上田泰史さん(ピティナ研究会員)が育志賞受賞

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2015/02/03
上田泰史さん

ピティナ研究会員で、ピアノ曲事典の副編集長である上田泰史さんが、日本学術振興会「育志賞」を受賞することになりました。

この賞は天皇陛下の御即位20年に当たって陛下から御下賜金を受け、優秀な大学院博士課程学生を顕彰することを目的として創設されたものです。平成26年度は候補者157名のなかから、受賞者18名が選ばれました。受賞式は3月4日、東京・上野の日本学士院で行われます。

同賞はあらゆる分野の研究者が対象で、音楽研究者の受賞は創設5年目にして初です。

上田さんは東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、音楽学修士課程を経て、博士後期課程に在籍中。2013年にはパリ第4大学音楽学修士号(Master2)を取得し、現在もパリを拠点に研究活動を続けています。

上田さんは長年、ピアノ音楽に関する研究を続けている傍ら、ピティナ・ピアノ曲事典の発展にも多大な貢献をしてきました。現在も、ピアノ曲事典の解説や「チェルニー30番再考」などの連載記事執筆を継続しています。

平成26年度受賞者の一覧
日本学術振興会 育志賞について
連載:チェルニー30番再考
連載:19世紀ピアニスト列伝
ピアノ曲事典 執筆項目一覧とプロフィール


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