ピアノへの意識を高めるために

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2019/10/10 執筆:沢田菊江(評議員)

ピアノ指導者が、生徒にコンクール参加への声かけをされるのはどんな時でしょうか。

「そのコンクールでの入賞に相応する力が付いたと感じる時」でしょうか。もちろんそれもありますが、「ピアノへの意識を高めたい時」というのもありだと思います。
子供たちにとっては、弾いている曲がミスなく最後まで弾ければそれで「よし」となっていることが多いです。ところがコンクールとなると、それだけではなかなか入賞できません。音色、バランス、表現・・・様々な要素で演奏に差が生まれます。
会場で子供たちが「同じ楽器なのに出ている音が違う」「同じ曲なのに何だか素敵」など、同じ位の年齢の子供たちの演奏から何か感じるものがあれば、それは大きな収穫です。
「ピアノの面白さをもっと知って欲しいので出てみませんか?」と声をかけ、終わった後は賞の云々ではなく「どんなことを感じた?」と声をかけてあげて下さい。一つでも感じるものがあれば、その生徒はピアノの扉を大きく一つ開いたことになります。

全国でブルグミュラーコンクールも開催されています。このコンクールはコンクール初参加の方が多いのが特徴です。子供たちのピアノへの意識を変えることを目的に、参加の声かけをされてみるのはいかがでしょうか

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