ツィメルマン

文字サイズ: |
2006/05/05

今日は、新宿文化センター大ホールでクリスチャン・ツィメルマン公開講座がありました。

録音技術の発展が、人々の音楽聴取の仕方を変化させ、それに伴って演奏家に求められる能力が変化してきていることなどたいへん興味深い内容でした。もしかするとクラシック音楽の演奏家が楽譜の表面に忠実に弾かなければならないのは、過去50年程度の一時的なことなのかもしれません。こういった知識を一つずつ積み上げていけば、もっと自由な発想でピアノ音楽業界の発展を展望できます。

なお、公開講座で1400人が集まったのは、ピティナ新記録です。来年の3月まで続く40周年記念事業に勢いをつけることができて嬉しく思いました。(せ)

【GoogleAdsense】