ピティナには、夏のコンクール以外にも、複数のコンクールと提携をして、みなさんのピアノ学習の応援をしています。初心者コース、上級者コース、迂回コース、ファミリーコースと様々にあり、自分にあった道を選択して高みを目指すのは、さながら山登りといえましょう。
今回は、9月以降に開催するコンクールを紹介します。新しく提携したコンクールもあり、その数は年々増えています。皆さんの学習目的に応じて、ルート・コース選択してみませんか。
大きくリニューアル!全8エリアで開催。
ブルグミュラーコンクール(9月~2月)
日本のピアノレッスンで最もなじみの深い曲集である「ブルグミュラー25の練習曲」をはじめ、ブルグミュラーなど1曲で参加するコンクールです。地区大会からファイナルまでの期間が短く、集中して取り組むことが出来ます。
2016年は、札幌・東京・名古屋・大阪・中国・愛媛・福岡・沖縄の8エリアにて開催します。
地域の学習者のために!
岐阜ピアノコンクール(1月)
昨年の第3回より提携。小学生~一般までが対象、課題曲と自由曲で挑戦、一段階制のコンクールです。今回は、各部門の上位者への副賞として、関本昌平先生との共演コンサートに出演する権利が与えられます。
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寝屋川市アルカスピアノコンクール(10月)
平成23年にオープン、スタインウェイフルコン2台がある、アルカスホールで行われるコンクールです。部門はソロ・4手連弾・2台ピアノ。対象は未就学児~一般。予選・本選の2段階制です。
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ソナタ全楽章が弾ける、マスタークラス受講ができる
ソナタコンクール(10月~11月)
ピアノ学習において重要な音楽の「形式」を学び、より深い音楽知識とそこから導き出される豊かな表現を追求していくことを目的としたコンクールです。本選進出者は、ソナタ全楽章が弾ける、マスタークラスを受けることができるのも特徴です。
対象は小学4年~大学2年まで。遠方の方向けに、動画審査のコースもあります。
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提携コンクール 会員からの声♪
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竹内立子先生(茨城県つくば市)
「ピティナのコンペと違う季節に取り組むコンクールが選べるので重宝しています。特に、バッハコンクールは、バッハだけが課題曲になっているコンクールは他にはないので、バロックの学習に集中できるチャンスになります」
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長尾絵理奈先生(三重県鈴鹿市)
「入賞者コンサートがある『なごや青少年コンクール』のように、特徴のあるコンクールを複数組み合わせることで、片方でつまづいても片方で巻き返せる、と構えることができます。また、子供たちはステップで継続表彰されるのを楽しみに、ステージポイントをためているようです」
提携コンクール 主催者からの声♪
ブルグミュラーコンクール 実行委員長 渡部由記子先生
普段レッスンで弾いている曲が課題曲になっています。日常のレッスンの延長でステージに立てるため、先生も生徒も負担が少なく、まずはじめの一歩としてチャレンジしやすいコンクールです。
また、指導者自身もブルグミュラー練習曲は「なんとなく」弾いてきた曲であり、レッスンでも「なんとなく」指導できる曲ですが、掘り下げてみるととても奥が深く、たくさんのことが学べる教材です。指導者自身の勉強のためにも、是非活用してもらいたいです。
バッハコンクール実行委員長 石井なをみ先生
課題曲に取り組むことで、小さいうちから音楽の基礎である「ポリフォニー」を学ぶことができるコンクールです。バッハは初見で弾けないので「考えてから弾く」訓練ができます。演奏は課題曲1曲だけなので、部活動などで忙しい中学生・高校生もコンクール出場という目標をもってピアノに取り組めるので、結果的にピアノを辞めずに続けるきっかけになっています。
指導ガイドやセミナーなどで、指導者自身も勉強して頂けると思います。