【情報】国際コンクールで学ぶ、最先端のピアノ教育

文字サイズ: |
2006/11/14

 最先端のピアノ教育を学ぶ場として、国際コンクールは絶好の機会である。国際音楽コンクール世界連盟(本部:スイス・ジュネーブ)に加盟している二つの国際コンクールが、今年~来年にかけて日本国内で開催。世界中から集まる有望若手ピアニストの競演で、会場はまさに興奮のるつぼとなる。
 ぜひ指導力研鑽、演奏力向上の機会として、ご活用頂きたい。

第6回浜松国際ピアノコンクール、ただ今開催中!

 前回2名のピティナ出身者(関本昌平さん・須藤梨菜さん)が入賞した浜松国際ピアノコンクールが、11月12日(日)より開催されている。ピティナ出身者はじめ、世界各国出場者94名の個性あふれる熱演が、ネットでも試聴できる。またコンクール会場からはリポートを連日更新中。参加者や指導者、聴衆の皆さん、審査員など、様々な声をお届けしている。ぜひ会場で、ネットでお楽しみ頂きたい。
 一次予選11月12日~16日、二次予選17日~19日、三次予選21日~22日、本選25日~26日。中日には、審査員によるマスタークラスやレクチャーコンサートが行われ、豊富な教育プログラムが用意されている。いずれも「一聴」の価値あり、だ。

仙台国際音楽コンクールの公開出場者オーディション、12月に開催へ

 2007年5月より開催予定の第3回仙台国際音楽コンクールに先立ち、仙台を含む世界6都市で出場者選考オーディションが実施される。ピアノ部門は、テープ審査で選ばれた113名が対象。うち仙台オーディションには29名が参加し、任意の協奏曲第1楽章をピアノ伴奏にて演奏する(演奏者名は非公開)。日時は12月18日(月)・19日(火)13時開演、会場は仙台市青年文化センター・コンサートホール。
 演奏は一般公開され、希望者には入場整理券が送付される(定員600名)。詳しくは、仙台市市民文化事業団コンクール推進課(022-727-1872)まで。

 同コンクールは協奏曲を課題とする世界的にも稀なコンクール。正会員の庄司美知子先生はじめ、地元の音楽関係者がプレイベントの企画に参画するなど、早くも盛り上がりを見せている。協奏曲のみならず、アンサンブルの重要性を学ぶ機会にもなりそうだ。


【GoogleAdsense】
ホーム > 協会概要 > ニュース > > 【情報】国際コンクー...