野本由紀夫先生

正正会員の野本由紀夫先生が（玉川大学芸術学部・教授）（と田部京子先生[上野学園大学・教授]）が、「NHKスペシャル」に出演されます。
「震災に向き合う芸術」をテーマに制作された、社会派番組となっている。

東日本大震災の被災者たちに「希望のシンフォニー」「救済の交響曲」と呼ばれている曲がある。
佐村河内守（さむらごうち・まもる）作曲の交響曲第1番「HIROSHIMA」。
80分もの大曲である。
この2年間に全国各地で5回も演奏され、会場は号泣する人たちであふれ、10分以上のスタンディング・オベーションが続いている。
佐村河内氏は被爆2世として生まれ、偏頭痛の激しい発作に苦しめられ、14年前に両耳が完全に聞こえなくなった。
その彼が、震災地を訪ね、被災者・遺族との対話の中から命を削るようにして作曲したのが、ピアノ曲「レクイエム」である。初演のピアニストは、田部京子氏。
番組では、ニュースでも話題になったその初演（石巻市）と、そこに至るまでの苦闘の作曲過程、交響曲「HIROSHIMA」の東京初演に密着取材。
心を激しく揺さぶられる番組となっている。

ぜひご覧ください。

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