ピティナは、音楽学校、ピアノ教室、楽器販売、調律等をつなぐ「ネットワーク」であろうとしていますので、それらの事業を直接手掛けることはありません。音大にはホールを貸して頂き、楽器店には支部の事務局を担って頂くなど、協力体制を築きながら、ピアノ教育や文化の振興を図っています。

ところが、調律師の方々には、個々のイベントなどで長年お世話になりつつも、組織だって、共同で何かをするということはありませんでした。

しかし、今年の８月に東京芸術劇場で行われる『祝ピアノ300年』のイベントでは、社団法人日本ピアノ調律師協会と協力して、コンサート企画とステップを行うことになりました。

ピアノ教室や、ピアノを所有している生徒さんには必ず調律師の方が出入りされています。今回のようなイベントもきっかけとしながら協力関係を強化し、ピティナの目的をより効果的に達成できればと願っています。