の調整が見事で、光が差し込んでくるような高音のピアニッシモは感動的なほど。<br />
驚かせたのが、現代作品課題「O Bach」での深い読みと理解、そしてイマジネーション。音楽がその場に生まれている、と感じさせるに十分でした。<br />
最後は得意のシュトラウス＝ゴドフスキー。スピード感あふれる超絶のトランスクリプションさえ、一音一音を誠実に扱ってしまう田村君らしい演奏。もっとはじけてもいいのに！とさえ感じさせるのですが、トランスクリプションにさえ真正面から向き合って芸術に敬意を払う彼の音楽観は、20歳とは思えないものです。<br />
テンポ、音楽構成、自分の見せ方、評価の分かれる要素を数多く持つ演奏でしたが、日本で田村君の健闘を祈っている皆さんには、ひとまず彼が、ハプニングなく彼らしい音楽をパリの聴衆に披露したことをお知らせしたいと思います。<br />
<img alt="tamurasolo02.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/tamurasolo02.jpg" width="200" height="267" /></p>

<p><br />
(25)Sofya GULYAK (ロシア、27歳）<br />
B.Jolas：O Bach<br />
モーツァルト：ロンド イ短調 K.511<br />
リスト：超絶技巧練習曲第12番変ロ短調「雪かき」<br />
ラフマニノフ：コレルリの主題による変奏曲　Op.42<br />
フォーレ：ノクターン第4番変ホ長調 Op.36<br />
スクリャービン：ピアノソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30<br />
<img alt="gulyaksolo01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/gulyaksolo01.jpg" width="300" height="225" /><br />
最後は、フランスにもファンの多い、コンクール上位常連のGULYAKさん。<br />
音楽が高まると細部が粗くなるのですが、GULYAKさんの美点は、なんといっても豊かな響をもったその音色。モーツァルトのロンドの右手、ラフマニノフの主題提示、フォーレの中音域、すべてに、ふくよかでよく伸びる、やさしく柔らかな音色をふんだんに織り交ぜます。演奏順も、緩急を付け、技巧的なアピールと叙情的な歌わせぶりを交互に配置し、どちらにも高い能力を持っていることを網羅的に印象付けました。<br />
気になるのは細部の粗さ、３段階通じての小品集的な選曲で、最大規模の作品（ベートーヴェンの後期や近現代の大ソナタ）の解釈能力が示されなかったことでしょうか。とはいえ、高い技巧、見事なステージ構成に、スタインディングオベーションと、今日初の３回目の呼び出しがかかり、大声援がGULYAKさんの演奏を称えていました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>審査員　セケイラ・コスタ先生（ポルトガル）</title>
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    <published>2007-10-27T21:24:27Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:53Z</updated>

    <summary> さすがにファイナルともなると、審査員へのコンタクトも厳しくなってきましたが、そ...</summary>
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        <category term="06審査員" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/">
        <![CDATA[<p><img alt="costa.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/costa.jpg" width="200" height="267" /><br />
さすがにファイナルともなると、審査員へのコンタクトも厳しくなってきましたが、そんななか控室から出てきて挨拶に応じてくださったのは、ポルトガルからの審査員、セケイラ・コスタ先生。<br />
すでに日本でもマスタークラスなどで何度もいらしており、6月にはチャイコフスキー国際コンクールの審査も務めていらっしゃいました。2008年3月の浜松国際ピアノアカデミーにも、講師で来日することが決まっていらっしゃいます。温和な印象の方でした。</p>]]>
        
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    <title>ファイナル1日目（ソロ）終了、客席の様子</title>
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    <published>2007-10-27T21:12:53Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:52Z</updated>

    <summary>27日の現地時間22時過ぎ、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門は、ファイナル...</summary>
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        <![CDATA[<p>27日の現地時間22時過ぎ、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門は、ファイナル1日目、6名のソロリサイタルをすべて終了しました。会場には多くの聴衆が詰めかけ、大きなハプニングもなく、無事に6名が全力を出し切りました。</p>

