「必要は発明の母」-現代の作曲家像

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2011/10/07

音楽作品は作曲された年代によって作曲技法や様式が変化します。ピティナでは今のところ、バロック・古典・ロマン・近現代という四期の分類を採用しています。「近代と現代を分けて五期にすべき」などという議論もありますが、現代では、ピアノ曲の作曲技法は概ね出尽くしているように思います。

歴代の技法をパレットから選ぶようにして、現代の人が望む音楽を作曲・編曲することは、たいへん意義深いことだと思います。「必要は発明の母」と言われる通り、作曲家が置かれた状況こそがオリジナリティの源泉です。たとえば、安倍美穂先生が編曲した『キンコンチャイム』は、生徒さんのピアノ(音楽)への興味をそそるために作られました。

コンポーザー=ピアノ指導者の安倍美穂先生がステーション代表となり、来年2月4日(土)に白井市文化会館でステップが行われます。作曲家自身から指導を受けることができる贅沢な企画も行われます。地元千葉県在住の方ばかりでなく、広域からのご参加もお勧めです。

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