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スクリャービン(スクリアビン) :  4つの前奏曲
Scriabin, Alexander :  4 Preludes  Op.37

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 変ロ短調 b moll2分30秒 No Image
2 嬰ヘ短調 fis moll1分30秒 No Image
3 ロ長調 h moll2分00秒 No Image
4 ト短調 g moll1分00秒 No Image
出版情報 作曲年: 1903年  出版年: 1904年  初版出版地/出版社: Belaïev 

作品解説

2008年5月 執筆者: 齊藤 紀子
 《4つの前奏曲 作品31》と同じく、1903年にモスクワで作曲され、翌年に出版された。この時期のスクリャービンについては、作品31の項を参照されたい。

第1曲目 変ロ短調 8分の9拍子 メスト(悲しげに)
 この曲は、一時間もかからずに完成されたと伝えられている。メロディーの各フレーズの終わりで、同じ音を繰り返すところに哀愁を響かせる。幅広い音域を行きつ戻りつする左手の8分音符の動きでは、テヌートとルバートにより「メスト(悲しげに)」の表情が強調されている。

第2曲目 嬰へ短調 8分の9拍子 マエストーソ、フィエーロ(荘厳に、傍若無人に)
 この曲もまた、僅か1時間ほどで完成したと伝えられている。前の曲から打って変わって、打楽器的要素の強い曲となる。音域の高低を移動させながら厚みのある和音を次々と弾き続け、各和音の残響が重ねられていくような効果を生み出す。

第3曲目 ロ長調 4分の3拍子 アンダンテ
 マズルカを想起させる冒頭部分が、自由に変奏されていく。 …続きを読む
 同時期に作曲された楽曲
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