<p><img alt="gaveau.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/gaveau.jpg" width="300" height="225" /><br />
会場のサル・ガヴォー外観</p>

<p><img alt="finaljury01.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/finaljury01.jpg" width="300" height="225" /><br />
審査員席は2階バルコニー中央。中央が審査員長のアルド・チッコリーニ先生。</p>

<p><img alt="audiencefinal.jpg" src="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/images/audiencefinal.jpg" width="300" height="225" /><br />
さすがにファイナルだけあって、客席も大入り。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>いよいよファイナル開幕</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/2007/10/27_8055.html" />
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    <published>2007-10-27T08:44:26Z</published>
    <updated>2009-02-23T09:32:52Z</updated>

    <summary>いよいよまもなく、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門ファイナルが開幕します。...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.piano.or.jp/report/04ess/lt/">
        <![CDATA[<p>いよいよまもなく、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門ファイナルが開幕します。ファイナルは、27日、サル・ガヴォーでのソロリサイタル（60分以内、モーツァルト1曲、フォーレ1曲、現代課題「O Bach」を含む）と、28日、サル・プレイエルでの協奏曲との合計で競われます。</p>

<p><br />
●14時（日本時間：27日21時）</p>

<p>(11)Antoine de GROLEE (23歳、フランス）<br />
モーツァルト：ロンド イ短調K.511<br />
ベートーヴェン：ピアノソナタ第28番イ長調Op.101<br />
ショパン：バラード第3番変イ長調Op.47<br />
フォーレ：主題と変奏 Op.73<br />
B.Jolas：O Bach</p>

<p>(14)Tae-Hyung KIM (22歳、韓国）<br />
モーツァルト：ソナタ 変ロ長調　K.570<br />
フォーレ：ノクターン第6番変ニ長調Op.63<br />
B.Jolas：O Bach<br />
リスト：巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」<br />
プロコフィエフ：ピアノソナタ第7番変ロ長調Op.83</p>

<p>●17時（日本時間：28日0時）</p>

<p>(16)Jun Hee KIM (17歳、韓国）<br />
モーツァルト：ソナタ ニ長調 K.311<br />
フォーレ：バルカローレ第1番イ短調Op.26<br />
B.Jolas：O Bach<br />
ラフマニノフ：コレルリの主題による変奏曲　Op.42<br />
ラヴェル：ラ・ヴァルス</p>

<p>(18)Tristan PFAFF (22歳、フランス）<br />
B.Jolas：O Bach<br />
モーツァルト：「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲ハ長調K.265（キラキラ星変奏曲）<br />
フォーレ：ノクターン第1番変ホ短調Op.33-1<br />
プロコフィエフ：ピアノソナタ第8番変ロ長調Op.84</p>

<p>●20時（日本時間：28日3時）</p>

<p>(24)Hibiki TAMURA 田村響 (20歳、日本）<br />
モーツァルト：ソナタ イ短調 K.310<br />
フォーレ：主題と変奏 Op.73<br />
シュトラウス＝ゴドフスキー：「こうもり」による演奏会用パラフレーズ<br />
B.Jolas：O Bach</p>

<p>(25)Sofya GULYAK (ロシア、27歳）<br />
モーツァルト：ロンド イ短調 K.511<br />
B.Jolas：O Bach<br />
リスト：超絶技巧練習曲第12番変ロ短調「雪かき」<br />
フォーレ：ノクターン第4番変ホ長調 Op.36<br />
ラフマニノフ：コレルリの主題による変奏曲　Op.42<br />
スクリャービン：ピアノソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30</p>

<p>※Sofya GULYAKさんのコンチェルトは、プログラムではベートーヴェン4番になっていましたが、公式ホームページのスケジュールではラフマニノフ2番になっています。どちらを弾くかは、確認が取れませんが、何らか登録・印刷の誤りがあったようです。</p>]]>
        
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